たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  004



マクダウェル邸での出来事の後、私はエヴァちゃんと村の宿屋に戻ってきた。

二人とも酷く汚れていたので順番で体を拭き服を変えて

今日は眠ることにした。



この宿屋当初一人で泊まるつもりだったので当然ベットは一つしかない

宿屋の店主には一応2人分支払ったものの部屋はすぐには変えられない・・・


ここに来て本日の最大イベントと同時に(エヴァの)貞操の危機がやってきた。



「今日はもう疲れたでしょうし食事も喉を通らないでしょう?

もう寝ましょうか?」

「そうですね・・・なにも食べる気になれませんし・・・・」

「じゃあエヴァちゃんベットを使ってください、私はそこの長椅子で寝れますから。」

「え? ソプラノさんも一緒に寝ればいいじゃないですか?

私達ならこのベットで十分2人寝れますよ。」



タラー

鼻から愛が漏れ始めた。



「あのね、エヴァちゃん、私達嫁入り前なんですから

はしたないので別々に寝たほうがいいと思います  よ?」 ///

「なに言ってるんですか、女の子同士で。

・・・それに、このままだと今日は眠れそうに無いので一緒に・・・・」 ///


(あんな思いをした後じゃしょうがないですね・・・

流石にここで手を出すほど私の愛も下劣ではないでしょうし・・・・・大丈夫ですよね?)


「し、しょうがないですね、じゃあ今日は一緒に寝ましょうか。」////  ニヤニヤ

「・・・なんか背筋に寒気が走ったんですが。」

「大丈夫ですか?風邪なんか引いたら大変ですから、ほら!

一緒に寝ましょう!」 ハァハァ


(なにかすごく失敗したような気がする・・・・)


ソプラノが先にベットに入りその後にエヴァが続いて入る。


「それじゃあ明かりを消しますね。」

「はい・・・おやすみなさい。」









「・・・」  ハァハァ

「・・・スー」


(我慢だ私! 今手を出したら私はただの変態に堕ちてしまう。

私は変態じゃない!仮に変態だとしても変態と言う名の紳士だ!!)



ギュッ

「ビクッ!!・・・・・???」


寝ているエヴァちゃんが私にしがみついてきた。


(かなり疲れてたから寝つきはいいけどしょうがないか、

まだ10歳だもんね・・・)  父親モードに切り替わったようだ。


うなされているようなのでそっと頭を撫でると安心したようで

寝息が落ち着き始めた。






メキメキ!

(いっだだだだ だっ・・・っ!!!

骨が折れる!  何か出るぅ! 何か出ちゃいけないものがでてきちゃうぅ!!)



真祖の能力が制御できるようになるまでエヴァの貞操の安全は確保された。





幼女との人生初の朝チュンを迎え、エヴァちゃんも熟睡できたようで

交代で洗顔、その後二人で食事を取りながら今後の相談をすることになる。



「食事しながら出いいから聞いて欲しいんだけど、

エヴァちゃんこれからどうする?」


ピタリとエヴァちゃんのフォークが止まる。


(うっわ、私の馬鹿!!

こんな話食事中にする話じゃなかった!)


「あ、ご、ごめんね、食事中にする話じゃなかったね。」

「い、いえ いいんです。

いつかしないといけない話ですから。」

「そうだね・・・それで、何か考えはある?」

「・・・私は・・・・・ソプラノさんには何も恩返しが出来なくて申し訳ないんですけど、

あの男を探そうと思います。

私の家族を殺して無茶苦茶にしたあの男を・・・・」  ギリッ!



そう言ったエヴァちゃんの顔をよく見ると、目の瞳孔が変化しつつある。



(あ~昨日までの様子であまり目立ったところが無かったから気にならなかったけど

吸血鬼の破壊衝動がありますね~・・・と、言うことは吸血衝動もあるのかも。)


「エヴァちゃんのやりたいことはわかりましたが、何か当てはあるんですか?」

「・・・いえ、私が覚えているのはあの男の・・・あの悪辣な顔だけです。」

「そうですか・・・・・エヴァちゃんのためにあえて言いますが

今すぐ敵討ちに行くことはお勧めしません。」


ガタッ!

エヴァちゃんが勢いよく立ち上がる。


「なぜですか! ソプラノさんはあんなことをした男を見逃せと言うんですか!」

「落ち着いてください、エヴァちゃん

見逃せとか、許せとか言ってるんじゃありません。

今はまだ早いと言ってるんです。」

「・・・・・どういうことですか。」

「エヴァちゃん、自分で気がついてますか?

あなた今、吸血鬼の破壊衝動に動かされていることを。」

「え・・・・?」

「エヴァちゃんはまだ若いですから分からないかもしれませんが

以前のあなたと比べてみて、今のエヴァちゃんは少し攻撃的だと思いませんか?」

「あんな目にあえばあの男を殺したくなって当然でしょう!!」


叫びながら握ったエヴァちゃんのスプーンは変形し

もはや原型を留めていない。


「それですよ、今のエヴァちゃんのその状態が危険だと言ってるんです。

仮に今のままエヴァちゃんがあの男の前に立つことが出来たとしましょう、

今のエヴァちゃんだと間違いなく真っ直ぐに殴るなり噛むなりしようとするでしょうね。」

「それはそうですよ!

あの男を殺すためにはそうするでしょう!」

「それがまずいんですよ、あの男は腐っても魔法使いです。

そんなところに真正面から突っ込んでは罠に落ちて捕まり実験動物にでも

されるのが分かりきってます。」

「じゃあ、ソプラノさんはどうしろと言うんですか!!」


そう叫びながらエヴァちゃんはテーブルを叩く。


ドガッ!


テーブルのエヴァちゃんが叩いた部分が砕け散った。


「・・・・え?」

「昨日地下室の入り口で廃材を動かしたとき話しましたよね?

同じことがエヴァちゃんにも出来ると。」

「え・・・・こんな・・・私こんな力が・・・・・・・・本当に化け物になっちゃたの・・・?」


エヴァちゃんは涙ぐみながら自分の体を抱きしめる。

私はエヴァちゃんのそばへ行きそっと肩を抱き話し続ける。


「あの男がどんな目的でそうしたかは分かりませんが

エヴァちゃん望まないとは言え真祖の吸血鬼なんです。

あの男に復讐するなとは言いません、でも今のままでは返り討ちにあってしまいます。

エヴァちゃんの家族の敵を討つためにも、エヴァちゃんがこれから幸せになるためにも

その力を訓練して制御できるようにしましょう?」

「こんな化け物になって・・・私、幸せになれるんですか?

家族も、お手伝いさんの皆もいなくなって・・・」

「難しいですが・・・無理じゃありませんよ。」

「ソプラノさんは・・・

ソプラノさんは吸血鬼じゃないからそんなこと簡単に言えるんですよ!!」




「エヴァちゃん・・・エヴァちゃんちょっとこれを見てください。」


そう言って私は壊れたテーブルの破片を持ち・・・・握りつぶす。


「え・・・!? なんでソプラノさん・・・普通の人間じゃ・・・」

「後こんなことも出来ますよ。」


そう言って光鷹翼を3枚展開して自分とエヴァちゃんを包み、

これからやることで外に影響が出ないようにする。


「・・・・・・・」


そして普段抑えている世界の魔力の一部を開放し

エヴァちゃんに魔力で圧力を与える。


「っく・・・・」 カタカタ


エヴァちゃんが震えているので魔力を抑え光鷹翼を解除する。



「さてエヴァちゃん、真祖の吸血鬼をも怯えさせる私は  化け物ですか?

不幸に見えますか?」

「・・・・いいえ、ソプラノさんはすごくやさしいですし、

昨日も、少なくとも不幸には見えませんでした。」

「私もそれなりに辛いことはありましたが、

人間生きていれば辛いものです、エヴァちゃんの場合はそれがちょっと早くて

すごく大変でしたけど、ほかの人と違ってエヴァちゃんはこれからが長いんですよ?

真祖の吸血鬼の寿命はほぼ無限です、時間はいくらでもあるんですから

大変なことも多いですけどその分幸せになればいいんですよ。」

「・・・でも、私もう一人ぼっちで家族も家のみんなもいないのに・・・・」

「私も家族も友達もいないですよ、ずっと森の中ですごしてましたから。」

「・・・・・」

「そうですね、いきなり家族になろう・・・っていうのも早いので

エヴァちゃん、私とお友達になりましょう。」

「え・・・・・お 友達?」

「そうですよ、私が友達としてエヴァちゃんの幸せをお手伝いしますよ、

その代わりエヴァちゃんは私を幸せにしてください。」

「友達・・・


いいんですか?

・・・私みたいな化けm「エヴァちゃん!・・・エヴァちゃんは化け物なんかじゃないですよ。」

はい・・・。

・・・・・・・私と友達になってくれますか?」

「もちろんいいですよ♪」





side エヴァンジェリン



(ソプラノさん・・・私が吸血鬼になっても友達になってくれるって・・・・・・

さっきはちょっと怖かったし人間とは思えない力があるけど、

こんなにやさしい人が化け物のわけが無い。)


ソプラノさんの顔を見てると自然と涙が溢れてくる。

恥ずかしいのと嬉しさでソプラノさんに抱きつく。


(お父さんやお母さん、家の皆がいなくなっちゃったけど

まだ私にはソプラノさんがいてくれる。)


抱きしめる力が強くなる。                       メキメキ
                                           「グエー!





(ソプラノさん、さっき家族になってくれるって言いかけたけど

私はこれからあの男を・・・殺す!

人を殺したら本当に化け物になってしまうし

そんなことになったら私が近くにいるだけでソプラノさんに迷惑がかかってしまう・・・

けど、それでも、もしソプラノさんがもう一度家族になってくれるって言ったら・・・・)////


さらに抱きしめる力が強くなる。                       メキャ!
                                           「・・・

・」ピクピク





こうして私に新しい友達が出来た。

名前はソプラノさん、私よりすこし年上だけど

とてもそうとは思えないほどすごく大人っぽい人。



こんな人がお姉さんになってくれたら私でも幸せになれるかもしれない・・・・・









そんなソプラノはエヴァンジェリンの手によって今にも人生を終えようとしていた・・・











同日昼、ようやく死の淵からソプラノが帰ってきた。



「ソプラノさん!大丈夫でしたか!!

ご、ごめんなさい! 私まだ力のコントロールがうまくいかなくて・・・」

「い、いや、いいのよエヴァちゃん、

私は大丈夫だから、ね」

「本当にごめんなさい・・・

あ、あと私のことは「エヴァ」と呼び捨てで構いませんので

これからはそう読んでください。

あと敬語もなしでお願いします、友達ですから。」///

「そう? わかった、じゃあ私も呼び捨てでいいからね。」

「は、はい・・・あ、でもソプラノさん年上ですし・・・ほかの呼び方でもいいですか?」

「好きに呼んでくれていいよ。

何か呼びたい呼び方でもあるのかな~」 ニヤニヤ


//// 「・・・あの・・・・・・姉様でもいいですか?」



ゴフッゥ!!

口から愛があふれ出す。



「キャーー!!  姉様大丈夫ですか!?」

「大丈夫よ・・・・・私はまだ死ねないから・・・

たとえエヴァが私を萌え殺そうとしているのだとしても

私はエヴァが幸せを掴むまで死ねないの!!」



ソプラノのLPはもう0だった








「と、言うことでエヴァには破壊衝動と吸血衝動を抑えるのと

力の制御、後は魔法を覚えて欲しいと思います。」

「いきなりですね、・・・姉様。」


カフッ

口から愛があふれだす。


「は、話を続けるわよ、将来的には衝動は完璧に抑えられた方がいいけど

今はそこまでは求めなくていいよ。

あの男を目の前にした時に一息でいいから状況を考えられる程度でいいの。」

「なぜですか?」

「私は一度あの男と戦ったと昨日話したよね?

そのときの感じだと、あの男自体はそんなに強くないの。

多分研究者なんだと思う。

その分あの男が隠れてる場所は罠が仕掛けられてると考えられるの。

だからエヴァには罠を見破るか、

罠にかかってもある程度回避できるだけの判断が出来れば

後は真祖の能力で補えると思う。」

「なるほど、さすが姉様ですね!」


(この子はわざと私を萌え殺そうとしてるのかしら・・・)///



「そ、それでね、魔法を覚えてもらうのは相手も魔法使いだからというのと

遠距離攻撃の手段と魔法の防御方法、後は魔法を覚えたらそれで

相手がどう戦うか想像がつくでしょう?

力の制御については・・・・・もう分かってるわね。



私の身の安全のためよ!


・・・・・いくら私が丈夫でも手をつないだり抱きつかれたりで

骨折してたら身が持たないの。」

「・・・・・す、すいません。」

「エヴァが私とスキンシップとってくれるのは嬉しいけどね♪」

「・・・・」 ////

「それと訓練中に気が散るといけないだろうから

今のうちに教えておくけど、これを見て。」


私はそういうとあの夜男が落とした数冊の本を机の上に置く。

エヴァはそれを流して読み出すが、徐々に表情がこわばる。


「もう分かってると思うけどその本はあの夜にあの男が落としていったものよ。

私が回収して もう読んでおいたわ。」

「これは1冊は私達家族の観察・・・日誌ですね・・・

数年前から書かれてるところを見るとかなり前から計画していたんですね・・・・」  ギリッ

「・・・そうね、後の2冊は真祖化の魔方陣の組み方の研究資料、

もう1冊はなんていうのかしら? 物資の納入記録・・・在庫の記録とでも言うのかしら。

あの男が魔法の研究のために購入していた物資の目録みたいなものね。」

「そう・・・ですか」

「エヴァの気持ちが沈んでるところ悪いけど

これはある意味喜んでいいことなのよ?」

「どういうことですか・・・・・」  #

「・・・・あのね、気持ちは解るけど怒らないでねエヴァ。」 lll

「・・・話を進めてください。」

「了解しました!

マクダウェル家の観察記録と物資の目録を比較参照すれば

あの男の隠れ家や潜伏先の手がかりになるかもしれないのであります!」

「本当ですか!

今すぐ行きましょう!!」

「いや、ちょっとまって、落ち着いて。」

「はい、・・・姉様。」

「エヴァはとにかくまず訓練のほうを重視して、

あの男の居場所は私が調べるから。」

「私の復讐に姉様を巻き込むのは・・・・」

「私達友達でしょう?

復讐がエヴァの幸せにつながるかは解らない、でも それをしなくては

先に進めないのは解るわ、エヴァが先へ進むために、エヴァの幸せにため、

私が力を貸すから、エヴァは私を幸せにしてね♪」

「・・・わかりました、納得は出来ませんがそれしかないのならばお力を借ります。

その分私が姉様を幸せにしますから!」

「うん、期待してるからがんばってね。

さてと、そういうわけで訓練をするにもここでは人目に付きすぎて

すぐに噂を流されて魔女狩りの生贄にでもされたら困るし・・・

私の家に行きましょうか。」

「姉様の家ですか?」

「そう、私の家、さっき話したけど私は森の中に家を建てて

そこで一人で暮らしてるの、そこなら人が入れないように結界が張ってあるし

多少暴れても安全に訓練が出来るわよ。」

「そんな場所があるんですか、さすが姉様です!」

「なんかエヴァキャラ代わってない・・・?」 ///

「気のせいですよ。」

「そう?  ならいいけど・・・・」

「ええ、そうですよ。」


(もともと利発な子だと思うけど真祖の影響が出始めたのか・・・?

本当に10歳児かな? なんか小悪魔とでも話してるような気がするんだけど。

私の心のツボをガンガン突いてくるし・・・)


「じゃあ片付けて日の昇ってるうちに行きましょうか、

ここからそんなに遠くは無いから歩いて数日で着くと思うよ。」

「はい♪」 ニコ

「////」


(馬鹿な!?、この私がニコポされるだと!!

っく、これはまずい、私が攻略されてエヴァのハーレム入りさせられる!?)





その後村を出て少し歩いたところでエヴァに認識阻害結界を刻んだナイフを渡し

道中は盗賊や 熊 に合うことも無く 無事に家まで着いた。







「ここが姉様のお家ですか~」

「そう、ここでずっと暮らしてたのよ。」

「私、姉様ってどこかのお嬢様かと思ってました。」

「そう見える?」

「ええ、どこか品がありますし。」

「ごめんなさいね、期待に添えられなくて。

オホホ」


上品に振舞ってみる。


「・・・・・それは無いです。」

「すいません少し調子に乗りました。」


あえなく撃沈、私にはお嬢様は荷が思いようだ。

だが完全に女と思われてると言うことに勝利の愉悦を感じざるを得ない。


「それじゃあ、今日はこのまま食事の後寝て

訓練は明日からにしましょうか。」

「はい、解りました。」




こうしてエヴァの訓練が始まった。

エヴァにはまず瞑想してもらいつつ、私がエヴァの手を握って魔力を送り込んで

それを感じてもらうようにする。


この訓練は成功なのか、エヴァは数日で火を灯すことが出来るようになり

魔法に関してはあっさりと、 数日で 抜かれてしまった。


正直ここから先、魔法に関しては私の教えられることは何も無いので

エヴァには書庫の魔法関係の本を渡して独自に覚えてもらう。


私のすることは初期の魔法を覚える順番を少し相談したくらいで

魔法の弟子としては あっさり卒業してしまった。




力の制御に関しても、私が最初に神さまに教えてもらったことを参考に

自分の全力を先に知ってもらい、適度に加減を学んでもらうようにした。


こればっかりは経験するしかないので教えることも特に無かった。


破壊衝動については魔法の修行での瞑想が役に立っているので

それを継続して続けてもらう。


エヴァの破壊衝動は元の性格がおとなしいのか、あの男に限定して現れるようで

日常生活や狩りにおいて得に問題にはならなかった。





そこで問題なのが吸血衝動だ。

最初の1週間くらいは普通に過ごしていたのだが


どうも狩りに一緒に行った時の獲物の血で興奮していたらしく

しばらくは我慢していたようだが限界がきたのか深夜私の部屋にやってきて

どう抑えたらいいか相談に来た。


これは正直困った。

血を見なければおそらくそれほど強烈な衝動にはならないと思うのだが

食べるために狩をする以上どうしても見てもらうので

ここはおとなしく血を飲んでもらうしかない。


しかしここには人間は私しかいないので当然私の血を飲むことになる。


これにエヴァが猛反発した。


徹夜で説得した結果噛み付かずに手を切ってそこから舐めてもらうことで

妥協したのだが・・・これがまずかった。




一部音声を抜粋



「んふぅ・・・・ぴちゃ・・・ぴちゅ・・・・・・ぁふ・・・はぁ~」 //

「んっ・・・・・・・・・ちゅ・・・ちゅぴ・・・くち・・」 ////

「はぁ・・・はぁ・・・・・・・ぺろ・・・くちゅ・・・・・・ぴちゃ・・・あっ・・・・」//////

「・・・あむ・・・・くちゅ・・・・ちゅ・・・・・はむ・・・・・・・・・・ぷ

はぁぁ・・・」////////




こんなことが10数分続くのだ!!

もはや悪夢としか言いようが無い、今日だけでも耐え抜いた私には

ア○ネスが表彰に来るべきだ。


しかもエヴァと一緒に暮らしている間これが数日おきに確実に起きるのだ。

別のとこがおっきして大変なことになる。


吸血終了時にエヴァが涙目、上目使いで 「姉様ぁ・・・・ありがとう ございました。」ハァハァ

と、きっちり止めを刺しにくるのでたまらない。



LPが0になっても攻撃を食らう気持ちがわかりました。









例のあの男、エヴァを真祖にした男だが調査の結果

ある隠れ家にずっと篭っているようだ。



これは私が関与した結果なのだが

あの夜、男が落とした書物の真祖の魔方陣の研究記録だが

これがかなり重要な本らしく、これがないと新たな真祖を生み出せないようなのだ。


私が本を回収した後に男が探しに来ていたようだが

本は私が持ち去ったので当然無い。


エヴァが討ち取られた噂も流れていないので

あの男はエヴァか私が持ち去ったと思っているようだ。


そこで自分を餌に隠れ家で罠をはって待ち構えると言う

手段に出たようだ。


これはある意味私達にとっては好都合だった

私達には無限の時間があるがあの男には無い、

しかもあの男は私の持ってる本が無いと 真祖を新たに生み出せない、

本人は罠を張っているつもりだろうが私達が行かなければいいのだ。


エヴァは自分の手で殺すことにこだわるだろう

あの男もいずれどこかで痺れを切らして外に出てくる、



その瞬間こそがチャンスだ、私達はそれまでエヴァの訓練を進めていればいい。



仮に出てこないとしてもこちらはエヴァが中級か上級の攻撃魔法を

覚えた段階で隠れ家の外から魔法を撃ち込めばいいのだ。


真祖の魔力で撃ちこまれた攻撃魔法があの隠れ家の結界で

防げるはずが無い。

あの男はすでに詰んでいる。



エヴァの復讐は必ず成功するだろう。






そうして半年が過ぎたが、男のほうにも動きが無い。

荷物の搬入があるようなので中にいるとは思うが心配になったので一度中を見に行った。

いらいらした様子で同じところをぐるぐる回っていた。

左手の骨折が治療が悪かったのか悪化していたのも都合がよかった。



さてエヴァの訓練のほうだが、力の制御は通常ではほぼ完璧

感情が高ぶったときなどに少し暴走するが昔ほどじゃないので

後は特別な訓練をする必要が無く日常生活で上達していくと思う。


破壊衝動も順調に抑えられるようになった。

これは吸血衝動の方が消化されているからだ。

吸血衝動が満たされていないと、イライラして破壊衝動につながる。


冷静に考えれば普通の人間と同じことだ、

おなかが減ればイライラする。


魔法はもうなんていうか・・・・・メインキャストの優遇っぷりはチートレベル。

もう中級魔法普通撃ってるし、初級の魔法の射手は無詠唱で撃つし・・・


私に10分の1でいいから才能を分けて欲しい。

ちなみに私は今だに火を点けることしか出来ない・・・


エヴァに慰められるのが辛い。


エヴァが上級魔法撃てるようになったら、私、エヴァに魔法習うんだ・・・・







そうしてさらに半年経った頃

ついにあの男が動き出した。

1年で痺れを切らして隠れ家から出てきたのだ。


男の目的地は方向だとマクダウェル邸が方角にある、

後は中規模の町。


マクダウェル邸に向かってくれるならある意味舞台としては最高だ。

両親と家の人達の前で敵が討てる。


しかし町のほうに行かれると最悪だ。

人ごみに紛れ込まれると戦いにくいと言うのもあるが

教会に行かれるのが最悪のケース。


いくらエヴァが真祖の吸血鬼とはいえ、人間の数には勝てない。

それに教会に手配書でも流されたら今後の平穏な暮らしにも触る。



エヴァと相談した結果マクダウェル邸と町へ向かう街道の

分かれ道で討つことにした。







ある街道




認識阻害結界を張ってその中から通行する人を観察する。


エヴァの希望で私は直接の戦闘にはかかわらないことになったが

最悪の場合には躊躇せずに行くことにする。





side エヴァンジェリン




とうとうこの日がやってきた。

父や母、そして家のみんなのためにも

あの男をこれ以上生きていさせるわけには行かない。



まだか・・・・

ここで見張りを始めてからもう半日は経つけど

あの男が現れない。



以前の私だったら痺れを切らして道に沿って探しに行っていたに違いない。

あいつを殺したい、殺したイ、コロシタイ、アノ男ヲ ヤツザキニ・・・


だめ、落ち付いて・・・ふぅ~


姉様にはいくら感謝してもし足りない。

私に戦う力をくれた、この忌々しい真祖の力の抑え方を学んだ、

復讐するための情報を集めてもらった、邸の皆を弔ってもらった、

そして吸血鬼という人に疎まれる存在でも幸せになれる希望をもらった。


今の私は破壊衝動を抑えるのは簡単だ、

姉様のことを考えればいい、破壊衝動に飲まれた私を見て悲しむ姉様を

見たくないと考えればそれだけでいいのだ。


後はあの男を討ち姉様と共に生きるだけ。






side ???




ふぅ、忌々しいあの女のおかげで俺の計画は狂いっぱなしだ。

あの女があそこに現れなければ腕を折られることも無かったし

真祖の研究が滞ることも、わざわざ実験体の餓鬼を探すような手間も無かったんだ。


しかしあの餓鬼どこに行ったんだ?

どこからも吸血鬼が現れた情報は出てない。


奴は真祖とはいえ餓鬼だ、家族を皆殺しにされ吸血鬼にされ

憎しみが沸かないはずは無い、すぐにでも破壊衝動か吸血衝動に飲まれると思ったが

実験が失敗してどこかでのたれ死んだのか?


あの段階で成功はしたが真祖化に失敗してだたの吸血鬼を作っただけで

朝日に焼かれて死んだなんて最悪の結果だ。


わざわざ探しやすく一箇所に留まって情報まで流してやったのに

探しにも来ない・・・これは餓鬼は諦めて、

本を探すことに専念した方がいいかも知れんな。


あの餓鬼がうまく捕まえられればいい玩具になったのに、っち。






side エヴァンジェリン





そろそろ日が沈む、あの男も馬鹿じゃないので

日が沈んだら流石に動かないと思うけど・・・・・来た!!




あの男・・・馬鹿なの?

吸血鬼に狙われてるのに日没まで移動に使ってどうするのよ・・・。


あ、姉様に言われてたっけ、

まずは相手を観察すること。


魔力は普通の人より多いくらいか、

魔法使いだから当然ね。


左手が不自由のようね、姉様が折ったって言ってたっけ。


魔法触媒は杖と・・・・指輪はしてない。

ローブの中に何か隠しているようだけど

姉様が以前戦ったときに閃光と煙を出すビンを投げてくると言っていたので

ほかにも何かありそうだから注意しないと。


気になるところはこれくらいか

だけど護衛もつれてないなんて人間の魔法使いはよっぽど

自分の魔法に自信があるのかな?




私の装備は魔法触媒は指輪を2つにナイフを1本

万が一のときのためにと姉様からもらった使いきりの防御結界のネックレス。

後は魔法の防御効果のある外套。





男は周囲の警戒はそこそこに徐々に近づいてきた。



よし そのまま来い、もう少し・・・・・まだ・・・・・・・・後1歩・・・今!!


私は無言で足にこめた力を解放し一気に男に接近し

男の杖を持つ手を引き裂く。



ゾッ!

「ぐあぁ!・・・・・・・・?

な、俺の腕が!?  俺の腕が無い"ぃぃ!!!」



男の腕を引き裂き杖を奪いすぐさま折った。

そして私は男から10歩は離れた正面に立つ。


「ククク、ようやくこの刻が来た、

貴様に殺された我が両親、我が家に使えた愛する家臣、

そして貴様に真祖の吸血鬼に変えられた恨みは忘れたことが無い!

貴様の命、この場にてエヴァンジェリン・アタナシア・キティ・マクダウェルが滅してくれる!」



このセカンドネームは以前姉様に「エヴァってセカンドネームは無いの?」

聞かれたが、まだ子供だったので無いと答えた時に姉様が

「誇りを持って戦うときに名乗りなさい。

アタナシア・キティ 「不死の子猫」 あなたはその子供の姿のまま

成長することは出来ないけど死ぬことも無い。

敵にとってあなたの姿は油断に繋がるけど自分の姿に誇りを持って戦いなさい。

その姿と名がいずれ あなたに仇名す者すべての恐怖になる。


真祖として成長できない姿に誇りを持てなんて酷い事いってると思うけど

今のあなたがあるのは間違いなく ご両親と家のみんなのおかげよ。

真祖として誇りを持たなくていい、家族に誇りを持ちなさい。

あなたを 生んで 育てて 不幸にも真祖の吸血鬼になってしまったけど

それも含めて今のあなたがあるのは家族のおかげよ。

だから名を名乗ったときは家族に誇りを持って戦いなさい。」



姉様はそう言ってくれた、確かに真祖荷なんてなりたくなかった・・・

でも今の私があるのは家族のみんなおかげ、

この姿が幼く見えるならそれも受け入れる、

家族がくれたものだから。


たとえここでこの男を殺して化け物に堕ちようと

家族を誇りにして気高く生きる!




「貴様ぁ! マクダウェルの餓鬼か!!

なぜ貴様が今まで生きていられる!

お前のような餓鬼はすぐに吸血鬼の衝動に飲まれて化け物として

殺されるはずなのにぃぃ!!」


「誇りも無い屑には理解できまい。

もはやお前のような屑と話す事すら我慢ならん、

早々に消し去ってくれる!」


「っく、餓鬼が言わせておけばぐだぐだと!

この俺の腕を奪った代償は高くつくぞ!!

ただの腕力しかない真祖など俺が倒して実験動物にしてやる!」



そういい終わると男は懐からいくつものビンを取り出し

不自由な左腕でこちらに投げてきた。


私に当たるビンはほとんど無く当たるコースでも

魔法障壁に傷一つ付けられずすぐに消える。


ビンの中身は魔法の射手や酸、毒などいろいろあるようだが

まったく効かない。


さまざまな魔法の瓶の効果で当たりが煙で包まれた。


「くはっはぁ! 馬鹿が、魔法が使えない真祖など

俺の魔法薬の敵ではないわ!」


あの男、なにを思ったのかこれで私を倒したつもりらしい、

煙がちょうどいい煙幕になったので木陰に隠れて一気に止めを刺そうかと思ったけど

それは何か違うと思ったのでやめた。


煙が晴れ男の姿と私の姿がはっきり見え始めた。

男は明らかに動揺している、腕を引き裂いたときの出血が止まらないのか

血を流しすぎたのかその場にへたり込む。


私は警戒を怠らずにゆっくりと男に近づいていった。


「な、何で生きてるんだぁぁ!!

アレだけのま、魔法薬を食らって  無傷だなんて・・・・」


男の数歩手前で立ち止まり男を見下し、よく観察してみた・・・

・・・が、見れば見るほど情けない男だった。

私の家族はこんな屑に殺され私は真祖の吸血鬼にされたのか・・・


「ダマレ」


男の顎を蹴り飛ばす。

これでもう口は利けないはずだ。


「あぁァ・・・・かひゅ、ひゅ・・・・ひャ、ひゃヒゅけ・・・アぁァ

ヴアァァ~~!!」


私は未完成の「断罪の剣」を右手に発動し・・・


「消え去れ!」


一気に振り下ろした。






これで私の復讐は終わった・・・

達成感は無い、恨みも憎しみも消えたような気がしなかった。



家族や家、人間としての体、人としての生、

たった一人の屑のおかげで多くのものを失ったが

新しく得るものもあった。


新しい家族、失った家族の誇り、魔法の力、望ますに手に入れた真祖の体

化け物としての生。



むなしさを感じる一方で、ひとつ確信を持てることがある。





「これで私はようやく前に進める。」





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  1. 2012/03/16(金) 23:14:26|
  2. 二次創作小説 ネギま
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コメント

No title

真祖荷なんて->真祖になんて
  1. 2012/03/26(月) 23:45:18 |
  2. URL |
  3. う゛ぃえ #3rN8KzgA
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