たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  007



次の旅行の目的地を魔法世界と決め、

数ヶ月準備に費やし、魔法世界へ出発する当日。




「皆準備できた?」

「あぁ、必要な物は持ったし抜かりは無い。

「ナァナァ オヤツハ イクラマデ モッテッテイインダ?」

「おやつは300両までだよ。

バナナはおやつに入りません。」

「ソンナニ モッテイッテ イイノカ!?」

「・・・・・持って行ってもそんなに食べれないでしょ。」

「馬鹿なこと言ってないでさっさと行くぞ、

一番近くのゲートでも2週間はかかるんだぞ。

姉様も途中で馬鹿なことはやるなよ、今回は真っ直ぐゲートまで行くからな。」

「・・・・いつも寄り道するのはエヴァなのに。」

「何か言ったか?」


エヴァが断罪の剣を発動する。


「は、早く出発しよ!!」  (理不尽だよ・・・)

「・・・・よし、行くぞ!」








こうして私達は出発、

エヴァが途中で寄り道したせいで予定より時間がかかったが、

3週間かけて魔法世界へのゲートまでたどり着いた。



「じゃあ捏造した書類と認識阻害の確認をしたらゲートに入ろう。」

「うむ、・・・・・・両方とも問題ないぞ。」

「それからエヴァ、ゲートの魔方陣や、移動時の魔法の発動状況確認しておいてね。」

「ん? それは私も気になったから確認はするつもりだったがどうしてだ?」

「魔法世界でも調査はするけど、

このゲートを魔法世界に何箇所か設置して世界樹の私達の家と

繋ごうかと思ってるんだよ。」

「ゲートの設置は便利そうだからいいが、世界樹近隣の場所に設置は

ちょっと危険じゃないか?」

「少し離れた所に専用の施設を作って

安全策を何重にも取った上で設置する予定だから

問題は無いと思うんだけど、設置するときにもう一度確認はするよ。」

「わかった、その時には私も参加させろ。  面白そうだ。」

「エヴァはもちろん参加だよ。

・・・・・・・・・・・・・私一人じゃそもそも魔法使えないから設置できないし。」

「あ~・・・・・・

げ、ゲートが開くみたいだぞ、早く行こう!」




私はエヴァに引きずられながらゲートの魔方陣に入った。




こうして私達は魔法世界にたどり着いた。


魔法世界は彼らから言う 旧世界とは違い、

魔法の隠匿がされていないため、建造物などにも魔法が使用されている、

旧世界の物理法則を無視したような構造の建造物があったり、

いろんな場所で当たり前のように魔法が使われる場面に遭遇した。



各地の町で本屋や図書館のような場所を回り、本や情報を集めながら観光。


エヴァも今まで見たことの無い本や、魔法のアイテムに目を光らせ

道中で度々物取りに襲われるも、チャチャゼロが歓喜して撃退する。


魔法を使う物取りが多いためチャチャゼロも今まで以上に 戦闘を楽しんでいる。


もうチャチャゼロの更生は手遅れだろう・・・・。




数年かけて魔法世界の大きな町はあらかた回ったところで

エヴァがゲートや魔法の研究のために

少しゆっくり研究出来る場所が欲しいと言い出した。


私も魔法世界で新たな魔法の教育方法をいくつか参考にし

空を飛ぶ魔法を成功させるべく修行をしたかったので、落ち着ける土地を探すことにした。



そうして探しているうちに、ある三つの小国の隣接する場所で、

魔物によって滅ぼされた城があると言う話を聞いた。


話によるとこの城は周辺の土地と一緒に名目上 三国で共同管理をしているが

どの国も各地での小競り合いや自国の治安維持のために

この城付近のの魔物を討伐する余裕が無く、

もてあましている状態だと言うことだ。


そこで私達はこの城を土地ごと買い取り、拠点にするべく活動を開始。


三国にそれぞれ交渉し、購入に必要な金額を提示、

それぞれがその土地をもてあましており、

自国の治安維持のためにも有効と判断したのか

購入費用は安く済む代わりに、魔物は自分達で処理する、

その際に税金を払わなくていいが魔物討伐や城の維持管理は実費で、

城と土地の領有権は私達に移譲、三国は不干渉の中立地帯とする、

と 言う内容で決まった。


かなり私達に都合のいい内容で決まったが、

どうも私達が魔物討伐に失敗し死ぬか、

すぐに根を上げて土地を返上する と思っているようだ。




その思惑を裏切るべく、私達は城に真正面から突入、

住み着いていた魔物をあっさり討伐し、城を奪取。

魔物自体は強くは無いが、瘴気が濃いので浄化に苦労した。


数日かけて簡易結界を敷き、その後数週間で城と周辺の土地を覆う

守護結界を張りなおした。


こうして私達は魔法世界の拠点を手に入れ、

しばらくは研究と修行の日々を送り始めた。



後で気がついたが、このお城、レーベンスシュルトと言うらしい。









そんなある日、



「エヴァにゃ~ん、ゲートの魔法の研究どう?」

「にゃんっていうな、

大体の目処はついたぞ、後は時間をかけてテストをして

実際の設置場所の検討、材料の確保をすれば運用できるようになる。」

「さすがエヴァにゃん、私にできない事を平然とやってのけるッ

そこにシビれる! あこがれるゥ!」

「黙れっ!」


ゴッ!

容赦の無い一撃が頭に突き刺さる。


「 じゃあ、そろそろ魔法世界の設置場所の候補を考えておくよ。」

「ん、場所が決まったら教えろ。」


「・・・・・ねぇ、お姉ちゃんエヴァ分が最近不足してるの、

エヴァにゃんの 愛が・・・・欲しいの!」

「わかったからもう少し静かにしろ、今本を読んでるんだ。」

「じゃあ、エヴァにゃんの愛をくれるの?」

「あげるから静かにしろ。」

「お姉ちゃんうれしい!」



そう言って私は座ってるエヴァの太ももに顔を埋めほお擦りをして

柔らかさを堪能していると チャチャゼロがやってきた。



「オイ ゴシュジン ナニカ ジョウモンノマエニ ヒトガキテルゼ。」

「今研究で忙しいから放っておけ。」

「今エヴァ分を補給してるの、後にして!」  スリスリ

「ワカッタ ソプラノガコイ」


チャチャゼロが私を引きずっていく。


「何で私なのよ!

今エヴァ分を補給してるって言ったでしょ!」

「ソンナノ 2ジカンマエニ ホキュウシタダロウ。」

「2時間も前の話を持ち出さないで!!」

「ダマッテ ツイテコイ!」




城門につくと 確かに誰か来ていて私達の声が聞こえたのか

呼びかけてきた。



「すいませんが、お願いしたいことがあります!

話だけでも聞いたいただきたいので、この門を開けていただけないでしょうか?」


何回かそういうと、こちらの対応を待っているようだった。



「どうする?」

「ドウスルモ オマエノ シロナンダカラ スキニスリャ イージャネーカ。」

「ん~、じゃあ、話だけでも聞きましょうか。」


私は門を少し開け顔だけ出す。


「え~っと、なに御用でしょうか?」

「あの!? このお城に住んでいられる方ですか?」

「そうですよ、わざわざこんな所までいらして

どのような御用でしょうか?」


訪ねてきたのは、男女5人ほどの獣人? 普通に人にも見えるがハーフだろうか?

そういった一見よくわからない、人達だった。


「お城の城主様か、土地の管理をしている方にお取次ぎをお願いしたいのですが?」

「私に話してもらってかまいませんよ、

一応この城と土地は 私と数人で管理を任されていますから。」


(用件がわからないから一応ごまかしておこうか。)


「そうなんですか!

それで今日はこのお城の周辺の土地について

お願いがあるので こうして伺ったわけなのですが。」

「どうぞ、続けてください。」

「はい、私達はある村で農業を生業にしているのですが

その村で人口が増えすぎて土地が足りなくなりまして、新しい土地を探していたのですが、

最近このお城が買われ 棲みついていた魔物が討伐され

人が住めるようになったと聞いたのです。

そこで、できたら私達に農地用の土地を貸していただきたいと思って

伺わせていただきました。」

「そういう理由ですか。

わかりましたが、土地を貸すとなると 私達も無料で貸すと言うわけには参りませんが、

その辺りはなにか用意はされているのですか?」


少し空気が重くなる。


この当時、魔法世界では獣人はいい扱いを受けていないはずだから

それほど蓄えがあると言う感じじゃなさそうだ。


「・・・・その、申し訳ないのですが、私達も旅の資金にも苦労していまして

今すぐお支払いするようなお金はありません。

ですので、土地を貸していただければ、作物を売ってそこから

少しずつでもお支払いしたと・・・・」

「そうですか。」

「あ、あのそれ以外にも私達をお城で下働きさせていただいたり、

力仕事には自信がありますのでお城の補修なんかも出来ると思います!」


(さて、どうしたものか・・・


土地を貸すこと自体は無料でもいいけど私達の事が広まるのは避けたいな。

見た感じいい人達みたいだから追い返すのも忍びないし、

お城の補修をやってもらえるのは ありがたいし・・・・・・ふむ。


獣人やそのハーフなら異種族への差別意識も低そうだな、少し試してみようかな。)


「・・・わかりました。

いくつか質問をさせていただきますがよろしいでしょうか?」

「は、はい!」

「あなた達は見たところ獣人かそのハーフ、

もしくは 先祖から獣人などの血を引いていると見受けますがあってますか?」

「はい、私はハーフで、後の4人もハーフと獣人です。」

「でわ、率直に申し上げますが、何らかの迫害や嫌がらせをされて

村から追い出された、と言うわけではありませんね?」

「・・・・正直に言いますと、追い出されたわけではありませんが、

私達のいた村では人間種が最近増え 肩身が狭いのはありました。

ですが先ほど言った、人が増えて土地が足りなくなったのは本当です。」


(皆顔色が悪くなりましたね、と言うことは理解はあると見ていいのか・・・)


「それで、この場所で土地を借りて農業をするのはあなた達5人だけですか?」

「もしよろしければ、私達の村に住んでいる知り合いも連れてきたいと思っています。

もともと私達は新たな土地を探す役割で旅をしていましたので。」

「わかりました。

では、いくつかの条件を飲んでいただければ、土地をお貸しします。」


5人から歓声が沸きあがる。


「本当ですか!?

で、その条件とは。」

「後で強制証文で書面を作って皆さんにはそこにサインをしてもらいますが

条件はこうです。


・私達は農地とあなた達が住む場所、お城の空き部屋を貸すか、

 家を建ててもらってかまいませんが、それを貸与する。

 あなた達はその対価として、出来た作物のうち一部を私達に謙譲する。

 これは私達が食べる分ですので量は多くはならないと思います。

 それ以外に、城の補修を請け負う。

 これは完全に直さなくても結構です。

 出来る範囲でかまいません。

 あと、お城の清掃や維持管理に少しお力を貸してください。


・私や、この城の城主、城の住人の情報を一切外に漏らさない。

 あなた方ならある種族がその種族と言うだけで迫害を受けると言うことを

 よくわかってらっしゃると思いますので、理由はわかりますよね?」


「はい。」

「主にはこの二つです、証文には明記しませんが、

当面の生活費用や補修、維持管理に使う経費、開墾などの費用

後引越しの費用も少し出しましょう。」

「そ、そこまでご面倒をかけては・・・・」

「それは気にしないで結構です。

あなた方はおいしい野菜を作って私達に食べさせてもらえればいいですから。」

「はい、がんばります!」


「「「「ありがとう(ございます)!」」」」


「それでは今日は疲れたでしょう?

部屋を用意しますのでそちらで休んでください。

なにぶん人手が足りないので食事や寝具の用意はあなた方でやってもらいますが

体を休めるには十分だと思いますので。」

「はい、お世話になります。」

「明日にでも証文にサインしてもらった後で多少のお金を渡します、

全員で行ってもらっては困りますが、何人かで村の人を呼びに行ってください。

残った人には部屋の準備や食料の買出しなどをしてもらいますから。」

「なにからなにまでお世話になり、なんとお礼を言ったらいいか・・・」

「そこは、今後の皆さんの働きで返してもらいますので結構ですよ。」

「はい、がんばりますのでよろしくお願いします。

あ、今頃になって申し訳ないのですが、私●●と申しますが、

差し支えなければあなたと城主様のお名前を教えていただきたいのですが・・・」

「私の名前は ソプラノ と申します。

城主は女性の方で エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル と申します。」


(フヒヒ 最近私に対する愛が足りないお仕置きだ!

城主にして面倒ごとを押し付けてやる!)


「ソプラノ様にエヴァンジェリン様ですね、これからよろしくお願いします。」







こうして新しい住人兼使用人と新鮮な野菜を手に入れる手段を手にした。











後日、かってに城主をエヴァにしたことがばれて

酷いお仕置きと言う名のプレイを夜通し強要された。
















魔法の修行をしつつ、たまに土地に侵入する魔物の退治、

農地も広がり住人も増え、ちょっとした村と言えるようになり

お城もかなり綺麗に維持管理され快適な暮らしを送っている。



この頃からエヴァと私が変な二つ名で呼ばれるようになった。

私は 『籠の黒百合』

エヴァは 『黒百合の主』


エヴァは魔法世界で暴れていないので賞金が付いたり、

二つ名は今まで無かったのだが、

いつしか城下の住人の間でこの名が呼ばれるようになった。


幾人かの証言を集めた結果、エヴァと私に同姓愛疑惑が浮上しており、

私の髪の色、城主がエヴァ、住人との謁見のときに私がエヴァの従者のような

態度を取っている、などのことが原因で住人の妄想を掻き立てこのザマですよ!w


私はチャチャゼロと大爆笑したのだが、エヴァは 大 激 怒 ! w


その日酷いプレイを強要され、エヴァをなだめるのに

1週間ほどかかった。


一部その様子




「キ サ マ が!

貴様が馬鹿なことをしたおかげで私が同性愛者だと!?」   グリグリ

「ごめんなさいぃ!

お姉ちゃん、ちょっと遊び心が沸いただけなのぉ!

あっ・・・・だめぇ! そこは感じすぎちゃぅ!」  ///


私は怪しく縛られ仰向けにベットに固定された状態でエヴァに踏みつけられる。


「アホか! なにが遊び心だ!

姉様の遊び心なんかよりその辺の政治謀略の方がよっぽど可愛いわ!」

「可愛いなんて・・・・あっ・・・ごめっ!  ごめんなさい!!」

「そもそも何で自分で城主だと名乗らなかった!

姉様が自分で名乗っていれば こ ん な こ と に わ ! !」   グリグリ

「だってエヴァが最近冷たかったんだもん、

少し気を引こうとしただけなの!」


エヴァは私に馬乗りになり私を責め続ける。


「だからと言って城主はまだしも、何故私が同性愛者扱いを受けなければならんのだ!!」

「んぅ!・・・・ん!   うぁ・・・・くちゅ   ぷはっ

それはっ エヴァから    ん! そういうオーラでも出ていたんじゃ・・・

あっ・・・だめ もう我慢できなぃッ!」  ///

「そんなもの出てない!!

そもそもなぜ 姉 様 は !

人前に出るときあんなにしおらしい んっ 態度を 取っているんだ!」  ///

「だって その方がエヴァがそれっぽk    じゃなくて、

エヴァの 尊 厳が保たれ  ぁあ  ると思って・・・・んぁ!?

お願ぃ! もうだめぇ     んぅ・・・  お・・ねがぃ!」   ////

「それっぽくっ!?

最 初からそのつも りだったのか!!」  #

「ごめ っんなさぃ!!

もう(多分)しないからぁぁ!   もぅ   ●かせてよぉ!!」 ////

「だめだ!

今日と言う 今日は  徹底的に 教育してや っる!!」  ////


(フフフッ  ンフッ ハハハハッ!    可愛いぞ!

可愛いぞ姉様ぁぁ!   これこそ正しい私達の立ち位置だ!!)  ハァハァ ////


「そっ ・・・んな!」  lllll


「フハハハハハッ!」













数年経ち、エヴァのゲート研究が完成し、

使用する魔力効率は悪いものの 個人レベルで設置できるものが完成した。


これによってエヴァと設置場所を検討した結果、一つは

この城の地下に隠し部屋を作りそこに設置し 周囲を強力な結界で隠匿する。


あと魔法世界に数箇所、私達以外が侵入したら自爆するよう罠を張って

ゲートを設置、私は一度旧世界に戻り、守護結界内でも

世界樹から距離がある場所に転移魔法を利用した出入り口の無い地下室を作り

そこにゲートを設置し、世界樹に管理を頼んだ。


世界樹の生えている土地の権利はやはり予想通り戦乱の中で有耶無耶になり

権利書を提示したものの土地の権利は認められなかった。




腹が立ったので当時の大名の城壁を軽く破壊してやった。




エヴァのお土産の和服とチャチャゼロの小太刀を買って魔法世界に帰った。



エヴァの長距離転移魔法の開発は移動した居場所に座標をマーカーを

設置することで マーカーの場所なら転移できるようになった。

いわゆる某RPGの●ーラだ。



私の飛行魔法の訓練は難航したが、ようやく浮かぶことが出来るようになった!

この調子なら後100年もあれば飛ぶことが出来るだろう。

これで私も、もう少しで魔法使いだ!


そう思い高笑いをしていたら、エヴァに母親が我が子を見るような目で見つめられた。


「見るなぁ・・・そんな目で私を見るなぁ!!!」






エヴァのゲートの研究も終わり暇そうにしていたので

話し合いの結果、私の武器を作ってもらうことにした。


私は基本素手での戦闘か、拾った石や枝などを投げる戦い方をしていたが

あまりに格好がつかないので何か遠距離用の武器が欲しいと話した結果

某カレー大好きシスターの黒鍵を作ってもらうことにした。


これは柄だけで持ち歩き、私が魔力をこめると刃が形成される。

普通に剣としても使えるが、投擲用に使うので投げても

ある程度時間が経ったら戻ってくるようにしてもらった。


その代わり何の魔法的な付加能力はない、

ただの投げたら戻ってくる剣である。


とりあえず10本ほど作ってもらい、投げる練習を始めたが・・・・

当たらない、ひたすら当たらない、でも投げる力だけはすごいので

練習場が壊れまくる、修理してくれる皆に悪いので

これは早急にうまくなる必要がある・・・。



結局まともに当たるようになるのに10年かかり

何本かまとめて投げて当たるようになるのに30年以上かかった・・・・・


その間 小銭に困った人は練習場近くの城壁に行けば

常に仕事があると言うことで一部に感謝された。











城下に住んでいる住民も何世代も変わり、人も増えて城の中も維持管理担当の

人が結構な数出入りするようになった。


この頃エヴァの正体が真祖の吸血鬼だとばれてはいたが、

税金が無く、労働を対価に土地が借りられ、魔物の脅威も無いということで

住人の評判も良く城主のエヴァや私、チャチャゼロはそれなりに感謝されていた。


そんな中、一部の少女がお礼と称して、夜伽に来る事件が何件か起き、

エヴァの神経をすり減らせていた。


エヴァは敵には容赦無いが味方には 基本 やさしい。

百合疑惑が起きているせいで 少女による夜伽なんて発想が起きたのだが、

感謝から出ている行動なので頭ごなしに怒ることもできず

かといって同性愛者扱いされて面白いわけも無く、

そういう少女が現れるたびにエヴァはストレスで胃を痛め、

私とチャチャゼロは、腹を抱えて笑い、

翌日、私はエヴァにきついお仕置きを受けていた。








そうやってお城での生活を送っていたある日、

城下に住んでいるある人から不穏な話を聞いた。


話によると、ある新参の住民がもともとこの領地を持っていた三国の内の

ある国の作戦に協力者として 契約をしたと言うことだった。


その作戦を詳しく聞くと、数百年に渡り私達がこの土地を維持していたおかげで

この土地はそれなりに豊かになり。魔物の脅威も減った。


しかし三国は依然小規模の戦争を各地で起こしている状況で

内政の状態悪く 食料も不足していると言う。


そこでこの土地を一気に攻め自国の領地にし 食料や資金の問題を

解決しようという話のようだ。


他の2国も気がついているようで、作戦決行にあわせて

他の国に取られないように同時期に軍事行動を起こしかねない状況だ。



まだ決行までに時間があるので何とかして欲しい、と言う話だ。




その時点では早期に検討すると伝え一度帰ってもらい、

エヴァと相談することにした。



「・・・・度し難いな。」

「エヴァにゃん、どうする?

今回の追い返すことは出来るけど何回も来られたり共同で攻められると 面倒くさいよ?」

「イイジャネーカ ミナゴロシニ シテヤレバ」

「お前は黙ってろ。

はぁ~・・・・・本当に面倒くさい。

あとにゃんって言うな。」

「どうしようね、どうせ奴らに交渉なんか持ちかけたら

金と食料よこせ! って一方的に言われるんだから無駄だし。」

「いっそこんな城くれてやるか?」

「それだったらお城は持っていこうよ、別荘ver2.5に放り込んで。」

「そうだな、住み慣れた城だからもったいないな。」

「住民の皆はどうしてもらおうか?」

「ほっとくのもな・・・少し金を渡して避難するように言い、それぞれ好きな所に

引っ越してもらうか、どうせここは私達がいなくなったら魔物に占領されるだろう。」

「じゃあ、私達は旧世界にそろそろ帰ろうか?

世界樹の所の家でまたのんびり暮らそう。」

「しかし、せっかくここまでやってきた土地をただでやるのは気に食わんな。」

「少し痛い目にあわせてやろうか?」  ニヤ

「姉様なにか面白い案でもあるのか?」  ニヤ

「奴らがここに攻めてきた時に結界の魔力と私達の魔力を使って暴走させて

爆破してやろうっぜ。」

「・・・過激だな。」

「だって私達が長年過ごしてきた土地を奪う侵略者だよ、

攻めてきた奴らをボコにするくらいは当然の権利だよ。」

「・・・・・・ふむ、そうなると下手したら賞金首になるがどうする?

面倒くさい。」

「この計画に住人が協力してるらしいから、もうエヴァにゃんの情報は

流れてると思った方がいいよ、攻めて来る理由もどうせ

『真祖の吸血鬼に支配された住民を救出し、真祖を討伐する!』

とか、そんな所だろうね。」

「あ~目に浮かぶ・・・」

「ほんとしょうも無い。

そういうわけだから住民の皆には明日から避難してもらって

私達は城を別荘に入れる準備と暴走魔力爆弾を作ろう。」

「オレニモ ナニカタノシイコト ヤラセロヨ。」

「お前は住民が避難するときの護衛だろう、襲ってくる奴は

皆殺しでいいぞ、もうここの土地から去るんだから多少派手にやってもかまわん。」

「ヨシ ハデニ ヤッテヤルゼ!」



「あんなこと言っていいの?

あいつ無茶苦茶やると思うよ。」

「・・・・はやまったか?」

「もういないし・・・」

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・あぁ、そうだ。

今回の敵の作戦とか経緯を証拠としてまとめて何かあった時

正当性を主張出来るように用意しようよ。」

「準備はいいが意味があるのか?」

「すぐには意味はないと思うけど数十年後とか数百年後には意味が出ると思うんだ。」

「・・・・私のことか?」

「そう、今回は先手を打たれたからもうどうしようもないけど

将来的にエヴァの正当性を主張出来るようにして起きたいんだ。

たとえば、


今回の戦争は不当な理由によって攻め込まれたが

住民の生存を重視したエヴァはすぐさま避難を開始し、土地を明け渡して

戦争を回避しようとした。

だが、攻め込まれた際に一部の兵士が結界を解除するときに失敗、

結界に使用されていた魔力が暴走を起こし爆発。

エヴァの指示により住民を避難させていたおかげで住民には一人も

死傷者が出なかったが攻め込んだ軍は全滅。

これが記録として残ればエヴァは住民を救ったヒロイン。

攻め込んだ国は不当な理由で攻めたことにより神の罰が下った。


こう歴史が残ればエヴァの賞金も取り下げられるよ。」

「姉様・・・・・それは今考えたのか?」

「褒めてくれる?」

「不本意だがな・・・」

「じゃあ今夜ご褒美頂戴♪」

「はぁ・・・・もぅ、好きにしろ、まったく。」

「わ~い。」







こうして罠の準備は着々と進行した。


予想外だったのは、住民に避難を指示したときに初期の頃からいる一部の一族が

私達が引っ越す時に、自分達も連れて行って欲しいと言ったことだ。


何でも私達がいなかったら自分達の家系は途絶えていただろう事。

先祖からも、当時の話が伝わっており

なにがあっても仕え続けるよう家訓が残されているとか。


ありがたいことなので、引越しの準備を手伝ってもらい

人数も数十人なら世界樹の森周辺に土地を用意できそうなので、

旧世界に行くことや、もう2度と帰ってこられないだろうことを伝えて

もう一度良く考えてもらうように言った。


結局、全員着いてくると言うことになったので、

見た目で獣人と判断の着く人には認識阻害の指輪を用意し、

旧世界の文化と言語を勉強してもらう。


私とエヴァはゲートで旧世界に戻り、皆が住める土地と家の確保と

結界の効果範囲の調整など準備に追われ、

魔法世界に帰ってもさまざまな準備明け暮れた。





私達が非難を開始したことに焦りを見せたのか、

当初予定していた時期より早く三国の軍が動き始めた。




私達は城の最も高い塔の上で監視をする。


「エヴァにゃん、準備のほうはどう?」

「避難も完了しているし他の準備も完了した。

後は城を別荘ver2.6(調整した)に収納して暴走魔力爆弾を時限式で起動。

その後最後に私達がゲートを通って旧世界に行けば終わりだ。

あと、にゃんって言うな。」

「オレハ アバレラレナクテ ツマンネーゼ。」

「了解~ぃ。

なに? チャチャゼロ暴れたいの?」

「アタリメーダロ! グンタイ アイテナンテ モエルジャネーカ。」

「ん~、今回は我慢してよ。

一応映像記録残してるからチャチャゼロが戦闘してるところが写ると

後で証拠として使うときに、押しが弱くなるからまずいんだよ。

出来るだけ一方的に攻められた様子がいいからね。」

「ショーガネーナ ムコウニツイタラ スコシアイテシロヨ。」

「お手柔らかにね。」

「おい、馬鹿やってないで移動しろ。

砂煙が見えたからもうすぐ来るぞ。」



私達は塔から飛び降り城の外に出てエヴァは城を別荘に入れる作業に入った。

ちなみに私は浮くだけは出来るので、

調節すれば塔から飛び降りても大丈夫なのだ。




エヴァによる別荘への城の格納作業が終わり、私は暴走魔力爆弾の起動に入る。



「しかしこの暴走魔力爆弾、ネーミングもそのまんまでアレだが、

威力大丈夫なのか?

ゲートを破壊されたらまたここに来るとき面倒だぞ。」

「それは任せてよ、ゲートの隠匿、守護結界は私が本気で陣を組んだから、

隕石が落ちてクレーターが出来てもしっかり残るよ。」

「なんだ、その非常識な結界は・・・・」



「・・・・・・よし、暴走魔力爆弾起動完了!。

今から1時間経つか私以外の誰かがこれに干渉したら爆発するよ!



触る?」

「触らん!!」

「じゃあ、旧世界にご~。」

「さっさとコッチに来い、転移魔法を使うぞ。」

「は~い。」


私はエヴァに後ろから抱きついた。


「・・・・・・・・行くぞ。」 ////





こうして私達はゲートを通り旧世界に帰った。

















後日、皆で他のゲートから魔法世界に行き、

作戦が成功したか確認しに行った所。




『先日の大規模爆発事件の続報です。』

『爆発事件がおきた現場は●●国の直轄領内にある、

レーベンスシュルト城ですが、現場に調査隊が派遣されましたが

生存者は無く、瘴気が溢れており魔物が徘徊している状態となっております。』

『目撃者によれば、数十km離れた場所でも光が見えたと言う証言もあり、

その爆発の威力が窺い知れます。』

『この事件の実行犯についてはレーベンスシュルト城を当時占拠していた

真祖の吸血鬼、

「闇の福音」 「不死の魔法使い」 「人形遣い」 「黒百合の主」などの

様々な二つ名を持つ、エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル  が

最重要容疑者として指名手配されており、

賞金は600万$で生死を問わず となっております。』

『なお、確認できている所、エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル

には従者が2人確認されていますが、その情報は不明で、

「籠の黒百合」と「殺人人形」という二つ名が記録されているに留まっています。』

『犯人、及び従者の情報については最寄の捜査機関、もしくはt・・・・・・』














「 な ぜ だ ! ! ! ? 



何故あんな二つ名が呼ばれるんだ!!

名前だけでいいじゃないか!?

全国放送でこんな不名誉な二つ名が呼ばれて・・・・私はもう生きていけん・・・・」

「エヴァにゃん、いいじゃない? 皆意味はわからないって。」

「ソーダゼ ゴシュジン キニスンナッテ。」

「これもすべて姉様が悪いんだろうが!!

どうしてくれるんだ!?

どう 責 任 を 取ってくれるんだ!!?」  #

「エヴァにゃん、そんなに怒らないで、お姉ちゃん謝るから。」

「五月蝿い!

にゃんっていうな!!

・・・・あぁ、もう私は全国規模で同性愛者扱いなんだ・・・・これではもう嫁にも行けん。」

「エヴァは私と結婚するって前に言ったじゃない?

私がちゃんとエヴァは通常の異性愛者ってい知ってるから、ね?」

「・・・・そんな可愛く言ってもごまかされんぞ!

ならば今すぐ私と本契約しろ!式場に行くぞ!ほらっ!この書類にサインしろ!」

「何で婚姻届なんて持ってるのよ・・・・

でも、エヴァ、私本契約も仮契約も7人できるんだけどいいの?」

「うるさぁい!だまれっ!

姉様は黙ってこれにサインして式場に行って本契約すればいいんだ!!」 ///

「でも私がお妾さんもらっても怒らない?」

「怒らないわけないだろう!

そんなことはどうでもいい、正妻は私だ!

ほら、さっさと、サイン式場本契約!!」


鬼気迫る表情でエヴァが私に詰め寄る。


「わかったから落ち着いて?」

「こんな全国放送で辱めを受けて落ち着けるか!

いいから来い!!」

「あ、エヴァ、ちょ、おま・・・」


エヴァに引きずられて私は連行された・・・・
























パアァァァァ・・・!!





「何で私が従者になってるんだぁぁぁあーーーーー!!!」

「落ち着いて確認しないからだよ。」

「っーーーーーーーーーーーー・・・・・!!!!!」



ゴッ!!

愛が頭に突き刺さった。











エヴァと契約しました♪



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  1. 2012/03/16(金) 23:48:54|
  2. 二次創作小説 ネギま
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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  007

避難→非難
  1. 2012/06/15(金) 20:32:40 |
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  3. 長崎 次郎 #-
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