たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  056



side 葉加瀬


新オスティア クルト別邸 夜




アレから数日が立った・・・・


結局 超さんに散々お膳立てしてもらいながら

あの後ソプラノさんとお茶をしただけで、

何もできずに帰ってきてしまったのだ。


「あ~~、私は何をやってるんだろう・・・

あれだけ超さんにお膳立てしてもらったのに、

いざ ソプラノさんの前に出たら何も言えなくなっちゃったよ~。」 lll


私はこの家の主のクルトさんに用意してもらった

個室に備え付けられたベットの上を転がりまわっている。


「科学に魂を売って、実験ではどんな危険物も平気で扱えるのに

ちょっとその・・・皮膚接触と言うか、

一時的粘膜接触をする程度のことでこの様。

・・・・・・・・・はぅ。」 //


ソプラノさんと口付けをする想像をしただけで

顔が火照ってくる・・・どうも、この行為は私にはかなり難易度が高いようだ。




「「・・・セ、ハカセ、大丈夫ですか?」」

「へ・・・・? うわっ!?

あ、貴女達何時からいたの!?」

「「先程ドアをノックしましたが返事がなく、

中から若干異常な声が聞こえたもので葉加瀬の安全の確認のため

2分16秒ほど前から室内に侵入しました。」」


そんな前から部屋にいたなんて・・・全く気がつかなかった。


「そ、そう・・・別に異常はないから、大丈夫だよ。」 //

「「そうですか。

それでは超鈴音からの伝言を、お伝えします。」」

「え? 超さんから? 何かあったのかな・・・・」


「「ハカセのヘタレ。」」


「ぶふぅっ~!!」

「「以上です。」」

「そんな事のために貴女達はきたのっ!!」

「「いえ、本題はこの後です。

超鈴音の指示でハカセとソプラノ様との関係を進展させるお手伝いを

するように言い付かっています。」」

「ラトナとピュラ・・・貴女達が?」

「「はい。」」


・・・・正直この手の話題を扱うには

この娘達にはまだ少し早いんじゃないだろうか?


・・・いや、逆に今のこの娘達ならデータと計算で思考される部分が多いから

客観的な意見を聞けていいのかも?


「そ、それじゃあ少し手伝ってもらおうかな?」

「「はい、お任せください。

それではハカセ、参りましょうか。」」


二人はそれぞれ私の腕を組み、

私をどこかに連れていこうとする・・・まさか、

このままソプラノさんのとこに連れていくつもりか!?


「ちょ、ちょっと待って!

貴女達、私をどこに連れていくつもりなの?」

「「まずは浴室にハカセを連れていき、身体を洗浄する予定です。」」

「え?・・・私そんなに臭う?

徹夜で作業とか無い限り、ちゃんと毎日お風呂には入ってるけど・・・」

「「性交渉の前には女性は身体を洗浄し、

清潔にしたほうが男性は喜ぶとのデータがあります」」

「へ・・・・ ち、ちょっと待ちなさい!

貴女達 私に何をさせるつもりなのよ!!」 //

「ハカセとソプラノ様との男女間の関係を進展させるため

お二人には性交渉をしていただこうかと思っていますが?」」

「どう考えたらそんなに一気に話が飛ぶの!」 //

「「ハカセの法的な年齢では結婚は無理なので、

婚約、もしくは恋人関係になっていただくため、手っ取り早く性交渉をしてもらい、

それを口実にソプラノ様に責任を取っていただくのが

一番最短で お二人の関係を進める事が出来る方法だと思いますが、何か?

・・・・避妊具を使用していただくので、

妊娠にご心配はしていただかなくて結構です。」」

「OK、わかったわ。

貴女達にはこの件で手伝ってもらわなくて結構です。」 lll


客観的に考えるとか以前に、

この娘達には人間社会の倫理観を学んでもらう必要がある。

これは今後の課題ね・・・


「「しかし、私達は超鈴音に指示されています。

ハカセが抵抗した場合、多少強引にしても良いと許可をいただいています。」」

「まって! 超はこの事を知ってるの!?」 lll

「「いいえ、方法については私達に一任されました。」」

「じゃあ、まず超にこの方法でいいか聞いてきなさい!」 #

「「方法は私達に一任されてますので、この方法を実行します。」」


言うことを言い終わるとラトナとピュラの二人は

問答無用で私の両腕を拘束したまま、廊下を引きずっていく。


「ちょ、まって! いやぁ~!! 誰かぁ、助けて!!」 //


私を引きずって二人は進んでいく・・・が

進行方向に丁度千草さんがいるのを視認できたので

急いで千草さんに助けを求めることにした。


「ち、千草さん 助けてぇ!!」

「・・・ん? なんや葉加瀬はんに双子やないか、どないしたん?」

「とにかく、この娘達を止めてください!」

「「私達は超鈴音に指示に従っているだけです。」」

「まぁ、とにかく話を聞かせてぇな。」

「「はい、実は・・・」」


双子が真面目な顔をして説明をする。


数日前の私の不甲斐ない話から始まり、

それを知った超さんがラトナとピュラに私の手伝いをするように指示したこと。

その後彼女達の独特の思考で発案した、

酷く倫理的に問題のある計画を説明する。


千草さんは特に表情を変えずに双子の話を聞いている。


「ほんならウチの旦さんに葉加瀬はんを抱かせようとした言う事やな。」

「「表現方法が若干異なりますが、概ねその通りです。」」

「ふ~ん・・・まぁ、確かに手っ取り早いかも知れへんな。

旦さんも葉加瀬はんも奥手みたいやし、

手っ取り早く関係を進めるにはいいかも知れへん・・・。」

「ちょっと! 千草さん止めてくださいよ!」 lll

「「それでは私達はハカセを洗浄しますので、これで失礼いたします。」」

「あ~、ちょっと待ちいや、まだ話は終わってへんで。」

「「何か問題があるでしょうか?」」

「確かに関係を進めるだけなら その方法で進むこともあるかも知れへんけど

その後二人が円滑な関係を続けられるかは分からへんやろ?」

「「その後の関係については特に指示を受けていませんので。」」

「せやったら、二人共考えてみなはれ。

無理やり二人に関係を持たせたら旦さんと葉加瀬はんは

その後気まずくなると思わへんか?」

「「・・・そういうものなのですか?」」

「そういうもんや、特に女の子の初めては大事な事や、

それを娘のような立場のあんたら二人とは言え、

強制されて関係を持たされた、なんてことになったらトラウマになりかねまへんで?

そもそも旦さんが嫌言ったらどないします?

それを聞かされた葉加瀬はんは、

自分が拒絶されたと思って傷つきますやろ?

ラトナとピュラの二人かて、旦さんと葉加瀬はんが仲良うしてほしいやろ?」

「「はい・・・確かにその通りです。」」


この娘達はこんな方法を使うと言いながらも

私とソプラノさんに仲良くして欲しいと思っていたのか・・・

本当にこの娘達にはまだまだ経験が足りてないようだ。


だが、私達に仲良くしてもらいたいと言うのは

それはそれでこの娘達が成長しているということだから

そこ だけ は喜んでもいいのかも知れない。


「せやったらこの方法は止めて、

葉加瀬はんも納得出来る方法を考えましょか?」

「「はい、わかりました。」」


流石千草さん、言い聞かせるように二人を諭して

穏便に済ませてくれた。

こう言うのを大人の女と言うのだろうか?


「あ、ありがとうございます千草さん!

おかげで (私の貞操) が助かりました。」

「どういたしまして・・・・ほんで葉加瀬はん?」

「な、なんですか?」

「旦さんと口付けでで仮契約しますの?」

「いや、それは超さんが言い出しただけで、私としては・・・その・・・」 //

「ふ~ん・・・してもええとは思ってるけど、

きっかけが掴めへん、そこまで急ぐことでもない、言うところやろか?」

「あぅ・・・」 //

「「・・・私達には、よく分かりません。」」

「二人共、その辺は今後の勉強やな。

丁度いい見本が目の前におるんやからしっかり観察するとええよ。」

「「はい。

しっかりと観察し、録画して勉強したいと思います。」」

「何言ってるんです、やめてくださいよ!」 //


この人は私を助けるつもりがあるのか、それとも単にからかっているのか・・・


「少しくらいからかうのは堪忍してや。

ウチかて旦さんの唇が奪われるかどうか何や、

本音言うたら少しおもろないところもあるんやで?」

「あ・・・その、すいません。」

「謝らんでもええよ、別に怒ってへんから。

ただ少し嫉妬してるだけやからね。」

「その・・・千草さんはいいんですか?

私がソプラノと仮契約というか・・・そのき、キスしても・・・」 //

「ウチは旦さんがなにしようが ウチを捨てへんでくれたらそれでええんや。

・・・まぁ、女としてはおもろないけどな。」

「・・・私には少し理解できません。」

「葉加瀬はんには葉加瀬はんの想い方があるように

ウチにはウチの想い方があるから、そこは別に理解出来んでもええと思うよ。」

「はい・・・。」

「まぁ、今は葉加瀬はんのことや。

と、言うてもぶっちゃけると旦さんにお願いすればええだけなんやけどな。」

「そ、それが・・・その、いざ 言うとなるとなかなか・・・」

「葉加瀬はんの年頃やと

そういうことに抵抗があるのもしょうがないのかも知れへんけど、

あんまり行為自体にくくって考えへんほうがええで。

それよりも どうして旦さんと仮契約したいのか、

それを考えればええと思うよ。」

「・・・どうして仮契約したいか・・・ですか?」

「「超鈴音はハカセに自分の身を守る手段を持つためにも

ソプラノ様と仮契約してアーティファクトを手にしたほうがいい、

と言う方針だそうです。」」

「それもひとつの考え方やな、でもそれやったら別に口付けせんでもええやん。

他の方法でもええのに、葉加瀬はんは口付けの方がええんやろ?」

「・・・・」


確かに 単純にアーティファクトを手に入れたいだけなら

別に他の方法でも良い・・・でも私はひとつの方法に括って考えている。


どうしてか・・・

超さんや皆に差をつけられるのが悔しい? 仮契約の証として?

差をつけられて悔しいのも、証としても根本にあるのは、

ソプラノさんが好きだから・・・


「・・・・・」 ///

「・・・答えは出てるみたいやね。

ほんならウチが少し手を貸しましょか。」


千草さんは彼女のアーティファクトである殺生石を出す・・・

・・・何故私に力を貸すのにあの石が必要なのだろうか?


「葉加瀬はんには今から呪いをかけます。」

「・・・は?」


千草さんが私に呪いをかける?

しかも あのアーティファクトはエヴァンジェリンさんでさえ

恐れるほどの効果を発揮する物だ、それを使ってまで私にかける呪い?


私が思考の海に浸っている間に、

千草さんは呪符を使い私に呪いを掛けていく。


「おふださんおふださん、ウチの願いを聞いておくれやす。」

「ま、まってください千草さん!」


千草さんの持っていた呪符が燃え尽き、

それと同時に一瞬私の身体に軽い痺れが流れる。


「ふぅ、無事葉加瀬はんに呪いが掛けられましたえ。」

「・・・本気だったんですか、

そ、それで・・・どんな内容の呪いを私に掛けたんですか?」 lll

「内容は・・・」

「内容は・・・?」

「今日中に旦さんに口付けしないと今後一生、

旦さんに会えなくなる呪いです♪」

「なぁっ!?」 lll


今日中にソプラノさんにキスしないと 2度と会えなくなる?

そんな馬鹿な呪い・・・・・不可能・・・と言い切れ無い・・・

エヴァンジェリンさんが恐れたあの石を使ってまでかけた呪いなら

もしかしたら本当に・・・


「千草さん! な、なんてことをしてくれたんですか!!」 lll

「言い出す勇気がないんやったら、

言い出さざるをえない状況に追い込んだらええと思って。」

「それにしてもこんな方法を使わなくても!」

「「ハカセ、本日中ということだと後3時間もありませんが?」」

「なっ!? もうそんな時間なんですか!?」

「葉加瀬はん、旦さんやったら庭の苗木のとこに居ましたえ♪」

「くっ! ・・・・千草さん! 後で話がありますから!!」

「「ハカセ、正確には後 2時間47分34秒しかありませんが?」」

「あ~、こんなことしてる場合じゃない!」 lll


私は庭にいるというソプラノさんの元へと駆け出した。






side 超


「・・・・・と まぁ、こんな感じでよかったんやろか?」

「上出来だヨ♪ 流石千草さん、頼りになるヨ。

二人も 今日はお疲れだったネ。」

「「いえ、これもハカセとソプラノ様のためですから。」」


私は認識阻害魔法を使い廊下の角からハカセ達の様子を見ていたが

千草さんも流石だったが、思いのほか双子の演技がすごく

ハカセは完全に騙されたようだ。


私が逆の立場だったとしても、双子のあの様子では信じてしまうだろう。


「しかし千草さん、あの呪いの時、本当に魔力反応があったけど

ハカセに何かしたのカ?」

「ちょっと気分が高揚する、軽めの戦意高揚の術を掛けただけです。」

「戦意高揚ネ・・・今のハカセには丁度いいのかもネ。」

「女の子としての戦いやからね~。」

「フフッ、それじゃあハカセの成功を祝って、祝杯でも上げようカ。」

「もう成功の祝杯ですか、少し気が早いんちゃいます?」

「そこは成功を願うのもかけてるからネ。」

「ほな、ウチもお付き合いしましょか、

今夜は一人寝で寂しい夜になりそうやし。」

「それは悪いことをしたネ、お詫びに取っておきをだすヨ。」

「それは楽しみや♪」

「「では、私達はおつまみを作ります。」」

「ありがとうネ。」






side ソプラノ




「ふむふむ、もう少し土に栄養が欲しいと。」


私は世界樹を介して苗木の育成に今何が必要なのかを聞いている。

土に栄養が欲しいか・・・やはり新オスティアは空中に浮いている陸地だけあって

地上よりも土の栄養価が低いのか?

気温は調整しているから問題ないか。


そんな事を考えながら苗木の様子を確認していると

廊下の方から葉加瀬が血相を変えて私の所へ走って着た。


「そ、ソプラノさん! お願いがあるんですが!」 lll

「ち、ちょっと葉加瀬落ち着いて。」


葉加瀬は私の直ぐ目の前に来ると

私の肩を両手で掴み、息がかかるくらいの距離で騒ぎ出した。


「これが落ち着いてられますか、

と、とにかく時間がないので要点だけ言いますが・・・」

「・・・要点とは?」

「わ、私と今すぐ・・・き、キ、キスしてください!」 ///

「・・・・・・・は?」

「訳は後で説明しますから!

あぁ、もう2時間半くらいしか時間がない!」 lll

「・・・いや、まずは落ち着いて深呼吸してから訳を話してみなよ。

まさか説明に2時間以上かかる話でもないでしょ?」

「た、確かにそうでしたね!

説明自体は数分で終わるので聞いてください、実は・・・」


葉加瀬から話を聞いたが・・・超もラトナとピュラも、

オマケに千草まで何やってんの・・・・


葉加瀬と私? の応援するのはいいけど

もう少し方法があるでしょうに。


「え~っと、要は千草に今日中に葉加瀬が私とキスしないと

二度と私に会えなくなる呪いを掛けたので

急いで私とキスしたいと。」

「そ、そうです・・・」 ///

「・・・ちょっと待ってね、数秒で終わるから。」

「? はい。」


私は葉加瀬に何か魔力の反応がないか調べてみる。

魔法が使えない私でも、千草が本当にそんなすごい呪いを掛けたなら

魔力反応くらいあるはずだし、それくらいなら私でも感知できるはずだ。


しかし調べてみてもそんな様子は全くない・・・と言うことは・・・


「あのね 葉加瀬。」

「はい。」 //

「葉加瀬にはそんな呪い掛かってないよ。」

「・・・・・はい?」

「だから、葉加瀬に呪いなんか掛かってないよ。」

「・・・え、でも千草さんが・・・」

「千草が冗談でも葉加瀬にそんな呪い掛けるわけ無いじゃない、

大方 そう言えば葉加瀬が私のところに来て

仮契約なりキスなりせがむだろうと思ったんでしょ。

それに あの石だって、

千草がよっぽど嫌うか恨んでるか、

それとも何ならかの負の感情を抱いてる人以外には

大した効果は出ないんだから。」

「え、でもエヴァンジェリンさんは・・・」

「エヴァはあれだよ、・・・自分で言うのも恥ずかしいけど

私との関係で千草にとっては最大のライバル・・・みたいなとこがあるから

それでエヴァには効果が強く出るんじゃない?」

「はぁ・・・じゃあ、私は今日中にソプラノさんとキスしなくても・・・」 //

「・・・・・・♪ いや! 万が一といこともあるかも・・・

それに葉加瀬にもお願いされたし、

私も葉加瀬とシたいな・・・キス。」 //

「・・・ひぇっ!?」 //


葉加瀬が私の目の前でびっくりして硬直している間に

彼女の腰に手を回して抱き寄せ、

葉加瀬が椅子に座っている私を見下ろす形になる。


「ちょ、ソプラノさん・・・冗談・・・ですよね?」 //

「私は本気だけど?

葉加瀬はさっき本気私にお願いしに来てくれたんじゃないの?

私と二度と会えなくなるのが嫌だから、

あんなに急いできてくれたんでしょ?」

「そ、それはそうなんですけど・・・」 //

「葉加瀬がどうしてもしたくない って言うんだったら

私を突き飛ばしてでも戻ってくれてもいいよ。

でも、私とキスしたいって思ってるのなら、

このまま葉加瀬からシテ欲しいな♪」

「あ、あぅぅ・・・」 ///


葉加瀬は真っ赤になって私の腕の中で狼狽えている。

私は葉加瀬が本気で拒絶しない限り開放するつもりはない。


「せっかく超やラトナやピュラ、千草が作ってくれたこの機会

葉加瀬は無駄にしてもいいのかな~?」

「うぅ・・・・あ、あのせめてソプラノさんからシテくれませんか?」 //

「だ~め♪ 葉加瀬が最初に言い出したんだから葉加瀬からシテよ。

あ、超が持ってた簡易で仮契約の魔法陣を作れるあの球

持ってるなら使ってもいいよ。」

「うぅぅ・・・・・何でこんなことに・・・」 ///


葉加瀬はゆっくりと右手を白衣のポケットの中に突っ込み

何かを握りしめている、恐らく超が渡した仮契約の球だろう。


私達はしばらくそのままでいたが、

やがて葉加瀬が観念したのかポケットから手を出す。

その手にはやはり超の仮契約の球が握られている。


「あの・・・目をつぶってくれませんか?」 //

「ん、OK~・・・これでいい?」


私は目をつぶり顔を葉加瀬の方に向ける。


数十秒ほど立った時、足元に何かが落ちる音がして

私の顔に葉加瀬の両手が添えられる。


手が添えられてから徐々に私の顔の前に

何かが近づいてくる感じがして、鼻先が触れるかどうかの時・・・


「葉加瀬・・・好きだよ。」 //

「っ!? ・・・・私もですよ。」 //






私達の足元の魔法陣が光り輝き、一枚のカードが舞い降りた。








その頃、食堂では超とラトナ、ピュラ、千草がプチ宴会を開いていたが

そこに騒ぎ声を聞きつけたエヴァがやってきた。


「ん? 貴様ら何をやって・・・

おい、超 お前まで酒を飲んでいるのか?

珍しいこともあるな。」

「あ、エヴァンジェリンか、エヴァもこっちに来て一緒に飲むといいヨ。」

「せやで、エヴァはんも一緒に飲んでき~な。」

「飲むのはいいが・・・妙にテンションが高いな、

なにか良い事でもあったのか?」

「良い事といえばあったような無かったようナ?」

「確かに、ええ事なんやけど 複雑な気分でもありますな~。」

「何だ、ワケがわからんぞ。

おい、双子、コイツらに何かあったのか?」

「「はい、今回は葉加瀬さんとソプラノ様が仮契約をなさったお祝いで

アルコールを飲んでおられます。」」

「・・・・おい、ちょっと待て。

何で姉様と葉加瀬が急にそんな事になるんだ?」

「「私達と超鈴音、千草さんで葉加瀬さんをけしかけました。」」

「おぉい!! 貴様ら何をしてくれたんだ!!」 #


「「うるさい(ヨ)!!」」


「・・・お、おおぅ。」 lll

「ほら、エヴァンジェリンも飲んでいくネ!

飲まないとやってられないヨ。」

「せやせや、ほらエヴァはん ここに座ってまずは一杯。」

「あ、あぁ・・・」


結局エヴァは二人に気圧され、なし崩し的にプチ宴会に参加。

エヴァ自身も日頃の鬱憤が溜まっていたのか・・・


この日のプチ宴会は翌朝まで続き、

クルト邸に貯蔵してある飲料用のアルコール類はこの日、 すべて消えた。

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  1. 2012/03/22(木) 02:25:06|
  2. 二次創作小説 ネギま
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