たいちの仮設避難所

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  072



新オスティア 総督府 舞踏会会場




side 千雨


今日の午前中、ネギ先生達が買い物に出かけた時に

夕映と鉢合わせ、その後クルトさんにも会ったという話をネギ先生達から聞き、

それを踏まえた上で茶々丸と二人でクルトさんが

これからどう動くつもりなのか考えてみたが・・・


それよりも厄介な問題がネギ先生や村上より上がってきた。


この魔法世界の秘密・・・この世界が

もしかしたら火星に作られたんじゃないかという仮説。


クルトさんからの今夜の総督府での舞踏会の招待状の映像で語られた

ネギ先生の両親の事や世界の謎、

クルトさんはこれらのほぼ全てを知ると自身で語っていたが、

以前から先輩やエヴァ達と何かこそこそと企んでんいた事に関係あるのだろうか?




思えば、今回の旅行の始まり・・・

学園長は魔法世界に来る事をかなり強く反対し、

ソプラノ達からは、通常ありえないほどの装備を渡され、

MMの武器所持許可証やネギ先生の闇の魔法等の準備をしていた。


こっちに来てからはテロ事件に巻き込まれたが

その時、私達に掛かった手配が国によってまちまちで

私や茶々丸、夕映に至っては参考人として手配すらかかっていない。

今回、私達がこちらに来る以前から

先輩達は魔法世界に来ていたフシがあるし

村上達の奴隷契約に関与した疑いもある。


いくらエヴァや先輩がこっちに顔が利いて

異常な力を持っているとしても

事前にこうなることを予見して準備しておかなければ無理なことが多い。




そこへ来て先ほどネギ先生と村上の話で出てきた

この魔法世界が火星に作られたのかも? という話だ。


茶々丸のデータでは火星の地形や名称に酷似している部分が多く

それに超鈴音は度々自分は未来の火星から来たと言っていた・・・


私も本人から詳しく話を聞いたわけではないので

皆で茶々丸を問い詰め、なんとか得られた情報では

超は魔法世界でこれから起こるであろう何らかの災害か事件を

回避するためにこっちの世界に来て、

学園祭で事件を起こしたという話だ。




しかし先輩達に敗れ、説得を受けて今でもこっちに残り

先輩達とこそこそと何かをやっている。




それらの情報から考えると・・・

超が回避したい何らかの災害か事件は

今まさに現在進行形で進んでいて

先輩達やクルトさん達がそれを防ぐために動いていて

超もそれに協力している。


そんな中に今回 ネギ先生達や私達がテロ事件に巻き込まれ、

その火消しを同時に行っている。

私達3人はネギ先生達の警護役なんだろう。


これが超の防ぎたい事件に関係あるのかどうかは分からないが

状況から考えて無関係とは思えない・・・と、なると午前中に

クルトさんがネギ先生に接触してきたのは

これからの事に備えてネギ先生達を保護するのが目的か?


・・・しかしそれにしてはネギ先生に接触したときの態度を聞く限り

挑発的で敵意すら感じさせるものだったと言うし・・・




「だめだ~、まだ情報が足りないな・・・」

「どうしたんですか? 千雨さん。」

「ん~・・・クルトさんや先輩達が何考えてるかいまいち分からなくてな。」

「いっそのことご本人達に聞いてみてはどうでしょうか?

丁度舞踏会でクルトさんに会う機会を作れるのですから。」

「・・・そうだな・・・状況が複雑すぎて、

もう私達の手に負えないからな・・・。

この状況でいくら考えても情報が足りなさすぎるし、

そんな中で下手に動いて状況を更に悪化でもさせたら目も当てられないからな。」



私と茶々丸は会場の壁際で舞踏会の様子を見ているが、

流石にネギ先生と犬上は人気者のようで

行く先々で御婦人方を引き連れている。


他のメンバーも初めて参加する舞踏会をそれぞれ皆純粋に楽しんでいる。




私と茶々丸はエヴァの認識阻害で子供に変装しているため

流石に誰も声をかけてこない。

安心して壁の花の役目をしていた所に、

クルトさんから念話で連絡が来た。


『こんばんわ、千雨さんに茶々丸さん。

今夜の舞踏会は楽しんでいただけてますか?』

『私達はともかく、ネギ先生達は楽しんでいるみたいだな。』

『そうですか・・・しかしお二人のような女性に声をかけないなんて

この会場に来ている紳士方は見る目がないようですね。』

『今は子供に変装してるんだぞ・・・そんな私達に声をかけてきたら

そいつは間違いなく変態だろう。』

『それくらいの認識阻害は見破れるようにならないといけませんねぇ。』

『そういうあんただって無理なくせに・・・

エヴァ特製の認識阻害なんて見破れる奴そうはいないだろう。』

『まぁ、たしかにそうですね。

それはともかくお二人にはソプラノさんより伝言を預かっていますので

まずはそれを伝えます。

お二人には自分が思うように自由に行動してもらっていいそうです。』

『なっ・・・それはアレか?

ここでネギ先生達を見捨てて先輩達のところに逃げ帰ってもいいってことか?』

『そういう事でしょうね・・・まぁ、お二人はそんな事しないということも

織り込み済みでしょうが。』

『・・・・・・ふん。』

『お二人の事を信頼しているからこそでしょう。

自分が何も指示を出さなくてもネギ君達を守るために

動いてくれるだろうと信じているのでしょうね。』

『どうだろうな・・・・・

丁度良かった、私もクルトさんに聞きたいことがあったんだ。』

『なんでしょうか?』

『・・・この世界・・・魔法世界でこれから何か起こるのか?』

『ふむ・・・どうしてそう思うんですか?』

『この魔法世界が火星に作られた可能性や

超の存在、茶々丸から聞いた話から総合すると、

これから何か大規模な事件や災害が起こるんじゃないのか?』

『・・・・なるほど、ソプラノさんが茶々丸さんを貴女達に付けたのは

そういう意図もあったんですかね・・・

確かに、おっしゃる通り、この魔法世界は過去に火星に作られた世界で

今まさに崩壊の危機に瀕しています・・・が、

既にそれらは解決する目処が付いています。』

『先輩達とこそこそ動いていたことが関係しているのか?』

『そうです。

すべてが終わった後にソプラノさんにでも聞いてみるといいでしょう。』

『だったら今回クルトさんがネギ先生に接触したのもその関係なのか?』

『少しは関係有ります。

千雨さんも知っての通り、私はここオスティアの総督で

MMの元老議員と言う肩書きも持っています。

その関係でネギ君には是非とも我々に協力していただけたらと思いましてね。

なにせ、魔法世界の崩壊の危機は何とかできても

それ以後の政治的な動きで彼の存在は非常に大きいですからね。』

『それにしては、やり方が少々強引みたいだけどな・・・

それはともかく・・・なんでこんなに簡単に教えてくれるんだ?』

『それは既に千雨さんがある程度真相に近付いているというのと

隠しておく必要がある段階は既に過ぎたからです。

今、貴女がソプラノさんに会いに行って聞いたら

私と同じようにすべてを教えてくれるはずですよ。』


私に隠して必要がもう無い?

・・・・・・私から情報が漏れることを恐れて隠していたとすると、

既にこの世界の崩壊云々の話を解決したか、

・・・ゲートを破壊した組織を壊滅させた?

いや、白髪のガキは少し前に堂々とネギ先生の前に姿を見せた・・・

と、なるともう一つの可能性・・・

奴らが情報収集の段階を終えて 本格的に動き出す? 


『・・・・おい・・・まさか、近いうち・・・今日明日にでもなにか起こるのか!?』 lll

『全国のゲートを破壊した組織が

大規模なテロ活動を行おうとしている、と言う情報を掴んでいます。』

『やっぱり・・・あの白髪のガキの組織か・・・・』

『その辺りの警備状況については万全の用意を取ってありますが

なにぶん相手の組織がかなり厄介ですから

不測の事態に対応できるように、

ネギ君達にはできるだけ我々の手が届く場所に居てもらいたいのですがね。』


それにしてはクルトさんのやり方は・・・

実際その場に居た人間の話を聞くと敵意しか駆り立てないと思うんだが

クルトさんらしくないな・・・別の目的でもあるのか?




『さて、私の方も予定が詰まっていますので

話はこの辺でよろしいでしょうか?』

『あぁ、悪かったねクルトさん、変なことを聞いて。』

『いいえ、当事者である千雨さんや茶々丸さんが気になるのは当然の話ですから。

あと、一つお願いなのですが、

今後 総督府内で私に出会っても初対面を装ってくれませんか?』

『それはいいけど、何でだ?』

『貴女方には話してもいい話でも ネギ君達には聞かせられない話が有りますから。

私と千雨さん達が知り合いだと知れたら貴女方が後で詰問されることになりますし

最悪、宮崎さんのアーティファクトでも使われたらいけませんからね。』

『わかった。

まぁ、顔を合わせるとしても廊下ですれ違うくらいだろうけどな。』

『私も了解しました。』

『ありがとうございます、それでは舞踏会を楽しんでいってください。』



クルトさんとの念話が切れ

舞踏会の会場に意識を戻すと

いつの間にかネギ先生達は別れて行動しているようで

佐々木達や一部のメンバーしか会場にいない状況になっていた。






side クルト




「ふむ、これでこっちの方は大丈夫ですね。」


これでこの後ネギ君との話し合いの場で

万が一千雨さんや茶々丸さんと鉢合わせても

彼女が私と知り合いだということは避けられるでしょう。


宮崎さんのアーティファクトの対策もソプラノさんのプレゼントで万全ですし、

後はうまくネギ君を煽り、少なくともMMの人間に協力しないようにするだけですね。


完全なる世界との戦闘も厄介だが、

なにより厄介なのは、元老院の過激派がネギ君を取り込む事ですからね。


アリカ姫の件で彼を抹殺しようとしたくせに

自分達の身が危なくなった所で彼を取り込んで体制の立て直しを図られでもしたら、

私の今までの苦労が水の泡になってしまいかねませんから・・・




(アリカ姫・・・必ず貴女の汚名を晴らし、

貴女達ができなかったこの世界を救うという役目を、

私のやり方で成し遂げてみせます!

そして貴女もナギも、必ずその牢獄から出して見せます!)




しかしネギ君が怒って多少殴られるのは覚悟してますが、

ほどほどにして欲しい所ですね・・・

こればっかりは彼次第ですから・・・頼みますよ・・・ネギ君  lll






side 千雨




クルトさんとの話をしていた時・・・

あのバカガキ供が何をしていたか聞いた所で思わず足が出てしまった。


ネギ先生は古菲と、犬上は村上と仮契約をしてきたというのだ。


犬上はともかく、本当にネギ先生はいつか女に刺されるぞ・・・




私が蹴り飛ばした二人が戻って来ると

タイミングを合わせたようにクルトさんの従者 (?) の子供が

ネギ先生を呼びに来た。


「ナギ様。

クルト・ゲーデル総督が特別室でお待ちです。

同行者は3名まで許可されています。」

「分かりました。」

「よーし、来たわね、行くわよ!」

「アスナさんはダメです。」

「な、なんでよ!?」 #

「アスナさんは大事な体ですから。」

「へっ?」 ///

「・・・・・せ、先生・・・まさか、もうその年で・・・」 lll


このガキ・・・・なんて恐ろしいガキなんだ・・・・

10やそこらの年でもう神楽坂を孕ませたのか?


前々から同室で暮らしていたから怪しいとは思ってたけど・・・・


「刹那さん、護衛よろしくお願いします。」

「ハイ。」


なん・・・・・だと・・・・?

桜咲は驚くどころか、あの平静な態度・・・・知ってるのか?

しかも公認 (?) か?

あの堅物が・・・・・なんて恐ろしいガキだ!! lll


私も人のことは言えないが、それでも魔法球で過ごした時間を合わせれば

20は越えた年で初めて先輩と関係を持ったんだぞ?

それをこのガキは・・・・


この中で一人驚き戸惑っている私を他所に

ネギ先生は話を進めていく。


「同行者が3名までというのは何故ですか?」

「慣習です。」

「もし、従わなければ?」

「総督はお会いになりません。」

「・・・・・・では、まずのどかさん。」

「ひゃ? ・・・は、ハイッ!」

「2人目は朝倉さん。」

「サンキュ、ネギ君♪」

「3人目は千雨さん・・・お願いできますか?」

「よ、寄るな!!」 lll

「? どうしたんですか、千雨さん?」

「わ、私は先生の毒牙には掛からんぞ!」 lll

「どうしたの千雨ちゃん?」

「どうしたって・・・・お前ら・・・なんとも思わんのか?」 lll

「なんともって?」


そうか・・・・コイツら全員既に手遅れなのか・・・・

あの堅物の桜咲が堕ちてるんだ・・・他の奴なんか手遅れだろう。


「いや・・・なんでもない。

悪かったな・・・」

「?

よく分かりませんが・・・とにかく

朝倉さんは情報の分析のサポートをお願いします。」

「OK♪

それに可能なら録画と中継ね。」

「のどかさん、打ち合わせ通りによろしくお願いします。

危険な場所に巻き込んでしまってスミマセン。」

「いえ、そんな・・・私が、おやきゅっ・・・お役に立てるなら!」 //

「ありがとうのどかさん。」

「おい、コラ ちょっと待てよ!

その二人はわかるが私は何でだ!?」

「?

千雨さんにはいつも傍にいて欲しいんですが?」

「断固として断るっ!!」 #


私にはもう先輩って言う人がいるんだ!

ここに来てネギ先生の毒牙にかかってたまるか!


「ネギ先生、その言い方だとプロポーズにも聞こえますが?」

「へ・・・・? あっ!

ち、違うんです! 千雨さん誤解です!!」 //

「うるさい!! 寄るなスケコマシ!」 #

「そ、そういう意味じゃなくて、千雨さんには僕達が冷静な判断を下せない時とかに

いつも客観的に判断してもらっているので、

助言者として側にいて欲しいって言う意味で!」

「本当だろうな・・・・?

少しでもおかしな行動を取ったら最大火力で魔砲をお見舞いするからな・・・

後、私の半径1m以内に寄るなよ。」

「は・・・はい、分かりました・・・・」


こうしてとりあえず助言者として止む終えなく

ネギ先生に着いて行き、クルトさんとの謁見に望むことになった。




『あの、千雨さん。』

『何だよ茶々丸・・・』

『先程から千雨さんが何か誤解をしているようなので

言わせていただきますけど・・・』

『何をだよ・・・・』

『先ほどネギ先生がアスナさんに言った、

大事な身体、と言うのは一般的に

妊娠している女性に対して使う言葉ではありますが

アスナさんは妊娠していませんので。

一応 念の為に生体スキャンをして確認しました。』

『え・・・・?』 //

『皆さんに気がつかれなくてよかったですね。』

『・・・・・・』 ///

『良かったですね。』

『・・・・・・・いいか、茶々丸・・・・誰にも言うなよ。

この事は私とお前だけの秘密だ。』 ///

『分かりました。

・・・ですが、私のメンテナンスをする時に

超や葉加瀬がデータを閲覧する可能性が・・・』


こいつ・・・プライベートの出来事はプロテクトを掛けられるくせに

こんなことを言い出すということは・・・・


『・・・・なにが欲しい?』 lll

『いえ、欲しい物など特に・・・ただ・・・』

『・・・ただ?』

『後日、私がソプラノ様にご奉仕する時に

マスターや他の方が邪魔をされた時などに

ご協力いただけたら幸いかと思います。』

『・・・・わかった。』 




コイツ本当にロボットか?

人の弱みを掴んで脅迫するロボットなんて聞いたことがない・・・・


とにかく、どんなご奉仕をするつもりかわからんが

ロボットの茶々丸なら変な事にはならんだろう・・・

変な約束をさせられたが

朝倉や早乙女にこの事がバレて変な話しを聞かれることがなくなっただけでも

良しとするしか無いか・・・・

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  1. 2012/03/24(土) 02:53:45|
  2. 二次創作小説 ネギま
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