たいちの仮設避難所

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。 087


墓守り人の宮殿内部




side 夕映




ソプラノとクゥァルゥムとの戦闘、まずソプラノは黒鍵を左右の手に3本づつ

計6本を袖から出しすぐさまクゥァルゥムに向かって投擲・・・

したように見えた・・・ただ私や千雨さんでも

ソプラノの手に剣が現れたと思ったら既に投げられ

投擲後の体勢しか見ることが出来なかった。




「・・・な!?」




その投擲速度に驚きはしたがなんとか魔法障壁を張ったクゥァルゥムだが

ソプラノが投擲した黒鍵はクゥァルゥムの魔法障壁をまるで紙の如く

無視して突き進みクゥァルゥムに向かっていく。

なんとかが直撃だけは回避することに成功したが

クゥァルゥム両手足に負傷を負う。




「・・・フフ、エヴァのペット如きの攻撃も回避できないなんて、

ダサぁ~~い。」

「くっ・・・何だその剣は、この俺の魔法障壁が全く効果ないなんて・・・

貴様っ、まさか魔法無効化能力者!?」

「プフッ! たまに天然の魔法無効化能力者が居るみたいだけど私は違う。

ただ貴方の魔法障壁がへっぽこなだけでしょ?」

「そんなこと有るわけない!

俺の魔法障壁は造物主様が組んだ術式、

この魔法世界最高の障壁なんだぞ。」

「だったら使う貴方がへっぽこなんでしょう?

私の剣なんてただ魔力で刀身を作れて投げても戻ってくるしか

能力らしい能力なんて無いんだから。」




ソプラノとクゥァルゥムの戦闘を私の魔法障壁内から眺めていた

私達は初めて見るソプラノの本気の戦闘を観察していた。




「ソプラノはああ言ってますがどう思います?

・・・正直私はソプラノが本気で戦うところを見たことがないので。」

「私もエヴァとたまに喧嘩してるのは見るが戦うところは・・・」

「ワタシはまだ日が浅いからネ。」

「ケケ、そぷらのがイッテルノハ ウソジャネーゼ。

アノケンハ タダマリョクデ ヤイバガデキルダケノ ケンダ。」

「チャチャゼロ・・・」

「ダガアレハゴシュジンノ サイコウケッサク・・・

アノケンハ そぷらのガ ホンキデマリョクヲコメテモ ツカエルンダ。」

「ソプラノが本気で魔力を込めてもですか?」

「・・・と言うことはあの剣一本にワタシや千雨サンの全力・・・

それ以上の魔力が込められているということカ?」

「マァ、ソウイウコトダナ。」




ソプラノの魔力が底無しなのは従者である私達には周知のこととはいえ

そのソプラノの魔力が本気で込められた剣・・・

更に ソプラノの投擲は鉄甲作用とかいう技術があるらしく

ただの投擲とは違い破壊力も尋常ではない。




「なぁなぁせっちゃん、ソプラノちゃんって・・・強かったん?

学校じゃ病弱やって噂やったし、

エヴァちゃんにいっつもやり込められてるから そんなふうに見えへんけど?」

「エヴァンジェリンさんの姉ですから弱くはないと思いましたが、

さっきの剣の投擲などは私でもはっきりと見えませんでした。

完全に攻撃する際の殺気というか意を消したというか

攻撃の起りがわかりませんでした。

目の前でアレをやられたら私でも対応できるか・・・」

「ソリャソウダロ そぷらのハ ナンビャクネンモ

アノコウゲキヲ めいんニツカッテキタンダ。

オマエタチトハ ケイケンガチガウゼ。」

「何百年で御座るか!?」

「そぷらのハ ゴシュジンンンノアネダゾ

アネッテイウノハ フツウトシウエガナルモンダロウ?

ホラミテロヨ ソロソロそぷらのガ ホンキデイクゼ。」




チャチャゼロさんの説明を刹那さん達も聞いているが

古菲さんや楓も興味が有るようだ。


今 戦闘しているネギ先生、小太郎君、エヴァンジェリンさん、ソプラノの中で

一番非力そうなソプラノにすぐに援護に迎えるようにしていた

刹那さん達はソプラノの動きを見逃さないように注視している。




「くっ・・・闇の福音のただのペットではなかったということか・・・

だが剣の投擲など いくら早くても直線でしか無い!

動きで撹乱すればどうということもない!」

「まぁ、確かに私はこの剣まっすぐしか飛ばせないんだよね。

速度と威力はあるんだけど魔法と違って誘導とか出来ないから

不便なんだよね~。

だからこっちを使おうかなと。」




ソプラノはそう言うと右手の甲から伸びるように光の羽、

光鷹翼を展開する。

クゥァルゥムの方もソプラノの出した光鷹翼を剣だと思ったようで

炎を纏った大剣を出して剣での勝負に応じるようだ。




「アレは光鷹翼ですか?

それにしては長細いですが・・・」

「アノハネノヤッカイナノハナ メンノカタチナラ ドンナカタチニモナルンダ。

ドコマデモウスク ドコマデモノビ スキナヨウニマガル。

ソレデイテ キョウドハイッサイオチナイ。」

「ソプラノは盾だと言ってたガ、あの羽根にそんな能力ガ?」

「アレハタテナンカジャナイ オレカラシタラ

コノヨデモットモタチノワルイ ハモノダ。」




クゥァルゥムが長さ数十mの大剣で上段から斬りかかるが

ソプラノはその場で光鷹翼を横薙ぎにしただけで

クゥァルゥムの大剣が真っ二つになり消滅する。




「なんだその光の剣は!

そんな魔法見たことも聞いたこともないぞ!

ましてや魔力は感じるが精霊の力を一切感じないだと・・・」

「ある世界ではこの光鷹翼は神の力が具現化したものだと言うらしいけど

私のコレは劣化版・・・でもその切れ味と強度、応用力は本家と何も変わらない!」



そう言うとソプラノは1枚の光鷹翼でクゥァルゥムに斬りかかる。

クゥァルゥムもアレに斬られたらマズイということは瞬時に判断したらしく

回避に徹している。


ソプラノの攻撃が直線的なせいで攻撃は避けられているが

ソプラノの表情を見ると明らかに余裕が見え

まるで子供が虫でも捕まえて遊んでいるような様子さえ想像させるが

その攻撃速度自体は決して子供の遊びレベルではなく。

刹那さんの剣速にさえ匹敵するように見える。


「あの太刀筋や型はは・・・? 天然理心流ですか?

剣術まで修めていたんですね。」

「ソウイエバ ムカシドッカノドウジョウニ カヨッテタナ。

コンドウトカイウヤツカラ ハオリヲモラッタ トカイッテ

オオヨロコビシテタナ。」

「天然理心流を習っていて近藤ですか・・・

まさか、いくらなんでも本物の新選組の近藤勇ではないですよね・・・」




刹那さんが何か ブツブツと言っているが、

今はソプラノの戦闘の方です。




「まずは茶々丸と同じようにその左腕を貰う!」

「くっ・・・!?」




ソプラノがそう言うと回避するクゥァルゥムを

追うように光鷹翼が曲がり彼の左腕を切断するように光鷹翼が通過していくが

クゥァルゥムが炎の精霊化することで一時的に切断こそされたものの

腕は無事のようだ。




「ぶ~ぶ~、それ卑怯じゃない?

私 神鳴流の弐の太刀使えないからそれやられるとどうしようもないんだけど。」

「く・・・もう貴様を舐めたりなどせん!

この状態に対する攻撃手段がないというのなら

このまま火炙りにしてくれる!!」




クゥァルゥムがそう言うと精霊化した状態で炎を纏った蜂を数百匹単位で召喚し

ソプラノに向かって突撃していく。




「・・・っちぇ、つまらないことになったな。

本当は茶々丸や皆に怪我させた分 いたぶろうかと思ったけどもういいや。


・・・・・疾く、死ね。」




ソプラノはそう言うといつものおちゃらけた表情とは打って変わり

エヴァンジェリンさんが本気で私達に訓練をつける時のような残忍な表情になり、

光鷹翼を2枚・・・一枚ずつが巨大な半円形の形状で

クゥァルゥムと召喚した蜂ごと覆うように展開し

2枚の光鷹翼で包み込んでしまう。




「なにっ!?」

「・・・・潰れて消えろ。」




ソプラノがそう言うと光鷹翼がゆっくりと小さくなっていき

最後には豆粒よりも小さくなり、視認すらできなくなっていく。




「一応分子レベルまで縮めたから精霊化したとしても流石に生きてはないでしょうね。」




途中からソプラノの表情や放つ殺気で皆が無言になり

私自身魔法障壁を張るのを一瞬忘れそうになるほどだった。




「ソプラノは・・・あんな表情もするんですね・・・」

「私も始めて見たな・・・」

「エヴァンジェリンと一緒に何百年も生きていたら色々あるものダヨ。」

「ケケケ、サイキン ヌルマユニツカッテタカラ

フヌケテルカトオモッタガ ソウデモナカッタミタイダナ。

アネノアノサッキハ イツアビテモゾクゾクスルゼ。」

「そんな特殊性癖を持ってるのはチャチャゼロさんだけです・・・」






side エヴァンジェリン




「さて風のアーウェルンクスとか言ったか

本来なら私があの火の方を相手にしたかったんだが

貴様で我慢してやるからさっさとかかってこい。」

「コチラも貴女達のせいで予定が大幅に狂っている、

闇の福音相手に手加減など出来ないから

速やかに終わらせてもらう。」




クゥィントゥムと名乗る風のアーウェルンクスはそう言うと

早速ぼーやが使う闇の魔法の雷化と同じ精霊化して

近接戦闘を仕掛けてくるが・・・・甘い。


先駆放電を頼りに肘を突き出すと面白いようにそこに突っ込んできて

クゥィントゥムはカウンターを喰らう。




「ガッァ・・!」

「ラカンの馬鹿が対策を見せてくれたからな。

あの馬鹿にできて私に出来ない道理はない。

・・・まぁ、姉様には無理だがな。」

「くっ・・・」




クゥィントゥムは雷の精霊化のまま一旦下がり

魔法の射手を撃ってくる、私もそれ以上の魔法の射手を撃ち迎撃する。




「なんだなんだ、セオリー通りに牽制で目くらましを掛けてから急接近して

中級魔法の直接射撃か?

同じアーウェルンクスシリーズとはいえフェイトのガキの方は

もう少し戦術にも工夫があったぞ?」

「・・・っち。」




私の宣言通り魔法の射手から雷の精霊としての特性を生かした

高速移動からの突きの手に雷の暴風を乗せた直接射撃を

突きをいなすことで回避しカウンターで膝蹴りを出すが

すぐさま高速移動で回避される。




「ふむ、このままだとジリ貧か・・・

しょうがない、時間もないし不本意だが私も切り札を一枚切るか。」

「・・・切り札だと?」




私がそう言うと懐から一枚のカードを取り出す。




「仮契約カード・・・いや、本契約か。」

「フフン、姉様と私の本契約カードだ。

私が従者というのが腹が立つが姉様ならしかたがないからな。

では、私の切り札を見せてやろう・・・アデアット!」




私のアーティファクト召喚の呪文で私の着ていた服が変化する。

宮殿の潜入時に着ていた黒を基調としたゴスロリのドレスから

純白のウエディングドレスへと変化する。




「わ~、エヴァちゃんきれ~・・・。」

「ほんまや~。」

「と 言いますか・・・何でウエディングドレスなんでしょうか?」

「夕映と超は当然見たこと無いよな? あれ。」

「初めてですね・・・なんかすごく腹が立ちますけど。」

「初めてネ、無性に腹が立つケド。

千雨さんは見たことがあるのカ?」

「私は昔エヴァの機嫌がいい時に一度だけな。」


「フフフ、あまりの美しさに言葉もでんか?」

「・・・その服装は戦闘向きではない。」

「っち、面白みのない奴だ。」




クゥィントゥムの反応が面白く無いので

ガキ共の方に視線を移したら案の定、

その不意をついてクゥィントゥムが接近し魔法の射手の乗った蹴りを放ってきたが

予想していたのでアーティファクトの能力で防御する。




「エヴァ、その羽根は!!」

「フフフ察しの通り、姉様の光鷹翼だ。

このアーティファクト白百合の花弁の能力は

姉様の光鷹翼の内3枚を私が自由に使えるというものだ。

更に私がこの ウエディングドレス を着ている時には

展開している光鷹翼で 私に対する攻撃を自動防御する。

まさに魔法使いの本領、砲台たる私にはうってつけのアーティファクトなのだ!」


(((くっ・・・・

能力はともかくあの服装は・・・なんてうらやましい・・・)))#




私が千雨達に説明している間もクゥィントゥムが高速移動を駆使し

360度全方位からの攻撃をしてくるが2枚の光鷹翼と

私本来の魔法障壁を駆使し全て防御する。




「だがこの光鷹翼では防御は完璧だが精霊化した貴様を倒すのは無理だろうからな、

もう一枚カードを切ろうか・・・リク・ラク・ラ・ラック・ライラック・・・」

「させない!」




クゥィントゥムは私に魔法詠唱をさせまいと

全方位からの攻撃を仕掛けてくるが

光鷹翼で全て撃ち落としている。




「くっ・・・なんて厄介な羽だ!」

「術式固定、『千年氷華』、掌握・・・術式兵装『氷の女王』!

フフフ・・・ハーハッハッハ!

これぞ私と姉様の愛でできた 最 強 形 態 !!」


「・・・・おい、エヴァが寝言ほざいているぞ。

スターライトブレイカーで撃ちぬくか?」

「私が燃える天空で焼きましょうか?」

「エヴァを焼くならワタシも協力するヨ。

未来と過去と平行世界からワタシを1万人くらい呼ぼうカ?」




闇の魔法、氷の女王の形態では私の髪の色も純白になり

私を中心とした大気も極低温になり大気中の水分が昇華し

ダイアモンドダストがきらめいている。

ウエディングドレスと相まって、白百合の花弁の名にふさわしく

私を中心に世界が白銀に染まっていく。




「さ、寒い!! エヴァンジェリンさん! 寒いから少し抑えてください!!」

「クソ、あの馬鹿・・・夕映の魔法障壁内でも寒いって

障壁の外ではどんな温度になってるんだ。」




何やら下の方でガキ共が吠えているがどうでもいいだろう。




「では風のアーウェルンクスよ、せいぜい美しい氷の彫像にしてやろう。」

「・・・っ!?」




クゥィントゥムは私から一旦距離を取り魔法詠唱後

千の雷を放ってくるが私の光鷹翼であっさり防がれる。


更に高速移動で私の背後に周り雷の精霊を100単位で召喚し

私の全方位から攻撃しようとするが一部はもう一枚の光鷹翼で、

残りは私に近づくことも出来ずに途中で氷漬けになっていく。


私の術式兵装『氷の女王』で生まれた氷で覆われた氷結呪圏内では

上級以下の氷系魔法が好きな場所に無詠唱で撃てるため

クゥィントゥムの雷の精霊が私に近づく前に凍りづけにしている。


遠距離からの上級魔法は光鷹翼で阻まれ

近接では私の魔法に耐えられない精霊などではダメージを与える前に凍ってしまう。

もやは奴は私に接触し 直接千の雷でも打ち込むしか無いのだが

・・・それが私の狙いでもある。


予想通り高速移動と魔法で撹乱してきているが

先駆放電が私の左後方に現れ、

私はその場所に向かって腕を広げ相手を抱きしめるように動く。




「もらったぞ! 闇の福音!」

「それはコチラの台詞だ馬鹿者め。」

「・・・なに!?」




クゥィントゥムが魔法を直接打ち込むために私の腹部に手を当てているが

掌と私の腹部の間を既に光鷹翼でガードしている。

クゥィントゥムも気がついたようで逃げ出そうとするが既に遅い。




「今生の最後が純白の花嫁の抱擁だ、

貴様などにはもったいなかったかな?」

「くっ・・・なぜ、精霊k・・・・」

「さらばだ・・・『永劫の抱擁』!」




そうしてクゥィントゥムは私と接触していた場所から凍っていき

最後には巨大な美しい氷柱として落下し宮殿の床に突き刺さってく。




「ふん、面倒な相手ではあったが私と姉様の敵ではないな。」

「コラァァ~!! エヴァ!

寒いからさっさとその魔法を解け!!」

「そうですよ! のどかや亜子さん達が凍えそうですよ!」

「・・・・っち 全く根性のない奴らめ。」




辺りを見回してみると、

姉様の方は既に戦闘が終わり千草の護衛をしている。


犬の方はタカミチとクルトが援護に入り、

3人がかりで戦闘しているが押しているので

そろそろ勝ちそうだ。


ぼーやの方はフェイトと格闘戦をしており

まだ決着は付きそうにない。




(・・・ふむ、ならば次の準備をするか。

全く・・・あんな悪戯心を起こさなければな・・・・

難儀なことだ・・・・姉様も私も。)




こうして私と風のアーウェルンクスの戦闘は終了。

残すは犬とぼーや・・・・それに最後の詰めである造物主のみとなった。

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  1. 2012/06/08(金) 13:01:39|
  2. 二次創作小説 ネギま
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