たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  050



学園では1学期の期末テストも終わり

あとは夏休みへと一直線、

学園内の雰囲気も期末テスト前よりかなり明るくなり

クラスの皆も 夏休みをどう過ごすか、と言う話題で盛り上がっている。


ちなみに、期末テストの結果は最下位はまぬがれたものの

下から3番目でなんとも言いがたい結果だった。




そんなのんびりとした日常を送っていると、

珍しく学園長から連絡があり、少し相談したいことがあるとの事だった。




学園長室


「・・・今日は一体何のようだジジィ。」

「うむ、エヴァ君にソプラノ君、よく来てくれたの。

今日は特に何かあったというわけではないんじゃが、

ちょっと相談に乗ってもらいたいじゃ。」

「珍しいですね、学園長が相談に乗って欲しいなんて。」


学園長室で応接用の椅子に向い合って座り話を聞く。


「実はネギ君達が図書館島で司書の・・・

あそこの司書は紅き翼のアルビオレ君にやってもらっているんじゃが

そこでネギ君の父親の話を聞いてきたらしくての。

神楽坂くん君から英国文化研究倶楽部というクラブを作って

イギリスに研究に行きたいと言う申請があっての。

表向きには言わなかったが、夏休みを利用してイギリス、

さらには魔法世界に行くつもりのようで・・・

一応今は検討すると言ってあるが、どうしたものかと思っての。」

「ふん、そんなことか・・・どうせイギリスに行っても

奴らだけでは魔法世界へのゲートは使用できまい。

放っておけばいいだろう?

それが嫌なら許可など出さなければいい。」

「そうですねー学園長が許可でもしない限り大丈夫だとは思いますが・・・

でも、確か向こうにはネギ先生が通ってた魔法学校があるんですよね?

そこの校長あたりが許可証を発行したらマズイのでは?」

「ふむ、儂としてもそれが心配なんじゃ。

一応釘をさすことは出来るのじゃが、

万が一許可を出されても彼らだけでは向こうの世界では心許なくての。

一応向こうにも知り合いがいるので、

最悪面倒を見てもらうことは出来るのじゃが・・・」

「そうですね・・・ダメだと抑えこむとネギ先生の事ですから

一人で勝手にイギリスに行きかねませんし

ネギ先生が行けば何人かはついていくでしょうし。

ここはイギリスまでで止めて、

向こうにも魔法世界への通行許可を出さないようにしてもらい

最悪、ゲートを通った場合に備えて魔法世界の知り合いって人に

向こうで見はってもらうのがいいんじゃないですか?

今のネギ先生なら魔法世界の危険性を説いて聞かせれば

そんなに無茶はしないでしょうし。」

「やはりそんな所かの。

儂としても魔法世界に行くこと自体はいいのじゃが

彼らだけでは心許なくての、それにまだ早い。

せめて高畑君の空いている時間が合えばいいんじゃが・・・」


学園長が考えていたことも私とだいたい同じような内容だったようで

新しい案が出なくて悩んでいるようだ。


それにしても学園長の向こうの知り合いというのは

元老院関係・・・は無いか、彼らの思想は危険過ぎるし。

今はクルトの掃除が進行してるから向こうも切羽詰っているだろうし。

となるとラカンさんか?

ここは確認しておいたほうがいいかも知れない。


「時にお聞きしますが、

学園長は魔法世界ではラカンさんに依頼するつもりですか?」

「ひょっ、ソプラノ君は彼の知り合いなのかの?」

「何回か見たことがあるだけですよ、

丁度今度の週末に彼に依頼をしに行こうと思ってるので

司書さんと知り合いならそうなのかな~と思って。」

「ふむ・・・まぁ、君ならいいじゃろう。

確かにラカン君に頼もうかと思っている、

魔法学校の卒業試験が終了した後に

彼にネギ君の修行を頼もうと思っておっての、

些か時期が早まるが、今回の事でネギ君達が

向こうに行ってしまったら彼に護衛と修行を頼もうと思っておる。

儂としては君が何の依頼をするのかが気になるがの・・・」

「まぁ、そこは学園長の邪魔になるような話じゃないから

安心していいですよ・・・たぶん。」

「・・・おもいっきり不安になったんじゃが。」 lll

「取り合えず話はそれだけか?

ならば私たちはもう行くが。」

「うむ、手間を取らせて悪かったの。」


話も終わったようなので、席を立ち学園長室から出る。


「じゃあ行こうかエヴァ.」

「あぁ、ジジィ もう少ししたら例のモノの進化を手伝えよ。」

「うむ、わかった。」




学園長室から出て家に帰る途中、

私は気になったことがあるのでエヴァに話をしてみた。


「さっきの学園長の話だけど、

もしかしたら夕映もイギリスに行くかも知れないね。」

「・・・宮崎か?」

「うん、私達が話したら心配して付いて行こうとするだろうし、

それに多分 本屋ちゃんが話すと思うし。」

「確かにな・・・」

「エヴァはその時どうする?」

「私は別に夕映の好きにすればいいと思うが・・・

呪紋が間に合ったのが幸いしたが、

それでもアイツ一人だと多少心もとないな。」

「そうだね、スライム娘達がついていくとしても

ネギ先生がトラブルに巻き込まれた最悪の時、

私達みたいに放って自分と本屋ちゃんだけ逃げるとか

できないだろうからね。」

「そうだろうな・・・・そうなると道連れにされるか。」

「だから私としては千雨と茶々丸についていって欲しいんだよね。」

「何でその二人なんだ?

千雨はまだわかるが茶々丸が行く理由が解らんのだが。」

「千雨は話せば行ってくれると思うけど、

やっぱりあの子も優しいとこあるから判断面で心配でね。

その点、茶々丸なら厳命しておけば最悪の時は

強制的に連れていってくれるだろうし、電子的サポートもできるからね。

茶々丸には悪いけど、最悪の2択の場合は彼女なら選んでくれるでしょうし。」

「確かにそういう信頼度で言えば茶々丸なら問題ないだろう。」

「超に頼んである長距離無線を使えば

魔法世界に居る限り連絡は取れるだろうし

連絡が取れれば私とエヴァがいけるからね。

皆に発信機を着けてもらって、茶々丸を中継すれば居場所の把握もできるし。」


今回の魔法世界では放っておいたら原作よりメンバーが少なくなって

最悪ネギ先生達が全滅の危機になりかねない。

できるだけメンバーは変えず、さらにサポート体制は完全に取っておきたい。


「千草や超はどうする?」

「超は茶々丸達の装備研究と訓練だね~、

千草は茶々丸が抜けた分家事を頑張って貰わないとダメだろうし。

まぁ、最悪の場合を考えてみたけど、

普通にイギリス観光で終わる可能性が高いからね。」

「あのぼーやの場合に限っては常に最悪のケースを想定したほうがいい、

その上で奴は必ずその少し斜め上を行くだろうな、

準備しすぎて困ることはないだろう。」

「そうかもね~、エヴァと戦って氷漬けにされ、

修学旅行ではあんな事件に巻き込まれ、帰ってきたら悪魔が来て

学園祭では超にあんな時計を貰い挙句に1週間後に飛ばされる。

こんなの誰も予想しないよ。

もしかしたらイギリスに行ったら変な世界に紛れ込んで竜王に会って

世界の半分貰って帰ってくるんじゃない?」

「絶対にありえない話だが完全に否定することもできん・・・」 lll

「とりあえずこの話は皆にはまだしないでおこうよ、

週末魔法世界に行くのに そんな話を聞いてたら皆楽しめないよ。」

「そうだな、奴らにとっては観光だと言ってあるからな。」


家についた私とエヴァは 今回の学園長の話はとりあえず置いて、

その日は週末の旅行の準備をして過ごした。




それから数日、学園長もイギリス行きの話をしばらく保留にし

ネギ先生達の訓練の進行次第で結果を出す、

と 神楽坂さんに話した結果、ネギ先生達は訓練にさらにヤル気を出し

凄まじい上達速度だと学園長も喜んでいた。


しかし、私はその話に一抹の不安を抱えていた。


私達はというと、週末の観光の話しで皆盛り上がり、

超や葉加瀬も今回は一緒に行くので

家に来て、私達にどんな所か説明を受けては、観光の計画を立てていた。






週末の早朝、とうとう魔法世界観光に出発し、

最初はMMを観光、超は今の魔法世界の様子に感動した様で

着いた当初は目に涙を貯めていた。


クルトは家にいるか確かめたがしばらく帰ってこないようで、

今はオスティアの方にいるという話をメイドさんから聞いた。

本日の旅館の当てがなくなってしまい、

しょうがないので今日の宿は予定を繰り上げて転移し

自由交易都市 グラニクスで宿をとることにした。


皆には街を観光してもらい、この街や魔法世界の状況を知ってもらう。


私は千雨だけを連れ、

この街のハズレに住んでいるというラカンさんを尋ねることにした。


「なぁ、先輩 双子や千草さんじゃなくて何で私をつれてきたんだ?」

「今回会う相手に、ある依頼をする予定なんだけど

その説明にエヴァか千雨じゃないと説明が難しい内容があってね。

そういう事で千雨には観光できなくて悪いけど付いてきてもらったんだ。」

「い、いや、私は先輩と二人っきりだから逆にいいんだが・・・」 //


その後、千雨と腕を組んで目的地まで歩いていく。


「ほら、見えてきた。

あの家に水場に居るって話だよ。」

「へ~あんなとこに住んでるのか。

どんな人なんだ、そのラカンって人は?」

私も何回か見たことがあるだけだから人格についてはなんとも言いがたいけど

巨漢で見るからに強そうな人だった・・・かな?」

「何で疑問形なんだよ・・・」

「いや、なにせ何十年か前の話だったし。」

「・・・もう なんとか面影が分かれば良いレベルじゃねーか。」

「だ、大丈夫だよ、早く行こう!」 lll


私は先行して水場へ向かって進み、

千雨もやれやれといった様子で渡しについてくる。


水場に着くとパラソルを差してその下で

昼寝をしている男の人がいた。


「あの~すいません、ジャック・ラカンさんでしょうか?」

「・・・・zzz・・・・zzz・・・・・」

「すいませ~ん、起きてくれませんか?」

「・・・・zzz・・・・zzz・・・・んがっ・・・・・zzz。」





私は男の人の頭を蹴飛ばし、池にぶち込む。


「おい! 先輩なにしてんだよ!?

これから依頼をしようって奴を蹴飛ばしてどうするんだよ!」

「ゴメン、ゴメン、他の人ならこんなこと無いんだけど彼だとつい・・・」

「ついじゃねーよ!

まったく、先輩が人を問答無用で蹴り飛ばすとこなんか初めて見たよ。」


その後すぐに池の方で水柱が立ち、

私達の目の前に蹴り飛ばした男の人が飛んできた。


「おいおい、人が寝てるとこいきなり蹴り飛ばすなんて

どんな教育受けてんだ・・・って、なんだ可愛い嬢ちゃんの二人組か。

俺を蹴り飛ばした奴はどこ行ったか知らねーか?」

「あ、それ私です。

なかなか起きてくれなかったので、少し目覚ましが必要かと思いまして。」

「黒い方の嬢ちゃんか、なんだ サインでも欲しいのか?

普段だったら1サインにつき10万だがせっかく着てくれたんだから

特別にただにしてやるぜ。」

「違いますよ、今日はラカンさんにお願いしたいことがあってきたんです。

話の前にまずコレを読んでくれませんか?」


私はポシェットからクルトの紹介状をだしてラカンさんに渡す。


「ん? なんだこりゃ・・・クルト? へ~ 懐かしい名前だな。

ん~・・・メンドくせぇ。」

「おいおい・・・」 lll


そう言ってラカンさんは手紙を読まずに脇にあったテーブルの上に放る。


「この手紙を持って来たってことはあいつと知り合いなんだろ?

だったら大抵のことは聞いてやるぜ・・・もちろん金次第だがな。」

「ありがとうございます、お願いしたいというのは

ラカンさんが今度受ける予定の仕事で

ネギ・スプリングフィールドの護衛と修行というのがあると思うんですけど、

あってますか?」

「おぅ、確かにそんなことを頼まれたな。」


ラカンさんは隠すつもりは全く無いようで、あっさり話してくれた。

やはりこの人相手は変な小細工よりも正面から言ったほうがよさそうだ。


「その依頼でネギ先生・・・あ、私は彼が教師をやっているクラスの生徒なんですけど

ネギ先生の修行で機会があったら

この巻物の魔法を習得させてあげて欲しいんです。」


ポシェットからエヴァの闇の魔法の巻物を出しテーブルに置く。


「なんだこの巻物? かなりヤバイ魔力を感じるが、何の魔法だ?」

「口で言うより見せたほうが早いと思いますので

お見せしますね、千雨 お願いね。」

「・・・・このために私を連れてきたのか・・・ったく。」


千雨は着ていたローブを置くと集中し、

麻痺の射手を1矢手に出し待機状態にする。


「何だその魔法か?」

「いえ、ここからです。」

「ちゃんと見ててくれよ・・・・術式固定!」

「おっ!?」

「・・・掌握!」

「おいおい、そういう事か・・・」

「魔力充填、術式兵装!」

「コレがこの巻物で習得できる闇の魔法です。」

「マシかよ・・・闇の魔法って言ったら、

あの 闇の福音、黒百合の主の魔法じゃねーか。」

「・・・あの黒百合の方はあまり口に出さないようにお願いします。

本人がすごく嫌がるので。」

「ん? エヴァンジェリンを知ってるのか?」

「ええ、私の妹です。

それで闇の魔法についてですが、

よかったらこれから千雨が攻撃しますので防御してみてくれませんか?」

「おう、いつでも来なメガネの嬢ちゃん。」


千雨はラカンさんの了解がとれたので腹部に向かってストレートを打つ、

ラカンさんはそれを受けるが、

受けた瞬間に全身に電気が流れ体がしびれだす。


「あばばばば・・・っく、気合抵抗!」


ラカンさんはどういう原理か、気合でしびれを克服し通常の状態に戻る。

千雨は自分の役目は終わったとばかりに闇の魔法を解除し

置いていたローブを着直す。


「何だ今のは、パンチ自体はヘナチョコだったが痺れはハンパなかったぞ。」

「闇の魔法は魔法を取り込んで、その魔法の属性や効果次第で

様々な強化がされます。

今のは彼女のオリジナル魔法、麻痺の射手を取り込んだので

彼女自身にスピードをメインとした身体強化と麻痺効果が付加されました。

ですから彼女のパンチで身体が痺れたんです。」

「すげー魔法だな・・・だが俺様には無理っぽいな。」

「ええ、お察しの通りこの魔法はある種の才能が必要で

彼女も魔法を覚える才能はあったんですが、

器が小さいために取り込める魔法に限界があります。

そこで話は戻りますが、

ネギ先生の修行の時に貴方が彼を見て大丈夫だと判断し 彼が望んだ場合、

この巻物を渡して闇の魔法を習得させてあげて欲しいんです。」

「・・・ふむ、話はわかったが 俺様が教えるよりそこの嬢ちゃんか

エヴァンジェリン本人が教えてばいいんじゃねーか?

嬢ちゃんはエヴァンジェリンの姉なんだろ?」

「そこは複雑な事情があって私やエヴァが彼に関わるのは望ましくないんです。

かと言って彼に潰れられても困る、

そこで万が一のために保険として貴方にこの巻物を預かって欲しいんです。」

「わかった、だが条件がある。」

「お金でしたらできるだけ希望に添えるようにしますけど?」

「いや、面白いモノ見せてもらったから金はいらねー、

だが 黒いお嬢ちゃん、アンタと一戦やってみてーな。

アンタかなり強いだろ?」

「いえいえ、私なんて全然ですよ、学校じゃ病弱で有名ですし。」

「嘘だな、嬢ちゃんの学校のことは知らねーが、

そこら辺の魔法使いより弱いとはとても思えないな。

・・・って言うかパッと見、力の底がわからねー。」

「・・・困りましたね。」


お金に関しては用意していたが、

まさかこんなことを頼まれるとは思わなかったし。

かと言って私とラカンさんが戦えば

周辺にどんな被害が出るかわかったものじゃない。


「・・・そうですね、私がそれなりに本気で一度だけ攻撃しますので

それをラカンさんが受けるって言うのでどうです?

こんな子供を殴る趣味もないでしょうし。」

「ああ、いいぜ。

そのかわり俺様も本気で防御するから中途半端な攻撃だと

そっちが怪我するぜ?」

「そうですね・・・・じゃあ剣を使っていいですか?」

「何でもいいぞ。」


私はローブを脱ぎ、腰のカバンから黒鍵を一本出し魔力を多めに込め刀身を出す。

「では突きを一回だけだしますので剣なり楯なりで受けてくださいね。」


「・・・おう、いつでもきな 嬢ちゃん。」

「では、行きます。」


私は黒鍵を右手で持ち、腰を落とし右手を引き剣先はラカンさんに向け

左手は刀身に添え、牙突の構えを取る。


ラカンさんは自身の身長ほどの一本の大剣を出し、

それに気を流し防御の体制を取る。


ラカンさんの準備ができた所で、身体能力を8割ほどにし

変則の縮地で突っ込み、右手でラカンさんの大剣に突きを放つ。


この縮地の歩法は黒鍵を投擲する時の鉄甲作用を

突きの威力に乗せれないかと考えて編み出した歩法で

突きや移動のスピードは落ちるが剣先に

突進するスピード、私の体重、突きの威力とスピード、さらに鉄甲作用が乗るので

エヴァの障壁も簡単に貫通することができる。

まぁ、ラカンさんは大剣に気を通して防御に徹しているので

大丈夫だとは思うが・・・


黒鍵の剣先がラカンさんの大剣にあたった時に感触が無い。

マズイと思ったときにはもう遅く、あっさり大剣を貫通してしまった。


そのまま大剣を串刺しにしたまま数メートル程進んでようやく止まり

ラカンさんの安否を確認するが、

とっさに身体を回転させて回避行動を取ったようで、

脇腹を押さえていたが、それほど深手ではなかったようだ。



「大丈夫ですか・・・? ラカンさん。」

「おいおい嬢ちゃんマジかよ・・・

剣の防御も魔力障壁もあっさり貫通か?

舐めてたつもりはなかったしそれなりに気合は入れたんだが

コレは本気で防御しても抜かれるな・・・

ハハハッ! 回避が間に合わなかったら俺様も串刺しだったな!」

「・・・笑い事じゃないですよ、本当に。」

「いいじゃねーか、この程度の傷で済んだんだ。

それにしても予想以上に強いな、流石闇の福音の姉というだけはある。

どうだ? 今度は本気で一試合やらねーか?」

「やりませんよ・・・でも、約束ですから巻物の件お願いしましたよ。」

「あぁ、任せとけ。

嬢ちゃんに心配させちまったみたいだしな、

ナギのガキが来た時にはちゃんと覚えさせてやるからな。」

「いや・・・彼が望んだ時だけでいいんですよ・・・」

「わかったわかった、それにしてもまだじょうちゃん達の名前を着てなかったな、

そっちのメガネの方は千雨でいいのか? で、嬢ちゃんはなんて名前なんだ?」

「私はソプラノです、ソプラノ・マクダウェルです。

あっちの娘は、長谷川千雨です。

もしかしたらこの娘とは又会う機会があるかも知れませんが

その時は宜しくお願いしますね。」

「おう、まかせとけ。」

「え? 私がまたこのおっさんに会う用事があるのか?」

「そこはもしかしたらって言うくらいの話だよ。」

「ふ~ん、まぁいいか。」


千雨が若干納得行かない様な表情をするが

深く聞いても無駄だと悟ったのか、あっさり諦めたようだ。


「そうだ、ソプラノ達は今日の宿はどうするんだ?

泊まるとこがないならここに泊まっていってもいいぜ、

お前達なら特別にただにしてやるよ。」

「いいえ、町のほうで連れが待ってますので一旦街に戻りますよ。」

「そうか、またこっちに来たときは顔出してくれよ。

今度はソプラノの攻撃を本気で受け止めれるようにしておくからよ。」

「それは御免被りますが、こっちの方に来たときは顔を出せてもらいますね。

じゃあ、行こっか千雨。」

「ああ、じゃあおっさんも元気でな。」

「千雨の嬢ちゃんもな。」


ラカンさんの住む水場を後にして私と千雨は街に帰る。




しばらく千雨と二人っきりで色々楽しんだあと、

エヴァ達と合流しその日は町の宿屋で宿泊、

翌日アリアドネーや新オスティアなどを観光し

私達は学園の家に帰ることにした。

オスティアでクロトに会えないか聞いたが仕事中でダメとのこと、

話を聞く限り、ここの総督になってるとかどうとか、

ということは掃除の方は予定より遅れたが 無事終わったのだろう。


コレで千雨や夕映、茶々丸に魔法世界を一通り体験してもらえたし

都市の情報も得られたはず、

超にこっそり各地に連絡用の中継器も設置してもらったし、

原作通りにいかないのが安全上は一番いいが、全員がバラバラに飛ばされても

この世界の地理情報を与えてあるので

すぐにでも街に避難することが出来るだろう。






side 千雨


「千雨はん、旦さんと二人っきりの時に変なことしとらへんやろな?」

「変なことってなんだよ・・・まぁ、変なおっさんにはあったな。」

「変なおっさん? なんですのその人。」

「なんて言ったらいいか・・・でかくて非常識に強いな。

私の麻痺の射手を気合で耐えて解除したり

先輩の攻撃を正面から受けようとしたりしてたな。」

「なんやのそれ?」

「まぁ、私もちょっと話したくらいだし、大して解らねーよ。」

「ふ~ん・・・で、旦さんと変なことはしとらへんよな?」

「千草さんもしつこいな・・・」

「千雨はんがちゃんと答えへんからやないか。」

「へ、変なことはしてねーぞ・・・変なことはな。」 //

「・・・・今日はウチが旦さんのところに行きます。

文句はあらしまへんよね? 千雨はん。」

「・・・くっ、わかった。

だが、エヴァには内緒にしといてくれ・・・アイツにばれると後がうるさい。」

「わかりました、コレは貸しにしときます。」

「はぁ~、本当に頼むよ千草さん。」

「はいな♪」

「まったく・・・早く先輩の部屋に逃げ込めばよかったよ・・・」


千草さんは上機嫌で先輩の部屋に向かったが・・・・

慌てた様子ですぐに戻ってきた。


「千雨はん! 旦さんどこに言ったか知りまへんか!?

部屋にも居間にもおらしまへんのや。」

「いや、私は知らねーけど・・・」

「ソプラノを探してるんですか?」

「夕映はん知ってますん?」

「ソプラノなら超さんに引きずられて外に出ていきましたけど、

なにか、超さんが旅行のお礼に是非ご馳走したいと言ってましたが。」

「何やて! ・・・あの女狐めぇ!!」 #


(いや、狐キャラはアンタだろう・・・)


千草さんは慌てて外に出かけていったが、

その後 どうなったのか私には解らなかった。

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  1. 2012/03/21(水) 00:14:00|
  2. 二次創作小説 ネギま
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