たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  065



新オスティア 市街地




side 千雨


私達は白髪のガキの仲間に追われて、

なんとか犬上の機転で逃亡に成功したものの、

宮崎が白髪のガキの思考をアーティファクトで読みたいと言い出したため

交渉の結果、私も協力することになってしまった。


「ほんなら千雨の姉ちゃん、

時間もないし すぐにでも出発してええんか?」

「待ってくれ、転移の前に私も闇の魔法を準備していく。

後、早乙女は騒ぎが収まるまでどこかに身を隠してろ。」

「りょーかい、私はこの先は足手まといになりそうだしね、

そうさせてもらうわ。」


早乙女に指示だけした後、

私はアーティファクトを出し、雷の暴風を取り込んで

麻痺の射手はいつでも出せるように魔力を集中し待機させておく。


「よし、いいぞ犬上。

まずは少し離れた所に転移して様子を見てから

隙をつく形で近くに転移、私が白髪のガキを攻撃して麻痺させるのと同時に

宮崎が名前と思考を読む、その後何回か複数転移して撹乱しながら逃亡。

あのガキ相手だと硬直時間はそんなに期待できないから

宮崎の本の内容なんか確認せずにすぐに逃げる。

これでいいか?」

「ええで。」

「はい、こっちもそれでOKです。」

「・・・・はぁ~、しょうがない、行くか。」

「はな、いくで!」


犬上は私と宮崎の肩に手を当て、影での転移を開始する。


最初に私達が出たところは先生達がさっきまで居たオープンカフェから

一本路地を入った場所、そこから少し移動し、野次馬に紛れて様子を覗くと

先生と白髪のガキが川の上に立って格闘戦を繰り広げている。


かなり激しい戦闘のようで、白髪のガキが出した石柱や岩がそこら中に刺さっている。


「アイツらは忍者かなんかかよ・・・何で水の上に立ってるんだ・・・

犬上、白髪のガキの隙をみていつでも転移できるようにしておけよ。」

「あぁ・・・・お!? ヤバイ、ネギが吹き飛ばされて闇の魔法が解けてみたいやで!」

「せ、先生!」

「静かにしてろ気づかれるだろ!

丁度いい、今あのガキは先生に集中してるし、

石柱がいい感じに視界を塞いでくれる、行くぞ、犬上。」

「あぁ、準備はええな・・・行くで!」


私達は白髪のガキが出した石柱の脇に転移し、

すぐさま攻撃に移る。




「失望させないでくれ・・・その程度ではないハズだろう?

全てはここからだ・・・っ!?」

「遅ぇ!」

「なっ!?」


私はアーティファクトの杖の先端に収束させた麻痺の射手30本を

白髪のガキの障壁につけ発射と同時にカートリッジを1発打ち込んで

障壁を貫通して麻痺の射手を叩き込む。


「・・・・グッ・・・・ガァ・・・!?」

「我、汝の真名を問う!」

「くっ・・・コタロー君にのどかさん! 千雨さんまで!」


障壁を抜いたことで接近できた私は続けざまに

白髪のガキの手足と脊髄の位置に麻痺の射手を打ち込んでいく。


レジストされる速度より私が打ち込んでいく速度のほうがやや勝っているようで

徐々にではあるが白髪のガキに刺さった麻痺の射手が増えていく。


「クソ、時間がねぇ! 宮崎早くしろ!」

「は、はい!  え~っと・・・Tertium・・・テルティウムさん!

あなたの目的は何ですか!?」

「よっしゃ! フェイト、俺らを舐めすぎたようやな!

ネギ、今の内に逃げとけよ! ほな、行くで!!」




犬上は私達を抱えて影で転移を開始、次々と場所を変え転移していき

17箇所目で転移を終了し、宮崎のアーティファクトの確認をする。


「どや!?」

「はい、大丈夫です。

無事思考を読めたようです!」

「よっしゃ、大収穫や!

俺は戻ってネギの脱出の手伝いに行くから

姉ちゃん達はどこかに隠れとけや。」

「あぁ、ほら宮崎行くぞ。」

「待ってください、私もアーティファクトで援護を!」

「何!? アカン!

せっかく思考を読んだのに今姉ちゃんがやられてもうたら

無駄になってまうやろ!

もう、十分・・・・「やはり君達は危険な存在だったようだね。」 まずっ!?」


声の方を見ると、あの白髪のガキが既に魔法の詠唱を完了した状態で

コチラに向けて攻撃準備に入っている。


「どきぃ!!」

「あっ!?」 「ちっ!!」


犬上が宮崎を突き飛ばし、私は突き飛ばされた宮崎をかばうように前に出て

魔法障壁を全力展開する。


「石化の邪眼・・・」


白髪のガキの石化魔法に防御が間に合わなかったようで

犬上は右手と右足、あと身体を少し石化されてしまった。


「コタッ・・・!?」

「ヴィ・シュタル・リ・・・・・ 「させるかよ!」 ・・・・むっ!」


私は白髪のガキの詠唱を妨害するために

アーティファクトの杖での接近戦を開始。

エヴァにそれなりに槍術は仕込まれてるし

前回と違って、雷の暴風を取り込んだ、私の最速状態だが

白髪にガキにはそれほど通用せず、お互い有効打を当てられずに

硬直状態に持ち込むのがやっとだった。


「くっ・・・そっ!

マジかよっ。」

「それは・・・こっちの台詞だよ・・・・っ!

まさか近接戦で、素手と武器有りとは言え、

・・・僕が・・・ここまで手が出ないとはね。」


少しでも隙があれば、麻痺の射手を取り込んで

私が素手で触るかすれば隙を作れるが・・・・やらせて貰えそうにない。


「あ~っ・・・クソッ!

魔力はともかく・・・体力と集中力がもたねー!」

「ふむ・・・前回と違って、君に触れても・・・あの麻痺硬直は・・・っ なさそうだね。」

「・・・あ、まずっ!?」 lll


私の集中力が切れ始めた所で、

白髪のガキに懐に入られてしまい、杖を手放してしまう。

すぐに瞬動で距離を取ろうとしたが、

ガキの方も私と全く離れずに付いてくる。


「てめっ! 離れろ・・・って!」

「それは・・断らせてもらうよ・・・

君に時間を与えたら・・・何をされるか分からない・・・・

ある意味、君は今のネギ君より性質が悪い・・・このまま押し切らせてもらう。」


素手の近接戦では私に勝ち目は殆ど無さそうだ・・・

おっさんに修行を見てもらわなかったら

既に終わっていそうだが、それでもこれ以上もちそうにもない。


「しかし、僕と同じ防御重視の戦い方か・・・もう少し君が攻めてくれれば

もっと早く決着がつきそうなのに・・・」

「・・・あ~! マジでやりにくい!!」

「そろそろ、終わりにしよう・・・ヴィ・シュタル・リ・シュタル・ヴァンゲイト・・・」

「・・・・っ!?」


私は攻撃を捌くのに精一杯だが、白髪のガキの方はまだ余裕があるようで

攻撃しながら詠唱を開始、この近距離で例の石化魔法を食らったら

私にはレジストできそうにない。


「・・・災なる眼差しで射よ。 石化の・・・ 「ちっ、ここまでか!?」 っ!?」  ゴッ!!


白髪のガキの石化魔法が放たれる直前、

上空から何かが降ってきてガキの腕を私の方向から逸らした。

私はその最後のチャンスを見逃さずに、

白髪のガキを蹴り飛ばし、急いで麻痺の射手を追加で2本取り込む。


「みなさん! 大丈夫ですかっ!?」

「っ・・・先生か?」

「はい! ネギ先生。」

「遅いで! ネギッ!!」


再度アーティファクトを召喚しなおし、戦闘体制を整え確認したところ、

上から降ってきたのは、ネギ先生だったようだ。

これでさっきよりはマシな状態になった。


「・・・・君か、よく転移魔法もなしに 追ってこれたね・・・

あぁ、そうか、君は天才だったね、特に基礎魔法の。」

「そんな事はどうでもいい、フェイト。

この人達・・・この人には指一本触れさせない。」

「えっ!? ネギ先生と千雨さん、そんな関係だったんですか!?」 lll

「アホかっ! どう考えてもお前のことだろうが!!」


「「「・・・・」」」


「あ、あぅ・・・・」 ///


「ネギ!!」


宮崎がボケをカマしていると、

白髪のガキの頭上から剣を振り下ろしながら神楽坂が援軍に参加してきた。


「神楽坂明日菜か・・・」

「アスナさん!」

「安心して ネギッ!

町の人達は無事よ!

あの柱は私が全部消しといたわ♪

この、私がねっ!!」

「・・・は、はい。」


神楽坂のボケが関係あるかどうか分からないが・・・

更に上空から大量の剣が降ってきて、

そのすぐ後に近衛を抱いたラカンのおっさんが降ってきた・・・

この街はボケをカマすと味方が降ってくるんだろうか?


とにかく、この場で心強い人が来てくれた。


「おぃーーース、俺も混ぜろや。」

「ラカンさん!」 「このか!」

「ウロチョロしてんじゃねーよ おめぇら、探しちまったぜ。

さぁて、いっちょやるか・・・・・ん?

・・・・てめぇは。」

「なるほど・・・新世界最強の傭兵剣士に成長著しい英雄の息子・・・

それに謎の眼鏡の娘に新旧両世界のお姫様とは・・・さすがに分が悪い。」

「俺のことは無視かい!」

「君は早々にリタイヤじゃないか。」

「ぐぬぬぬ・・・・・」 #

「私の事は無視してもらって構わないぞ?」

「いや、意味にはもう2度も邪魔されているからね。

僕達としても、僕個人としても君は要注意人物だよ・・・長谷川千雨さん。」


(・・・・げっ、もう名前がバレてるのか。) lll


「では ネギ君、

今日の所はこれで引かせてもらうよ。

次を楽しみにしている。」

「フェイト待ッ・・・ 「口より手だぼーず。」 ・・・え。」


ラカンのおっさんが大剣を白髪のガキに向かって放り投げるが

向こうの転移のほうが速いようで、逃げられてしまった。


「チッ・・・逃がしたか、」

「お、終わったん?

みんな無事でよかったわー。」

「おーーい、このか姉ちゃん、無事ちゃうでー。」 lll

「ハーイ コタ君、今 治したげるなー♪」


近衛は犬上の石化の治療を開始。

何はともあれ、宮崎の案に乗ったばかりにかなり危ない目にあったが

私も含めて、皆無事 (?) でよかった。


宮崎がネギ先生に先程の無茶の件で怒られているが、

まぁ、先生の説教くらいは食らってもいいだろう。


「どうかしましたか? ラカンさん・・・」

「ん? ・・・あのフェイトとか言うガキな・・・

遠い昔にあったことがある。

俺の記憶が正しければ、思っていたよりも厄介な相手だ。」

「・・・・」

「フェイトと本気で戦り合うつもりなら時間はねぇが・・・

アレを完成させる必要があるな。」

「フェイトについてラカンさんが知っているコト・・・

全部話していただけますか?」

「5000万♪」

「払えません!!」

「過去話はやめよーぜー、なげーし、女でねーし。」

「ラカンさんっ!!」

「ハイ、ハイ、んなコトより 撤収だ 撤収!

そ~言えば、ウチらお尋ね者やったな~。」

「お、もう来たで!!」

「各員散開!!

各個に逃げろ、ぼーず 千雨、囮役頼むぜ?」

「え、あ、ハイ!!」

「ちょ、何で私までなんだよ!!」

「千雨だったら余裕で逃げ切れるだろ?

俺達は荷物抱えてだから手間なんだよ。」

「おっさんなら楽勝だろうが!

それにこの街なら捕まっても、そうひどいことにはならねーから

囮なんかいらねーじゃねーか!」

「手配のことがなくても、あれだけ騒げば器物破損位は食らうだろ?

俺は罰金なんか払いたくねーんだよ。」

「なんて勝手な・・・」

「ま、まぁまぁ、千雨さん・・・僕達も今は1ドラクマでも必要ですし

拳闘大会を出場禁止にされても困りますし、ここはお願いします。」

「っち・・・なんで私が・・・・ブツブツ。」


私達はこの騒ぎで捕まったり罰金、拳闘大会の件などで

文句がつかない為にこの場から急いで逃げることにした。






side 夕映




私はコレットとペアでオスティア終戦記念祭の警備をやっていますが・・・

忙しすぎるでしょう・・・・これは。


次から次へと通報が来ますがキリがないです。

それにこの鎧、暑いし動きにくいし視界が邪魔だし・・・

いっそソプラノとの仮契約のアーティファクト装備の方がマシです。


「あ~、またです!

コレット、今度はあの闘技場の方で騒ぎとの通報です。」

「もうっ! 何で騒ぎの場所がアチコチ移動するのーーっ!?

「む・・・なにか来るです、コレット障壁展開!!」


先ほど通報があった方角から何か二人の人影が

高速でこっちに向かって飛んできます。


私がコレットに警戒をするよう伝えるが

向こうの速度がかなり早くあっという間に接近される。


「くっ! 相手が速いし、剣が重い!

邪魔です!!」


私は剣を急接近する相手のほうに放り投げ、

指輪の魔法触媒で魔法の射手を15本程ちらして撃つ。


「・・・っ!?」

「お?・・・警備にしては反応いいな。」

「!!」 「!?」 「!!」

「ま、待つです! そこのアナタ!」


対象の小さい人影の方は虚空瞬動で移動後、私の箒の上に立つが・・・

この人って・・・・先生?


「空中ジャンプ・・・・虚空瞬動!?」

「夕映さん!? 夕映さんなんですか!?」

「は? 先生?」

「おいおい・・・先輩に聞いてはいたが・・・こんなトコで・・・」


もう一人の方は・・・千雨さん?

何でこんなところで・・・


「ユエ!わかったよ!

そいつは賞金首の犯罪者だよ!

この国では重要参考人だけど、他国では立派な凶悪犯罪者だよ!

可愛らしい外見にだまされちゃダメだよ!

どうせ一緒の女の人も悪い人に決まってます!

目付きがかなり悪いですから、ろくな女じゃないです!!」

「・・・・コレット・・・」 lll

「・・・・この女・・・いい根性してるな?」 #


(あ~・・・・もう、コレットの馬鹿娘・・・

千雨さんを怒らせたら私でも止められないですよ・・・) lll


「そこの少年に目付きの悪い女っ!

おとなしく観念なさい!

すぐに応援が来るわ、抵抗は無駄だよ!」




『おい、夕映!』

『は・・・・千雨さん! 何でこんな所で騒ぎなんか。』

『それはこっちの台詞だ。

と、とにかく今は私達が知り合いだとばれると不味い。

私が軽く麻痺の射手を打つから適当に食らってくれ。』

『わ、わかったです。

多少きつくてもこの鎧には防御障壁と墜落防止装置があるので、

・・・でも痛くないようにお願いするですよ。』

『難しい注文を・・・

あと、このバカ女はボコボコにしてもいいよな?』 #

『・・・・できたら少しは加減をお願いするです・・・

これでもルームメイトなので。』 lll




私と千雨さんが念話で話していると、

まずいことに委員長達が援護にやってきた。


「そこの重要参考人!

武器を捨てて降伏なさい!!」

『は、早くするです!』

「先生! とにかく今は逃げるのが先だ!

今すぐそこから離れろ!!」

「は・・・はいっ!」


先生が離れた所で千雨さんの方を確認すると・・・・

アーティファクトまで出してる・・・私はともかく・・・コレットは酷い事になりそうですね。


「そこのバカ女ぁ、落ちてろ!!」 #

「ひっ・・・!? き、キャァァーーーッ!?」 lll


千雨さんはそう叫ぶと私には数本の麻痺の射手と、

コレットにはその10倍位の麻痺の射手を打ち込んできた。


私は軽く回避する真似をして腕に1本くらいそのまま墜落。


だがコレットの方は一気に視界を埋める勢いで

千雨さんの麻痺の射手が飛んできたことで

軽いパニック状態になって障壁を展開することを忘れ、

鎧の防護機能だけで麻痺の射手を受けるがあっさり抜かれ

まるでハリネズミのように身体中に麻痺の射手 (?) が刺さった状態で落ちて言った。


(・・・千雨さんも新しい魔法を開発したんですかね?

麻痺の射手が刺さったままになるなんて初めて見ましたけど・・・

コレット・・・大丈夫ですかね?)




その後、私は意識があったので様子を見ていたが

無事に千雨さんと、ネギ先生は逃げ出せたようで、

皆で下に降りて治療を受けていると、

委員長が悔しかったのか騒いでいた。


「くっ・・・バカな!!

子供と女一人に逃げられるとはっ!!」

「外見で判断はできません。

倍数の4人がかりで追い切れなかったのです。

相当な手練ですよ。」

「ユエさん、コレットさん、仇は必ず取りますよ~~っ!?」

「私の仇はいいですが・・・・コレットの方は・・・」 lll


私はコレットの様子を確認するが・・・酷い。

麻痺の射手が刺さっているとは言え、

電気の塊みたいな物なので痺れはするが外傷は殆ど無い・・・のだが

・・・・・・見た目が酷い。


流石にこのハリネズミ状態なんというか・・・見た目にはグロイ。

法的とは言え私と同年代の少女には少々きついものがある。


コレットのトラウマにならなければいいのですが・・・・




(今後・・・千雨さんを怒らせるとこういう目に会うんですね・・・・

私も気を付けないといけないですね。)

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  1. 2012/03/23(金) 03:51:56|
  2. 二次創作小説 ネギま
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