たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  036



麻帆良学園 学園祭 二日目 早朝




「ほら、旦さん起きてんかぁ!

武道会に出るんやろ?」

「ん~・・・・あと5日・・・・」

「単位がおかしいで・・・・はよ起きへんと・・・・ウチが旦さん喰ってまうで?」


がばっ!!


「おはようございますっ! 千草サンっ!!」

「おはよう・・・・なんでコレやとすぐ起きるんや・・・・女として複雑やわ。」


いつもの時間に起きたにしては部屋の明るさがおかしい・・・今何時だろうか?


「・・・・ん? 千草ぁ~今何時ぃ?」

「今は5時ですえ。」

「・・・は? 何でそんなに早い時間に私を起こすの!」

「せやかて、旦さん武道大会に出るんやろ?

はよう朝ごはん食べて胃を落ち着かせる時間おかへんと 身体が動かへんで?」

「そこまで慎重にしなくてもいいのではないでしょうか・・・」

「念には念をおしてや、従者のウチとしては旦さんの体調管理は万全を期さへんとな。」

「・・・私は最高の従者を持って幸せだよ・・・」

「そない褒めんといてください♪」


千草に嫌味は通じないようだ・・・


「まぁ、いいや。

それじゃあ指示通り 朝ごはんを食べますか。」

「下に用意はできてますから、着替えて顔洗ってから来てや。」

「はいはい、そうしますよ。」


言うことを言うと、千草は部屋から出て行った。

私は着替えて洗面、トイレを済ませ、居間へと向かう。


「おはよう~。」

「・・・・・・んぁ?」

「おはようございます、ソプラノ様。」

「旦さん はよ席に着いてや。」


居間に行くと 居るのは明らかに寝ぼけているエヴァと いつも通りの茶々丸、

それにさっき私を起こしに来た千草だけだった。


「あれ? 皆は?」

「他の皆さんは観客として見ているだけなので、もう少し後に起こす予定です。」

「・・・・・お互い、良い従者をもったね・・・・エヴァ。」

「・・・・・・す~・・・」


エヴァは完全に寝ぼけモードだ・・・・


席についた私の前に千草がご飯をよそう、

茶々丸がエヴァの横に座り、エヴァの口に次々と食事を入れていき

エヴァは寝ぼけているにもかかわらず、次々と食事を食べていく。

この家では割とよく見られる光景だ。


「ほんまは験担ぎにヒレカツでも揚げようかと思ったんやけど、

普通に消化のええもんで揃えました。」

「流石に朝から揚げ物は・・・ね。

今日は千草達は皆 試合を見に来るの?」

「そのつもりです、旦さん達の晴れ舞台やさかいな。」

「・・・そんなに大したものではないともうよ?

私何もしないつもりだし。」

「そないな事言わんと、がんばっておくれやす。」

「千草に恥をかかせない程度にかんばります。」

「はいな、・・・・あ、ご飯のおかわり要りますか?」

「いや、いいよ。 今日は軽めにしておくよ。」


私達4人は食事を軽めに済ませ、しばらく歓談。

エヴァが本気で寝ないように 時折茶々丸と千草が

揺らしたり、鼻を摘んだりしている内に目が覚めた様で、

部屋に戻って大会に着ていく服を選び始めた。


私と千草も部屋に戻り服を選んでいる内に、

千雨と夕映が起きてきたようで、服を選んで居間に戻ったら朝食をとっていた。


「それじゃあ、二人が御飯食べて着替えたら皆で会場に行こうか?」

「ん、了解。」 「わかったです。」

「すいません、ソプラノ様。

私は超鈴音から呼ばれているのでご同行することはできません。」

「え? そうなの?」

「姉様、しばらくは茶々丸の好きなようにさせてやってくれ。

できたら 詳しく話しを聞くのもやめて欲しい。」

「ふ~ん・・・まぁ、エヴァがそう言うならいいよ。」


(超の計画のことか・・・なら仕方が無いか。)


二人の食事が終わり私も部屋に戻って着替え、戻ると エヴァも用意ができている様で

居間に全員が集合、茶々丸以外はそのまま会場の龍宮神社に向かうことにした。




まほら武道会 選手控え室




私達が控え室に着く頃には 私とエヴァ以外の全員が揃っているようで

ネギ先生達はクラスメイトや高畑先生と集まって会話中、

他の選手もそれぞれストレッチや精神の集中などで

それぞれ思い思いに過ごしている。


「皆おはよ~♪」

「「「「「「「おはよう。」」」」」」」

「あ、本当にソプラノも出るんだね。」

「お手やわからにね、神楽坂さん。

私の帽子を取る時に間違えてハリセンで叩かないでくださいね♪」

「そ、そんなことしないわよ!」 //

「え、エヴァンジェリンさん・・・・あの、おて、お手柔らかにお願いします!!」 lll

「ん? ぼーやか、・・・・そうだなぼーやと当たる時は少し本気でやってやろうか?」

「い、いいえ!! そんな滅相もない!! 結構ですっ!!」 lll

「なんや? ネギ、このちっちゃい嬢ちゃんそんなに強いんか?

そうは見えへんけどな~。」

「こ、小太郎君!! 黙って!!」 lll 「ちょっとアンタこっち来なさい!!」 lll


ネギ先生と神楽坂さんが小太郎と呼ばれた少年を引きずって隅の方に移動する。


「・・・ふむ、順当に行けば2回戦で桜咲、貴様か・・・・・・」

「アスナさんに勝てればですが、2回戦で会えたらお手柔らかにお願いします。」

「・・・・・桜咲、貴様 少し不抜けているようだな。」

「・・・どういう事ですか? エヴァンジェリンさんと言えども聞き捨てなりませんが・・・」

「言葉通りの意味だ・・・そうだな、2回戦で少し貴様に現実というものを教えてやろうか。」

「エヴァンジェリンさんと言えども、

今回のルールでは簡単に勝てるとは限りませんよ?」

「・・・フフッ、ハハハハッ、どうやら本当に不抜けているようだ、

貴様が私に勝てる? あり得んな、今の貴様なら我が弟子の綾瀬でも対処できる。」

「私が、私の剣が夕映さんに劣るというのですかっ!?」 #

「フフッ、そのあたりを2回戦で貴様に叩き込んでやるさ、

楽しみにしておけよ? 桜咲 刹那。」


エヴァは桜咲さんに言いたいことを言うとさっさと控え室から出ていってしまう。

私も桜咲さんにあまり気にしないように言い 軽く頭を下げてエヴァに着いて行く。




「エヴァが桜咲さんに絡むなんて珍しいね?

何かあったの?」

「あいつ自身には多少興味はあるが、今回はそれじゃない。

桜咲が不抜けたままでは私達に害が出てくるからな、

今の内に矯正出来るなら矯正して、ダメなら排除しようと思ったまでだ。」

「・・・・近衛さんの事か。」

「奴は既に2回、近衛を殺している、護衛としては失格だ。

そのたびにジジィが私達に絡んで来るようではうっとおしくてかなわんからな、

今日の試合で見所がないようなら ジジィに言ってクビにするか、最悪・・・・」


エヴァも私と似て 身内以外には基本的に興味がない。

修学旅行はアーウェルンクスが相手だったからしょうが無いとも思えるが、

先日のヘルマンの件は不味い・・・

今日の2回戦、桜咲さんが神楽坂さんに負けるようなことがあれば論外、

勝ってエヴァと当たった時、醜態を晒すようだったらエヴァは排除にかかるだろう。

彼女にとって今日は分岐点になる日かもしれない。




その後選手控え室で朝倉さんと超に本戦のルール説明が行われた。

ルールは能舞台での15分1本勝負、

ダウン10秒 リングアウト10秒 気絶、ギブアップで勝敗が確定。

時間内に勝負がつかなかった時は、観客によるメール投票で勝敗を決める、

と言う内容だった。


こうしてそれぞれの思惑が絡むまほら武道会 本戦が始まった。




第一試合 犬上 小太郎 vs 佐倉 愛衣




彼女と小太郎君は知り合いのようで開始前に幾つか会話がされ、

その後、試合が開始された。


試合開始直後、佐倉さんがアーティファクトを出し構える。


「ねぇ、この学園の魔法使いって魔法を隠匿しなきゃいけないんだよね?

あれ・・・いいの?」

「ダメに決まっているだろう! あんなことをすれば超の思い通りだ。」


私とエヴァは選手席の少し離れた場所で並んで座る。

さっきの控え室でのこともあり、ネギ先生たちが私達に近寄ってくることはないようだ。


そうしている間にも試合は進行する。

小太郎君は相手が女性ということもあり、どう攻めようか悩んでいたようだが、

瞬動で一気に佐倉さんの懐に入り2発の拳の風圧で場外に吹き飛ばす。


佐倉さんは泳げないようで、場外の池で溺れているところを

小太郎君が救出、1回戦の勝利を収めた。




第二試合 大豪院 ポチ vs クウネル・サンダース




序盤 大豪院さんが一気に攻撃を仕掛けるが、深いフードをかぶるクウネルさんは

落ち着いて攻撃をさばいている。


「エヴァどう思う?」

「ふむ、フードの方が勝つだろうが・・・アイツ・・・妙な違和感があるな、人間か?」

「やっぱそう思う?

私、あのフードの方 心当たりがあるんだよね。」

「・・・・どういう事だ、姉様。」

「あの人多分、図書館の司書さんだよ。

ほら、エヴァも図書館島に本を取りに行った時会ってない?」

「知らん、私が本を取りに行ったときは、

申請しておいた本が所定の場所に置いてあったからな。」

「そうなんだ、私話したことはないけど、一度だけ見たことがあるんだよね。

まぁ、ぶっちゃけるとクルトの定時連絡で話には聞いてたんだけど。

あの人紅き翼のアルビオレ・イマだよ。」

「・・・・なんでそんな奴がこんな所に出てくる・・・・ぼーやか?」

「普通に考えたら超が絡んでいるこの大会で不手際が起こらないように

学園長が依頼したか、ネギ先生に関係あるか・・・

案外エヴァが暴走した時の抑えだったりして。」

「あいつ一人で私を押さえる? 笑わせるな 姉様。

まぁ、何れにしても注意はしておいたほうがよさそうだな。」

「そうだね。」


試合は大豪院さんが終始押しているように見えたが、

クウネルさんが隙をついて顎を掌底で打ち抜き

大豪院さんの意識を刈り取り、勝利を収めた。


朝倉さんの勝利宣言の間、ネギ先生の方を見ているようだった。


「めっちゃ見てるね、ネギ先生を。」

「ああやって意識させているんだろう、どうやらぼーやに用事がありそうだな。」

「そうだね、少なくともネギ先生に何か関係ありそうだね。

他の件も複数絡む可能性があるから、安心はできないけど。」

「あぁ、分かっているさ 姉様。」




第三試合 長瀬 楓 vs 中村 達也




この中村さん、一般人にしてはかなり鍛えてるようで、

気による遠距離攻撃ができる人だったが、

いきなり一発目で見せたのがまずかったか

二発目に撃つ時に長瀬さんに背後に回られ

首と後頭部の間を打ち 脳震盪を起こさせられてダウン。


長瀬さんの勝利に終わった。


「彼は普通の人にしてはすごかったね、気を撃ったよ。」

「あぁ、だが恐らく周りに自分より優れた使い手がいなかったんだろう、

あんな一発目から使っているようではな・・・

ああいうのは相手の油断を誘って、ここぞという時に使わないとな。


それに相手が悪かった、長瀬相手ではあんな攻撃二度目は効くまい。

フフッ それにしても長瀬も一発目は内心ビックリしていたかもな?」

「一般人がいきなり気を撃ってきたらビックリするかもしれないね。」




第四試合 龍宮 真名 vs 古菲




「お待たせしました!!

お聞きくださいこの歓声!!

本日の大会の大本命、前年度ウルティマホラ チャンピオン!! 古菲選手

そして対するはこの龍宮神社の一人娘!! 龍宮真名選手!!」


彼女達の様子を見ると かなり本気の様で、表情にも気合が入っている。 


「この試合はエヴァも楽しみなんじゃない?」

「そうだな、練習とは違ってそれなりに本気の試合のようだし

龍宮が有利だとは思うが、古菲もこのルールなら十分勝ち目はある。

しかし龍宮のあの服・・・何か仕込んで着ているかもな。」

「古ちゃんも帯を仕込んでいるようだしね~。」

「そういえば姉様は中国拳法も使ったな?」

「八卦掌だね、昔 護身用にね。

私は攻撃力は十分あるし、当時は回避の技術の方が必要だったからね。」

「そういえば、姉様と体術のみで訓練すると いつも泥仕合になったな・・・

どっちも回避かカウンター狙いの技が多かったから・・・。」

「あ、ほら! 始まるみたいだよ!」


試合開始の合図と共に龍宮さんが構えを取るフリをして、

それに古ちゃんが気を取らた隙に 手元から何かを打ち出し

古ちゃんの額に直撃した。


「あー やっぱり仕込んでたね・・・五〇〇円玉?

羅漢銭かな?」

「だが古も回避は間に合わなかったが衝撃は殺しているようだぞ、

吹っ飛び方が大げさだったしな。」


その後龍宮さんが 朝倉さんに下がるように指示を出し、

朝倉さんが下がったところで、古ちゃんに向かい一気に攻撃を開始する。


古ちゃんもうまく回避しているようで、直撃は無いものの

かすったり撃ち落としたりしている。


「龍宮さん あの服の中に何枚五〇〇円玉を仕込んでいるのかな?」

「威力を出すために この国で一番重い硬貨を使うのはいいが

かなりの金額になりそうだな、古も避けているから内心穏やかじゃなさそうだ。」 w


龍宮さんの猛攻を回避と防御で耐え切り、龍宮さんが五〇〇円玉を装填する隙に

古ちゃんが一気に間合いを詰める。


古ちゃんの攻撃を龍宮さんが回避したものの、古ちゃんに腕を掴まれ懐に入り込まれた、

得意の間合いで一気に勝負を決めるつもりのようだ。


「ほう、なかなか古もやるもんだな、あの隙に懐に入り込むとは。」

「でも、龍宮さんの羅漢銭って投げるんじゃなくて指で打ち出してるから

・・・・・近接でも使えるみたいだね。」


私達が話している間にも古ちゃんが攻めるが 龍宮さんがうまく古ちゃんの顎を狙って

五〇〇円玉を打ち出し、古ちゃんも衝撃を逃がす為に吹き飛んだが

その体制を崩した所を狙って龍宮さんが一気に攻撃をかける。


古ちゃんもなんとか立ち上がろうとするが、そのたびに四肢を撃たれ

立ち上がることができなくなる。


「ふむ、勝負かつきそうだな・・・古はここで諦めるかな?」

「どうだろうね?」


皆が様子を見守る中、選手席の方からネギ先生の一喝が入り、

古ちゃんが 尚も立ち上がろうとする。


「まだやるようだな、なかなか見どころのある奴だ。」

「ネギ先生の声でヤル気を出したみたいだね、コレは愛の力かっ!?」

「・・・・・はぁ~、まったく、あのぼーやの死因は女関係だな。」


古ちゃんの起き上がりを潰すべく 龍宮さんが五〇〇円玉を撃ち出すが、

服の帯をうまく使い打ち落とした古ちゃんが

そのまま帯を龍宮さんの首に帯を巻きつけようとする。

龍宮さんも回避は無理と踏んで、腕で首の防御をし 窒息や首の骨折を免れる。


龍宮さんはすぐさま帯を外すべく、

引きつけた帯の一点を狙って連続で五〇〇円玉を打ち出し

帯を破るが、古ちゃんも 龍宮さんの帯が外れるまでの間に

一気に帯を使った技、布槍術で畳み掛け

龍宮さん、古ちゃん、共に一進一退の攻撃を繰り広げる。


攻撃の間に古ちゃんが腕を撃たれたが、龍宮さんの左腕に帯を巻きつけることに成功し

一気に龍宮さんを引き付ける。


一気に引っ張られた龍宮さん、引きつけた古ちゃん

二人共お互いにカウンターを狙う体制に入り

二人が接近した時、周りに響くほどの衝撃音がなり

会場が静まり返る。




古ちゃんが先に崩れ落ちたが、二人の会話の後

龍宮さんの服の背中部分がはじけ飛び、龍宮さんが倒れる。


「へー、古ちゃんが硬気功で耐えて浸透勁を打ったみたいだね。」

「耐久力で古が勝ったようだな、龍宮もあの距離で古の浸透勁をくらっては

流石に堪えられなかったようだな、アレは内臓に効くからなー・・・・」

「前、エヴァに私が打った時は大変だったね~。」

「・・・・姉様のバカ力と気で打たれたからな・・・私じゃなかったら悲惨なことになってるぞ?」

「でも、私はその後に悲惨なことになったけど・・・・ね。」


昔エヴァと体術の訓練で浸透勁を打ち込んだ時、

エヴァがその直後吐いて私はエヴァの吐瀉物まみれ・・・

しかもその後に怒ったエヴァに氷漬けにされ放置された。


二人の試合は古ちゃんの勝利宣言がされ

ネギ先生達が付き添いの元、二人共医務室へ運ばれていった。


その後、試合会場を修復する作業の為一時中断となり、

私達は千雨たちのいる客席の方へ一度向かった。




「皆楽しんでる~?」

「・・・・・楽しむ? ・・・・何を?」


チャチャゼロを頭に乗せた千雨の顔色があからさまに悪い・・・

夕映や千草が心配そうに見つめる。


「・・・何考えてんだあいつ等。」 lll

「ど、どうしたの千雨、顔色悪いよ?」

「先輩・・・一緒に転校しよう。 いや、いっそ海外に住もう。」

「お、おい千雨 馬鹿なことを言い出すな。」

「馬鹿? 馬鹿はアイツ等だろう?

あんなことをしてたら今日にでもバレるだろう!?

これ見てみろよ!!」


そう言って千雨が取り出したのはノートPCの画面、

そこには先日予選会で敗退した気の使い手が

インタビューに答えている記事が載っていた。


「・・・・あらら。」

「あらら、じゃねえよ! 思いっきり顔出してバレてんじゃねーか!

ご丁寧に画像付きだよ!!」

「これを見る限り超さんの情報統制は意味を為してないですね。

いや、茶々丸を作った超さんの技術力ならここまで目立つ物なら

何とかできるはずです。」

「・・・コレが超はんの目的の一つや違いますやろか?」

「気や魔法を公の物にすることがですか?」

「せや、この大会、賞金をエサに裏のもんに その技を使わせ、

この記事みたいに情報を公開し、世間様にその存在をバラす。」

「ですが何のためですか?」

「そうだぜ、それにこの記事だけだと、ただの似非記事扱いが関の山じゃないか?」

「せやから目的の 一つ 言うてますのや。」

「目的の一つですか・・・コレがいったい何に繋がるんです・・・・?」


皆で、超の計画に着いて考えるが まだ情報が足りない。

結局答えは出ないまま時間が流れていった。


「とりあえず、千雨はこのまま情報の流れを監視してて。

私達は試合があるから一旦戻るよ。」

「ソプラノにエヴァンジェリンさん、できるだけ派手なことは控えて欲しいです。」

「わかった、それにあの程度の相手なら、体術だけで十分だ。」

「りょーかい。 エヴァを見はっておくよ。」

「ちょっと待て、私は体術だけで十分だと言ったはずだぞ?

見張られる覚えなど無い!」

「ほらほらエヴァ、時間がないよ。 早く戻ろう。」

「これ、待て! 引っ張るな!!

話はまだ終わってないぞ 姉様!!」


私はエヴァの腕を組んで選手席まで引きずっていった。




そして試合会場の修復も終わり、次の試合が開始される。


「皆様 お待たせしました!!

板の張替えが終了しましたので、第五試合に移らせて頂きます。

それにしても、レベルの高い大会になってきました!!」




第五試合 田中 vs 高音・D・グッドマン




試合開始前に高音さんが選手席に向かってなにやら喚いているが

肝心の相手のネギ先生がいないようで、それを指摘され赤面している。


気を取り直して対戦相手の田中さんに全力で来るように挑発、

その挑発に乗った 田中さんが口を大きく開け

試合開始の合図と共に 口からビームを発射する。


「凄いエヴァ!! 口からビームだよ!! ビームっ!!」 

「はしゃぐな姉様! はずかしい。」


その後もビームやロケットパンチで攻撃を続け

なんとか回避していた高音さんも とうとう片足をつかまれ

ビームの直撃をくらってしまう。


「おいおい、ビームの直撃を食らったぞ?

蒸発したんじゃないか、死んだか?」

「あ、でも粉塵から人影が見えるから大丈夫っぽいよ。」


煙が晴れ、その中から高音さんが田中さんに向かってなにやら叫んでいるが・・・・

私には高音さんの様子が刺激的すぎて、何を言っているのか頭に入らなかった。



当の本人、高音さんは・・・・胸はほとんど露出してパンツも一部吹き飛び

需要な部分をなんとか隠している状態だった。




「うわ~、うわ~・・・茶々丸!? 茶々丸ぅ!! 録画してるっ!?」 ///

「馬鹿者!! 見るな!! 姉様は見なくてもいいんだっ!!」


エヴァが私の顔にしがみつき視界を塞ごうとする。

私はなんとかこの目に焼き付けようとエヴァを剥がそうとする

そうしていると どこからか念話が入ってきた。




『はい、ソプラノ様 バッチリと録画しております。』




「おいっ!? どこで撮っているんだボケロボ!! 消せ! 今すぐ消せっ!!」 #

「流石茶々丸っ! 最高の仕事をしているよ!!」

『恐悦至極。』

「このバカどもがァァ~~!!」 #


私やエヴァが遊んでいる間に、服を吹き飛ばされほとんど裸に近い高音さんが

恥ずかしさから田中さんに殴りかかり、田中さんはそのまま空の彼方に消えていった。




こうして武道大会 第五試合は高音さんの勝利で終わり、

次の試合・・・高畑先生 対 ネギ先生の試合の順番が来た。






観客席


「・・・・おい、茶々丸がどこかにいないか捜すんだ。」 #

「どうしたんです? 千雨さん。」

「せやで、どないしはったん?」

「あのヌード姿の女の人を見た先輩が何もしないと思うか?」

「そうは言っても・・・・・ほら、エヴァンジェリンさんが妨害しているですよ?

それにソプラノが何で女性のヌードを見たがるんですか?」

「エヴァはんが隣におるから、お嬢様も馬鹿なことはせえへんやろ。」

「バカっ! お前は達はまだ知らないのも仕方が無いけど

こういう時は常に茶々丸が撮影に回ってるんだ!

今もどこかで撮影しているはずだ! 探せっ!!」


エヴァ家に来て年季の長い千雨には こういう時の茶々丸の行動が

完全に把握されていた。


「千雨さん、茶々丸さんなら ほら、あそこに。」


夕映が指さす方を見ると解説席にちゃっかりと座っている茶々丸の姿が。

様子を伺うと、高音さんを凝視しているようだ。


「あのボケロボ~!! ちゃっかり一番いい席をキープしていたのか!?」

「・・・・いや、普通に考えたら超さんの指示では。」


千雨による茶々丸の撮影妨害は不可能な状態だった。

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  1. 2012/03/19(月) 20:42:31|
  2. 二次創作小説 ネギま
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