たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  070



新オスティア市街地


side 夕映




先ほど、街中で下着姿にされたコレット達に

ベアトリクスさんがどこからか出した制服を着てもらい、

今 私達はオスティア市街地のあるオープンカフェで

ネギ先生達にアリアドネーの警備隊に所属している理由を説明している。


「・・・・とまぁ、そういうわけで私はアリアドネーの警備隊に参加して

このオスティアに来てるんですよ。」

「夕映さんがアリアドネー学園に所属している経緯はいまいち分かりませんけど

千雨さん達と連絡を取って村上さん達を探していたんですよね?」

「はい、皆どこに飛ばされたのか分からないので

アリアドネー方面は私が主に探索していたんです。」


ソプラノ達の事を話す事はできないので

なんとかごまかしつつネギ先生に説明する。


ネギ先生ものどかも、いまいち釈然としない様子だったが

セラス総長がネギ先生に協力的だったというのと

アリアドネー方面ではぐれた皆を探しているという理由でなんとか納得してもらった。


「と、とにかく無事でよかったよー ゆえー。

皆で一緒に日本に帰ろ!」

「・・・・え?」

「お待ちなさい!」


のどかが私の手を取り一緒に私にネギ先生達と合流して帰ろう、

と誘って来たが、委員長が待ったをかける。


「勝手に話を進めないでいただけます?

ユエさんは現在 我がアリアドネー騎士団 オスティア警備隊として

任務中の身です!

更に言えば、このユエさんは試験で自分の能力を偽ったり

授業を真面目に受けなかったり、多少問題がある所がありますが

戦乙女騎士団 士官候補生として将来を嘱望された人材です!」

「・・・・え? 私 そんな事になっていたんですか?」 lll


これはマズイ・・・この件が終わったらアリアドネー・・・いや

魔法世界にはしばらく来ないつもりだったのに

私の知らない所でなにやら将来の就職先が勝手に決まりつつある・・・


「いくらセラス総長から逮捕しないように指示されたとは言え

こ、公衆の面前で私達にあのような辱めを与えた貴方達は

ゲートポートの件がなくても 十分婦女暴行で逮捕できるのですよ!」 //

「あ、あれは事故というかなんというか・・・・・・」 lll

「貴方達の様な どこの誰かとも分からないような輩に

我が国家にとって優秀な人材をホイホイと渡せるわけがないでしょう!」

「ちょっ・・・ちょっとまってください!

そ、その・・・さっきの服のことに関しては、

後できちんと謝罪させてもらいます。

僕達の身分についてはセラスさんに問い合わせていただければ確認が取れるはずです。

ですから一度確認してみてくれませんか?」

「・・・・・・い、一応確認を取りますが、

総長からゲートの件はともかく 服の件に関して何も指示がないようでしたら

被害届を出して貴方達を逮捕しますからね!」

「そうだよ、そうだよ!」 「・・・・・コク。」 //


コレット達はゲートの件云々よりも、

公衆の面前で下着姿にされたことのほうが頭に来てるようですね。


・・・まぁ、気持ちは分からないでもないですけど。




委員長はセラス総長に連絡を取り

ネギ先生達の身分の確認と指示を仰ぐ。


『・・・という理由で、その子達はサウザンドマスター・・・

ナギ・スプリングフィールドの息子のネギ・スプリングフィールド君と

旧世界でのネギ君の生徒達なのよ。』

「えええぇ~~~~~!!?

何ですってぇ~~っ!!

ナギ様のむすっ・・・モゴッ!」

「いいんちょ! あんまり大きな声出しちゃダメー!

一応一部の国では賞金首なんだから、人目をひいちゃ・・・」

「ほ・・・本当なのですか?

本当にナギ様の御子息なのですか?」

「は、はぁ・・・・」


なにやら、委員長はネギ先生の顔を見つめながら

怪しんだり 赤くなったり 怒ったり にやけたりと百面相をしている。


コレットやベアトリクスもネギ先生の顔を見つめては

表情をコロコロ変えている。

普通に出会ったら感激で握手でもねだるんでしょうが

さっきの件があるのでかなり複雑な心境のようです。




委員長達が百面相をしていると、

私達の背後から聞き覚えのある声が聞こえてきた。


「・・・おや、これはこれは 誰かと思えば、

アリアドネーの名門 セブンシープ家のお嬢様ではありませんか。」


この場にいる皆が声のする方を見たが・・・

そこにはオスティア総督 クルト・ゲーデルさんと付き人の少年、

それにMM兵が完全武装ですべての道を塞ぎ、

私達を完全に包囲していた。


「え・・・? クルt 『ちょっと待ってください!』 ・・・・?」


私がクルトさんに気が付き声をかけようとすると、

彼から念話でストップがかかった。


『え~っと、クルトさん私達になにか御用ですか?』

『夕映さんには特に用事はないのですが、

ネギ君に少し用事がありまして。

私がこれからすることを黙って見ててくれませんか?

あと私とは初対面を装ってください。』

『それはいいですけど、ソプラノは知ってるんですか?』

『今日 私がネギ君に接触することは何度も話しているので問題はありません。』

『分かりました、初対面を装って黙っていればいいんですね。』

『はい、よろしくお願いします。』


クルトさんはネギ先生になにか用事があるようなので

とりあえず私は彼の指示通りに事の成り行きを傍観することにする。


「おや・・・?

それにそちらの少年は・・・?

どこかで見たような覚えがありますが・・・」


委員長がネギ先生達を含めた皆に手で静止するように合図をし

クルトさんに話しかける。


「ゲーデル総督・・・

記念祭期間中のオスティア市内での公権力の武装は

我々 アリアドネー騎士団にしか許されてないと記憶していますが?」

「いや何・・・私は幼少より虚弱体質でしてねぇ。

恥ずかしながら 何人かの部下を連れなければ

外出もままならないという有様で・・・

ごくごく私的なボディーガードのようなものです。

お気にになさらないでください。」


この人もエヴァンジェリンさんやソプラノとの付き合いが相当長い為か、

かなりの剣の腕前を持っていて、私などよりもよほど強いくせに

堂々と正面きって虚弱体質等と言ったり

これだけの完全武装の兵を率いてボディーガードと言ってのける辺り、

かなり図太い神経を持っているようだ。


クルトさんは政治家をやっているので

それくらいでなければやっていけないのかも知れないが・・・


「総督・・・わっ?」


委員長がネギ先生のローブのフードをネギ先生の頭にかぶせ

ベアトリクスさんにネギ先生を下がらせるように指示を出す。


「それで?

その虚弱体質の総督様が 何の用です?」

「いやなに どうも理解しがたいのですが・・・

女の子の集団が 全裸でアーケードで暴れていると言う通報が

総督府に入りましてね・・・

私の街の風紀が乱れるのを放っておけず 慌てて現場に赴いてみたのですが・・・」


クルトさんは話しながら懐から数枚の写真を取り出し

私達に提示する。


・・・よくみると顔は巧妙に隠されていますが

いつ撮ったのか知りませんが どうみても委員長達の服が武装解除の魔法で飛ばされ

下着姿になった時の写真です。


「この全裸の痴女集団、

もしやあなた方ではありませんよね?」

「違いますっ!!!」 ///

「それは良かった、

転化の戦乙女騎士団が白昼堂々 路上ストリップ!

等とニュースになったらオスティアは一大事です。

では、調査のため これは焼き増しして部下に配布を・・・」

「「ちょっとーーっ!?」」 ///


クルトさんは先ほどの写真を部下の兵隊さん達に見えるようにばら撒き始める。


(よかったです・・・あの時防御障壁が間に合わなかったら

私もあんな写真を取られるとこだったんですね・・・) lll


「と、まぁ 冗談はさておき・・・」


クルトさんは先程の写真を見事な手さばきですべて回収し、

また懐にしまう・・・・あんな写真を取られているなんて・・・

委員長達はしばらくクルトさんにいいように遊ばれるでしょうね。


「先程も言いましたが、そこの少年・・・

どこかで見覚えがあるのですよねぇ。」


クルトさんのわざとらしい演技をしながら語る言葉に皆の顔がこわばる。


「さて・・・どこで見たのか・・・・

いや、まてよ・・・?

確か全国でのゲートポート破壊テロの重要参考人の書類で・・・?

いやいや、違いますね・・・」

(くっ マズイですわ ユエさん。)

(まぁ、あれだけあからさまな演技をしていますから、

何か裏があるんでしょうね・・・)

「あぁ! そうか、思い出しました!

なんと君は 世界を救ったかの大英雄のご子息ではございませんか!

いや、この地ではこう言い換えたほうがいいでしょうか・・・


かつて自らの国と民を滅ぼした魔女 災厄の女王・・・

アリカ・アナルキア・エンテオフュシアの遺児・・・・・と!」


「っ!!!」


ネギ先生がかの英雄の息子だとは知っていましたが、

その奥さんがアリカ姫だったとは。

私も歴史の授業でナギさんとアリカ姫の話は聞いてはいましたが、

その二人に一体何があったのですか・・・


とにかくクルトさんは二人の事もネギ先生の事も

かなり詳しく知っているようですね。


「おや・・・」

「・・・・・」

「これは意外ですね・・・ネギ君。

これほどの衝撃の事実を告げられてもたじろぎもしないとは。」

「・・・推測はしていました。

だから・・・驚きません。」

「ほぉ・・・10歳の少年が叫び出すでもなく

泣き喚くでもなく・・・冷静ですね。

これは君に対する評価を 少々改めねばいけないようだ。」

「ですが・・・・貴方は一体何者です?

僕の・・・母を侮辱しようということなら、ただ冷静ではいませんよ。」

「い・・・いけませんネギく・・・さんっ!」

「フ・・・」


ネギ先生がお母さんの事を侮辱されたと感じたのか、

頭に血が登って今にもクルトさんに殴りかからんとするばかりです・・・・が、

クルトさん、どうやらネギ先生を挑発して手を出させて拘束しようということですか。


何らかの意図を持ってネギ先生を拘束、

もしくは手元に置いておきたいように感じます。


「待ちなさい!!」


(!?・・・・セラス総長。

なぜ、この場にわざわざ・・・・?)


「そこまでよゲーデル総督。

今貴方にその子を逮捕する権利はないわ。」

「「「セラス総長!?」」」


クルトさんの兵が通路を塞いでいた一方から

セラス総長が騎士団を率い、クルトさんとMM兵に対面する形で騎士団を布陣する。


クルトさんもそれに応じる形で兵の配置をかえる。


「これはこれはセラス総長、逮捕などとは侵害ですね。

私はただ 総督として市民との会話を楽しんでいただけですよ?

・・・・尤も 貴女の言うようにこの少年を逮捕などするつもりは有りませんがね。

彼等はここオスティアやMMでは重要参考人として丁重に扱う用意がありますし、

彼は かのJ・ラカン氏とあれだけの死闘を演じた偽ナギ本人だ。

虚弱体質の私など睨まれただけで吹き飛んでしまいますよ。」


セラス総長が妙な間を空けるが・・・・念話で会話しているのでしょうか?


「おやおや、人聞きの悪いことを言う・・・・いや 思う。

一体何を根拠に?

いやいや 良かった、

口に出していたらコレ・・・問題になっていましたね。」


セラス総長とネギ先生の表情がこわばったことから

なにやらセラス総長がネギ先生に忠告か警告を

しているところを念話盗聴されたようですね。


クルトさんも、普段私達やソプラノと話す時とは違い

仕事向けの顔でしょうか?

こんな事ばかりやっていたらそりゃセラス総長にも警戒されるですよ・・・

完全に悪役ですし・・・


それにクルトさんは拳闘大会優勝者のラカンさんとは

同じ紅き翼所属ということで知り合いのはずですが、

ラカン氏 と言う呼び方は他人行儀に感じるですね・・・なにかあるんでしょうか?


「セラス総長。

脇役は舞台袖でおとなしくしてもらえませんか。

さて、ネギ君。

試合は見せてもらった・・・いやはや 驚いたよ、

驚愕したよ、驚嘆したよ、見事なものだ。

君の才能は千の賛辞に価する。

紳士的な試合の中でとはいえ

あのJ・ラカン氏とあれだけの死闘・・・

彼に真正面から立ち向かい、勝っていてもおかしくない。

いや、次戦ったら勝ってしまうかも知れませんね。

君の力は本物だ。

全く以て空前絶後だ 前代未聞だ 信じられません。

・・・・・さて しかし

その力を手にれた君は一体ナニをすると言うのです?

平和な国の学園に戻って平穏に暮らす?

いやいや それはつまらないでしょう。

ネギ君・・・その力があれば君は世界を救える!」

「な・・・・何の話を・・・」


どうもクルトさんとソプラノの目的がはっきりしません。


ネギ先生を自分の支配下に置き自由にしたい?

政治家としてならそれも分かりますが、

クルトさんの言ったことが本当なら、

ナギさんの息子としてならともかく、

アリカ姫の息子としての側面も持つネギ先生は

祭り上げるには少々厄介な存在です。


単純に力や能力なら、クルトさんならラカンさんを雇うと言う方法もあるです。


それにソプラノ達となにやら企んでいるのに

ネギ先生をわざわざ巻き込む意図はなんでしょうか?


ソプラノとの計画にネギ先生を巻き込むつもりなら

もっといい方法があるですし。


情報が足りないですね・・・

アリカ姫のことにしたって、クルトさんの話や歴史書が真実とも限りません。

実際エヴァンジェリンさんやソプラノは過去に賞金首として

かなりの悪名を轟かせていましたが

実際にはその逆で、一部では英雄扱いする人達もいるそうですし。

この件はもっと奥が深い話なのかも知れません・・・・


「それとも その力であのアーウェルンクスを殴って満足としますか?

いやいや小さすぎる、君はそんな小さい男ではないはずだ。

力を持つ者は世界を救うべきなのです・・・」




クルトさんはその後も ネギ先生が子供の頃悪魔の集団に襲われた村の話や

ナギさんの話し、アリカ姫の話や等を持ち出し

ネギ先生を挑発して行く。


今までネギ先生が知ろうとしてもできなかった内容が

クルトさんの口から 次々と語られる。


その内容が母親の汚名であったり

ネギ先生の幼少住んでいた村の話であったりするが、

クルトさんの口調が終始一貫してネギ先生を挑発しているようで

先生も我慢して聞いてはいるが

拳を握り締め肩を震わせ、明らかに怒りをこらえているようです。


「・・・君には大変な価値がある・・・

君にはこの世界を支配できる力があるのですよ?

いかがです? 私と手を組みませんか、

世界の半分を差し上げましょう。」

「・・・・な?」 lll


クルトさんも人が悪すぎますね・・・あの悪意に満ちた表情といい

的確にネギ先生の怒りのツボを突く会話術といい・・・

ここにいる人は皆 貴方の事を完全な悪役だと思っていることでしょうね。


「・・・なんです?

何の話をしているんですか・・・

何者なんです!  あなたはっ!!」 #


ネギ先生の激高と共に魔力が放出され、

その魔力の圧力で周辺のテーブルや椅子、道端の小石等が

吹き飛ばされ、その飛ばされた小石がクルトさんの頬を掠める。


「ダメですか・・・世界を支配するということは

つまり 世界を救うということでもあるのですが・・・

子供には難しかったですかねぇ。

・・・・・・ですがコレで正当防衛が成立しました。

私が実力を行使しても問題ないですね♪」

「ゲーデル、貴様・・・」 #

「セラス総督、お下がりください。

総員! 丁重におもてなししなさい。」


クルトさんの指示が出たことで

MMの兵士が全員でネギ先生の捕縛にかかるが、

ネギ先生は闘技大会で見せた千の雷を取り込む闇の魔法で

一瞬の内にMM兵を倒してしまう。


「くっ・・・・仕方ありません!

あの少年を捉えなさい!

総督を守るのです!!」

「いえセラス総長、それには及びません。」

「っ!!?」


セラス総長がアドリアネーの警備隊をネギ先生捕縛に向けようとするが

クルトさんが静止し、一歩前に出たその瞬間、

気がついたときには既に持っていた刀を抜刀し

ネギ先生に斬りつけていた。


「ほぉ・・・物理攻撃はまるで効きませんか。

こんな化物を相手に素手で殴り合いとは・・・・

さすがJ・ラカン氏と言ったところですか。

でしたら・・・」


斬りつけられたネギ先生は片足と片手が飛んだように見えたが

出血も無く、見た目ほどのダメージも無い。


どうやらあの魔法を使用している間は

自身が雷の精霊と同様に 雷で身体を構成しているようで

刀などの物理攻撃は効果が薄いようだ。


「魔を調伏する我が剣技、受けてみなさい。」


ネギ先生の手足が元に戻る前に

クルトさんが次の攻撃に移り、

ネギ先生は手足が一時的に斬られたことで

回避することができず、魔法障壁を多重展開し

クルトさんの斬撃に備える・・・が、クルトさんの斬撃は

ネギ先生の魔法障壁をすり抜け

雷で構成した身体を切り裂き、

どういう原理か私には理解出来ないですが

ネギ先生の身体から出血が確認できた。


「斬魔剣、弐の太刀。

神鳴流は人を護り 魔を狩る 退魔の剣。

斬るモノの選択など 造作もありません。」

「ネッ・・・・」 「ネギ様!?」


ネギ先生が斬られたことで、

今まで黙って話しを聞いていたアスナさんや委員長が

ネギ先生を守ろうと先生の前に出ようとするが、

クルトさんが先手を打ち、

さっきのネギ先生の時と同じような斬撃を二人に向けた撃ってきた。


「奥義・斬魔剣 弐の太刀・・・使い方次第でこのようなこともできます。」


クルトさんの斬撃を二人はそれぞれの剣で受けようとするが、

それも先程のネギ先生の時と同じように通りぬけ

二人の衣服を切り裂いていく。


「くっ・・・知るかぁっ このヘンタイメガネ!!」

「これはこれはずいぶんとお転婆なお姫様ですね。

少々調教が必要でしょうか?」


アスナさんは衣服が着られてほぼ全裸に近い状態になっても

クルトさんに斬りつけていくが クルトさんもカウンター気味に斬撃を飛ばし

アスナさんを迎撃する。


「うっ・・・こんなの私には効かな・・・・がっ!?」 lll


アスナさんは自身の魔法無効化能力で消し切れると思ったのか

反射的に少し身体をずらしただけそのまま受けようとしたが

クルトさんの斬撃が無効化されずに、そのまま斬りつけられる。


それを見たネギ先生やのどか、クルトさん、

斬られた本人さえも驚いているようだ。


「アスナさんっ! アスナさんっ!!」

「直撃とは意外ですね・・・大方弾かれるか消されるかと思いましたが・・・・ふむ。

まぁ、死ぬような傷でもなし 無力化できたのでよしとしましょう。」


クルトさんはアスナさんと委員長を無力化し、

倒れこんでいるネギ先生の上に乗りネギ先生を拘束する。


「・・・・・・っ!!」 #

「ふっ・・・・いい目です、ネギ君。

君はその力で本当は誰を殴るべきか 分かっているのですか?

本当の敵が誰なのかを?」

「!?」

「教えて差し上げましょうか?」

「・・・・っ」

「君にとっての真の敵を。」

「僕にとっての・・・真の敵・・・・?」

「ピンポーン♪  ここで問題です。

君にとっての真の敵とは次のどれでしょう?

A 世界滅亡を企む 謎の秘密組織。

B 君の父を奪った誰か。

C 君の村を焼き 君の人生を根本から変えてしまった何者か。」

「!!?」 「!!」


・・・私も聞きましたが、ネギ先生の村を襲った悪魔の集団を

差し向けた者・・・クルトさんはその人達を知っているのですか・・・


ナギさん アリカ姫 そしてネギ先生の村を襲ったモノ達。

クルトさんはネギ先生の過去に関して かなりの事を詳細に知っているようです。




「何をっ・・・僕の村の事を何か知っているんですか!?」

「フフ・・・賢明な君にならばわかるハズ・・・

事件の真犯人は常に・・・・その事件が起こることで

最も利益を得るはずだった誰か・・・」

「!?」

「おっと ヒントはここまでです。

もし君がすべてを知りたいと思うなら、

私と手を組みなさい。

君の願いを叶えて差し上げましょう。

もし・・・・断るのでしたら・・・」


クルトさんはネギ先生の首もとに刀を当ててネギ先生に告げる。


「仕方有りませんね。

・・・君のような危険な存在は

ここで消えて貰う・・・というのも世の為やも知れません。」

「ネギ先生!!」


のどかの声が聞こえたことでほんの一瞬、

クルトさんが気をのどかに向けた隙に

ネギ先生が事前に待機状態で用意していたのか・・・

千の雷を更に取り込み、拳闘大会でラカンさんとの正面からの殴り合いで見せた

闇の魔法で千の雷を2発取り込む段階、雷天双壮で

クルトさんの拘束から一瞬で逃げ出した。


「ぬっ! ・・・・ほぅ。

「お断りします!

アスナさんをあのような目に合わせる人と手を組むことなどあり得ません!!」

「ふむ・・・・これはまた・・・こうなると先程のような不意打ちも効きませんし・・・

さてどうするか・・・」


クルトさんはネギ先生の様子を観察しているが、

単純に私から見ても、怪我をしたアスナさんやのどかの居るこの街中で

ネギ先生が全力を出せるとは思えない。


それに先程のクルトさんの攻撃でかなりの怪我を負っているようですし

頭に血が登っていて正常な判断ができるとも思えないです。


クルトさんも気がついているようで、

ニヤリ と笑ってこのままネギ先生を拘束しようと動き出した時、

どこからか煙幕弾が二人の間に打ち込まれ

煙幕が晴れた時にはネギ先生達はどこかに逃げてしまった。






『夕映さん、ご苦労さまでした。』

『いえ・・・私はただ見ていただけです・・・

あの・・・一つ、聞いてもいいですか?』

『なんでしょうか?』

『クルトさんは・・・いいえ、エヴァンジェリンさんやソプラノは

ネギ先生の過去の事を・・・いや、

知った上で私達に何も言わずに放置しているのですか?』


もうここに来てソプラノ達がネギ先生の過去の話を知らないとは思えないです。

しかしそうなると知った上で私達には何も教えてくれないことが気になるです。


『・・・・ふむ、そうですね・・・私もソプラノさんも真相を把握しています。

今回ゲートポートでのテロの時期とネギ君達がこの世界に来る時期が偶然重なったため

多少複雑な状況になってきていますがね。』

『そうですか・・・』

『基本的にソプラノさんやエヴァンジェリンさんは

ネギ君の事を放置しているわけでは有りませんが

積極的に関わろうともしません。

補助的に貴方達を派遣したり 一部でネギ君の修行に協力したりしていますが

彼女達はネギ君には独自の判断で動いて欲しいと思っているように感じられますね。

ソプラノさんが夕映さんに特に指示を出さないということは

夕映さんは夕映さん独自の判断で動いて欲しいということでしょうから

あまり私やソプラノさん達の思惑を考えすぎずに

夕映さんの考えで 自由に行動してください。』

『はい・・・』

『それでは私は今後の予定が有りますのでこれで失礼します。』

『はい。』






クルトさんの話を聞きましたが いまいち釈然としないです。

どうしてソプラノが何も教えてくれないのか・・・

いえ、確かにいきなり ネギ先生の過去の話を聞かされても困るのですが

何も聞かされないと それはそれで何かむしゃくしゃするです。


そう言えば今日は色んなことがあって忘れていましたが

午後にソプラノと会う約束をしていたんですね・・・

その時にでも少し話をしてみましょうか。


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  1. 2012/03/23(金) 03:53:57|
  2. 二次創作小説 ネギま
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