たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  062



side 夕映


アリアドネー 魔法学校




オスティア記念式典、

警備部隊への特別参加枠を掛けての選抜試験、開催日。


どうもコレットの特訓 最後の調整で時間をかけすぎたようで

既に会場の方では参加者紹介が始まっている。


コレットを起こしてる時間がないので、

私は文字通りコレットを引きずって会場まで急いで移動した。




「お、遅れて申し訳ないです!」

『ここで遅れて登場です!

最後の参加者、ユエとコレットのチームです!!』


会場内のアナウンスで私達が紹介されるが・・・

コレットは目を回したまま起きる様子がない。

このままではしょうがないので多少強引にコレットを起こす。


「ほら、コレット目を覚ますですよ!」      バチッ


苦手ではあるが一応使える雷系の魔法の射手を待機状態で軽くコレットに当てて

コレットの目を覚まさせる。


「うひゃっ! ・・・・・・え? ここどこ?」

「ここは選抜試験の会場ですよ。

もう開始間際ですので気合を入れるですよ。」

「あわわわわ・・・もう し、試験が始まっちゃうの?」

「落着くですよ、アレだけ特訓したんだから大丈夫ですよ コレット。」

「そそそ、そうだよね あんなに特訓したんだし大丈夫だよね

ユエお姉さま。」

「・・・・どうでもいいですけど、そのお姉さまって言うのはヤメるです。」

「は、はい。」 //


コレットの特訓中に彼女の回避訓練で

エヴァンジェリンさんのやり方を真似て少し派手にやり過ぎたのか・・・

魔法の射手を乱れ打ちにして彼女に回避させていたのだが

・・・何故か途中から彼女の私の呼び方にお姉さまがつくようになってしまった。


大体私のほうが背が小さいし、体型も・・・アレなのに

何故コレットからお姉さま呼ばわりされなくてはいけないのか・・・


委員長達も不思議そうな顔でこっちを見てるし、

この学校では目立つつもりはないのにいい迷惑ですよ。




『では、各選手・・・位置についてください!』



「ほら、行くですよ。」

「うん! が、頑張ろうね!!」」


参加チームは全員所定の位置に付き、私とコレットもスタート位置につく。


「私は予定通り後衛だね。」

「ハイ 私は前衛で盾役になるので、

コレットはしっかりと魔力を収束させて落ち着いて狙って撃つですよ。」

「了解!!」


『・・・位置についてぇ・・・よーい・・・スタートッ!!』


アナウンスの合図で皆が一斉に飛び出す。


私とコレットもなかなかいいスタートを切れたようで

3番目の位置をキープできたようだ。


『さぁ 栄えあるオスティア記念式典 警備兵の3年生選抜百キロレース、

いよいよスタートです。

ご存知のとおりレース中は妨害自由!

硬度30m以上の飛行は反則!

10箇所のチェックポイントを通過した後、

ペアでスタート地点まで帰ってゴールです!


現在のところ トップはエミリィ&ベアトリクス組。

2位はフォン・カッツェ&デュ・シャ組、

そして なんと3位には 落ちこぼれ コレット・ユエ コンビ!!』


「2位が見えましたよ!

コレット特訓通りに行くですよ!」

「合点 ユエ!」


前方射程範囲に 2位のコンビが固まって飛行してるのが確認できたので

特訓で練習した私が前衛で盾になるフォーメーションで一気に勝負をかける。


2位のコンビも気がついたようで私達を撃墜するために

魔法の詠唱を開始している。


この大会であまり派手に目立つわけにもいかないので

私も無詠唱魔法や大規模の魔法は止めて

コレットが使える魔法と同レベルの魔法で対応する。


「来ますよコレット!」

「合点!」



私とコレットの主な戦術はこうだ。

相手の魔法を私が受け流すように配置した障壁で防御し

その隙を着いてコレットが1点収束した魔法を撃つ。




時間がなかったのでコレットに無詠唱や凝った戦術を訓練剃る時間はなかったが、

基本のこの戦術で委員長位の相手なら正面から当たれば十分対応できるはずだ。


それに生徒への直接攻撃魔法は禁止されているが、

間接的に使って煙幕がわりに使ったりは出来るはずなので

序盤で勝負をかけてトップに出られれば

特訓したコレットの出せる最大速度なら逃げきることが出来るはずです。




「熱波、武装解除!」


2位コンビの武装解除魔法を私の障壁で受け流す。

やはりここの学校で学んだおかげで障壁の強度が結構上がったようで

彼女達の魔法くらいなら正面から受けても問題なく防御できそうです。


私が障壁で攻撃を受け流した直後、コレットが予定通り攻撃魔法を放つ。


「風花・武装解除!!」


相手もほぼ私達と同じ戦術のようで

盾役と攻撃で別れて対応しているようですが

障壁の貼る位置や強度が甘いようで、

コレットの武装解除魔法が相手の障壁を突破し

2位のコンビ二人の制服を脱がすことに成功した。


「キャ!」 「いや~っ!」


「やた!」

「コレット! 気を抜かないようにするですよ!!」

「は、はい ユエお姉さま!」

「だからそれはヤメるです!!

このまま一気に委員長達を落として逃げきるですよ!」

「OK~、加速!!」


委員長コンビまで まだ少し距離が有りますが

相手は迎え撃つつもりのようで、

その場で反転して止まり、魔法の詠唱を開始している。


「コレット! 速度はそのまま、詠唱を開始するです!

委員長の魔法は私が受け流すです!」

「わ、わ、わ、それは難しいよ~!」

「とにかく詠唱を! 来るですよ!」

「えぇ~い! アネット・ティ・ネット・ガーネット!」


委員長の詠唱も完了したようで杖を私の方に向けて魔法を撃ってくる。


「氷結・武装解除!!」


あまり調子にのって障壁を多重展開すると目立つので

3枚で流すように配置し委員長の攻撃を受け流す。


バキッ!


一枚が抜かれたが、2枚目と3枚目で無事受け流すことに成功、


「なっ!? 弾いた? いや、流したんですか!?」

「委員長の首、貰ったぁ! 風花・武装解除!!」

「ちぃ、甘いですわ!! 氷結・武装解除!!」


「きゃぁ!」 「な・・・なななぁ!?」


委員長とコレットは相打ちのようで、お互いの上半身の制服が脱がされている。

しかし・・・・コレット・・・何でこの大会でノーブラなんですか。


少し離れたところで待機していたベアトリクスさんが、

戻って来て私達を攻撃してきたが、

私がコレットの盾になり障壁を展開し攻撃を防ぎ、

コレットに私のローブを渡す。


「コレット、このまま逃げきるですよ!!」

「が、合点承知ぃ!!」


ベアトリクスさんが委員長の無事を確認して自分のローブを渡しているようですが

待機したままなので今の内に一気に加速して引き離すことにする。


「ユ、ユエェ~速いよぉ~~!」

「このまま逃げ切ればもう戦闘は無いはずですから

残った魔力を多少無理に使ってでも逃げきるですよ!

コレットももう一息だからガンバルですよ!」

「わ、わかった、ガンバルゥ~!」


コレットもこのまま逃げ切れば戦闘が回避できると分かってくれたのか

ちゃんと私の今の速度についてきてくれている。


箒じゃなくて指輪か髪飾り、アーティファクトが使えればもう少し

楽にいくと思うのですが、

学園側に辺に目をつけられても困るのでしょうがないですね。


私とコレットは順調に飛行してこのまま逃げ切りで

レースは終わりかと思っていたが、

魔獣の森を迂回して飛行していた時、森のほうから何か騒がしい音が聞こえてくる。


「コレット! この森を迂回することはルール上はどうなんですか?」

「一応問題ないけど危険だから誰も抜けようとは思わないはずだよ。」

「でも、何か騒がしいですが・・・・って誰か飛び出るですよ!」


森のほうから 「助けてー!」 と言う声と共に

二人の人影が飛び出してきて、それを追うように大型の魔獣が飛び出してくる。


「な、アレ委員長達だよ!」

「森を抜けてきたんですか・・・それにしても厄介なものを拾ってきたですね・・・

このまま逃げたら・・・だめですよね?」

「・・・・ユエ、それはちょっと酷すぎるよ。」


むぅ、ソプラノ・・・はともかくエヴァンジェリンさんだったら賛同してくれそうなんですが

・・・流石に自分でも 言ってて少し薄情だと思いましたが。


「アレは・・・鷹龍!?

委員長のヤツゥ・・・近道しようとしてとんでもないの

拾ってきちゃったのね。」

「鷹龍ですか・・・風属性ですね・・・ならなんとか言い訳は立つでしょうか・・・」


鷹龍に追われてきた委員長達が鷹龍に吹き飛ばされた木の破片に当たり

地面に不時着する。

鷹龍はその委員長たちに向けてブレスでの攻撃態勢に入る。


「な、カマイタチブレス!? 逃げてぇ!!」

「・・・しょうがないですね!」


私は委員長達と鷹龍の間に立ち、ブレス攻撃を受け止める体制に入る。


「「・・・なっ! ユエさん!?」」


ベアトリクスさんも障壁を展開して受け止めようとするが

私が展開した5枚と彼女の障壁でも

このまま正面からだと受け止めるのはきついようで

障壁が削られていく音と感触が伝わってくる。


「何故私達を・・・いえ、 何故素人の貴女が龍種のブレスを防げるほどの・・・」

「少し黙ってて欲しいです!

くっ・・・このままだとさすがに無理ですか・・・しょうがないです・・・。

委員長にベアトリクスさんもこれから起こることは

誰にもしゃべらないでくださいよ!!」

「な、何を・・・・それは!? 仮契約カード!!」


私は懐から仮契約のカードを出し、アーティファクトを召喚。

更にスライム娘達3人を召喚する。


「あめ子、すらむぃ、ぷりん! アーティファクトでの障壁展開するですよ!」

「合点! 」 「承知!」 「・・・の介?」


糸巻きから糸を引き出し委員長と私達を囲むように展開する。

この辺りの技術はエヴァンジェリンさんの人形遣いの技術を叩き込まれたおかげで

今なら目を瞑っていても出来る・・・・・というか、そういう訓練もさせられた・・・


鷹龍のブレスをしのぎ、爪での攻撃を障壁で逸らして回避し私は委員長を、

コレットはベアトリクスさんを連れて鷹龍から距離を取る。


「魔法使いの従者!?」

「仮契約はまだしも、アーティファクト・・・・それに使い魔まで持ってるなんて・・・

ユエさん・・・あなたは一体・・・!?」

「委員長、ベアトリクスさん!

怪我はないですか!?」

「は・・・・はい。」 「はい。」

「コレット! 私達が隙をついてこの鷹龍を森に連れていきますから

委員長達を連れて安全なところまで退避するです!」

「お・・・おぉぅ。 了解!!」

「な、ユエさん! 一人では無理です!!」

「そうです! アレは下位種とは言えれっきとした龍種です!

貴女達では・・・」


たしかに私とスライム娘達だけでは少々面倒ですね・・・


「・・・そうですね、じゃあ皆さんには囮役をお願いするですよ。」

「「「は・・・?」」」

「コレットとベアトリクスは回避を主にしつつ魔法の射手で鷹龍を煽って

森のあそこの岩の当たりまで迂回しつつ誘導してください!

相手の攻撃を受けるときは正面からでなく

斜めに障壁を展開して流すようにしてください。

私と委員長は先行してあの岩の当たりで準備をしていますから!」

「な、ユエさん、何を勝手に・・・」

「ふたりともお任せするですよ!」

「は、はいユエお姉さま!」 「わかりました。」


コレットとベアトリクスさんは私の指示に従ってくれるようで

鷹龍に魔法の射手を打ち煽って森の方へ誘導していく。


「委員長、私達は岩場の方へ先行するですよ!

あめ子、すらむぃ、ぷりん、一旦戻しますよ。」

「もう出番は終わりかよ。」 「かしこまりました。」 「・・・・後でお菓子。」

「皆の出番はちゃんとありますから。

あとぷりん、お菓子は帰ってからです。」

「ち、ちょっとユエさん!」


私は委員長を連れて目的の岩場へ森の中を移動する。


「ヒドイ人ですねあなたわっ! 危険な囮役を押し付けて!」

「奴は風属性ですから、障害物の多い森の中なら回避に徹すれば

あの娘達は大丈夫ですよ、それに一番危険な役目はちゃんと私達がヤルですよ。」

「委員長、貴女が使える魔法で

あの鷹龍の翼に傷をつけられそうな魔法はあるですか?」

「む・・・あの障壁さえなければなんとかできそうな魔法はありますが。」

「ならばお願いするです。

私が足元に障壁引きつけますから上からあの羽根を狙って攻撃してください。

とにかく奴を飛べないようにしてください。」

「むむ・・・この際しょうがないから協力しますが、

あなた一体何者なんですの?」

「それは秘密です、委員長達は私達が居なければあの龍種にやられていたんですから

さっきの口止めの件とこの事を聞かないということは聞いてもらうですよ。

とにかく今はあの鷹龍を仕留めるですよ。」

「むむむ・・・・」


私達は目的の岩場へ付き、再度スライム娘達を召喚、

委員長には岩の上で待機してもらう。


「皆いいですね、私があの鷹龍の目を引いて障壁を足元に貼らせます。

その後委員長が上から羽を狙って攻撃します。

今度はそっちに気が行くとおもいますので

皆は状況を見てウォーターカッターで羽を切り刻んでください。

その間に私は魔法の詠唱と結界の準備を済ませますから、

皆は私が用意する結界に避難してください。

後は龍の丸焼きの出来上がりですよ。」

「任せとけ!」 「まかせてください。」 「・・・ジュースも付けて。」

「・・・・ぷりん・・・貴女最近要求が多くなってきてるですよ・・・

まったく・・・ソプラノが甘やかすからです。」


コレット達がうまく撹乱しているのか、

森の方はかなり大騒ぎのようです。


『コレット、準備OKです。

そのまま岩場の方に誘導してください!』

『っ!』

『そのまま直進です、私が見えたら散開退避ですよ。』

『了解♪』


コレットが達が見えてきたですね・・・ここからが勝負です。


「フォア・ゾ・クラティカ・ソクラティカ!

火精召喚・槍の火蜥蜴15柱!!」


火蜥蜴を召喚し向かって右側の足元から地を這うように攻撃させる。

私はその間に瞬動で逆のほうに移動し、

魔法の射手の詠唱を開始し、足元を狙って撃つ。


「・・・魔法の射手、火の30矢!!」

「グルアァ!」


火の精霊と魔法の射手を続けて打ったことで

鷹龍の意識は完全に足元に集中され障壁も足元にのみ貼られている。


「今です! 委員長!!」

「くっ・・・素人のくせに私に命令を・・・どうなっても知りませんよ!!

氷槍弾雨!!」

「ギャ!」


完全に無防備なところへ委員長が氷の槍で攻撃、

スライム娘達もそれに合わせて鷹龍の羽を切り刻みに掛かる。


「いっくぜー!」 「それ~!」 「・・・だるい。」


私はスライム娘達の避難用にアーティファクトで結界を貼り

意識を集中し呪紋を起動しありったけの魔力を込めて

止めの魔法を準備する。


「フォア・ゾ・クラティカ・ソクラティカ!

契約に従い、我に従え、炎の覇王。

来たれ! 浄化の炎、燃え盛る大剣!

ほとばしれ、ソドムを焼きし火と硫黄。

罪ありし者を死の塵に。」


「ちょ・・・・ユエさん! その魔法はっ!?

・・・はっ!? ここも不味いですわ!!」 lll



「不味い!? コレットさん! ここから逃げますよ!!」 lll

「え? なんで?

十分距離が離れてるじゃない?」

「足りませんよ!!

ユエさんが使おうとしてるのは、広範囲焚焼殲滅魔法です!

下手したらこの辺りも火の海になりますよ!!」

「エェ!! うそぉ~!?」 lll



「皆結界に入るです!」

「おう!」 「了解。」 「・・・しました?」

「食らうですよ! 燃える天空!!」

「グルァァァァッァアアァ!!!?」


私の燃える天空で鷹龍を中心に辺一体が火の海に包まれる。


委員長とスライム娘達の攻撃で無防備になった所で

これを喰らえば龍種といえどもなんとか倒せたでしょう。






辺りから魔法の炎が消え、多少木が燃えているが

これくらいならスライム娘達に消化してもらえば大丈夫でしょう・・・・あ lll


委員長達は・・・どうなったですかね?


私が周囲を見回すと後ろのほうから声がかかる。


「・・・・・ユエさん・・・貴女私達ごと焼こうとしましたわね?」 #

「ユエ~・・・さすがにアレは酷いんじゃないかな?」 #

「ユエさん・・・攻撃する前に避難勧告くらいしてくれてもいいんじゃないですか?」 #

「ち、違うですよ!

あの鷹龍を倒すにはアレくらいの魔法が必要かと思っただけですよ!」 lll

「そうですわ! あの魔法!?

なんで貴女があんな魔法使えるんですの!

あんな魔法個人で使うなんて

よっぽどの高位魔法使いでないと無理なはずですわ!」

「ですから、それも含めて秘密です・・・

そ、その一応委員長達を助けたんですからその貸しとして黙っていてもらうですよ!」

「そんなの私達を焼こうとした時点でチャラですわ!」

「そうだよユエ!

何であんなすごい魔法使えるのにあんな成績なのよ~。」

「・・・わざと悪い成績をとっていましたね?」

「あ・・・あぅ・・・と、とにかく私は何も教えることはできないんですぅ!」 lll

「ユエさんには後できっちり、

私達と話す機会を作ってもらう必要がありますわね。」 #

「そうそう、キリキリ吐いてもらわないと。」 #

「しっかりカツドンも用意しておくので。

請求書はユエさんに回しますが。」 #

「・・・・なんでこんなことになるんですか・・・。

ただ私は静かに治療や防御の魔法を習いたいだけなのに・・・」 lll



この後、学校への帰路でコレット達にしつこく質問攻めにされたが

私は黙秘し続け、なんとか何もしゃべらずに済みましたが・・・

これからずっとこんな生活が続くんですか?


(ソプラノ~・・・私、もうそっちに帰りたいですよ・・・)


取り合えず、学校に戻ってなにか聞かれたら鷹龍の風の攻撃で

火が広がったといえばいいわけにはなるでしょうし。


後はなんとか委員長達を口止めすれば大丈夫でしょう・・・・

口止め・・・出来れば・・・・。 lll




「あ、皆~ ゴールが見えてきたよ。」

「でも、レースも何もあったもんじゃなかったですわね。

あんな目にあって・・・散々ですわ。」

「それもこれも、委員長が無茶なショートカットをしようとしたせいなんだけどね。」

「うっ・・・・」 lll

「? なにか騒がしいですね。」


私達がゴール地点につくと生徒の皆が駆け寄ってくる。

ビリの私達の歓迎にしては少し妙な感じですが・・・


「すごいよあんた達!」

「学生があんなのを倒しちゃうなんて!」

「ねぇ! どうやって倒したの?

映像だと森の中だから良く見えなかったんだよね。」

「あ・・・そうか、龍種を倒したから。」

「げ・・・」 lll


あの戦闘が映像に写ってたんですか。

こ、これはまずいことになったのでは・・・。 lll


「そのとおりよ。

この選抜試験は 有能な候補生を選ぶためのもの。

お祭り中のオスティアはかなり物騒になるから

即戦力がほしいのよ。」

「・・・総長!」

「森の龍種を倒せる実力があるならその資格は十分だわ。

龍を倒したものには特別枠を与え、合格としましょう。」

「「「えぇーーーっ!?」」」

「・・・・いや、私はいらないんです。」 lll


委員長達やコレットが皆に囲まれて賞賛を浴びる中、

総長が私に近づいてきてそっと耳打ちする。


「ユエさん。」

「ひ、ひゃい!?」

「貴女があそこまでの魔法を使えるなんて知らなかったわ。

映像には細工をしておいたから生徒の皆にはわからないけど

私は しっかり 見てましたから。」

「・・・あ、あのですね・・・アレは。」 lll

「あんな許可証を持っていたり、知り合いには変な人が多いから

少しは出来ると思っていたけどあそこまでとはね・・・どう?

貴女にその気があるなら少し調査させてもらうけど

正式にウチの騎士団に受け入れることも出来るわよ?」

「・・・い、いえ、結構です。」 lll

「そう? でも、気が変わったら何時でも私のところに来てね。」

「できたら今回の警備隊の件も私は外して欲しいくらいなんですが・・・」

「別にいいけど、私も騎士団入りを断られたショックで

つい うっかり あの時の戦闘記録の映像が

生徒たちの目に止まっちゃうかも知れないわね。」

「・・・オスティアでは頑張らせてもらうです。」 lll

「頑張ってね♪」




こうして私達4人は特別枠オスティアの祭りでの警備隊入りが決定してしまった。




(本当・・・・今すぐソプラノの所に逃げ帰りたいです。

・・・・いっそ隙を見て逃げるですか?

治療魔法も防御の魔法もひと通り覚えたことですし、

確かソプラノから預かったお金があれば、オスティアまでの旅費には十分なはずです。

コレットも合格できたなら、義理は果たしたことになるでしょうし。)




「あ~ユエ見つけた!

委員長!! ユエ見つけたよぉ~!!」

「さぁ、ユエさん!

キリキリ吐いてもらいますわよ!」

「ユエさん・・・コチラに取り調べの用意がしてありますので。」

「・・・・もう勘弁して欲しいです。」 lll


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  1. 2012/03/23(金) 03:50:13|
  2. 二次創作小説 ネギま
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

誤字?

スライム娘達に消化→消火ではないでしょうか
  1. 2012/09/19(水) 19:09:54 |
  2. URL |
  3. こー #-
  4. [ 編集 ]

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