たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  053




ネギ先生達と千雨達がイギリスに出発したが、

その日の昼に千草と学園内を散歩していると

どうもいつもと様子がおかしい・・・というか、

中等部の女子寮近辺がいつもより静かだ。


超包子でお茶のついでに葉加瀬に話を聞いたところ、

委員長を筆頭に何人かイギリスについていったと言う話だった。


「・・・・何を考えているのか、こんなことなら委員長を巻き込んで

スポンサーになってもらえば千雨達の旅費 (おみやげ代) を

補填できたかも知れないね。」

「そうですな~、それにしても最近の中学生は剛毅やね。

ほとんど思いつきでクラスメイト連れ立って海外旅行やなんて。」

「・・・委員長は規格外なんだよ。」

「わ、私の研究費もネギ先生が関係するといえば

委員長がスポンサーになってくれますかね?」

「帰ってきたら聞いてみれば?

っていうか、葉加瀬 研究費足りないの?」

「・・はい、超さんの計画に参加していた時は

超さんが出していてくれたんですが、

これからは関係ない部分では部活の経費か自費なので

少しきつくなるんですよね~。」

「そうなんだ。

じゃあ、私の注文する物とか請け負ってくれたら

研究費少し出してあげるよ。」

「本当ですか!? 是非やらせてください!」

「・・・旦さん、葉加瀬はんに何作らせるつもりなんや?」

「べ、別に変な物作らせようとしてるわけじゃないよ。

ちょっと最近私に対するエヴァの態度に横暴な面が目立つから嫌がらせで、

妙に心をささくれだてる表情と電子音声でしゃべるAI搭載の

エヴァの生首人形を作ってもらって、

エヴァの寝室に仕込もうかと思っただけだよ。」

「・・・・そういう事するから、

エヴァはんの態度が悪くなるんとちゃいますか?」

「AI搭載の心理兵器ですか?

実に興味深いですね! 早速開発に入りたいと思いますっ!!」

「葉加瀬はん・・・・。」 lll


葉加瀬はMADモードに入って脳内で人形のプログラムを考えているのだろう。


千草も諦めた様な表情で葉加瀬を見つめるだけで

それ以上何も言うことはなかった。




3人+スライム娘達のいない家は少し静かになったが

それでも超と葉加瀬、それに五月さんが夕食を作りに来てくれたりで

私達は楽しい夕食時を過ごしていた。


飛行機の乗換の時に茶々丸から連絡があったが

特に問題ないようなので、その日は私達もそのまま就寝した。




翌日もいつも通り平穏にエヴァの相手をして過ごし

夕方に茶々丸から連絡をもらったが、

向こうでやはり委員長達と遭遇したらしく、

ネギ先生の故郷まで着いてきたが特に問題は無いということだった。


今日は超達は来なかったが 私達は夕食を済ませ就寝。


寝室で寝ていた私とエヴァは早朝 ラトナとピュラに起こされることになった。




『先輩・・・マズイことになった。』

「どうしたの千雨、委員長達に魔法でもバレた?」

『そっちのほうがどれだけましか・・・いや、マシじゃないがこっちも十分マズイ、

・・・明日の朝、魔法世界に行くことになっちまった。』


千雨の話を聞いたエヴァと千草はやっぱりか、

という感じで諦めの表情だ。


「・・・はぁ~、どういう経緯でそうなったの?」

『ネギ先生の故郷で向こうの魔法学校の校長に会ったまでは良かったんだ。

向こうの校長も魔法世界に行く話は避けてくれたみたいだったしな。』

「じゃあ、なんでそこから魔法世界に行くってことになったの?」

『向こうの地下室でネギ先生の故郷の人達が石化されてる実物を

皆が見ちまったんだよ。

ネギ先生の幼なじみが神楽坂や宮崎達を連れてな・・・』

「朝倉さん達は?」

『アイツらは実物は見なかったんだが、

様子のおかしい神楽坂達から話を聞いてな、

そこからだ、朝倉と早乙女が口火を切ってネギ先生の父親の情報や

石化の解除方法の情報が魔法世界に無いか? って話になって

ゲートが近くにあるなら調べに行こう、とか言い出してな。』

「ふむ、ぼーや達はどうした?」

『ネギ先生と神楽坂は最初は反対してたんだよ。

だけど、本屋や近衛と桜咲が石化した人達を見たせいで

朝倉達の意見に乗ってな、綾瀬も強く反対できなかったみたいだったから

私が反対しては見たんだが、無理だった。

遠まわしに非難までされたよ。』

「そう・・・お疲れだったね千雨。」

『まぁ、あいつらの気持ちも理解はできるからその件はいいんだけど、

ネギ先生も本当は行きたいんだろうけど、教師という立場もあるし

向こうの世界の危険性は学園長からしっかり聞かされてるのもあって

賛成とは最後まで言わなかったんだが、

向こうの校長が妙に気を効かせてくれたせいで

ゲートの出口の都市から出ない、

引率についる魔法使いの指示に従う。

と 言う条件で魔法世界を実際に体験し都市で情報収集をする、

って感じの妥協案になっちまって・・・』

「・・・まぁ、しょうがないよ、

千雨はよくやってくれたみたいだし。」

『・・・あの、ソプラノ?

すいませんです、私も冷静に考えれば反対できたんですが

あの石化した人達を見てしまったせいで

どうしても強く反対できなくて。』

「いいよ夕映、気にしないで。」

「おい、茶々丸聞いているか?」

『はい、マスター。』

「二人も聞いておけ。

いいか、向こうに行ってもし最悪の事態になった時はわかってるな?

お前達3人は絶対帰ってくるんだぞ。」


(・・・やはり 以前からこの件に関してのエヴァの態度は腑に落ちないな・・・)


『了解しました、マスター。』

『・・・・わかったです。』

『ああ、分かってる、そのための装備も預かってるしな。』

「あなた達3人のMMでの武器の携帯許可証が装備品の中に入ってるから

それを向こうで提示しなさい。

クルトに用意してもらったものだから問題なく持ち込めるはずだよ。」

『了解。

流石に向こうに行って暴走するようなら、力ずくでも止めてやるよ。』

「ん、じゃあ皆頑張ってね。」

『あぁ、先輩達もこんな時間に急に連絡して悪かったな。

おやすみ。』

『おやすみです。』

『おやすみなさい。』




「・・・・おやすみやあらへんがな。

こっちはもう朝や・・・少し早過ぎるけどな。」


『ご、ごめん・・・千草さん。』




それから私達は少し早い朝食をとり、

超達が起きるであろう時間に超と葉加瀬を家に呼んだ。


「さて、悪い方の予定通りネギ先生達が魔法世界に行く事になりましたよ っと。」

「あ~、やっぱりそうなるのカ。」

「マズイんじゃないですか?」

「まぁ、面白くはならんな。」

「・・・こっちは朝から叩き起されて最悪や。」


千草はまだ機嫌が悪い様で

皆が私に 「どうにかしろ!」 という視線を送ってくる。


「・・・あ、あの千草?」 lll

「何ですの?」

「ち、千草の怒った顔もかわいいよね。」


千草以外の皆は 「お前は 何を言ってるんだ?」 という表情で私を睨みつける。


「・・・・」

「・・・千草?」

「・・・・もぅ、いややわぁ 旦さん♪」 //


(((え? 今のでいいの?)))


言ってみた私も 自分でかなりやっちまった感が強いと思ったが、

どうやら正解だったようで、

この後少し話しただけで千草の機嫌は治ってしまった。


「そ、それでこれからどうするネ?」

「あ、あぁ・・・とりあえずお前達二人には

持ち出せる研究器具をすべて別荘に放り込んでもらって

城の部分だけ持って私達も先行して魔法世界に行こうと思う。」

「了解ネ。 でもこの件があったから最近はほとんど別荘で研究していたネ、

着替を少し用意するくらいですぐにでも出発出来るヨ。」

「私は少し荷物があるので・・・ラトナとピュラの二人を借りていいですか?

重い物もあるので。」

「ん、わかった、ふたりともお願い出来る?」

「「了解しました、ソプラノ様。」」

「じゃあ、私達は・・・エヴァ、村の方に行って苗木を数本持ってこようか?

丁度いいから少し先行して植えてデータを取って行かない?」

「ふむ、わかった。

問題は無いと思うが、早く植えて損をすることはないからな。」

「超の方も例のヤツ 丁度いいから向こうで実験して

うまく行くようなら先行して設置していこうか。」

「了解ネ、向こうで実験できるなら予定より早く実働に移せると思うヨ。

コチラも同じく早ければ早いだけいいからネ。」

「千草の準備の方は大丈夫?」

「こっちも大丈夫やで、方陣と呪符に時間がかかるけど

それも向こうでも出来る作業やしな。」

「よし。

それじゃあ 皆そういう事で準備に入ってね~。」




こうして私達はネギ先生達に先行して魔法世界に入ることとなった。




「所で向こうの拠点はどうするのカ?」

「私達の心強い宿屋さんに頼むつもり。

丁度オスティアの総督になってるっていう話だしね♪」

「確かに、アイツは頼りになるな。」

「? まぁ、二人がそう言うなら信用するネ。」




その頃、オスティアのある執務室では・・・


「・・・なにやら嫌な予感がしますね・・・以前この感覚があった時は

彼女に酷い目に合わされましたが、今度は何を押し付けられるやら・・・。」 lll


クルトは手元のベルを鳴らし秘書官を呼ぶ。


「お呼びでしょうか? 総督。」

「今日これから私を訪ねて・・・数人ですかね、

女性が訪ねてくると思いますが、

彼女達の戯言はすべて無視していいですから

黙って私の所に連れてきてください。」

「はぁ・・・連れてこればいいんですね?」

「そうです、彼女達・・・主に長い黒髪の女性が

ある事ない事言うかも知れませんが黙殺してください。」

「かしこまりました。」

「お願いします。

ただし、くれぐれも 丁重 にお願いします。

決して機嫌を損なわせないように。」

「わかりました、よく分かりませんが 丁重且つ耳を貸さずに連れてきます。」



オスティア総督、クルト・ゲーデル。

彼の勘は、ある人物によって無理やり鍛えこまれていたが、

今回のこの先手を打った対応は、余計な注文を付けたせいで逆に被害が拡大し、

後日彼のスキャンダル記事が新聞に載るのだった。






side 千雨


翌日


「はぁ・・・此処に来るのももう何度目か、

とにかく、 今回 は来たくなかった・・・。」

「千雨さんは何回か来たことがあるんですか?」

「ん? あぁ、先生か・・・私と夕映、茶々丸は何回か来たことある。」

「そうですか・・・その時はどんな感じでしたか?

やっぱり危険な生物に襲われたりしたんですか?」

「いや、そう言うのはなかったな。

私達は街中を観光してただけだし。」

「そうですよね、街中なら危険はないですよね?」

「いいえネギ先生、この都市は比較的安全ですが

地方の都市だと街中でも賞金稼ぎや盗賊、冒険者等が

普通に武装しているので、

油断していたり辺に絡まれたりすると危険なので気をつけてください。」

「ゆえ・・・本当なの?」

「本当ですよのどか、

ですから私達は此処に来るのを反対していたのです。」

「皆さんそんなに警戒しなくてもこの都市内なら大丈夫ですよ、

ここの治安は良い事で有名ですから。

皆さんは今回 基本的にこの都市で魔法世界を体験するだけですので

警戒することよりもこの世界を楽しんでいってください。

ほら、あそこの階段を上がれば入国手続前に外が見えます、

いい景色ですので是非見ていってください。」

「ありがとうございます、マクギネスさん。」


ネギ先生達は皆で展望台に向かっていった。

丁度今なら他の皆に注目されずに私達の入国手続きを済ませられるので、

先行して入国手続きを済ませることにする。




「長谷川千雨様、綾瀬夕映様、絡繰茶々丸様ですね、

コチラがお預かりしていた荷物です。

皆様は国内での武器の携帯許可証があると申請されていますが、

確認させていただいてよろしいでしょうか?」

「あ、はい。 これです。」


私達はエヴァから預かった荷物から免許証のような物を受付の人に渡す・・・が

なにやら受付の人の様子がおかしい、

すごくびっくりした表情で固まっている。


「は、はい、確認させていただきました!

元老院発行の特種 武器携帯許可証ですね・・・・・私初めて見ました・・・」 lll

「え? と、とにかくこれで荷物を普通に所持していてもいいんですよね?」

「はい! ど、どうぞご自由に!?」


受付のお姉さんも挙動不審で埒があかない用なので

私達は荷物を受け取りそそくさとその場を後にするが

受付の人達はなにやら話し込んでいる。


「あの娘達何者なんですか!?

あれって軍の特殊部隊とかが持ってる許可証ですよね?

あんなの教本以外で見たことなんかないですよ。」

「知らないわよ、見た感じ普通の娘に見えるけどどこかの諜報員とか?

高度な認識阻害魔法とか使ってるのかな?」

「でもあれって軍で使う殲滅兵器とかも持てるんですよね?」

「そんな物持ってるんですか!?」 lll




「・・・・なぁ、茶々丸、許可証の件 お前知ってたか?」 lll

「はい。」

「ならもっと早く教えて欲しいですよ!

まさかそんな凄い許可証だとは思わなかったですよ・・・」 lll

「そうですか、すみませんでした。

ただ教えても提示した時点で同じ反応だったと思いますが?」

「私達の心の準備ができるだけ違うじゃないか・・・まぁ、いいや。

まさかエヴァもこの装備の中にそんな殲滅兵器なんて入れてないだろうし・・・

入れてないよな? 茶々丸。」

「・・・・・・」


茶々丸は私と夕映からあからさまに目をそらす。


「ちょっと! なんとか言ってくださいよ!!」 lll

「おい・・・・マジかよ。」 lll

「冗談です。 この中にはそのような装備は入っていません。」

「脅かすなよ・・・・お前そういうところ少し先輩に似てきたぞ・・・」

「本当でしょうか♪」

「なんで少しうれしそうなんですか・・・」 #

「・・・・・・私達に渡された装備は主にサバイバル用装備がメインで

私達がこの魔法世界のどこでもしばらく生存できるような内容になっています。」

「・・・千雨さん、茶々丸さんが話題を逸らしたですよ。」

「あぁ、本当に変なとこばかり あの姉妹の影響を受けてやがる・・・」

「・・・この許可証が発行されたのは、

私の装備でそのような兵器が含まれているためです。

お二人の場合はあまり関係ありませんので気にしないでください。」


その後も茶々丸は 強引に説明をしていき

私達の話を聞き流し続けた。




「いや、だからその説明はもうさっき聞いたって・・・

お、ネギ先生達も入国手続き終わったのか?」

「あ、皆さん。

ハイ、今皆の手続きが終わったところです。」

「ネ、ネギ先生ーーっ!

大変よっ!

ゲートに密航者が・・・あなたの生徒よ!!」

「「「えっ!?」」」


ネギ先生と随行の女性、マクギネスさんを追っていくと、

そこには警備の魔法使いに拘束された佐々木、明石、和泉、大河内・・・に 村上!?


すぐにネギ先生が近づいていき事情を聞く。


「・・・さ、最悪だ。」 lll

「なんであの5人がいるですよ!」 lll

「生体センサーには反応はなかったんですが・・・」


ネギ先生が事情を聞こうとしてるが向こうもパニックで埒があかない、

どうにか5人をなだめようとしてるが・・・・・・   っ!?


この悪寒は・・・京都の時のか?


「綾瀬! アーティファクトで障壁を張れっ!

茶々丸武装そして周囲を探索!」

「! ハイです。」

「了解しました。」


ネギ先生も気がついたようで、すぐに皆に指示を出して

警戒態勢を取っている・・・・  っ!


「ネギ先生横に飛べっ!!」

「え? ・・・・っ!」 lll

「ネギィ!!」


私の声になんとか反応したようで

すぐにネギ先生は横に飛んだが、わずかに間に合わなかったようで

左腕を深くえぐられてた。


「ネギ先生!! ・・・・くっ

古! このかお嬢様をここへ!」

「ネギッ ネギ! 何でっ・・・やだ どうしよう、こんなに・・・」


桜咲が指示を出して治療と防衛体制を取ろうとするが

神楽坂がネギ先生の出血を見て軽いパニック状態、長瀬や古、桜咲に狗のガキだけが

まともに動ける状態だ。


近衛のアーティファクトで治療しようとするが入国手続きの時に

武装をを封印したようで、その封印の中にアーティファクトも入っているようだ。


「だめです・・・・くっ・・・皆逃げてください。」

「ネギ先生ッ、止血だけでも!」


そんな状態のところに畳み掛けるように次の攻撃が来る。

桜咲達はなんとかしのいだようだが、警備の魔法使い達が

命は無事のようだがやられてしまった。


そこへ白髪のガキを筆頭に

フードをかぶった魔法使い風の二人と深い帽子をかぶった女があらわれる。


「久しぶりだね神鳴流剣士、それに犬上小太郎に

ネギ・スプリングフィールドとその仲間達・・・

幾分 力をつけたようだけれど、僕の一撃でこの有様だ。

そこの眼鏡の彼女に声をかけられなかったら、もう終わっていたんじゃ無いかい?

・・・しかしそこの3人、君達は彼らとはひと味違うようだけれど・・・ん?

その長身の君は・・・闇の福音の従者か・・・なるほど。」

「フェイト・アーウェルンクス!?」


白髪のガキが右手をネギ先生達に向け用としたとき、

長瀬と桜咲、犬神 (だっけか?) が攻撃を阻止しようと動くが

長身のフードの男と女、白髪にガキにそれぞれが返り討ちにあう。

その様子を見ていた神楽坂が興奮気味に白髪にガキに問う。


「な、何なのよあんた達っ!! 何が目的!?

私達を尾行て来てたの!?」

「尾行? まさか。

君達にここで出会ったのは全くの偶然だよ。」

「ぐ・・・偶然ですって・・・?」

「君達の学園の人間は

ずいぶん君達の安全と情報管理に気を配っているみたいだよ?

僕ですら この場で会うまで君達が着ているとは知らなかった。

それがこんな事態を招くとは、皮肉な話だね。

・・・僕達の目的はここ、君達は今回は無関係だ。」

「むっ むむむ無関係でっ こ、こんなっ・・・

なっ ななな何様なのよ あんた達ィッ!」

「アーニャ!」

「不幸な事故だよ、まさかネギ君に・・・そこの眼鏡の女性、

二人が僕達に気がつくとは思わなかった。

ただ、気づかれてしまった以上仕方ない、

応援を呼ばれるわけにはいかないからね。」


あ~まずいな、私まであの白髪のガキに目をつけられちまった・・・ lll

ネギ先生の傷は、回復魔法の使い手が居ればなんとかなる程度だが

今は近衛しかいない。

その近衛の魔法にも3分制限がある、3分以内なら完全に直せるが

その制限時間までもう少ししか無いな。


綾瀬の障壁内に先生を放り込めれば多少はましになるか。


『茶々丸、隙を見てネギ先生を綾瀬の障壁に放り込むぞ。』

『了解しました。』


私は意識化で麻痺の射手を2本出せるように準備して

隙を見て闇の魔法で取り込んで動けるようにする。


そんな中白髪のガキの話も終わりに近づいたようだ。


「丁度いい、僕の永久石化で全員舞台から退場してもらおうかな。

・・・では、桜咲刹那、君から・・・」


白髪のガキが桜咲に攻撃を仕掛けようとした時、

ネギ先生が飛び出し、白髪のガキを殴り飛ばす。


「そんな事は・・・この僕がさせない!

僕が・・・相手だ!」


(今だ! 麻痺の射手2矢、掌握! 術式兵装完了。)


バキンッ・・・!


「・・・ネギ!」


神楽坂の方でも武器をしまっていた封印具が破壊できたようで、

全員の武器が出てくる。



近衛を中心に神楽坂と古が陣形を組み

すぐにネギ先生の治療を出来るように

近づこうとするが、白髪のガキに懐に入られ攻撃を食らう・・・その寸前、

桜咲が間に合い、白髪のガキを近衛から引き離すための攻撃をする。


「茶々丸! ネギ先生を近衛の所に!

綾瀬はその周囲にアーティファクトで障壁を!」

「「了解。」」


桜咲が白髪のガキを引き離す間に

治療をしようとするが、上から長身のフードの男の攻撃が来る。

それに反応した神楽坂が攻撃を相殺し、なんとか近衛達は無事に済んだ。


その間に私と茶々丸でネギ先生を近衛の元に連れていき

綾瀬がアーティファクトで障壁を展開する。


「マズい、神楽坂左だ!」

「え? 千雨ちゃん?」

「馬鹿ッ!」 「ぼーっとすんなや!」


深い帽子をかぶった女に神楽坂が切られそうになるが

犬神が間に合い帽子の女を蹴り飛ばす。


白髪のガキの方は桜咲と古、長瀬が3人がかりで抑えているようで

近衛は綾瀬がスライム娘達を出して障壁の強化をしている。


「コタロ あんたやられたんじゃ!?」

「あぁ、やばかったわ!

それよりネギは!?」


ネギ先生の方は近衛の治療が間に合ったようで

傷が修復していっている。


他の皆も体制を整えなおしたようで、

相手もそれぞれ一度引いて、陣形を整える・・・が、

一人は後ろのほうでゲートの石碑に何かをしようとしている。」


「なるほど悪くないね・・・君の仲間をゴミといったことは取り消そう。

なかなか楽しい時間だったよ、今度会うときは本気で戦ってみようかな?」

「待てっ 君達は一体何者なんだ!? いったい何を・・・」

「残念だけどそろそろ時間だ、今回はここでお別れだよ。」

「待てって! 君が今何をするつもりでも、僕が止めるぞ!!」


白髪のガキがネギ先生に一気に近づこうとする・・・


「ちっ!」

「・・・っ!?」


私はネギ先生が攻撃をもらいそうになる瞬間、

横から白髪のガキを蹴り飛ばす。


「・・・驚いたな、僕に反応できるなんて・・・ふむ、君は少々危険なようだ。」

「はっ! 言ってろ。 エヴァに比べたらてめーなんかぬるいぜ。」


(っち・・・つい庇っちまったがまずったな~、完全に目をつけられた・・・

しかも、靴の裏がゴムのせいで麻痺化もできなかったみたいだ。

だけどあいつらも時間がないようだし、

ここはハッタリで時間を稼いで・・・・・・後で先輩にでも泣きつこう。)


「なるほど・・・君も闇の福音の従者か・・・」

「残念だが私の主はエヴァなんかじゃねーよ。」

「・・・それは増々見逃せないな、君ほどの従者を従えている魔法使いがいるなんて。

しかし時間もないしどうしたもの・・・かっ!」


白髪のガキが会話の途中で魔法による攻撃をしかけてくるが

そんなものは散々エヴァにやられてる私にとってはどうということはない。


白髪のガキの魔法攻撃を回避しコチラも麻痺の射手を打つが

単発では相手の障壁を突破でき無いようだ。


ネギ先生や桜咲達は今の私達の動きには付いてこれないようで

他の魔法使いと女の方を警戒している。


「その魔法はかなり厄介だね、

障壁突破効果を乗せたオリジナルの魔法の射手・・・かな?

それにそのスピードに回避能力、身体強化の魔法は・・・いや、まさか・・・ね。

しかし、この距離では当たらないか・・・ならっ!」


白髪のガキが中距離の魔法の打ち合いでは

時間を浪費するだけだと判断したようで接近戦に持ち込んでくる・・・・が


(かかった♪)


白髪のガキの初撃を横にステップして回避し次の相手の攻撃、

私を近づけさせない為に牽制で打った攻撃だろうが、

それをあえて防御する。


バチッ!


「ぐっ・・・!?」

「フッ!」


私に触れたことで闇の魔法で取り込んだ麻痺の射手の効果が発動し

白髪のガキの動きが一瞬止まる、その隙を逃さず

蹴りに1発分の麻痺の射手を乗せ蹴り飛ばす。


「アデアット!」


すぐさまレイハさんを呼び出し

この杖装備時に出来る限定魔法その2を使う。


「麻痺の射手 連弾、ガトリングモード!」


この魔法は通常だと一回で40発程を同時に打つのがやっとの私が

少数ずつ連続で打ち続けたらどうなるか?

と、研究した結果、この杖を装備してる時限定で

ひたすら麻痺の射手を直線上に打ち続ける事をできるようにしたガトリングモード。


私と最高に相性が良いこの杖を使っても

連発しているためにどうしても麻痺の射手に使ってる魔力にムラができる、

しかしそこはカートリッジでカバーできるため

精神的にかなり疲れるが、その気になればそれなりに長時間打ち続けられる。


本来なら多数を相手にする時にばらまく魔法だが

このガキ相手ではスピードがなんとか追いつけるくらいで

それ以外では全てにおいて相手が上だ。

相手の意表を突いてなんとか一瞬でも麻痺させた今この瞬間に

畳み掛けるにはSLBでは詠唱に時間がかかりすぎるので、

これで押し込むしか無い。


「くっ・・・・!

ネギ先生、今のウチに撤収しろ!!」

「しかし千雨さん!」

「そうだぜ姉ちゃん、それに今の内に一斉にかかれば!」

「馬鹿か犬!! 相手の力量くらいいい加減分かれ!

あのガキだけじゃないんだぞ!」


白髪のガキの方を皆が見ると障壁に集中しているせいで

向こうも動けないようだ。


幸いにもどういうわけか他の奴らは手伝う気はないようだ。


「くっ・・・この魔法、なんとか耐えることはできるけど、

僕の方も障壁に集中しないとすぐに抜かれそうだよ。

君がアーティファクトを呼ぶ瞬間の隙がなければ

障壁が間に合わずに蜂の巣になってたかもね。」

「はっ、それはねーよ。

この魔法は一発一発は軽いからな。」

「でも、これだけ打ち込まれたら 流石に僕も生身じゃたえきれないよ。」


数秒ほど打ち続けるが一向に相手の障壁を抜ける様子がない。


「・・・くっ、そろそろ根を上げてくれないか?」

「そっちこそ、そもそも君の魔力量は一般の魔法使い程度なのに

何故こうも打ち続けられるのか、実に興味深いよ。

君の名前を聞いてもいいかな?」

「誰が教えるか!」


そうしている間に後ろに下がっていた小柄な魔法使いが

ゲートの中心にある巨大な石碑を破壊し

長身のフードの男と帽子の女が小柄な魔法使いに近寄る。


「楔の破壊完了、離脱用ゲート確保、脱出できます。」

「うん、ほなズラかりましょか~~♪」

「おい・・・僕を置いていくつもりかい?」

「まだやってたのかフェイト・・・」

「僕としてもそろそろマズイんだけど・・・

しょうがない、彼らにもゲートを・・・ 「強制転移」 彼らをバラバラに・・・

世界の果てへ。」

「!! 待てっフェイト!」

「ネギ君・・・こちら側へ来るには君は少し

ぬるま湯に浸かりすぎていたんじゃないかな?

ここからの現実は僕から君へのプレゼントだよ。

・・・と言うか本当にそろそろ即席の障壁を張り続けるのもきついから

ここらで失礼するよ、眼鏡のお嬢さん。」


周りや私の足元に魔法陣が展開される・・・コレは転移魔法か!

私は攻撃を止めて、茶々丸達の所へ移動し闇の魔法も解除する。


「おい! まずいぞ・・・って!

茶々丸! 何でさっき手伝わなかったんだよ!!」

「いえ、向こうの帽子をかぶった女性の剣士に警戒されていたので

動けなかったんです。」

「くそっ、おい ガキ!! 逃げるならお前達だけで逃げろよ!」

「いやいや、ここに君達を置いていくと要石を破壊したことによる

ゲートの魔力暴走に巻き込まれて危ないよ?」

「だったら少しは安全な所に送るんだろうな!」

「君には是非とも僕達の所へ来てもらって もてなしたいんだけど

この人数での転移魔法は場所を特定するのが少し困難でね、

短時間じゃ細かい設定は無理だから

悪いけど君達の行き先は僕にもわからないよ。」

「ちっ、もう間に合わない、茶々丸、綾瀬! 手を!!」


茶々丸や綾瀬と手を繋ごうとするが間に合わない、

綾瀬はなんとかスライム娘達を瓶に戻せたが

ネギ先生達も全員バラバラになっている。


「千雨さん! 綾瀬さん!」

「綾瀬~っ!!」

「きゃ~~っ!」


茶々丸がロケットハンドで私の足を掴むが、

綾瀬には届かなかったようで、綾瀬だけ別のところに飛ばされてしまった。




・・・

・・






「・・・・あ~最悪、魔法世界には来なきゃいけないし

変な白髪のガキに目をつけられるし

綾瀬とははぐれるし・・・先輩に怒られるだろうな・・・・・・挙句にこれだ。」

「これ と申しましても・・・・ジャングルですがなにか?」


私達は状況を確認するために空に飛び地形を確認しているが・・・・

強制転移で飛ばされると、そこはあたり一面木が生い茂っている。


俗に言うジャングルという場所だった。

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  1. 2012/03/22(木) 02:23:53|
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