たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  078

新オスティアから旧オスティアへの移動中、

飛行船内設置の魔法球内部




side 千雨


現在、旧オスティアへ向けて移動中。

話し会いの末 交代交代で魔法球で休憩することになり

まず ネギ先生と私達が先に休憩を取ると言う名目で先に魔法球に入り

問題の神楽坂の偽物の件を確認することにしたが・・・


「――― どう思われましたか?」

「驚きの真実でござるな・・・」

「確かに・・・現状の私達には荷が重すぎる問題ですね、手に余ります。

それに・・・本物のアスナさんがすでに敵の手の中とは・・・・くっ!」

「・・・・・・」


魔法球内の砂浜で、ネギ先生、桜咲、長瀬、カモ、私で

先程のルーナの件で話し合いをしているが、

魔法世界崩壊の事もあるが

本物の神楽坂が敵に奪われてしまったことが大きいようで

桜咲は神楽坂とは仲も良かったこともあり かなり悔しそうだ。


「他の奴らにどう伝えるかは検討中だ、しばらくは黙っていてくれ。」

「しかし魔法世界の崩壊・・・それに完全なる世界・・・

アイツが・・・フェイトがやっていることは それじゃあ・・・・」

「先生・・・そのことはひとまず置いておくんだ。

今はアンタの身体をどうにかするのが先だろう。

それにそのことに関しては 私も少し気になることがあるから、

先生は体のことと神楽坂とアーニャの奪還、

それと元の世界に帰ることだけ考えておいてくれ。」

「・・・・ハイ。

・・・ですが千雨さんの気になることとはどういう事ですか?」


(やはり その話はスルーしてもらえないか。

しかし直接本人から聞きました、とも言えないし・・・ここは・・・)


「・・・私も確証はないんだが、

総督府の特別室で先生が最後にクルトさんに聞いたことを覚えているか?」

「ハイ・・・魔法世界崩壊の件ですね。」

「あぁ、あの時クルトさんは この世界が作られたことも

崩壊の事も知っていたようだった。

最後の質問の時もあの人はこう言っていた。

【・・・どこでそんな話を?

いや、誤魔化すのは止めましょうか・・・

確かにこの魔法世界は過去に何者かによって

火星に作られた世界ですがすでに・・・っなに!?】

ここで気になるのは、クルトさんの落ち着いた態度と

最後の すでに っていう部分だ。

文脈から考えると、すでに問題は解決した。 や

すでに対処した。 と言う感じに聞こえないか?」

「確かにそう取ることはできますが・・・」

「そうですね、私も・・・その・・・国語の成績があまり良くないので

大きなことは言えませんが、すでに と言う言葉から

崩壊の事実は知っていて何らかの対処済みと考えられると思います。

・・・先生、その時のクルトさんの態度はどうだったんですか?」

「その時のクルトさんの態度はかなり落ち着いていたと思います。」

「そうだな、あの人は政治家ということもあるから

見たまま受け取ることはできないが、

態度や口調からもすでに対処済みと取って問題ないと思う。

・・・・それに先生には言えないが、私の独自の情報ルートでも

クルトさんの周辺の人物や 動きから考えて対処済みとしか思えないんだ・・・」

「千雨殿の独自の情報ルートとは如何様のものでござるのか?

信用できるのでござるか?」

「この件は私も今すぐに話すことはできない、

でも信用性で言えばかなり高いと思う。」

「その情報ルートの事はどうしても話せないんですか?」

「・・・少し時間をくれ。

綾瀬や茶々丸と話してみないとなんとも言えないんだ。」

「彼女達も関係していることなんですか?」

「あぁ、その辺はここから出たらすぐに話しをしてみる。

とにかく今はネギ先生の身体の事を先に済ませよう。

「・・・そうですね。」 「そうでござるな。」 「ハイ。」


桜咲は懐から闇の魔法の巻物を出す。


「これが闇の魔法の巻物です。」

「悪いな、桜咲。」

「確かに現状 闇の魔法を作ったエヴァンジェリンさんならば

ネギ先生の闇の魔法による副作用を何とかする方法を

知っているかも知れませんから・・・」

「では・・・・開けますよ。」

「ハイ。」


闇の魔法の巻物を桜咲が開けると巻物から煙が吹き出す。

そうしてしばらく煙が出て、その煙が晴れた頃に

本来 砂浜にあるはずのないTVやソファー、ゲーム機等が置いてあり

エヴァが寝間着でソファーに寝転がってゲームをやっている最中だった。


「「「「「!?」」」」」


「ふむふむ・・・んんん? ・・・ん!

・・・・ふむ?」


「「「「「・・・・・・」」」」」 lll


エヴァが私達に気がついたようで、

顔だけこちらに向け私達と目が合い 数秒お互い固まったままになる。


「おわぁっ!? な、何だ貴様ら!!」 lll

「アンタこそ何やってんだ!

巻物が開いた時に魔法で作られる幻像じゃなくて

実際に住んでんのかよ!」

「住んでいたら悪いのか!!」

「擬似人格が巻物の中で生活していたら駄目だろう! 色々と!!」


しばらく私とエヴァの疑似人格で言い合いをしていたが

話が進まないせいで 桜咲達に止められ、

お互いさっきの事はなかったことにして、話を元に戻すことにした。


「それで? 何の用だ、闇の魔法は習得したんだから

もうこの巻物には用が無いはずだろう?」

「それが師匠・・・・」


どうもネギ先生は闇の魔法習得の時にエヴァのこと

を師匠(マスター)と呼ぶように命じられていたようだ。


私も呼ばされたが、その辺エヴァには何か括りでもあるんだろうか?


私がそんな事を考えている間に、

ネギ先生達は現状をエヴァの擬似人格に報告し

闇の魔法の後遺症についての話を聞いていた。


「ふむ、闇の魔法は元々 私固有の魔法技術だ。

ねe・・・ゴホン 頼まれたからこの巻物を作ったが

本来闇の魔法というものは、ただの人間が使うことを想定していない。」

「では千雨さんの場合はどうなんですか?

彼女にはそう言った後遺症は無いんですよね?」

「千雨の場合は元々闇の魔法を覚えることはできるが

相性はそれほど良くないのと器が小さい事で

使っても後遺症が出るほど影響はない。

そうだな・・・多少出てもせいぜい少し性格が嫉妬深くなる程度だ。」

「・・・・何だそりゃ。」

「私に言わせたいのか?」

「い、いやいいっ!!」 lll


私の闇の魔法を習得できたのが先輩への嫉妬から着た心の闇だなんて

こんなところで暴露されてたまるか。


「話を戻すが、闇の眷属でもないぼーやが使い続ければ

闇と魔に侵食されることは予想できていた。

ただ、ここまで相性がいいとは思わなかったがな・・・

このまま暴走を繰り返せば貴様は・・・」

「・・・・どうなるんですか?」

「フ・・・・おそらく精神も肉体も完全に魔に支配されて

人外の化け物となる、二度と人間には戻れないだろう。」

「「「・・・・・!」」」

「つまり、人間をやめるってことか?」

「まぁ、その過程で耐え切れねば死ぬかもしれんがな。

しかしこれは言ってみれば生物種としてより上位への転生だ・・・

悪いことでもないかも知れぬぞ?」


私自身は先生が魔物になってもたしいて付き合いが変わるようなことはない。

元々エヴァや先輩と一緒に暮らしたり、

先輩との契約で自身の寿命がほぼ無い物になったと言う話なので

私も一般的に化物といえ無くもないからな。


しかし桜咲は自身がハーフということもあり複雑な表情、

長瀬は表情こそ崩れてないが頬を汗がつたっている。


「ま、そうなった直後はケモノ同然・・・ハッキリ言っていいカモだ。

デメリットは今の内に処置しておくのが得策だろうな。」

「・・・師匠ッ! お願いします!」

「フ・・・よかろう。

だが私にとってもこれは初めての事例だ、

事前に想定していた事案とは言え実験例は無く机上の計算のみ、

極めて危険、成功するかどうかも分からぬ・・・それでもか?」

「ハ・・・ハイ!」

「そうか・・・ならば巻物の再生はこれは最後となる。

これが私の最後の授業というわけだ、わかったか?」

「ハイ!!」

「フ・・・いい返事だ、貴様を一から私が鍛えていたらどうなったかな・・・」

「え・・・?」


エヴァは最後に変な台詞を呟き、

それを聞いたネギ先生が疑問に思ったところで不意を突き

ネギ先生の頭を掴み地面に描かれた魔方陣に叩きつける。


「エ、エヴァンジェリンさん何を!」

「わざと闇の暴走を引き起こさせるのだ、貴様らも手伝え。」

「グ・・・・・マ、マス・・・・・た・・・!」

「闇の力とは畢竟、己自身の負の側面、切り離せぬ半身だ。

ぼーやの問題は そちら側に力の源泉、自我の根源があること。

受け入れるだけでは足りぬ、飼いならす方法を見つけろ。」

「ぐぅっ!」

「ぼーやのそれが何になるかは誰も知らぬ、誰も助けられぬ。

貴様自身が見つけるのだ!

力に呑まれるも支配するも全ては貴様次第!

それが出来なければ・・・闇の魔法は諦めろ。」


エヴァがネギ先生の頭から手を離すと同時に

ネギ先生は以前見た闇の魔法の暴走状態となり

悪魔のような姿に変化し、

エヴァが全力で闇の魔法を使った時と似たような光る紋様が

手の甲から少し離れた空間に浮き上がる。


先生の場合は見た感じ、炎を形どっているようだ。

確か一度だけしか見たことがないのでうろ覚えだが

エヴァの場合は氷の結晶のような形だったと記憶している。


「拙者達は何を?」

「ぼーやが力の制御方法を見つけるまで時間稼ぎ・・・

つまりその間、死なない程度のぼーやをボコボコにすればいい。」

「ボコボコって・・・・」 lll

「刹那、魔物の扱いは本業だろう?

貴様の神鳴流 弐の太刀でぼーやの負の心でも切ってみるか?

良い訓練になるぞ?」

「そ、そんな事をして大丈夫なんですか?」

「大丈夫だろう、ぼーやの闇がその程度でどうにかなるなら

これほど闇の魔法と相性がいいはずがないからな。

逆にぼーやの助けになるやもな・・・それに貴様も良い訓練になるだろう。」

「は・・・はぁ・・・」 lll

「何を不抜けている?

コイツはそこらの中ボスクラスの魔物より 余程厄介だぞ?

気を引き締めねば逆に殺られるぞ。」

「っ・・・は、はい!!」 「了解でござる!」

「じゃあ私は外で待ってるから。」


私は桜咲達に巻き込まれる前にこの場から逃げようとした・・・・が


「待て。」


エヴァに背後から襟を捕まれ止められる。


「丁度いいからお前も訓練していけ。

鈍ってないか見てやろう。」

「・・・・・・結局こうなるのかよ。」 lll


こうしてネギ先生の暴走を抑える要因に私も巻き込めれることになってしまった。







side 夕映


コレットや委員長達は のどかにこの世界事や、

魔法世界の住人の話をされ、

一時は混乱したり、落ち込んだりもしたようだが

私や他のクラスの皆に励まされる形で落ち着きを取り戻すことができたようだ。


しかし、まだ思うところがあるのか

しばらく自分達だけにして欲しいと頼まれ、

茶々丸さんや千雨さんの姿も見えないので

私は船の甲板で少し風に当たりながら、今後の事を考えることにした。




船の甲板に上がると先客が居たようで

制服を着ていなかったので最初は分からなかったが

よく見ると所々破れてはいるが、パーティドレスを着たのどかだった。


「・・・・? ・・・ゆえ。」

「・・・のどか。」

「身体は大丈夫?

色々・・・話したかったよー・・ゆえ・・・。」

「身体はなんともありませんです。

私ものどかと会って話したかったですよ・・・

ゲートポートで飛ばされてから 結構たちましたから・・・。」

「そうだね・・・でも、無事でよかったよ。」

「そうですね。」


一度オスティアで会いましたが、

あの時はとは違い、今日はゆっくり落ち着いてのどかの無事を確認したが・・・


久しぶりに見たのどかは以前とは違い

おどおどした感じはなく しっかりとした表情で

体つきも以前と比べて少し痩せたというか・・・それよりも

引き締まった体つきで こっちの世界に来てから色々大変だったようだ。


時折ソプラノから話しは聞いていたので

無事だとは分かってはいたが、

こうして直接会ってみると 無事を確認できた嬉しさもあるが、

私の知らない所で色々と成長した彼女を

見ることができなくて、友達として少し寂しさもある。


「えへへ・・・二人ともボロボロだね。」

「え・・・そ、そうですね。」


のどかに指摘されて自分の服の様子を見てみるが、

戦闘で直接攻撃を受けた事はないが

炎の魔法を全力で使ったことで

服の裾やスカートやマントが焦げだりしてみっともないことになっていた。


「ゆ、ゆえ・・・それで、その・・・

アリアドネーの娘達は大丈夫・・・かな?

あの時は私も戦闘から逃げてきたり

魔法世界の秘密を知った直後で、無神経な言い方しちゃったけど・・・」

「あ、はい。

コレット達は大丈夫ですよ。

魔法世界やこの世界の住人の事はショックみたいでしたが

大分落ち着いたみたいです。

まだ少し色々考えることはあるようでしたが

それでもさっきの会議のような事はもうないと思うですよ。」

「そっか、良かった・・・後で時間があったら一度会わせてくれないかな?

やっぱり一度直接謝りたいと思うし・・・」

「わかったです。

今度部屋に戻った時にコレット達に話をしてみるです。

魔法球で休憩する時に 一緒に入ってゆっくり話すのもいいかも知れないですね。」

「そうだね・・・彼女たちも私に聞きたい事があるだろうし

一度ゆっくり話をした方がいいかも知れないね。」

「はい、そうしてあげてください。」

「・・・フフ、私もこっちに来て大変だったけど、

ゆえも色々あったみたいだね。」

「・・・・そうですね、

なんだかんだ言ってもアリアドネーの彼女達には

色々助けられたのかも知れないですね・・・

あの街で魔法学校に入った私に色々良くしてくれましたから。」

「そうだね・・・私も・・・・・今はあの魔法使い・・・デュナミスに

完全なる世界に連れていかれちゃったみたいだけど、

こっちの世界に来てたくさんお世話になった人達がいるから・・・

みんな なんとか助けてあげたい。」

「私も手伝うですよ・・・」

「うん・・・ありがとう、ゆえ。」


こっちの世界に来て色々大変な事があったけど、

のどかがこんなにしっかりとした娘になれた事は

不謹慎かもしれないけど 良かったのかも知れないですね。


「あ・・・そ、そうだ!

勉強ギライだったゆえが 警備隊の試験の合格して入隊したんだよね?

アリアドネーの鎧見せてよ ゆえ!

麻帆良の頃はあんまりゆえの魔法使うところ見たことないけど

アリアドネーの魔法騎士団の候補生って 凄い難関なんでしょ?

スゴイよー!」

「え・・・いや、あれはたまたまコレットに無理やり誘われて・・・

まぁ、鎧を見せるのはかまいませんけど・・・」


あの鎧は一応私にぴったりのサイズになるようになっていますが

私には似合ってないし、動きにくいのであまり好きではないのですが・・・


とにかく、暗い話になって雰囲気を変えようとのどかが

気を効かせてくれてみたいなので、

ここで嫌がるのも悪いですね・・・

そんな理由で、私はアリアドネーの警備隊の鎧を装備する。


「すごい、すごーい、カッコイイよ ゆえー!」

「いえ、それほどでは・・・それよりも のどかはどうしていたのですか?」

「私は残念だけど魔法の才能はあまりないんだってー

あ・・・でも見て見てー     来れ!」


のどかがネギ先生との仮契約カードを出して

アーティファクトと装備を召喚する。


そう言えば、仮契約カードには、幾つか装備品を収納する効果もあったんですね。


「じゃーん♪」

「おお!

冒険者ですね、それっぽいです。」


のどかの服装は華やかさは押さえられているが、

魔法防御効果の掛かったフード付きのローブに

上から動きのじゃまにならないような小さめの胸当てを装備し

ズボンも足元も裾がじゃまにならないように膝下で裾を止めて縛ってあって

動きやすそうな感じですね。

背負っているバックがうさぎの形なのがのどからしいです。


「で、これが迷宮でGETした鬼神の童謡って言ってねー・・・・」




その後、私とのどかは久しぶりにゆっくりと話しをし、

お互いこれまでどんな生活を送ったか、

どんな事件があり、どんな人達にお世話になったのかを話していた。


途中でハルナ達図書館探検部のメンバーや、

コレット達アリアドネー警備隊の皆も参加して

それぞれお互いの話しで盛り上がり、

のどかとコレット達のわだかまりも少しは改善することができるといいですね。






side ソプラノ


現在、私達はオスティアやアリアドネー、ヘラスの混成艦隊の中の

オスティア旗艦内部で特別に私達に用意された一室で

エヴァ達とお茶を楽しんでいる。


この船に乗り込む時にクルトに会ったが

ネギ先生に手ひどくやられたようで

少し負傷していたが治療の甲斐もあり 残っている怪我は軽微なもので

艦隊の指揮には問題ないようでなによりだ。


しかし表情に影があり、どうやら高畑先生と何かあったようだ。

彼も紅き翼に所属していた事自体は誇りにはしているが

大戦後のアリカ姫や政治の世界との関係で

ナギ達や他のメンバーが動けなかったことに苛立ちを感じているようで

なかなか、昔の知り合いに会って素直に喜ぶこともできないようだ。




そうして過ごしていると、世界樹と私とのリンクで

少し痛みを伴う反応があり、つい口に出てしまった。


「んぅ・・・っ!」

「・・・・どうした姉様? 変な声を出して。」

「発情したカ?」

「・・・・え!?」 //

「そんな訳無いじゃない・・・ちょっと世界樹とのリンクでね、

蟠桃に少し無理させちゃってるみたいでね。」

「大丈夫なのカ?」

「その辺は大丈夫だよ、想定内だから。

20年前と同じように 完全なる世界が魔法世界の魔力を集めてるみたいでね。

大戦時はゲートが各地に分散されてたから影響が薄かったみたいだけど

今回は邪魔が入らないように奴らが各地のゲートを破壊したからね。

でも世界樹の近くには私達のゲートポートがあるから

そこから魔力が溢れちゃってるから魔力の暴発を回避するために

蟠桃に蓋の役目みたいなことをしてもらってるんだ。」

「そう言えばそんな事もあったか・・・?

ククッ・・・・今頃じじぃ達が大慌てしてる頃だろうな。」

「そうだろうね。

エヴァや私達を大慌てて探しているだろうね。」

「そう言えば、向こうはんには なんも連絡せずに来たんでしたっけ?」

「どうだっけ?

誰か連絡した?」

「さぁ、私はしてないぞ。」

「私モ。」

「私もです。」

「「私達はその件に関しては 何も指示を受けませんでした。」」

「・・・・ヒマダ。」

「まぁ、向こうには学園長や、アルビオレ・イマがいるから何とかするでしょう・・・

って言うか、世界樹の発光以外影響は出ないはずだし蟠桃は強い子だから。」

「まぁ当初の計画通りだな。

「しかし、ほんまに大丈夫なんやろか?

こっちの方には結構な量の魔力が集中してしまうんやろ?」

「逆にその方が私には好都合なんだよね。」

「そうなんですか?」

「エヴァとも何回か実験して確認済みだからね。」

「ウチに内緒で そんな事してはったんですか・・・」


千草が自分に内緒にされたことが気に入らないようで

表情は変わらないが、

私の肩に手を置き、その手込められている力がどんどん強くなっていく。

このままだとマズイので、千草になんとか言い訳をする。


「じ、実験て言っても、もう何百年も前の話だから!

千草はまだ生まれてもない頃の話だよ。」

「そうなんですか・・・」


千草は残念そうにしているが

流石に何百年も前の話しなので、素直に諦めたようだ。


「その実験ってどういう事か聞いてもいいカ?」

「実験っていっても、当時の私達には日常的だったからな~。」

「・・・そうだな。」

「で、どういう内容ネ?」

「私の能力を使う時にその反作用をコントロールする方法だよ。」

「ソプラノの能力? あの光の楯カ?」

「違うよ、もうひとつの方。」

「アレですか・・・」

「あの能力使った時の影響をコントロールするには

必要な素材や魔力を事前に用意しておけば、

ある程度は指向性を持たせられるんだよね。

つまり、今墓守り人の宮殿に集められている魔力があれは

あそこで私が多少無茶して能力を使っても

周辺に集められている魔力で相殺できるんだよね。」

「なるほど、以前エヴァンジェリンの魔法球の中で見せてもらった

アレがかなり自由に使えるという事カ・・・」

「まぁ、予定では最後の詰めに何回か使うかも?

ってくらいだから、余った魔力は造物主の掟か私の能力で

魔法世界維持のほうに回せばいいと思うよ。」

「計算では魔法世界維持に方に回せれば

それだけで何年分か十何年分位にはなるはずだ。

その分しばらく魔法世界の大気中に含まれる魔力が減少するが

そこは世界樹の植林で十分カバーできる。」

「そんな訳で、世界樹や墓守り人周辺の魔力はあまり気なしないでいいよ。

逆にこっちにとって好都合なくらいなんだから。」

「了解ネ。」

「分かりました・・・・

せやけど、これが終わったら一度旦さんとエヴァはんには

ゆっくりこれまでどんな生活を送っていたか、

詳しく話してもらわなあきまへんな。」

「そうだネ、私もその辺は少し気になるネ。」

「あの・・・・私も聞きたいです。」

「「私達も一度ゆっくり聞かせていただき、

今後のお世話に役立てたいと思います。」」

「・・・・・・エヴァ・・・」 lll


皆に今までの私とエヴァの生活を話したら・・・

なにかとんでもないことになりそうな気がする。


私はエヴァに助けを求めるように視線を向けるが・・・


「・・・・姉様、私の分も頼んだぞ。」

「妹に見捨てられた!!」 lll


私とエヴァとの暮らしを、私一人で話せというのか・・・この妹は・・・・

なんて・・・恐ろしい娘・・・




どうやら今回の戦いよりも、

むしろ これが終わった後の戦い (お話し) が

私の人生においての最大の戦いになりそうだ。


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  1. 2012/03/29(木) 15:02:46|
  2. 二次創作小説 ネギま
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