たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  075



綾瀬夕映達が神楽坂明日菜達と合流し脱出を開始する少し前・・・




新オスティア 総督府 広場




side 千雨



「ネギ坊主・・・大丈夫アルか?」

「ハ、ハイ 古菲さん、もう何とか一人で大丈夫です。

この広場を抜ければ 地下通路のシャフトに着くはずです。

急ぎましょう。」

「行きましょう千雨さん。」

「・・・あぁ。」


今は先生達と無事に脱出することがまずは大事だが、

クルトさんはあの後、古菲達が乱入してこなかったら

何を言おうとしたんだろうか?


(この魔法世界は過去に何者かによって火星に作られた世界ですが・・・)


作られた世界ですが・・・か。

あと1分・・・いや、数十秒でも時間があればよかったんだが・・・

とにかく今は脱出することが先決か。


私達が広場の脇を駆け抜けていると

どこかでかなり大規模な戦闘でもしているんだろうか?

爆発音や銃声、魔法を使用した戦闘の音が聞こえてくる。


「舞踏会会場の方で戦闘が行なわれているみたいですね・・・」

「・・・・そうだな、今回の舞踏会には

今回の祭りに参加した各国の要人がほとんど参加しているからな。

敵が狙うなら最高の機会だろうな。」

「デモ、高畑センセが言うには

来賓客の被害はかなり少なく済んだらしいアルよ。」

「クルトさんもその辺は分かっていたんでしょうね。

かなり厳重な警備状況のようでしたから。」

「そうだな・・・・・っ!?

先生ッ!?」

「「!?」」


広場の方から急に激しく金属同士がぶつかったような音が聞こえたかと思ったら

今度はガラスが割れるような音が鳴り響き、

広場の何も無い空間から重装備のラカンのおっさんが降ってきた。


「ラカンさん!?」

「・・・・ハァ、ハァ・・・・よぉ・・・ボーズじゃねぇか。

最後に会えて・・・良かったぜ・・・」

「!?」


最後? どういう意味だ?

ラカンのおっさんは疲労はしているようだが

外傷はそれほど無いが・・・


私達がラカンさんを確認したその直後、

またガラスが割れたような音が聞こえたかと思ったら、

空間から白髪のガキ・・・? が成長したような感じの男が現れた。


「・・・・ッ!?  フェイト!!!」

「・・・・ネギ・スプリングフィールド・・・

ここに空間を開いたのは・・・あなたの意志か?

ジャック・ラカン。」

「ぬんっ!」


ラカンのおっさんはすぐに立ち上がり戦闘態勢に入ったかと思ったら

自分の周りに大量の剣を主体とした武器を召喚し

フェイトに向って投擲するが、フェイトの張っていると思われる障壁に

触れると液体のように崩れ落ち消滅していく。


直ぐ様おっさんは巨大な剣を召喚し

フェイトに向って投擲するが、やはり同じように障壁に当たると消滅する。


「何度やっても無駄だよ、無意味だよJ・ラカン。

全てを分かっていて何故向かってくる?」


フェイトが一度目を閉じ、魔力を集中しその後目を開くと同時に

何か攻撃したようだが、おっさんはその場から半身身体を動かし

回避したが、右腕をやられたようだが・・・・なぜか出血は殆ど無い、

どうやら何かの魔法かアーティファクトで創りだした義手のようだ。


「・・・・!?

やれやれ・・・頭を狙ったんだけどね。

ここまで持つだなんて・・・貴方には本当に感服するよ。」


何かがおかしい・・・いくらフェイトが強いと言っても

あのラカンのおっさんの障壁をものともせずアレだけの攻撃が出きるだろうか?


ネギ先生との拳闘大会の試合でおっさんの実力はある程度分かっているが

私が、フェイトと何回かやりあった経験から考えても

この状況は考えられない・・・私はフェイトの様子を観察してみるが

フェイトの魔力の充実具合は確かにかなりのものだが

おっさん相手にアレほど圧倒できるほどではない・・・

それでは二人に何があったのだろうか?


観察していると、フェイトが自分の身の回りに展開している、

武器の中に、見覚えのあるものが一つ浮かんでいる。


「・・・・・っ!?」 lll


見覚えがあるも何も、私が先輩から預かってる鍵 そのものだ。


「今の貴方と僕には圧倒的な力の差がある・・・象と蟻・・・

いやそれこそ字義通りに 神と人ほどの力の差が・・・

それを十分に理解している・・・何故だ?」

「ラカンさんっ!!」

「来るな!

へっ 若造・・・フラフラじゃねぇか・・・

そこでおとなしく最後まで見とけ。」


そうネギ先生に言うと、おっさんはやられた右腕の部分に

アーティファクトを使ったのか?

巨大な、おっさんの身長ほどもある巨大な腕のような

武器を召喚しフェイトに向って構える。


「・・・貴方には似合わぬ無様な武器だ、何故だ・・・?

何故貴方はそんな顔で戦える?

すべてが無意味だと知らされながら・・・

いや、貴方はすでに知っていた・・・10年前、いや、20年前のあの日から・・・

MM上層部がひた隠しにするこの世界の秘密に・・・」


この世界の秘密?

この魔法世界が火星に作られた人造世界だということか?

・・・いや、それにしては話が繋がらない。

魔法世界が人工的に作られたものだとして

それがラカンのおっさんに何の関係がある?


あのフェイトの言い方からすると、

それを知ったらラカンのおっさんの戦意が削がれるような内容らしいが

この魔法世界が人工的に作られたものだとして

それがおっさんの戦意に繋がるだろうか・・・・


魔法世界、人工的に作られた世界・・・MM、元老院・・・MMの国民?

鍵、魔法世界の住人にはこれに抗うすべはない・・・MMと魔法世界の住人の違い?


「この世界の無慈悲な真実に。

絶望に沈み神を呪ってもおかしくは無い真実だ。

事実、これまでに僕が見てきたものは皆そうだった・・・

何故だ? 真実を知り 尚 20年・・・

何故貴方はこの意味なき世界をそんな顔で飄々と歩み続けられる?」

「ほ?

・・・何だ てめぇ、んなこともわかってなかったのか。

真実? 意味? そんな言葉 俺の生にゃあ何の関係もねぇのさ。」

「・・・ッ、ならば・・・

その真実に焼かれて消え去るがいい・・・ 幻よ !!」

「・・・っ、皆下がってください!」 lll


ネギ先生が私達の一歩前に出て魔法障壁を全力で展開する。

本来なら私も協力して障壁を張るべきなのだが

私はフェイトの最後に発した単語と今までの思考が噛み合い

一時 思考停止状態になっていた。


そんな状況でも時間は流れていく。

フェイトが大量に召喚した釘の様な形状の石柱が

ラカンのおっさんに向って大量に降り注ぐ。


「ラカンさん!!」


おっさんはフェイトの攻撃で発生した粉塵にまぎれて

フェイトの背後に回りこみ殴りつけるが、

それに反応したフェイトに防御され、近接戦闘に持ち込まれるが

フェイトの鍵を使った 魔法世界の住人 に対しては必殺の攻撃を回避し

背後に周り、フェイトを左腕で殴りつけ、フェイトの動きが止まった隙に

ついに右手の巨大な拳を叩き込む事に成功した。


「ぐ・・・・こ、これも無意味だよ、J・ラカン。

結果はもう決まっている。」

「・・・フン。

けど、楽しかったろ?」

「・・・・!」

「もちっと楽しめや、フェイト。」


おっさんがフェイトの名を呼んだ時、

巨大な右手から爆発音が聞こえ、

肘の部分に突き出していた鉄柱が拳に方に向かって縮んでいき、

爆発音と衝撃波と共にラカンのおっさんの右拳がフェイトに叩き込まれた。


「ス、スゴイ!!

あのフェイトを倒してしまったアルか!?」

「ラカンさんっ!!」


おっさんの攻撃で辺りに舞い上がった粉塵が収まり始め、

二人の様子を確認しようとすると・・・


おっさんとフェイトが居たその場には、おっさん一人だけが立ち

自分の左腕を眺めていた。


「・・・・なるほど、限界ってわけか・・・

確かにもう結果は決まってやがったな。」

「ラ・・・ラカンさん・・・」

「・・・ぼーず。」


ラカンのおっさんの身体はまるで人体を構成する物質ではないかのように

サラサラと・・・まるで砂か灰のようにゆっくりと風に舞って削れていく。


「まぁ・・・なんだ。

おっさん世代の矜持として拭き残しはサッパリ拭ってやりたかったが、

どうも、全部押し付けることになっちまいそうだ。」

「ラ・・・カン・・・さん・・・?」

「悪ぃ。

まぁ、てめぇにならやれるさ・・・」

「・・・・・・・J・ラカン・・・」

「ラ・・・ラカンさんッ!!!」 lll


おっさんは不意に吹いた強い風にそのまま身体を削られて

まるで砂の山が海の波に呑まれるかのように消え去っていった。


(幻か・・・・・・・やっぱり・・・そういう事だったんだな・・・

この世界の秘密というのは。)




「・・・・・J・ラカン。

最後まで・・・わからない男だった・・・・」

「な・・・無傷アルか?」 lll

「・・・フェイト・・・・・・・・」 #

「!?

ダメだ! 先生!!」

「フェイト・・・アーウェルンクスッ!!」 #


ネギ先生は、目の間でラカンのおっさんがやられたことで

理性を失い、闇の魔法を全力で発動し闇の魔法に呑み込まれ始める。


「グゥ・・・・ガッ・・!?」


ネギ先生のその様子は、一度だけエヴァに見せてもらった

彼女が全力で闇の魔法を発動した時のように・・・

いや、それよりももっと悪魔に近い姿に魔力を見に纏い、変化していく。


「フ・・・」

「ア゛ァアッ!!」


ネギ先生はそのまま怒りに身を任せてフェイトに突っ込んでいく。

フェイトのもとに辿り着く、ほんの数瞬に、

雷の投擲を無詠唱で発動し、フェイトに叩きつけていく。


「ちっ・・・あんな状態なのに あの魔法を無詠唱で発動するのか・・・

こんなの私じゃ止められねぇぞ。」 lll



「やるのかい? ネギ・スプリングフィールド。」

「クッ!!」

「いいだろう、やろう。   ネギ君。」

「オォオオッ!!」 #


ネギ先生が理性を無くし、闇の衝動に呑まれ、

フェイトとの戦闘を開始しようとしたその瞬間・・・


「まぁ、落ち着け。」


不意に何かがネギ先生の頭を殴りつけたように

ネギ先生は前のめりに倒れかける。


「えっ・・・今のは・・・ラ・・・」

「・・・・・・フフッ、心底呆れた男だ・・・愉快だよ。

・・・今日はやめとこう ネギ君。」

「な!?」


フェイトはそう告げると水の転移魔法でその場から姿を消し、

どこかへ消え去っていく。


「ま、待てっ! フェイト!!」

『やめとけ やめとけ 今のお前じゃ勝てねぇよ。』

「・・・!!

ラカンさんッ!?  ラカンさんなんですか!?」


ネギ先生がさっきから聞こえるラカンのおっさんの声の発生源、

ラカンのおっさんを探してあたりを見回す。


するとネギ先生の背後にうっすらと魔力で構成された精霊のような・・・

透けて見える身体のラカンのおっさんが現れ始める。


「おっさん・・・」

「ラ・・・ラカンさん・・・・・」

『よぅ♪』


ネギ先生もラカンのおっさんの姿を見て落ち着いたようで、

魔力で構成さた悪魔の様な爪や翼が崩れていき

元の姿に戻って行く。


「ラ・・・ラカン・・・さ・・・ん?」

『ん? この姿か? 気合いだ。

全ては気合でなんとかなる。』

「・・・おっさん・・・おっさんと私達じゃ やっぱり・・・そうなんだな?」


私はなんとかネギ先生と古菲に悟られないように言葉を選ぼうとするが

うまく表現できずにいた・・・・が


『ふむ・・・どう言うわけかしらねぇが、千雨は世界の真相は掴めたようだな。

なら、話は早ぇぜ。

見ての通り 奴らは世界の秘密に繋がる力を得たみてぇだ。

時間がねーから 詳しくは千雨の嬢ちゃんにでも聞けばいいが・・・

俺じゃ 今の奴らにはてんで敵わねぇって訳だ。

奴らを止められるのは、お前達だけだ。』

「・・・・・!」

『まぁ、ガキのてめぇに世界を背負え、とまでは言わねぇ。

・・・アスナを頼む。』

「え・・・?

アスナさん・・・・アスナさんがどうかしたんですか!?」

『奴らが 造物主の力を得ている以上、

ホンモノのアスナは向こうの手にあると考えるべきだ。』

「え・・・? ホンモノ?

ラカンさん、今なんて!?」

『おーう、千雨!』

「な、なんだよ・・・・」

『余計な事押し付けちまって悪ぃ~な。

あの二人やクルトが 後はうまくやってくれるとは思うが、

今の暴走を見て分かるとおり、コイツはまだまだだ。

バカやらねぇように見ててやってくれねぇか?

今はぼーずの周りにいる奴で嬢ちゃんだけが

闇の魔法を・・・・己の闇を克服しているみてぇだから頼むぜ。

その辺を見てやってくれ。』

「なっ・・・・バ、バカ言ってんじゃねえよ!

何で私が! 先生の世話は神楽坂の仕事だろう!?」

『今 お前達の傍らにいるアスナはおそらく偽物・・・・替え玉の幻だ・・・』

「なっ・・・?」

「「・・・・!!」」

『いや・・・偽物とはいえねぇか・・・俺や・・・この世界のように・・・』

「あ・・・ラ・・・カンさ・・・ん・・・」


徐々にラカンのおっさんの身体が崩れていく・・・


『へっ・・・じゃあな、ぼーず。

闇に食われるなよ?

・・・・後ろじゃねぇ、前を向いて歩け!』

「ラカンさんっ!!」


おっさんの身体は・・・ネギ先生の方に置いた右手と口元が残るだけ。


『前を見て歩き続ける奴に、世界は微笑む!』

「ラカ・・・ン・・・さ・・・ン・・・」

「・・・・・」


おっさんは最後の言葉をネギ先生に告げると

風に乗って消えて行った。


「ラカン・・・・・・ラカンさんっ!!」

「・・・・・・・」

「・・・・バッカ・・・が・・・・・・

最後に面倒事だけ押し付けて消えてんじゃねぇよ・・・ったく・・・・」




ラカンのおっさんが消えていった夜空を眺めてみるが・・・

星がぼやけて見えるだけで、そこにおっさんの姿はなかった。






side 茶々丸


「キタキタキターーーッ!!

コレだよコレ!!

B級ハリウッド展開!!

私が求めていたのはコレだーーッ!!」

「巨大召喚魔の触手、未だ増殖中。

周辺空域の飛行魚を片っ端から襲っているようです。」


ネギ先生達と別れた後、私は早乙女さんの船のオペレーターとして

巨大召喚魔からの逃亡中。


相坂さんが現在銃座に座って召喚魔の触手や飛行する悪魔達を迎撃してますが

なかなか敵の数が多くて苦戦しているようです。


「巨大召喚魔本体にはヘラス帝国守護聖獣、古龍龍樹が投入された模様です。」

「えええっ マジで!?

・・・・って 怪獣大決戦じゃん! 案の定!!」

「オイッ ヤベェぞ!

触手に行く手を防がれちまった!!」

「なにぃいいいい!?」


前方を確認すると召喚魔の触手が前方で円を描く様に展開し

私達の船の進行方向を防いでいる。


「やるじゃないっ!!

光子魚雷 一番二番発射!!」

「一番二番発射・・・しかしハルナさん、退魔魚雷じゃないんですか?」

「ノリよ! ノリ!!

続いて主砲スタンバイ!!」

「主砲、スタンバイ。」

「魚雷の爆破のタイミングに合わせて主砲を発射して

相乗効果で一気に抜くよ!」

「了解。」


先ほど発射した魚雷が前方の触手に迫って行く。


「今だ! 『主砲ッ・・・発射ぁ!!』」

「主砲、発射。」


ハルナさんの主砲発射のタイミングが完全に決まったようで

魚雷の爆発と主砲の相乗効果で、

進行方向の召喚魔の触手を破壊。


そのまま私達の船は触手の戦闘範囲から無事抜け出せたようで

ひらけた空域に出る・・・が


「接近警報、右後方から何か巨大な物体が着ます。」

「げげっ!?

全力回避 取舵一杯!!」


ハルナさんの指示で舵を取り回避行動に移る。


船が回避行動を取った直後、

もともと船が居た空域を何か巨大な手のような物体が通り過ぎていく。


「巨大な物体の正体が分かりました。

触手を操っていた召喚魔の本体の一部です。」

「そんなの見りゃ分かるわよっ!!

怪獣大決戦の現場に出ちゃったじゃない!?」 lll

「ーーって、オイオイオイ龍樹あっさりやられちまってんじゃねぇか!?」

「先ほど私達の船に接近した物体は巨大召喚魔の左腕部分を使用しての

龍樹に対する攻撃だったようですね。」

「何冷静に分析しちゃってるのよ、茶々丸!」

「しかしハルナさんが、船のオペレータたる者は

何時いかなる時も報告は冷静にするようにと・・・」

「今はそれどころじゃないわよっ!」

「オイオイ冗談やってる場合じゃねぇぜ、二人共。

龍樹は一発でやられちまうし、ヘラスの艦隊の攻撃も全く効いてないみたいだぜ。

パル姉! ずらかった方がいい!

・・・・おいっ どうした?

早く逃げねぇと!」

「いや、まぁ そうなんだけど、いずれ世界を制覇するものとして

ここで逃げる選択はどうかと一考・・・」

「命あっての物種だろぉぅっ!!

おい、茶々丸の姉さんもなにか言ってやってくれ!」

「カモさん、少々お待ち下さい。

はい、それで使用してもよろしいということでしょうか?』


召喚魔の触手から抜け、巨大召喚魔を確認した後、

この船があの召喚魔から逃げられる可能性を計算したところ

3.25%の可能性しかなかったので、私は超鈴音に連絡を取り

アレに対処できる武装の使用許可を取っている。


『いいヨ、こっちでも龍樹がやられた時点で

どうにかしなくちゃいけなかったからネ。

茶々丸の方で処理してくれるならアル・イスカンダリアを使ってもいいヨ。』

『了解しました。

・・・上の方から武器使用許可が出ましたので

あの巨大召喚魔をこちらで排除することにします。」

「上の方ってどこからさ!」

「おい、茶々丸の姉さん、いくらなんでもそれは無理だろ!」

「大丈夫です、私は甲板に出ますので

操縦の方はハルナさんお願いします。」

「茶々丸ちん、本当に大丈夫なの?」

「スペック上、問題は有りません。」

「だけど、アレをなんとか出来る武装って・・・何も持ってるように見えないけど?」

「話は後で伺います、今は時間がありませんので。」

「あ、おぃ 姉さん!」


カモさんが何か言いかけてましたが、

時間がないので私は二人を操縦席に置いて、

甲板に向って駆け出す。




甲板に着くと・・・

さよさんが巨大召喚魔を見て腰を抜かしたの甲板に座り込んでいた。


「さよさん大丈夫ですか?」

「へ? ・・・・あ、茶々丸さぁん・・・あ、アレ・・・

あんなおっきいのどうしたらいいんですかぁ?」 lll

「私が対処しますので、少し下がっていてもらっていいでしょうか?」

「あ・・・はい。 どうぞ どうぞ。」

「ヘラスのテオドラ皇女やMM議員、来賓の方々を

ここでやられるわけにはいきません。

二一三〇式 超包子衛生支援システム 空とび猫(改) 起動します。」


猫耳形の衛生との通信装置と飛行ユニット、

ネコ型 (?) 照準器を召喚し、私は巨大召喚魔に向かい

照準器で射撃座標を指定し通信機で衛生に送る。


『何それ!? レーザー照準装置・・・・・ってことは、

まさか、夢と浪漫の詰まった衛星兵器ッ!?』



「威力が大きすぎて個人戦闘ではとても使用できませんが、

アレほどの巨大な質量の相手や、

対軍用ではかなりの効果が期待できる武装です。

・・・・艇長、標的との距離を維持してください。」

『りょ、了解!』

「・・・衛星とのリンク 良好、エネルギー充填完了、

・・・発射します。」


私が照準器のトリガーを引くと衛星へ発射命令が通信され

衛星から巨大召喚魔へと強力なレーザーが射出される。


レーザーの直撃を受けた巨大召喚魔は一撃で本体部分が消滅し

本体消滅と同時に触手も消滅していく。


「敵の消滅を確認しました。」

「すごいです! 茶々丸さん!

あんなおっきい魔物やっつけちゃうなんて!」

「ありがとうございます、さよさん。」

『す・・・・すごーいっ!

茶々丸ちんすげぇー、衛星兵器も搭載してるロボメイドなんて最強じゃない!』

「何が最強か分かりませんが、

この攻撃に耐えられる魔獣や魔物は 私のデータ上には存在しません。

それよりもハルナさん、この空域の魔物は後は小型の飛行タイプのみですので

このままネギ先生達との合流地点まで移動しましょう。」

『お、OK~。

茶々丸ちんも操縦席に戻ってオペレーターの続きを頼むよ~。』

「了解しました。」



ハルナさん達とネギ先生達との合流地点に向かう為、

私は甲板から操縦室へ戻った。






side 千雨




フェイトとの戦いで、ラカンのおっさんが居なくなってしまい

落ち込むネギ先生と私達のところに急に宮崎から念話が届いた。


『先生! 先生っ!

時間がないので要点だけ言います!

誰か大事な人が消されてしまっても 復活の方法はあります!

誰かが消されてもあきらめないでください!』

「え・・・・? の・・・どかさん?」

「?・・・・どういうことだ? おい・・・宮崎! 本屋っ!!

っち、もう念話切ってやがる。

と、とにかく先生、私達も早く合流地点に向かおう、

そこで宮崎から詳しく今の話を聞こう。」

「そ、そうですね・・・今はとにかく・・・・・クッ・・・・・」 lll

「ネギ坊主!?」


古菲が様子のおかしいネギ先生に駆け寄ると

そのタイミングに合わせたように私達の周りが光で照らされる。


「ネギ先生ぃ~~っ!!

皇女様が 軍を出して悪魔を押さえてくれてますーーっ!

今のウチに逃げましょう!

はやく はやく!」


声のする方向を見ると早乙女の船に乗った相坂がこっちに向かって手を振っている。


「さよっち!

合流地点の皆はどうしたアルか!」

「なんだか連絡が来て、別の船で先に逃げるそうですーっ!」

「ぐ・・・・っ」

「!?」


ネギ先生の様子がおかしい・・・

胸を押さえて苦しそうにうずくまっている。


「グッ・・・・・うぅ・・・・くっ!」

「ネギ坊主!」 「「先生っ!!」」

「あ・・・がっ・・・・あぁああぁっ!!」

「先生!」 「ネギ坊主!!」

「クソッ、マズイ 闇の魔法の後遺症が出始めたんだ!

古菲! 先生を担いで急いで船に乗せて寝かせるんだ!」

「お、おぉぅ、わかったアル!」



こうしてネギ先生は古菲に背負われて早乙女の船の寝室に担ぎ込まれていき

私達はなんとか無事 (?) に早乙女達と合流できた。

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  1. 2012/03/24(土) 02:55:01|
  2. 二次創作小説 ネギま
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