たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  045



慌ただしかった学園祭も終わり、今日は振替休日。

学園内では後片付けが行なわれ、

超の攻撃により破壊された一部の建物などの修繕が

急ピッチで進み、徐々に日常の学園へと戻っていく。


本来なら私やエヴァも後片付けに駆り出されるはずだが

強制的に病気休養扱いにされ、

私はエヴァにより 家に軟禁状態にされていた。


「お茶のおかわりは要りますか? お嬢様。」

「ん、今はいいぞ。

それよりも小腹が空いた、何か甘いものを頼む。」


現在 家では椅子に座り読書をしているエヴァを

武道大会で刹那さんが着ていたのと同じデザインのメイド服を着た私が

エヴァのメイドとして仕えていた。


「お嬢様、焼き菓子を御用意致しました。」

「ん、私が自分で食べると指が汚れて本を読むのに邪魔だ。

食べさせてくれ。」

「かしこまりました。」


私は少し前に焼いたばかりのマドレーヌを一口サイズに切り分け

エヴァの口へと運ぶ、エヴァもそれを黙って食べながら読書を続けている。


そもそも何故こんな状況になったのか?


昨晩、超との出来事が終わり家に帰宅、

その後 エヴァや千雨、千草、夕映と私で別荘に行き

1週間かけて説教、皆のご機嫌取り、

夕映を除いた3人との大人のお付き合いが行なわれた。


夕映以外はそれで済んだのだが、

自分だけ契約してないことに以前から不満を抱えていた夕映が

私達が夜な夜な密会を繰り返したことが発覚、

エヴァのシゴキ等の不満もあり ここに来て爆発、仮契約を迫られ

私が男の娘だと どう話したものか悩んだ結果、

後日二人っきりで話しあう約束をすることになってしまった。


ようやく釈放されたが、エヴァとの以前からの約束により

休日中は茶々丸の代わりに私がエヴァのメイドになることになってしまった。




しばらくエヴァの食事を手伝っていると

来客を知らせるベルが鳴ったので 私が応対に出た。


「は~い、どなたでしょうか?」

「・・・早速 私があげた服を着て楽しんでいるようだネ。」

「こんにちわ、ソプラノさん。」

「ソプラノ様、ただいま戻りました。」

「「こんにちわ。」」

「超に葉加瀬いらっしゃい、茶々・・・丸? おかえり~、少し変わったね。

そっちの二人は・・・例の妹さん?」

「丁度いい機会だったから茶々丸を新ボディに変更したんだヨ。

性能自体は以前より少し上がっただけだけド

人工皮膚と人工筋肉を大量に使用したことで

以前より繊細でなめらかな動きが出来るようになり

より人間に近づいたヨ、それに胸も柔らかいヨ♪」

「・・・・す、素晴らしい。 最高だよ茶々丸!」

「お褒めに預かり光栄です。」 //

「貴女はどこに感動したんですか・・・

知りたいような知りたくないような・・・。」

「後こっちの二人が昨日話した茶々丸の妹ネ。

個体名はまだ無いからそっちで着けてやって欲しいネ。」

「「これから よろしくお願いします、ソプラノ様。」」

「よろしく~。 とりあえず立ち話も悪いから入ってよ。

今はエヴァしかいないけど。」

「それじゃあ お邪魔するネ。」

「「「おじゃまします。」」」 「ただいま戻りました。」


超達を連れエヴァのいる居間へと移動する。


「ん? 何だ大人数で騒がしい・・・茶々丸帰ったのか。」

「ただいま戻りました、マスター。」

「うむ、お前は今日は休んでいろ。

今は給仕はソプラノがやる事になっている。」

「? どういう事でしょうか?」

「・・・まぁ、その・・・罰ゲームみたいなものだと思ってもらえれば。」

「喋ってないで客がきたなら茶の用意くらいしろ、ソプラノ。」

「はい お嬢様、ただいま。」

「「超鈴音、私達はどうしましょう、

お手伝いしたほうがよろしいでしょうか?」」

「今はエヴァンジェリンとソプラノの好きなようにさせるネ。」

「「かしこまりました。」」

「では、私は一度着替えてきます。

超と葉加瀬はここでお待ちを。」


私が皆のお茶を用意している間に茶々丸が着替えを済ませ降りてくる。

テーブルに全員のお茶とお茶菓子を並べた所で話が始まった。


「それで、そこの二人は例の茶々丸の妹か?」

「そうだヨ、まだ個体名は決めてないのでそっちで名前を決めてやって欲しいネ。

あと茶々丸がエヴァンジェリンをマスター登録しているから

こっちの二人はソプラノをマスターに登録しようと思ってるけど

問題ないカナ?」

「別に構わんぞ、私にはチャチャゼロと茶々丸がいるからな、

そう考えれば人数も合うだろうしな。

名前は・・・どうする? 私が付けるより姉s・・・ソプラノがつけた方がいいのか?」

「そうですね、お嬢様に任せておくと

茶々零 とか茶々一 とかつけられそうですから。」

「何かマズイのか?」


(マズイヨ・・・) (それはちょっと・・・) (無いよね。) (((?)))


茶々姉妹にはよく分かっていないようだ。


「そうですね・・・・お茶繋がりで、 ラトナ と ピュラ でどうですか?

つなげてラトナピュラでたしか紅茶の名前になります。

双子だし、姉も 茶々 ってついてるくらいなのでいいかなと。」

「・・・まぁ、いいんじゃないカナ? 茶々零よりは。」

「そうですね、茶々一よりは。」

「・・・おい、言いたいことがあるならはっきり言ってみろ。」


「「何も ありません (ないネ)。」」


「じゃあ向かって右のほうの・・・二人共そっくり過ぎて分かりにくいね、

後で色違いのヘアバンドか何かあげるから着けてね。

右のほうの貴女がラトナで左の貴女がピュラね。」

「「かしこまりました。」」

「個体識別名 ラトナ 登録しました。」

「個体識別名 ピュラ 登録しました。」

「「ソプラノ・マクダウェルをマスターに登録しました。」」

「これからよろしくね。

あ、エヴァをセカンドマスターとして登録しておいてね。

茶々丸のセカンドマスターが私だから。」

「「了解しました。

エヴァンジェリン・A・K・マクダウェルをセカンドマスターに登録しました。」」

「この二人も茶々丸と同じ人工筋肉を使用した新型ボディだが

茶々丸と違って低年齢仕様になってるネ。

戦闘に関しては茶々丸のデータを入力してあるが

ボディに慣れて無いのでよかったら戦闘訓練もつけてやって欲しいネ。」

「OK~ 茶々丸みたいな個人戦じゃなくて集団での戦闘を

教えてみるのもいいかもね、丁度家にはスライム娘達がいるから

千草も交えて一緒に訓練させてみようかな。」

「よろしく頼むヨ。

この二人についてはこれでいいかナ。」


名前をつけて、マスター登録をした二人は私の背後に移動し

控えるように佇む。


「そうだ超鈴音、貴様が使っている呪紋があっただろう

アレのデータは持っているのか?」

「持っているけど、アレはエヴァンジェリンにはいらないんじゃないカ?

それにお薦めしないヨ。」

「私じゃなくて綾瀬だ、綾瀬用に改良して使えるようなら

使わせようと思ってな。」

「ふむ・・・私もその作業に参加していいカナ?

無茶されても困るし、興味もあるネ。」

「こちらとしては望むところだ、

科学知識に関しては貴様の方が上だからな。」

「ならば、明日にでも資料を持ってくるヨ。

あと綾瀬サンの血液か体液のサンプルがあればいいネ。」

「わかった、用意しておこう。」


こうして夕映のいない所で彼女の強化計画は着々と進行していく。

エヴァはなかなか人を懐に入れないけど入れたら最後、

どこまでも面倒見がいいからな・・・まぁ、鞭8飴2の割合だけど。


「お嬢様、夕映はいいけど千雨の方はどうするんですか?

あんまり夕映ばっかりかまってると拗ねてしまいますよ。」

「ないな、ありえん、アイツが拗ねるとしたら姉s、ソプラノが絡むことくらいだ。」


さっきから何度か私の事をいつものように呼ぼうと間違えている。

もう面倒ならこのプレイを止めて普通に話したらいいのに・・・


「だが・・・そうだな、いい機会かもしれん。

そろそろ千雨に私の闇の魔法を覚えさせるか。」

「お嬢様は以前 千雨さんには使えるけど才能はないと

仰っていませんでしたか?」

「確かにな、千雨に才能はない。

使うだけの闇の属性はなんとかあるが器がないからな、

取り込めるのはアイツの得意な雷属性だけだし

千雨の魔力の大きさから言っても中級の雷の暴風でも取り込むのがやっとだろう。」

「それでも覚えさせるんですか?」

「そうだ、千雨の長所はスピードだ。

アイツが雷の暴風を取り込めばスピードがさらに強化されるし

雷属性の威力も上がるから千雨オリジナルの麻痺の射手も

かなりの時間相手を拘束できるはずだし、砲撃の詠唱も加速するしな。

十分覚えるだけの価値はある。」

「そういう事ですか。

でも闇に取り込まれないように気をつけてあげてくださいね。」

「まぁ、そこは大丈夫だろう。

才能がないのが逆に幸いしているから

闇に取り込まれるまではいかないだろう、一応用心はしておくがな。」

「それで思い出しましたが、ネギ先生の方はどうします?

私としては覚えさせてあげたいんですが。」

「ぼーやか・・・そうだな 超鈴音。」

「ん? なんだネ。」

「貴様確かぼーやに修行をつけてやって欲しいと

ジジィに頼まれていたな、一度本気でぼーやと戦え。」

「は? 私がカ?」

「そうだ、時計や例の銃弾無しの超に勝てたならぼーやの習得用の巻物を用意しよう。」

「何で私がそんなことをしなくちゃいけないのヨ・・・」

「物のついでだ、それに学園祭の事件でぼーや達も思うところがあるだろう、

超と一騎打ちで白黒付ければぼーや達もすっきりするだろうしな。」

「はぁ、そういう事なら仕方が無い・・・・のカナ?」

「超さん私達はこれからも学園にいるんですから

ネギ先生達と揉めたままというのはあまりよくないですよ。」

「わかったヨ、やるよ! やればいいんでショ・・・」


その後、学園長達と今朝方話したことや

茶々丸やラトナとピュラのボディの仕様、

学園祭での思い出や、これからの生活のコトなどを話し

穏やかな時間を皆で過ごした。






陽が沈み、涼しい風が流れだした頃、

話も一段落し、超と葉加瀬は女子寮へ帰宅、

茶々丸とラトナ、ピュラが夕食の支度を始め、

私はエヴァの傍らでエヴァの相手をしていた。


超達が帰りしばらくした後、学園での作業が終わり、

本屋ちゃんがまだ帰らないということで、

しばらく家に止まることにした千雨と夕映、それに私の代わりに

学園祭の片付けを手伝ってきた千草の3人が帰ってきた。


「ただいま~。」 「今日から暫くお世話になるです。」

「只今戻りましたえ。」


「お帰りなさいませ。」

「ん。」 「「「おかえりなさい。」」」


「なんだ、先輩まだやってたのか・・・・って、誰この娘達?」

「茶々丸さんにそっくりですね。」

「せやね~、茶々丸はんの妹さん?」

「この娘達は今日から家で暮らすことになった茶々丸の妹達だよ。

さぁ、二人共挨拶して。」

「はじめまして、ラトナと申します。

これからよろしくお願いします。」

「はじめまして、ピュラと申します。

これからよろしくお願いします。」

「ん? お前達学園祭の時この二人と戦わなかったのか?」

「え? 私は知らないぞエヴァ、あの時いたのか?」

「私も知らないです、千草さんは?」

「ウチもしらへんなぁ。」

「「私達は学園の魔法使いを処理するよう命令されていたので

この方々は対象には入っていませんでした。」」

「そういうことか。

この三人と、あとスライム娘達が3人がいるけど

皆私達の家族みたいなものだから仲良くしてね。」

「「了解しました、友好対象に登録します。」」

「あれ? そういえばチャチャゼロは?」

「ココダゼ。」


私が今日姿の見えないチャチャゼロを探していたら

なぜか夕映のカバンから出てきた。


「そうです! エヴァンジェリンさんチャチャゼロに言ってやってください!

この子、事あるごとに私と勝負しようとか言い出すんですよ!!

学校で大変でしたよ・・・」

「ユエガ オレトヒトショウブヤレバ スムンダヨ。」

「チャチャゼロ少し我慢しろ、

今綾瀬の為に超の呪紋を用意している所だ。

それが用意できたらお前に訓練の相手を頼もう。

これが成功したら綾瀬の火力が上がるからな、お前もそのほうが楽しめるだろう。」

「オ、ゴシュジン ハナシガワカルジャネーカ ♪」

「ちょっと! エヴァンジェリンさんヤメテ欲しいですよ!」 lll


夕映とチャチャゼロ、エヴァが3人で微笑ましい言い合いを始める。


そんな折、千草が妙な表情で私とラトナ、ピュラを見つめている。


「千草? どうかしたの?」

「・・・いえ、そのお二人、旦さんとはどういうご関係やろか?」

「この娘達?」

「「私達はソプラノ様の従者として使えております。」」

「・・・・なん・・・・やて・・・?」 #

「ヒィッ!?」


(千草、その顔は怖いって・・・) lll


「お二人さん、旦さんの従者はウチやで?」

「「承知しております。

登録データでは天ヶ崎千草さんはソプラノ様の従者として登録されております。」」

「・・・え、いや そういう事や無くて、

ウチが旦さんの一番の従者やっていうことなんやけど・・・」

「「了解しました。

天ケ崎千草さんをソプラノ様の一番の従者とデータの上書きをします。」」

「あ・・・ありがとさん・・・。」


彼女達のあまりに素直な様子に、どう対応していいか混乱し

逆に申し訳ない気分になったのか、二人と私を交互に見ては

バツの悪そうにする千草。


「「ソプラノ様、今後私達は千草さんの指揮下に入ればよろしいでしょうか?」」

「え、あ・・・うん そうだね、あまり無茶な内容だったら無視してもいけど

家事や私の世話なんかで困ったら彼女に相談して。」

「「かしこまりました。」」

「・・・なんや、毒気を抜かれてしもうたな。」

「彼女達はまだ生まれたばかりで、

茶々丸みたいな自我が生まれてないんだよ。

ここに一緒にいたら茶々丸みたいに自我が生まれるんじゃないか?

ということで私が預かることになったんだ。

千草も仲良くしてあげてね。」

「・・・わかりました。

ウチが立派な旦さんの従者に育て上げますから まかしておくれやす!」

「いや、そういう事じゃないんだけど・・・・まぁいいか。」




新しく超から預かった二人の紹介も終え、

夕食の準備をし、スライム娘達も呼んで食事。


私は食事中もエヴァの給仕をやらされたが

品が悪かったがラトナとピュラが

二人がかりで私の口に食事を詰め込んできたので食事自体は食べることができた。

・・・・皆の非難の視線が痛かったが。


食後に皆でお茶を楽しんだ後、

早い段階でラトナとピュラ 二人の性能を確認したいと言うエヴァの希望で

皆で別荘に入り、模擬戦をすることとなった。


何戦かしてみた結果、個人の戦闘能力はかなり高いものの

やはり茶々丸と一対一でやると単純なリーチ差で

勝つことが難しくなった。


しかしコンビを組ませて戦ってみた所、無線での完全な同期のとれた動きと

お互いの死角をフォローする戦い方で、

近接戦闘ならチャチャゼロといい勝負が出来ていた。


千草と二人を組ませ、千草は後衛で砲台兼補助、二人で前衛

と 言うフォーメーションで戦えば多少の格上でも相手出来るだろう。


超と葉加瀬が残っていることで茶々丸や妹たちの兵器開発も順調になるし、

私の計画にも超は必須だ。

千雨はエヴァから闇の魔法をならえば単独での生存率は跳ね上がるし、

千草には二人が着いてアーティファクトがあれば大丈夫だろう。

エヴァも好きなように動ける・・・となると残るは夕映だ。


エヴァが夕映用に超の呪紋を改良すると言っていたから

火力は着くだろう、チャチャゼロ達がシゴイているから

並の魔法使いじゃ相手にもならない、スライム娘達もいる・・・

が、彼女には持続力が無い。


瞬間火力は上がるが魔法世界で一人放り出された時、

スライム娘達を召喚すれば短時間はいいが、持久戦になるとマズイ。

夕映から頼まれているように私と仮契約をすれば

問題は解決されるが、そのために夕映と契約を結ぶのもどうかと思う。

彼女は私のことを知らないわけだし・・・・




天候が制御されたこの魔法球の月明かりの下、以前エヴァが破壊した塔の上で

そんなことを考えていると、不意に背後から声をかけられた。


「ソプラノ・・・どうしたんですか?」

「あ、夕映か・・・何でも無いよ。

少し考え事を・・・ね。」

「そうですか。」


夕映がゆっくりと私のすぐ横まで歩いて着て

私と一緒に月を見上げる。


「・・・ここの夜空は何時見ても綺麗ですね。」

「・・・そうだね。

ここの夜空はエヴァが昔見た最高の夜空を再現してるって言ってたな。」

「そうなんですか?」

「うん・・・多分・・・・・・あの時の夜空だろうね。」

「あの時・・・ですか・・・・・・。」

「どうしたの 夕映? 急に元気がなくなったみたいだけど。」

「何でも無いですよ・・・ただ、エヴァンジェリンさんとソプラノには

私の知らない思い出があるんだな・・・と思っただけです。」

「・・・私達もそれなりに長く生きてるからね。

夕映ともこれからたくさん思い出が作れるよ。」

「そうですね・・・」


私と夕映、月明かりの下、私達二人を穏やかな風が撫でていく。

白に咲いている花壇からだろうか?

風から花の匂いがする。

私と夕映はしばらくゆったりとした時間をすごす。


「・・・ソプラノ、前に私が頼んだ仮契約の話、覚えていますか?」

「覚えてるよ、前って言ったって現実世界の時間で言ったら1日もたってないよ。」

「そうでしたね・・・ソプラノはあの時、まだ私に話してないことがあるから

仮契約は待って欲しい・・・そう言ってましたが、

今・・・話してくれませんか?

どんなことでも・・・ソプラノのことだったら受け止めるですよ。」


夕映は私の手を握り、私の目を見つめて答えを待つ。


「そんなに重い話じゃないんだよ。

ただ、ビックリするかな~位の話だよ・・・」

「だったら・・・話してくれませんか?

エヴァンジェリンさんも、千雨さんも千草さんも、他の皆も知ってるんですよね?」

「・・・どうしてそう思うの?」

「なんとなくですよ・・・そうですね、女の勘って奴ですよ♪」

「女の勘・・・か。」

「・・・嘘です。

ソプラノの態度でわかるんですよ、

皆には遠慮無く接しているように見えますが、こうして・・・」


夕映が握った私の手を取り自分の腕と絡ませ、腕を組むようにする。


「ほら、少し緊張してるです。」

「・・・そっか、私は緊張してるのか。」

「話して・・・くれませんか?」

「・・・・・・そんなに神妙な顔しなくていいよ。

ただね、私は 男の娘 だっていうだけだよ。」

「ソプラノが男・・・? 性同一性障害とか言う奴ですか?」

「ち、違うよ。 ただ私が男だっ・・・て言ったら皆びっくりするじゃない?

それが面白いからやってるだけだよ、普通に女の子が好きだしね。」

「は?・・・・・・そんっな くだらない事だったんですか?」


夕映の力が一気に抜け、あきれ果てたような顔で私を見る。」


「・・・あ、あはは。」 lll

「・・・で、なんでそれを知ってるか知らないかで

仮契約ができないという話になるんですか?」 #

「これ自体はたいしたことないんだけど・・・ほら、

夕映が私のことをどう思ってくれてるのかな~って思いまして。

自惚れてるつもりはないけど、あんなことがあったじゃない。

エヴァの幻術・・・」

「・・・ありましたね。」

「だからさ、私のこと 大なり小なり好きでいてくれてるとは思ってたんだけど・・・

そうなると性別って大事じゃない?

だからさ、夕映に私のこと教えてそれでも仮契約したいなら・・・って思って。」

「そうですね・・・私も一時期 本っ気 で悩みましたよ。」 #


夕映の声に怒気が含まれる・・・ヤバイ、怒ってるかも。


「それでも・・・それでもソプラノが好きだったんですよ。」 //

「・・・そっか。」 //


夕映が私の腕を組む力がすこし増して、私の腕を抱ようになる。


「ソプラノが男とか女とか、どうでもいいんですよ。

ソプラノがソプラノなら・・・。」

「・・・・うん。」


塔の上なので長く当たっていると風が肌寒い、

しかしその分余計に密着する部分からお互いの体温を感じる。


「・・・それで? どうするんですか?

仮契約、してくれるんですか?」

「あ、それね。 夕映がいいならいいよ。

方法はどうする? 宝石使うとか、エヴァに術式組んで貰って血でも使う?」

「ソプラノは男の娘で女の子が好きなんですよね?

私が告白したんだから、ここは気を聞かせてくれてもいいんじゃないですか?」 //

「え・・・いいの? その方法で。」 //

「そんなこといちいち聞き返すんじゃないです!!

こっちも恥ずかしいんですから、男なら黙ってリードするもんです!!

ほら! これ使うです!」 ///

「イ、イエス・サー!」


夕映は私の手に前にどこかで見た球・・・

前に超が用意した簡易仮契約の魔法陣が使える球を私に押し付ける。


その球をそのまま地面に落とすと、足元に仮契約の魔法陣が形成される。


「夕映・・・」

「・・・あ、待って、待ってください!

私ソプラノからまだ気持ちを聞いてないですよ!」 //

「・・・男は黙って態度で示そうかと思います。」 //

「ダメです、こういう事は口にして欲しいものなんです!」 //

「・・・・ごめんね、夕映だけを愛してるとは言えない。

でも、これからもずっと・・・夕映が好き、愛してる。」 //

「・・・サイテーです・・・・・こういう時は嘘でも私だけって言って欲しいです・・・

でも、しょうがないです。

・・・そんなソプラノが 私も好きですよ・・・」 //

「夕映・・・・」

「ソプラノ・・・・」

「・・・ん・・・・・・ちゅ。」 ///

「・・・・っ・・・・・ちゅ。」 ///




風から花の香りがする 月夜の下で 夕映の初めてのキスを貰い

私と夕映は仮契約をした。








「・・・・・・ん。」 //

「・・・・・・はふぅ。」 ///




「・・・・・ごちそうさまでした♪」

「・・・・お粗末さまです・・・全く、もう少し気のきいたことを言って欲しかったです。」 //

「ここで夕映にお知らせがあります。」

「・・・なんですか、これ以上私をサイテーな目に合わせるつもりですか?」

「人それぞれだと思いますが・・・夕映は私と仮契約を結んだことにより

・・・・限定的に不老となってしまいました。」


(不死については話さないでおいたほうがいいだろうな・・・・)


「・・・は?」

「不老です。 もう年を取りません、契約を解除すれば元に戻るけどね。」

「・・・もう、私は年を取らないんですか?」

「YES、千草さんは大喜びでした。

千雨はそれなりに喜んでくれました。

エヴァは・・・もともと吸血鬼なので変わりませんが。」

「千草さんは・・・まぁ、そうですね。」

「私は・・・・(ペタペタ)・・・微妙です。

でも、良いです・・・・少なくとも寿命が原因で

ソプラノを一人置いていくことはなくなりましたから。

そう考えれば結果オーライです。」

「そっか・・・ありがとね、夕映。」 //

「はい。」//

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  1. 2012/03/21(水) 00:11:43|
  2. 二次創作小説 ネギま
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
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コメント

No title

そういうオリキャラはいらない
  1. 2012/08/20(月) 04:08:02 |
  2. URL |
  3. 名無し #-
  4. [ 編集 ]

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