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たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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九話~一五話まで投稿

9月15日
今後についてのご報告を掲載。
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  1. 2037/03/16(月) 12:20:00|
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真・恋姫†無双 変革する外史。 目次


真・恋姫†無双 変革する外史。  目次


   前書き

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     六話    七話    八話    九話    十話
    十一話   十二話   十三話   十四話   十五話
    十六話   十七話   十八話   十九話   二十話
   二十一話  二十二話  二十三話  二十四話  二十五話
   二十六話  二十七話  二十八話  二十九話   三十話
   三十一話  三十二話  三十三話  三十四話  三十五話
   三十六話  三十七話  三十八話  三十九話   四十話
   四十一話  四十二話  四十三話  四十四話  四十五話
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   五十六話  五十七話  五十八話  五十九話   六十話
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   七十六話  七十七話  七十八話  七十九話   八十話
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   八十六話  八十七話  八十八話  八十九話  九十話
   九十一話  九十二話  九十三話  九十四話  九十五話
   九十六話  九十七話  九十八話  九十九話    百話

   オリジナルキャラクター紹介


※キャラクター紹介は、最新話の状況で書かれていますので、
 場合によってはネタバレになる可能性があります。
 そのことを了承してから見てください。
  1. 2037/03/13(金) 00:10:16|
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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。 目次

ネギま! 神様から頼まれたお仕事。 目次

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91話(完結)

後日談1

アーティファクト紹介

  1. 2037/03/10(火) 15:22:38|
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九十六話


洛陽




翌朝、今回は桂花の目覚めも良かったようで、
すぐに起きてくれたが、あいかわらず店に居る間は、私から離れようとしない。
仕事中には、厨房にやってきて、 『皿洗いくらい手伝いましょうか?』
とか言い出す始末だ。
正直私もどうしようか悩み、丁度店でくつろいでいた曹操さんの方を見て、
どうしたものか判断を仰ごうと思ったのだが、
『好きにさせてやって。』 と言い出した。
『この店は客を使うのか?』と言われるかと思ったが、
予想外の返答だったので私は困惑したが、
この場合本人がやりたいと言っているのなら、
やらせてあげたほうが、精神的に落ち着くだろうと思い、
皿洗いを手伝ってもらった。


どうも曹操さんもかなり精神的に疲れているらしく、
今回の洛陽に居る間はのんびり余暇を過ごすみたいだ。
庭に出ては、東屋で碁を春蘭さんに碁教えていたり、
時々店に来ては、お茶とお菓子を食べて、その後は二階に上がってお昼寝。
他の諸侯に手柄を取られないために、
袁紹さん本隊を撃退して、冀州を収めるのに相当急いだのだろう。
それがこの桂花や曹操さん達の態度に現れている。
いつもなら彼女達は洛陽を回って少しでも情報を集めようとするはずだ。
なので私も余計な事はせずに、曹操さん達の好きなようにさせる事にした。

彼女達は、今はこの店のお客さんなのだ。
ゆっくりくつろいで、今までの疲れを癒していってもらおう。
それが月ちゃんの為になるかどうかは分からないが、
今の彼女達を見ているのは忍びない。


そうして厨房で、料理をしていると、
シャオちゃんがやって来て、桂花の横で、一緒に皿洗いを始めた。
コレは別段珍しい事ではなく、すでに全体の仕事を覚えたシャオちゃん達は、
全体の仕事の様子を見ては、手が足りないところにやって来ては、
その部署で仕事を手伝うので、珍しい事ではないのだが、
桂花のすぐ横で、というのが少し気になった。


「こんにちは荀彧さん。」
「え? あぁ、こんにちは・・・貴女確か孫策のところの末妹よね?」
「はい、昨日も皆と一緒に挨拶したと思いますが、
孫尚香です、よろしくね♪」
「よ、よろしく。」


桂花もいきなりやって来てハイテンションで挨拶されたので、少し困惑気味だ。


「ふ~ん貴女が荀彧さんなんだぁ。」
「な、何よ?」


そう言ってシャオちゃんは桂花を上から下まで見回すが、
その後、とんでもない事を言い出した。


「喜媚ちゃんってこういう小さい子が趣味なの?」
「ブフゥッ・・!?」
「な、な、なんですってぇ!?
チビって言えばあんたも私とそう変わらないじゃないの!!」
「え~、シャオはまだ成長期だし、お姉様達が発育いいから、
シャオも将来はきっと大人の女に相応しい体に成長すると思うんだよね♪
でも喜媚ちゃんがちっちゃい子が好きなら、シャオちょっと不利かなぁって。
きっとシャオは将来胸もお尻も期待できると思うし。」
「人聞きの悪い事言わないでよ!
私は別に桂花が小さいから好きになったわけじゃないから!!」
「あ゛ぁっ!? 誰が胸が小さいですってぇ!?」


そう言って桂花は、私の胸ぐらをつかんで捻りあげる。


「む、胸の話はこれっぽっちもしてないって!
し、締まってる、キマってるから、離し、て!!」
「(胸が)小さくて悪かったわねぇ!!」


そう言って桂花は私を落ちる寸前まで締めあげた後、離して、
私のつま先をおもいっきり踏んでいった。


「あんたいったいいきなり何なの!?
喧嘩なら買うわよ!?」
「アハハ・・・喧嘩しようってつもりはないよ。」


シャオちゃんも桂花の剣幕に少し引き気味で、
まずい事を言ったと理解したようだった。


「ただ、シャオは喜媚ちゃんの好みが知りたいかな~っと思って。」
「あんたが喜媚の好みを知ってどうするんよ?
喜媚にはもう私がいるんだから、これ以上女は必要ないわ!」
「え~そうかなぁ? 喜媚ちゃんみたいな優秀な男の子の種は、
いくらでも需要はあると思うだけどなぁ。」
「需要があっても私達には必要ないの!
小娘は引っ込んでなさい!」
「アハハ・・・今日はちょっと荀彧さん怒らしちゃったみたいだから、
私が引くけど、次はちゃんとお話しようね。
あと、荀彧さん・・・・


そう言ってシャオちゃんは桂花の耳元に顔を持っていく。


(ウチは軍の計画として喜媚ちゃんを狙ってるけど、
そんな事関係無しにシャオは個人として喜媚ちゃんを狙ってるから、
足元すくわれないようにね。)
「っ!? この小娘!!」
「アハハ、じゃあね荀彧さん。
喜媚ちゃんも今度また一緒に遊びに行こうね♪」


そう言ってシャオちゃんは、店の方に戻っていったが、
場を荒らしたいだけ荒らしていってくれたなぁ・・・
桂花なんか肩で息してるし・・・


「喜媚っ!!」
「は、はい!」
「いい、あの小娘に誑かされるんじゃないわよ!
あんた、もしあの小娘となんかあったら・・・わかってるでしょうね。」


そう言って桂花は手を肩の当たりまで上げて、
空中で何かを掴むような仕草をして、そのまま握りつぶすように拳を作る。


「わ、わかってるって。 シャオちゃんとこの家が私を狙ってるのは知ってるから、
十分そっちの方では警戒してるって。」
「そういえばあんた、あの子の真名の愛称を呼ぶのね?
その呼んでる名前真名の愛称でしょ? あの子の名は孫尚香なんだから。」
「げっ・・・その事を書いた書簡まだそっちに届いてないの?」
「私のところには、あんたが詠に誑かされた書簡までしか届いてないわよ!」
「なんでそんなに遅いのさ!」
「私は戦が終わった地を転々と移動して、復興事業してるんだから、
陳留経由で、定期的な連絡でしか重要な書簡以外は回って来ないのよ!!
後でじっくりその辺の話を聞かせてもらうわよ。
ついでに、詠とあんたがヤってから後に書いた書簡の概要も、
全部きっちり聞かせてもらうわよ!!」
「わ、分かりました・・・」


この日の夕食後は、桂花の晩酌に付き合いながら、
詠ちゃんとゴニョゴニョあってから以降に書いた書簡の概要を、
説明し、シャオちゃんと真名を交わした経緯等を説明して、
その後、私の部屋に戻って、桂花と一緒に閨を共にした。




--曹操--


私は、今日も春蘭と、店の庭にある東屋で、月見酒を楽しんでいる。

今日一日の桂花の様子を見ていたが、
大分いつもの調子を取り戻してきたようだ。
それが私に出来ないのが少々歯痒いが、無い物強請りをしてもしょうがない。
今は桂花が元気を取り戻した事を素直に喜び、
喜媚を手に入れる方法でものんびり考えるとしよう。

私自身、この数日で疲れが溜まっているのが認識できた。
まだこの後も、幽州、青州、そして孫策が動かなければ徐州と続くのだから、
今の内に英気を養い、戻ったら一気に幽州まで手にし、
異民族対策も含めて、領地運営を急ごう。
董卓が何のつもりかわからないが、
冀州をあっさりよこしたように、幽州、青州もよこすというのなら、
今は敢えて、董卓の掌の上で踊ってやろう。
・・・しかし、最後に笑うのは私達よ!


「今日もいい月ね、春蘭。」
「そうですね、華琳様。」
「・・・ねぇ? あの月が欲しいと言ったら貴女はどうする?」
「手に入れて見せます!! そして華琳様に献上して見せます!」
「フフ、ありがとう。」
「か、華琳様ぁ。」


私は春蘭に感謝を述べて、横に座っている春蘭の頬を撫でる。

今夜は、ほんとうに良い月だ・・・




--喜媚--


今日は桂花とちょうど一緒に目が覚めたので、
一緒に顔を洗いに降り、桂花がやりたいというので、
朝食の準備を簡単に手伝ってもらい、
曹操さんを呼んで、皆で朝食を取り、また穏やかな日常を過ごしていたのだが、
午前中、私に来客があった。

それは愛紗ちゃんと諸葛亮ちゃん、鳳統ちゃんと言う、
一見珍しい組み合わせの三人組で、
挨拶を交わし、話を聞くと、諸葛亮ちゃん達の休みに合わせて、
愛紗ちゃんに休みをとってもらい、一緒に店に来るのに付き合ってもらったそうだ。
諸葛亮ちゃん達が、二人だけで来た事がないため、
いままで躊躇していたそうだ。


「喜媚さんこんにちは!」 「こ、こんにちは。」
「二人共こんにちは。 今日はどうしたの?」
「きょ、今日はこの間の話で幾つか聞きたい事が出来たので、
休みの日を愛紗さんに会わせてもらって一緒に尋ねて参りました。」
「そうなんだ、でもよく来てくれたね。」
「はい、それで早速この話なのですが・・・」


そう言って諸葛亮ちゃんと鳳統ちゃんは、竹簡が詰まった鞄から、
竹簡を取り出して私を質問攻めにしようとする。

向こうでは、桂花と愛紗ちゃんが、久しぶりに会えたので、
話をしている。


「桂花殿! お久しぶりですね。
まさかこんなとこでろで再開できるとは思いませんでした!」
「こっちもまさかあんたと会えるとは思えなかったわ、運が良かったわね。
今なんの仕事をしてるの?
刑罰なんていうから鉱山労働でもさせられてるのかと思ったんだけど?」
「私は今、洛陽で警備の仕事をさせてもらってるんです。
一般の警備隊と同じ仕事ですが、・・・洛陽の民を脅かした我らが、
洛陽の民の警備とは皮肉なものなのですが、
日々充実した毎日を送ることができています。
今日は桂花殿が居るとわかってたのなら、
皆を連れてきたのですが、休みが会わないため申し訳ありません。」
「別にいいわよ、劉備達とは、一時共闘はしたけど、
仲がいいという程でもないし、真名を交わしたのはあんただけだしね。
それと・・・あそこで喜媚に縋ってる女は誰! って諸葛亮に鳳統か。
とうとう、あの二人にも目をつけられたのね・・・
会えば絶対こうなるとは思っていたけど、本当あの馬鹿は・・・」
「な、何かまずかったでしょうか?」
「別にあんたは悪くないわよ。
ただ諸葛亮達が喜媚と少し話や議論でもすれば、
ああなるのは予想出来たって言う事よ。
ちょっと! あんた達何やってるの!?」


桂花が諸葛亮ちゃんと鳳統ちゃんに向かって、
怒鳴りこんできたので、二人はびっくりして私の影に隠れてしまった。


「な、なんでしゅか? ・・・え? 荀彧さん?」
「荀彧しゃん? あぅ噛んじゃった。
荀彧さんなんでこんな所に?」
「私は華琳様と袁紹領内の情勢について報告のために洛陽に来たのよ。
あんた達刑罰で警備隊やってるんじゃないの?」
「あ、桂花殿、あの二人と桃香様は塾の講師をやっているのです。」
「塾の講師? 劉備はともかく、諸葛亮と鳳統を?
詠も無駄遣い・・・いや、立場上しょうが無いのか。
それで? その塾の先生のあんた達が鞄一杯に竹簡詰め込んで何しに来たの?」
「あわわ、こ、これは違うんでしゅ、喜媚さんに仕事を押し付けようとかじゃなくて、
質問の要点を纏めてきただけで。」
「はわわ、そ、そうなんです! 決してご迷惑をかけようとかではなくて。」
「仕事中に竹簡鞄に詰め込んで、
質問攻めにしてたら迷惑以外の何物でも無いでしょうが!」
「はわわ。」 「あわわ。」
「桂花これはいいんだよ。
詠ちゃんからもちゃんと許可をもらった彼女達の仕事みたいなもんなんだよ。
それで、質問を聞きに来たんだけど、流石に桂花に見せる訳にはいかないから、
二人共個室の方に行っててくれる?
後で私も行くから。」
「あ、は、はい!」
「では、お待ちしてます。」


そう言って、諸葛亮ちゃんと、鳳統ちゃんは、個室の方に向かって駆けていった。


「ごめんね桂花。 流石に董卓軍の内部事情が絡んだ話になると、
私も話す訳にはいかないから。」
「それは別にいいわよ、お互い事情があるんだしお互い様だから。
それよりあんた、あの二人とは親しいの?」
「まぁ、普通に話す仲だよ。
と言ってもこの間からなんだけどね。
詠ちゃんと音々ちゃんと一緒にあの二人とちょっと議論することがあって、
それ以来かな? 二人とよく話すようになったのは。」
「ふ~ん、ならいいけど、気をつけなさいよ。
あんたはあの手の人間にはすごく魅力的に見える人間なんだから。」
「それはないでしょう。
あの二人は曹操さんみたいに同性愛者じゃないし私男だよ?
二人共私が男だってちゃんと知ってる 「誰がそんな話をしてるのよ!
あんたの知識は、軍師や文官のような、知で仕事をやってる人間には、
宝に山に見えるって話をしてるのよ!!」 ・・・ご、ごめん。
一応気をつけるよ。」
「ホント、気をつけなさいよ?
それで? これから・・・個室に行くの?」
「うん、少し仕事の引き継ぎしたら行くけど、流石に桂花は連れていけないよ?
董卓軍の内部の話になっちゃうから。」
「わかってるわよ・・・それなら愛紗と昔話でもしてるわ。」
「ごめんね桂花。」
「なんで謝る必要があるのよ。 さっさと行きなさいよ。」
「うん、なるべくすぐ戻ってくるから。」


そう言って私は、厨房で従業員の皆に話をした後個室で、
諸葛亮ちゃんと鳳統ちゃんの質問攻めに会うのだった。




--荀彧--


「荀彧殿、どうかなされたんですか?」
「ん? 別にどうってことはないわよ。
喜媚がちょっと私に聞かせられない、
董卓軍内の話をするから個室に行くんですって。」
「そうですか・・・そういえば家でもそうなんですが、
ある日、朱里と雛里が賈詡殿に呼ばれて出ていってから、
渋い表情で帰ってきて、その後すぐ二人で部屋に篭って、
徹夜で議論をしてたんですよ。
それに最近も良く同じように議論してるのを見ますね。
それと桃香様に、何やら教えているような場面も見ます。
・・・朱里達の才は確かにこのまま塾の講師で潰すには惜しいですから、
賈詡殿からお声がかりがかかるのは分かるのですが、
そう言った感じでもないようなんです。
お声がかりがあったら別に我らに隠す必要はないのですが、
何やら二人だけでコソコソと話すことが多くなったので、
私達も気にはしてるのですが・・・何分無理やり聞き出すわけにもいきませんし。」
「そうなの? ・・・確かに変ね。
賈詡だったら普通に二人に声掛けて勧誘すればいいだけなのに。」
「えぇ、我らも別にそれで朱里や雛里を咎めるような事はしないのですが・・・
それに桃香様に今更、
主君としてのあるべき姿を教授するのもおかしな感じがしますし。」
「あの二人そんな話してるの?」
「私もちょっと小耳に入っただけなので、
はっきり断言できませんが、
主君として持つべき覚悟がどうとか言っていた気がします。」
「確かに劉備には今更よねぇ・・・
そう言えば、あんた達刑期が終わったらどうするか決めてるの?」
「いえ特には、まだ刑期はそれなりにありますし、
偶にどうしようかと皆と話し合ったりしますが、
まだ明確な目標は・・・もしかしたら、朱里達は刑期が終わったら、
また桃香様を主君に旗揚げするつもりなのでは?」
「そんな事董卓や賈詡が許さないでしょう。
・・・しかし変な話しよねぇ。」
「そうですね・・・一度二人とこの事について話をしてみます。
私も気にはなっていたので。」
「まぁ、私にはあんまり関係ないけど、
あんたらは全員真名を交わした仲なんだから、
それくらい聞いたって、いいと思うわよ?」
「そうですね。」


こうしてこの後しばらく愛紗と昔話に花を咲かせ、
稟も今私達と一緒にいる事を話したりしていたら、
個室から喜媚達が出てきて、諸葛亮と鳳統がペコペコと頭を下げているので、
疑問は解決したのだろう・・・が厄介な女がまた喜媚の近くに近づいてきた。

喜媚は、あの手の優秀な文官を引き寄せる傾向にあるから、
董卓軍の陳宮にも警戒をしておいたほうがよさそうだ。
後 稟と風、周喩に孫策のところの新人の呂蒙、
それにあのクソ忌々しい乳から生まれてきたような陸遜も気をつけなくてはいけない。

私が喜媚を何としても守らなくては・・・
私には喜媚しかいないのだから。


  1. 2012/12/08(土) 14:03:09|
  2. 真・恋姫†無双 変革する外史。
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雑記


こんにちは。


ちょっと私生活でドタバタして更新が遅れがちですが、
先ほど九十五話以降を投稿しておきました。
良かったら読んでやってください。


>>Gfessさん
メイドは一刀くんの隠れた性的嗜好ですね。
桃香達にご主人様と呼ばれて、何かが目覚めたのでしょうか?

>>綾宮琴葉さん
わざわざ、武将等をwikiで調べられてご苦労様です。
そこまでして読んでいただいて私も嬉しいです。
他の人物の視点等は人によってはあまり受け付けないようですが、
この三国志を題材とした恋姫の場合、
どうしても私の文章力では表現の限界があるので使わせてもらってます。
side○○ っていうのを嫌う人がいるみたいですね。
議会制については国家百年計画とかそれくらいの話ですし、
そんなにSSで語れるほど政治に詳しくないので、
細かくやったら絶対ボロが出そうですw

>>meoさん
解像度によって改行がおかしくなる、とのことですが、
その辺はご容赦ください。
以前はもっと酷く、今の形式に全て直したのですが、
ここに移転(?)する前のハーメルンと言うサイトが横四十文字で自動改行だったので、
その名残です。

>>ゼオンさん
ウチの桂花を気に入って頂いてありがとうございます。
??の人物については今後明らかになるので、
ココでは特に何も書きませんが、
幼少時の桂花の事件に関わった一家は、生きてるだけで御の字、
というのもあるのですが、あの後は相当苦労したでしょうね。


ここまでにご指摘いただいた誤字は全て修正しました。
ご指摘ありがとうございました。


たいち
  1. 2012/12/08(土) 13:38:07|
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