たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  069



side 千雨




新オスティア とある闘技場の控え室


ネギ先生達の治療もひと通り終わり、

多少の傷は残ったものの、近衛のアーティファクトで重症部分は治療したので

後はよっぽど派手に暴れたりしない限りは大丈夫なようだ。


ネギ先生達はラカンのおっさん相手にあそこまで健闘できたので

戦闘に関しては満足しているようだが

やはり優勝できなかったのが気になるようで、

村上達を救う手段を失ったことで多少落ち込んではいるようだが、

その本人達があれだけの戦闘を終えたネギ先生達が

ほぼ無事に帰ってきた事で安心していて

自分達の処遇については、先生達に無理させるよりは

しばらくはこのままでいいと考えているようだ。


「さて、準優勝の賞金が20万ほど出たけど

皆の手持ちのお金と合わせても50万いくかどうかって所か・・・」

「すいません・・・僕達が勝っていればこんなことにはならなかったんですが・・・」

「な、何言うとるん、ナギさん。

ナギさんはウチらのためにあんなに頑張ってくれて・・・

ウチ、それだけで・・本当に十分や。」

「亜子さん・・・」

「でも、手持ちのお金と合わせても半分の50万いくかどうかですから

皆を解放するにはもっと・・・」

「なーに、また稼げばいーよ!」


そう言えば、和泉はまだ今の変装してるネギ先生の事を

親戚のナギって人だと思ってるんだっけ。

大河内に口止めはされたけど、

いい加減本当のことを言った方がいいような気もするが・・・


「うぃース。」

「あ、ラカンさん・・・」

「ギャアアッ! 出たぁっ、人間核兵器!!」

「夏美姉ちゃん・・・なんやそれ?」

「ほほぅ・・・・ホレホレ! 人間核兵器だぞぉーっ♪」

「いやぁあぁっ オカされるぅう~~!!」


ラカンのおっさんが村上が怯えるの面白がって

上半身の服を肌蹴た状態で村上を追っかけまわす。


「やめとけ、おっさん。」

「・・・っ! アバババッ!」


私が麻痺の射手をおっさんの頭に打ち込んで止めさせた。


「何の用ですかラカンさん・・・」

「あ、あぁ、おまえさん達のことが少し気になってな・・・

ほら、あれだ・・・賞金を取り逃しちまったことだし。」

「誰のせいや・・・」

「で? 準優勝でもいくらか出ただろう?

いくら足りねーんだ?」

「あ・・・皆の手持ちを集めて、なんとか50万に届くかどうかって所です。」

「そうか、じゃあ無一文ってわけにもいかねーから

俺が70万程貸してやろうか?

利子は月1割でいいぜ?」

「何たる暴利・・・・・・・・・しゃあねぇな、おっさんはいいよ、

私が100万出すよ。」


「「「えっ!?」」」


「どうせこんなことになるかもと思ってな・・・

さっきの決勝戦、私が今まで貯めた金を全額

ラカンのおっさんに賭けておいたんだよ。

いろんなところに賭けたが、

それで勝った分全額合わせると120万くらいになるから

私が無利子で100万貸してやるよ・・・・いいか、貸すだけだぞ?」

「千雨さん・・・・」

「おいおい、千雨姉ちゃんマジかよ?」

「元手に私のお金を多少使ったけど

ここまで稼げたのはグラニクスから決勝まで s・・・ナギ達が

負け無しで勝ち進んでくれたおかげだからな。

別に無料でやってもいいんだけど、

それだと先生達や村上達の為にならないだろうから

貸してやるよ、私が死ぬまでに返してくれりゃあいい。」


まぁ、私が死ぬっつっても、先輩と契約破棄でもしない限り

寿命は無いみたいなもんらしいしな。


「・・・本当にいいんですか?」

「あぁ、おっさんに暴利で借金作るよかマシだろ?

それにナギ達も覚えておけよ?

賞金狙いで大会に出るのはいいけど、

失敗したときの保険も必要なんだ。

今後は何か計画を立てる時は失敗した時のことも考えて立てろよ。

今回はラカンのおっさんの参戦があまりにも異常だったからしょうがないけど

こう言うこともあるんだからな・・・」

「千雨さん・・・ありがとうございます!」

「ちぇ~、千雨のおかげで稼ぎそこねたな。」

「何言ってやがる、おっさんだって本当は利子なんか取るつもりねーくせに。

だからと言って無料でやられちゃナギ達の為にならねーからな・・・

これくらいでいいんだよ。」

「ハハッ・・・そうだな、俺様としたことが、少し甘かったかもな。

まぁ、決勝戦での最後の敵弾吸収陣が成功してたら俺もやばかったし、

今回のアレで闇の魔法の器も広がったろうから次やったらわからねぇしな。

それに、そこまでに色々見せてくれた新呪文や戦術、戦闘技術、

どれをとっても一流魔法大学の教授が腰抜かすような一級品だ。

俺には勝てなかったが、もう俺が教えることもねぇし、

十分合格点だ・・・お前は今日で弟子卒業だ。」

「ラカンさん・・・・」


私は、肩から掛けているポシェットから一枚の紙を先生に渡す。


「ほら、コレが100万の小切手だ。

ナギ達が治療している間に銀行に行って用意してきた。

これを奴隷長に渡して村上達を開放してやれ。」

「千雨さん・・・・・ハイッ!!」

「千雨姉ちゃんサンキューなっ!

ほらナギに夏美姉ちゃん達も、早速その首輪外しちまおうや!」

「「「ハイッ!」」」


ネギ先生達は奴隷長を引っ張って、

奴隷長の部屋に用意してある契約証書を取りに部屋から出て行った。


「ふ~・・・まぁ、こんな所か。」

「千雨はよかったのか?

100万って言ったらかなりの金だぞ?」

「さっきも言っただろ?

あれは先生達の情報を賭けの元締めに流したり

先生達に賭けて作った金だ。

今回は私が勝手にやったが、

実際は先生達が稼いだようなもんだしな。」

「そうか・・・」

「先生達ならその気になりゃすぐに稼げる金額だろ?

それにこれをネタに先生に新しい呪文でも作ってもらう口実にも使えそうだし、

なんて言ったって先生は魔法作ったり合成する天才だからな。

手持ちの20万は私の懐に入ったままだし、そう考えれば私は丸儲けだよ♪」

「ちゃっかりしてやがるぜ。」

「エヴァの所に世話になってるんだし、

卒業後はあそこで先輩と一緒に暮らす予定なんだ、

これくらいできねーと、エヴァに対抗できねーよ。」

「そりゃそうだな。

・・・じゃあ、俺達もネギ達のところにいくか?

今夜のメシくらいはおごってやるぜ?」

「へぇ・・・じゃあ私達皆でおっさんの賞金分食い尽くしてやるよ。」

「へっ、やれるもんならやってみやがれ。」


こうしてこの夜は、ネギ先生の準優勝と村上達の開放を祝って

おっさんの奢りで大宴会となった。







side ソプラノ



オスティアでの拳闘大会決勝戦翌日。

千雨からの連絡で、村上さん達開放の経緯を聞いた。


前から裏で千雨が動いていたのは聞いていたが

まさかこの短期間で自力で100万以上のお金を集めてしまうとは思っていなかったが

後で奴隷長からの振込を確認し次第、

彼女の口座を作ってそこに振りこんでおこう。


昨晩、エヴァに頼んだネギ先生の敵弾吸収陣の改造の方は

まだエヴァが魔法球から出てこないので経過は分からないが

その辺りは彼女に任せるしか無いだろう。




茶々丸の方からも、午前中にはネギ先生達の所へ戻れると

連絡を貰っているので、今日中にはネギ先生達に合流できるだろう。


捜索の方は、旧式のゲートポートがあるとされている建造物の発見、

旧オスティア宮庁街での発信機の反応が2つ、

それと発信機の反応付近でのアーウェルンクス達の部下の発見。


この辺りは事前の情報通りなので

その確認ができた形になる。




夕映の方から、今日休日の申請が通っているそうだで

時間を合わせて午後にでも会いたい と連絡が来た、

せっかくなので午後に市街地で会うように約束しておいた。




さて、ネギ先生達の修行もひと通り完了、

後は闇の魔法をもう一段階あげてエヴァと同レベルで使えるようになるだけだが

これはもうアーウェルンクスとの実戦とエヴァの巻物の仮想人格に任せるしか無い。




一応何か問題があってもフォローできるだけの備えはしてあるが

ここ数日が私がこの世界に来てから最も忙しくなる日になるだろう。


クルトの方からMM軍の追加やクルトの私兵の配置、鍵の配備で

新オスティアの警備は飛躍的に改善している。


ネギ先生達の戦力も何名かの仮契約が残ってはいるが

仮にできなくても千雨や茶々丸の戦力強化でカバーできると思うし、

遊撃に出せるラトナ、ピュラや超、葉加瀬、

最悪 私とエヴァで単純な戦闘においては問題無い。


アーウェルンクスや造物主とネギ先生の戦闘も

先日の決勝戦でラカンさんの攻撃を取り込もうとしたことで

ネギ先生の闇の魔法の器も広がったとエヴァからお墨付きは貰っているので

後はエヴァの敵弾吸収陣の改良が終われば問題無いだろう。




(・・・私もずいぶんと面倒臭いことをやっているけど、

これが終わったら本当の意味でのんびり暮らせるから

もうちょっと頑張りますかね。」

「何を頑張るのカ?」

「・・・? 超か。」


どうも最後の方が声に出ていたようだ。


「ん~、このお祭りでエヴァや皆に付き合うことかな?

流石に連日この調子だと疲れてね。」

「ソプラノがこの程度で疲れるなんて考えられないネ。

・・・・・・今回のテロ事件、奴らの最後の仕上げの話カナ?」

「・・・そっか、超は一応知ってるんだっけ?」

「データとして残っていた部分だけどネ。

今晩から明日に掛けて起こる大規模なテロ・・・」

「超の世界ではどうなったの?」

「・・・ネギ坊主が敵の首魁を討ち、英雄となる・・・

だが、その後 何年か後・・・魔法世界は崩壊すル。」

「この世界はそうはならないよ・・・超。」

「あぁ、その為の準備も出来てるシ、

既にワタシの知ってる未来とは大きくかけ離れていル。

政治体制も魔力減衰現象も、そしてワタシの研究モ。」

「そう言えば超の例のモノはもう出来てるの?」

「フフッ、気がつかないカ?

もう既に起動してるヨ。」

「それは・・・全く気がつかなかったよ。」

「まぁ、気が付かなくて当然だヨ。

ほとんど眼に見えないナノマシンによる火星のテラフォーミング。

最低でも数十年から百年近くはかかるカナ?」

「それもこれも、超の知識があればこそだよね。」

「ワタシは魔法世界の住人を地球に迎え入れることしか計画できなかっタ。

でも、ソプラノの計画なら魔法の補助無しで

この火星自体を人の住める星にすることが出きル。

人類全体の為にはコチラのほうが良い計画ダヨ。」

「そうでもないよ、私はただ皆とのんびり暮らせればいいんだ。

魔法世界が滅んだり、地球に大量の移民が押し寄せて

戦争なんか起きたらのんびりできないしね。」

「世界を救う理由がのんびり暮らしたいだなんて言うのはソプラノくらいダヨ。」

「世界を救う・・・ね。

私はただ口を出しただけ、

魔力減衰現象は世界樹、魔法世界の政治体制の改善や後押しはクルト

火星のテラフォーミングは超、私はそれぞれに口を出しただけだよ。」

「まぁ・・・そういう事にしておくネ。」


超がいたずらでも思いついた様な微笑みを浮かべて私を見つめる。

不意に・・・なにか妙に恥ずかしくなったので超から目をそらす。


しばらくそうして二人で過ごしていたが、

ちょうどいい機会なので、エヴァの件について超に話を聴くことにしてみた。


「・・・超に一つ聞きたい事があるんだけど?」

「ん? なにカ?

新婚旅行の行き先カ?」

「その話はまだ早すぎない?

・・・じゃなくて、超は・・・エヴァに未来の話をしたことある?」

「・・・いいヤ?

葉加瀬には学園祭の時に協力してもらうたメ

昔、簡単に話したことがあるガ、それ以外の人には話をしたことはないヨ。」

「そっか・・・」

「・・・何でそんな事を聞くネ?」

「・・・魔法世界に来てからのエヴァは・・・

まるで未来の事を知ってるかのような行動・・・と言うか

違和感があってね・・・少し気になって。」

「ワタシは話してないし、聞かれたこともないけどネ。

ソプラノの気のせいじゃないのカ?」

「・・・・・・そうかもね、大事な時が近づいてきたから

少し神経質になってるのかもね。」

「なんなら精神安定剤でも処方しようカ?」

「いいよ・・・・なんか変なモノ入れられても困るし。」

「ワタシはそんな事しないヨ。」

「・・・・前に私に催淫剤を仕込もうとした前科者が言うことかね?」

「・・・さ、さぁ、なんの事カナ?」

「まったく・・・・」


(エヴァの件は、すべてが終わった後・・・

私達の家に帰ったら話すと言ってくれたから一先ずはその時でいいか・・・)







side 夕映




オスティア市街地



「イキますか? いいんちょ・・・・」

「イ、イキ・・・ません!

なんですか その毒々しい色合いで・・・そのぬるっとした液体が付いている・・・」

「おぉっと いいんちょう そこまでだ!」

「何がですか、コレットさん。」

「声だけ聴いてると変に聞こえなくもない会話はそこまでだよ。」

「訳がわかりませんわ。」


私とコレットは委員長達のペアと一緒に午前中はお祭りを楽しんでいます。

午後はソプラノとの約束があるので

私だけ抜けるように話してはいますが、

どうも、この三人共着いてきそうな予感がしてならないです。


「けど、休みがもらえたのは嬉しいけど

できたら昨日がよかったね! 委員長。」

「うるさいですね! コレットさん!

私だって生で観たかったです!

あぁ・・・それにしてもナギ様の試合・・・何度思い出しても素晴らしいですわ。

あのラカン様でも気づかぬほどの さりげない魔方陣敷設の手さばき・・・

流れるような連続遅延呪文解放・・・・・・・」


(ナギの事になるとオカしくなるですね・・・この人・・・)


「負けたとは言えあの強さ!

やはりナギ様はナギ様の生まれ変わり!

いえ、息子!

いや、本人に違い有りません!!

「危ないって委員長。」

「お嬢様が楽しそうで何よりです。」


(ここにいたら、あの人と一緒の変人だと思われてしまうです・・・

今のウチに逃げないと。)




委員長が恍惚の表情で展望台の手すりに立ちながら空を見上げて騒ぐ。

その様子は誰がどう見ても変人。


私はあの人と同じだと思われないために一人そっとその場から逃げ出す・・・


「・・・・そう思いません? ユエさんっ!?

・・・・あれ? ユエさんちょっと、お待ちなさい!」

「不味い、バレたです!」

「あ~ユエひどいよ~、私だって委員長と同じ変人だと思われたくないのにぃ。」

「ユエさん、単独行動は許されていませんよ。」

「私の事はいいので放っておいて欲しいです!

せめて委員長とだけは一緒のグループだと思われたくないです!」

「それはどういう事です! ユエさん!!」

「見たまんまです!」


周りが注目する中、私が委員長の仲間だと思われないように

早足で市街地の中心部の方へ移動しているその時、

前方から何か見覚えのある人達がこちらに向かってやってくるのが見えた。


(・・・あ、あれはのどか?

それに猫耳が生えているけどアスナさんに、ネギ先生?

何故か皆へんな眼鏡をしてますが認識阻害ですかね?)


「ゆ・・・・ゆえ・・・・?」

「・・・っ。」

「?」


(これは不味いです・・・のどかに会えたのは嬉しいですけど

私だけならまだしも、委員長達が居る所で会うのは不味いです。

彼等は一応お尋ね者扱いなので、委員長達が気がついたら

すぐにでも取り押さえようとしかねない・・・・)


私がこの場をどう切り抜けようか考えていると

そんな事はお構いなしかのように、のどかが私に向かって抱きついてきた。


「ゆえーっ!

ゆえっ!!

無事だったんだね・・・・!

心配したよ・・・・無事で本当によかった・・・!」

「あぅ・・・え~っと・・・そのですね・・・」

「ゆ、ゆえちゃんどーしたのよ一体!?

下の廃都に捕まってると思ってたわよ!」

「え・・・あの・・・」

「ゆえ 今までどうしてたの?

あれー? その制服は何・・・?」

「あ、あの・・・・ですね・・・・・・あぅ。」

「ユエさん、この方達と知り合いですの?」


委員長はまだ気がついてないようだ・・・

このままなんとかやり過ごせばごまかせるでしょうか?


「お~い・・・やっと追いつい・・・あれ?」

「お嬢様ッ?」

「ちょ・・・・委員長!

そいつら指名手配・・・じゃなくて重要参考人の手配されてる奴らだよ!」

「え・・・?」


(ちょーーーーっ!! コレットォーーーーッ!!

なんでこんな時だけ認識阻害見破ったり、記憶力がいいんですか!!) lll


「何ですって!?」

「しまった! こっちから話しかけたから認識阻害眼鏡の効果が薄まっちゃった!?」

「ど・・・どこかで見たコトがあると思ったら!

ゲートポート同時爆破テロ事件の重要参考人ですか!?」


いや、委員長は気がついてなかってですが・・・・

委員長は騎士団用の剣を装備してのどかを捕縛に掛かる。


「とりあえず、逃げられるといけないので多少手荒ですが拘束します!」

「キャッ!」

「本屋ちゃん!」


委員長はのどかに捕縛結界弾を打ち出しのどかを拘束する。

あの弾は一応怪我をさせないように捕縛できますが

いきなり撃ち出していいようなものでもないのですが・・・


「本部、本部!

こちら休憩中のセブンシープ分隊、手配されている重要参考人を発見!

映像を送りますので至急応援を・・・っ!!?」


委員長が魔道無線で応援を読んでいる間に

ネギ先生がのどかを捕縛している結界を手で握り

術式を破壊する。


「そ、そんな! 結界弾を素手で!!?」

「ま、待ってください、アリアドネー騎士団の方ですよね?

僕たちは争うつもりは・・・」

「我が国やMM、ここオスティアでは参考人扱いですが

それ以外の他国では あの事件の犯人として手配されている貴方達を

今ここで逃がすわけにもいきません!

多少手荒いですが、拘束させていただきます!

コレット! ビー (ベアトリクス) ! いきなさい!」

「え~いいのかなぁ・・・・」

「かしこまりました、お嬢様!!」

「あ、コレット待つですよ!」


ベアトリクスさんがネギ先生を体術で拘束しようと攻め立てるが

あっさりとかわされてしまう。

その様子を見たコレットは、私の静止を聞かずに

ベアトリクスさんの援護に向かってしまう。


「あ~・・・何でこうなるですか・・・」


コレットが参加したことで回避だけでは不味いと思ったのか、

二人の攻撃のタイミングに合わせてネギ先生が二人を投げ飛ばすが

着地できるように投げたのか少し飛ばされただけで

二人とも無事に着地できている。


「お、落ち着いてください・・・一先ず話を・・・」 lll

「む・・・」 「くっ・・・・」

「何をしているんです、装剣なさい 二人とも!

最大出力で仕留めますよ!」

「だめです 委員長!!

まずは話を・・・・って!?」


委員長もコレット、ベアトリクスさんも頭に血が上っているようで

私の話を聞いてくれない。


そう言っている間にも三人とも捕縛弾を最大出力で撃とうと

魔力を込め始める。


「風花・・・


ネギ先生もそれに対抗して何か魔法を仕掛けるつもりのようだが・・・


「マズいですっ!?」


(こういう時のネギ先生の取る行動は武装解除の魔法・・・・

それをネギ先生の魔力で行なわれたら・・・) lll


「くっ、障壁展開です!」

「あっ ダメ先生・・!!

今の先生の魔力の出力では・・・」

『候補生 セブンシープ!

皆聞いてる? 総長のセラスよ。』

「武装解除!! ・・・・あれ?」


ネギ先生にも予想以上の出力が出たらしく呆然としている。

私はなんとか障壁が間に合ったが、委員長やのどか達は・・・・・


「な!?」 「えっ・・・?」 「ひゃ?」 「はわ」

「・・・やっぱりです。」 lll

「あ・・・あれ?」

「こ・・・・こんのバカネギはー・・・・」


ゴンッ!!


明日菜さんの拳がネギ先生の頭に突き刺さる。


「・・・・っ~!?」

「あんたは脱がさないと気が済まないのー!?」

「わーんスミマセン! 力の加減がうまくできないみたいで!」


『・・・・聞いてる?

あの子達を逮捕してはダメヨ。』

「はぁ・・・・・え!!?

ど、どういう事ですか総長!?」


委員長は下着姿でセラス総長と通信で話しをしているようだが

私達にも中継されている。


どうやら総長はネギ先生達を捕まえる気はないようなので

この場はうまく収まることだろう・・・が。


「どうしたものですかね・・・」


私とネギ先生以外、街中で全員下着姿。

委員長達をなだめても落ち着いて話を聞いてくれるでしょうか・・・


午後のソプラノとの楽しいデート (?) を前に、

私の心には暗雲が立ち込めたのだった。

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  1. 2012/03/23(金) 03:53:33|
  2. 二次創作小説 ネギま
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