たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  031



1学期最初の中間テストで我がクラスは散々な結果を叩き出したにもかかわらず

誰一人気落ちすることもなく、学園祭に向けて全力疾走。


しかし・・・そんな3-Aでは、未だに出し物を何にするか決めていなかった。




「だから我が超包子の料理人が料理を叩き込んでやるというネ!

クラスの出し物を超包子の中等部支店にするヨ!」

「それで儲けはどうやって配分するつもりなんですか?」

「パテント料金を10%貰って残りを山分けネ。」

「超ちゃんが儲けたいだけじゃない!!」

「クギミーはうるさいね、料理の味の心配はほぼ無くなるからいいじゃないカ。」

「ダメよ! そんなの。」  「クギミーって言うな!」

「それじゃあ、あの・・・・喫茶店は どう?」

「当たり前すぎるよ、アキラ。」

「そうだよ、他のクラスでも結構見るよ。」

「でもウチのクラスだけの目玉が何かあれば勝てるんじゃない?」

「勝つって・・・・誰にですか・・・」

「ゆーなそれだっ!!」  「えぇ!?」

「ウチは一般受けからマニア受けまで揃ってるからね!

ただのウエイトレスじゃなくて何か付加価値があれば・・・」

「・・・・・・使用人・・・・・・?」


なにやら教室が騒がしい、昼食を終えた 私、エヴァ、茶々丸、3人で教室に入る、

その時 誰かが茶々丸を見てそう呟いた。


「・・・・・メイド・・・・?」




「「「「「「それだっ!!」」」」」」




「「「・・・は?」」」


そこからはよく覚えていない・・・・なにやら茶々丸が皆に揉みくちゃにされ

私とエヴァも巻き添えになり、メイドがどうとか服をどこで買ったとか・・・


私は、あとから来た千雨に救出されるまで巻き添えで揉みくちゃにされていた。


エヴァはまだ茶々丸と中にいる・・・・


再会できることを切に願う・・・・




一通り話を聞き終わったのか、ようやく開放された二人は

真っ白に燃え尽きていた。




その後 授業が始まる直前までなにやら話し合いがなされ、

えらく上機嫌の委員長が明日衣装を用意するので試着をしよう。


と、言う話で決まっていたようだ。


ようだ・・・と言うのは、途中で私は保健室に逃げ込み、

後から夕映に話を聞いたと言う 又聞きの結果である。


この話を夕映から聞いた直後、私は翌日学校を休もうとしたが、千草に連行された。





翌日、3-A教室


「茶々丸、ココって学校の教室だよね?」

「そのとおりです、ソプラノ様。」

「・・・頭が痛くなってきた、私は保健室に行くぞ。」

「ちょ、エヴァ一人で逃げるなんて狡いっ!」

「離せ、姉様! いつも姉様が使っている手じゃないか、

私が使って何が悪い!」

「マスター、早く教室に入ってください。

HRに遅れます。」


私達が教室に着き、ドアを開けたらそこにはメイドさんが居た。

一部バーテンの格好をしているものもいたが、

クラスメイトがメイド服を着て、委員長が立ち居振る舞いを教えているのだ。


教室を見渡すと、隅のほうで隠れるように千雨がうずくまっている。


「ねぇ、千雨・・・・何があったの?」

「・・・知らねーよ、私が教室に来たときには既にこうなってた。」

「ソプラノ様、先日クラスで話していたメイド服の試着の件では無いでしょうか?」

「・・・茶々丸、その話はするな。」 lll


エヴァにとっては軽いトラウマのようで、昨日の話をすると顔色が悪くなる。


「あ~、そういやそういう話をしていたな。」

「何も、朝からやらなくてもいいのに・・・・」


4人で話しているとHRの合図の鐘が鳴る。


「ほら、もうHR始まる時間になったし、コレは今日のHRは潰れるね。」

「どうでもいいけど、どこに座ればいいんだ?

席は無茶苦茶に動かされてるぞ。」

「しょうが無いからこのへんで座っていよう。」

「・・・・茶々丸、保健室にいk 「もう鐘がなりました、マスター。」 ・・・諦めるしか無いのか。」


私達3人で諦めの境地に入り、茶々丸はいろんな種類のメイド服に少し興味があるのか、

それぞれの服を観察している。


そうしていると教室のドアが開き、ネギ先生が入っていくる。


「おはようございまーす。」


「「「「「いらっしゃいませー ようこそ、3-Aメイドカフェ 『アルビオーニス』 へ!!」」」」」


「・・・頭が痛い。」

「私もだ・・・」 「私も・・・」 「皆さん元気がいいですね。」


いつの間にウチのクラスの出し物がメイドカフェに決まったのか・・・

委員長を筆頭に、みんなノリノリでネギ先生を相手に接客の練習を開始する。


「まぁまぁ、ネギ君 どぞどぞ♡」

「ホラホラ ミルクもいっとく?」


ネギ先生への接客をよそに、バーテン役の五月さんと長瀬さんが

シェイカーでカクテルを作り出す。

作ったカクテルを、ヤケになったエヴァが試飲をしていた。


「お、いけるな さすがだ。」

「ちょっとエヴァ! それ本物のアルコール?」

「ん、そうみたいだな。」

「・・・・何考えてるんだよ・・・バレたら停学食らうぞ。」


そうしている間も、ネギ先生への接客は続く。


「ネギくぅん 私もこのカクテル飲んでいーかなー。 サラトガ・クーラー」

「は、はぁ どうぞ。」

「よ、社長 太っ腹!!」

「ああ~~ん 胸の谷間に栓抜きが落ちちゃった、ネギ君取ってー♡」

「ぶっ!?」




「釘宮さん 一応ノンアルコールのカクテルなんだ・・・」

「しかし、メイドカフェというものはこういうモノだったのか。」

「ちょっと待てよ! コレは明らかに違うだろう!?

キャバクラかなんかと一緒にしてんじゃねーよ!」

「千雨さん、キャバクラとはどういったものなのでしょうか?」

「そんなこと私に聞くなよ、ボケロボット!」 //


誰がどこで間違った知識を入れたのか、

接客はどんどんエスカレートし、それに比例してネギ先生への代金もエスカレートしていく。


「ネギ君見て見てー、まだ色々衣装用意してあるよー」


そこにはメイドと思われる要素がかなり減り、大河内さんのバニースーツで

一気に教室内の色気を増した。


「一万二千円になります。 払え。」

「うひいいっ!? 見ただけでですかっ!?」

「何で私だけバニー・・・」


その後もどんどんエスカレートしていき、ブルマ、ナース、巫女、スク水、赤ずきん(?)

など、明らかにコスプレ喫茶、もしくは性風俗店に様相を呈してくる。


「2万円ネ 払え。」

「ひぃ~・・・・・・ぼ、僕のお小遣いが・・・・」




「千雨は参加しないの?」

「先輩・・・何か勘違いしてないか?

それにこんなのメイドカフェじゃねぇ、

私に全権を委ねれば客の五百や千なんかすぐにでも・・・」

「あ、突っ込むところそこなんだ・・・」



「お前ら 朝っぱらから何をやっとるかーーっ!!」



「ひいぃっ!?」

「新田先生 私たちは真面目に学園祭の出し物の討議を・・・」

「もうHRは終わっとる!! ネギ先生もネギ先生です!」

「はうぅっ!」

「全員正座ーーッ!!」


「「「「「ギャーーッ」」」」」


流石にここまで騒げば他のクラスにも聞こえるのか、

新田先生が怒鳴りこんできて、この騒ぎは収束した。




翌日のHR


「なかなか決まらないので、みんなのアイデアから僕が厳正に選考と抽選をした結果

3-Aの出し物を 「お化け屋敷」 に決めたいと思うのですが、

ど・・・どうでしょうか!?」


「「「「「「「いいんじゃない?」」」」」」」


「よぉ~しっ!! そうと決まれば思いっきり怖い奴を!!」

「お化け屋敷ならお化け屋敷で色々やりようはあるってもんよ~♪」

「おーー♡」


こうして3-Aの出し物はお化け屋敷に決まった。






2日後


麻帆良スポーツ

3-A教室に「霊」再び!?


度々廊下に張り出される新聞部による掲示物。

それに我が3-Aに幽霊が現れるという記事が載った。


「姉様、あれってまさか・・・・」

「あ~、容姿からすると間違いなさそうだね。」

「・・・おい、そこの姉妹。

まさか本当に幽霊がいるなんて言うんじゃねーだろうな?」

「は? 何言ってるの?」

「そ、そうだよな。 いるわけねーよな!」

「いるに決まってるだろう。」

「・・・・・!? ・・・・あはは、冗談が過ぎるぜ、エヴァ。」

「? いるわよ、ウチのクラスに。」

「・・・・・なん・・・・・だと・・・・・?」 lll


千雨の表情が一気に青白くなる。


「・・・なんだ千雨、お前幽霊が怖いのか?」

「ば、バカ言うな! そんなもの・・・・別に・・・・・」

「ップ、千雨も意外な所で女の子だね。」

「わ、笑うことねーだろう、先輩! いいじゃねーか別に! 幽霊が怖くたって!!」 //

「ごめんごめん、別に千雨が幽霊が怖いから笑ったんじゃなくて、

変に意地を張るから可愛くて・・・・プッ。」

「・・・・・っ~~」 ///

「あのなぁ、良く考えてみろ?

ココに吸血鬼がいて、魔法使いも居るんだぞ?

魔法世界で獣人も見たし、この間は悪魔も出ただろう?

幽霊がいたって別におかしくはないだろう?」

「・・・・・まぁ、そう言われれば・・・・。」

「そうだよ、それにこの子は別に害はないし いい娘だから怖がらなくてもいいよ。」


少しホッとしたのか、千雨の顔色も普段どおりに戻る。


「だけど、先輩たちのその言い方、何か知ってるのか?」


千雨の問に、私とエヴァの表情が少し曇る。


「・・・・まぁね。 この子、相坂さよちゃんって言うんだけど、

この娘には少し悪いことしたかな~ と思って。」

「・・・? この幽霊の生前に会ったことがあるのか?」

「ん? 無いよ。」

「・・・千雨、そこまでにしておけ。」

「? なんかエヴァらしくないな。」

「私もエヴァも、直接的には関係ないんだけど、間接的に・・・ね。」

「まぁ、二人が聞かないで欲しそうだからこれ以上は聞かないよ・・・」

「ん、ありがと千雨。」


気を聞かせてくれた千雨のおかげで、その話はそこで終わるものだと思っていたが

その日の午後、

千雨から幽霊の件について私達の様子がおかしいと聞いていた

夕映から連絡があり、今夜 幽霊の除霊を行うという話を聞いた。


「あ~まずいな、どうしようか エヴァ?」

「ん~・・・・私としても無理やり除霊はちょっと・・・・な。」

「もう少し早く彼女の事に気がついてればね・・・

中学に入学してあのクラスに入ってようやく気がついたからね。」

「あぁ、その頃にはもう自分が何に執着して地縛霊になっているかすら

分かっていないようだったからな。」


中学に入りあの教室で初めて相坂さんを確認し、調べた時には既に手遅れで

彼女が何に対して執着心を持ち、地縛霊をやっているのかわからない状態だった。

当時、私が関与することも考えたが、当時の学園との関係で

動くことが躊躇われたため、彼女には少し罪悪感が有る。


中学に入り相坂さんを確認後、私とエヴァは彼女の様子をしばらく観察し、

執着の元を確認するつもりだったが、未だに何に執着しているのかわからない。


本人に聞くということも考えたが、彼女の様子を見る限り

彼女自身にも解ってないようだったし、原作との乖離を恐れた私は

措置を先送りにした。


そういう意味でも、死因と状況の先送りという意味で彼女には

辛い思いをさせているが、ココに来て万が一除霊されるようなことになれば

彼女にも悪いし、後々問題にもなるので、影から除霊の阻止と言う方向で動くことにする。


「それじゃあエヴァ、除霊の阻止はしておこうか。

彼女が望むならいいけど、強引な除霊は気が引けるし彼女にも悪いしね。」

「わかった、私も間接的にアイツの死に関係しているからな。

ここで強引に除霊されるのは本意ではないしな。」


私達は茶々丸を連れ相坂さよの除霊を阻止するために

夜の学園へと向かった。




3-A教室 屋外

私達は認識阻害を使って、教室の外から監視している。


「・・・エヴァ、どう?」

「・・・姉様だって見えるだろう?」

「こういう時は吸血鬼の能力を当てにしないと。」

「・・・はぁ、まぁいい。 今宮崎がアーティファクトで相坂の思考を読んでいるようだな。」


本屋ちゃんが相坂さんの思考を読んでいるようだが

風向きがおかしい、怯えた様子で本を閉じ、周りが慌てている。


「マスター、宮崎さんは悪霊だと言っていますが?」

「なに? まずいな・・・って!」


茶々丸の高性能マイクで声を聞いてもらっていたが、

本屋ちゃんは彼女を悪霊だと思ったようで

それに慌てた相坂さんが、無理に力を引き出し、ポルターガイストを起こす。


「あ、あのバカ幽霊! 今そんなことをしたら逆効果だろう!」

「うわぁ~~、酷い事になってきたな~。」

「おい、姉様、現実逃避するな!

くそ、大騒ぎになってきてるぞ、・・・まずいなあいつらが出てくる。」


除霊に参加していたクラスメイトは大騒ぎ、

相坂さんが誤解を解こうと色々するが、すべて逆効果になる。


クラスの人間ではどうにもできないと判断したのか、

とうとう龍宮さんと桜咲さんが出てきてしまった。


「まずい、龍宮が本気になったら視認されるぞ!

・・・・クソッ 言ってるそばから!」

「二人共行くよ! 彼女をとりあえず逃がして龍宮さん達から匿うよ。」


相坂さんが龍宮さんに視認され、攻撃をされたので慌てて教室から逃げ出す。


私達は相坂さんが逃げる方に先回りして

別の教室に認識阻害結界を敷いて相坂さんを誘導する。


「茶々丸! 相坂が次の角を曲がったところで閃光弾を撃ちこめ!」

「マスター、私には相坂さんが見えませんがどうしましょう?」

「あぁ~~!? そうだった!!」

「エヴァ! そんな所で漫才してないで!

茶々丸、私の合図で2階の階段踊り場に閃光弾!」

「了解しました、ソプラノ様。」


相坂さんが上から階段を降りて角を曲がる直前!


「茶々丸今!」

「閃光弾、発射します。」


相坂さんの逃げる速度と、指示と発射までのタイムラグが

ちょうどいいタイミング出会い龍宮さんと桜咲さんの目の前で閃光弾が破裂する。


「相坂さよ! こっちだ!」

「は、はい!」


龍宮さんと桜咲さんが目の回復を待っている間に、

エヴァが結界内に相坂さんを呼び、うまく誘導することができた。

この結界内なら誰にも気づかれずに済むので

相坂さんを落ち着かせて、事態を終息するように説得する。


「大丈夫か? 相坂?」

「は、はい、おかげさまで・・・って! 一緒のクラスのエヴァンジェリンさん!?」

「ああ、そうだ。」

「大変だったね~、相坂さん。」

「え? ソプラノさんも? 私が見えるんですかっ!?」

「そうだよ、私とエヴァの二人には見えてるよ。」

「本当ですか? 私が見えてるんですか!?」


数十年ぶりに人と会話ができて嬉しいのか、

相坂さんはかなり慌てた様子かと思いきや、いきなり泣き出す。


「ふえぇぇ~~ん 私・・・私ぃ、やっと私のことが見える人にぃ~!」

「あぁ、ほら、泣かないで、ね?」

「だって、だってぇ~!」

「あぁ、面倒くさい! 相坂さよ! 今はそれどころじゃないだろう!」

「だってぇ~!」

「やかましい!」


すかっ!


エヴァが相坂さんを叩こうとするがすり抜ける。


「っち、幽霊はさすがに普通では殴れんか。」

「ほら相坂さん、落ち着いて、話なら後でもできるから 今は私達の話を聞いて。」

「・・・グスッ・・・はひ・・・・・・・・グズ・・・」

「とりあえず、相坂さんはどうしてあのクラスにずっと居るの?」

「・・・・私・・・気がついたらあそこにいて・・・でも誰にも気がついてもらえなくて・・・

寂しくて・・・・皆が楽しそうなのが羨ましくて・・・・私も友達が欲しくて・・・・・

でも気がついてもらえなくて・・・寂しくて・・・・」

「わかった、友達が欲しいんだよね?」

「・・・・はい。」


話がループしそうな所で遮る。


「じゃあ、落ち着いてゆっくりと皆にそう言うといいよ。

私達も少し力を貸すから落ち着いて・・・ね。」

「え? でも私誰にも見えなくて・・・」

「エヴァ、できそう?」

「あぁ、多少強引だが少しくらいなら大丈夫だろう。

霊魂と言う概念は私にはわからんが、

相坂を強化する感じで多少強引に魔力を注ぎこめばなんとかなるだろう。

千草の受け売りだがな。」

「千草さんを連れてこようと思ったけど、

流石に桜咲さんたちと顔わ合わせるとまずいからね。」


エヴァが少し強引な身体強化魔法を利用して魔力を注ぎこむと

相坂さんの存在感が少し強化され、より はっきりと見えるようになった。


「よし、今なら落ち着いて集中すればぼーや達にも見えるだろう。」

「あわわ、なんか力が湧いてくるような気がします!」

「いい、相坂さん。 時間がないから簡単に説明するけど、

ネギ先生達をこの教室の近くに誘導するから

落ち着いてゆっくりと、友達になって欲しいって言うのよ。

ネギ先生達ならきっと分かってくれるから。」

「え・・・でも・・・・・私ぃ・・・・」

「相坂さん! 友達が欲しいんでしょう?

だったらここで少しだけ勇気を出して、ね?」

「・・・・・・・でも・・・・」

「このままだったら、また前みたいに また誰にも見えなくなっちゃうよ?

今ここで勇気を出して皆に認識してもらえれば、少しは見え易くなるはずだよ。

私達も力を貸すから勇気を出して。」

「・・・・・ソプラノさん達は、私と友達になってくれないんですか?」

「今の相坂さんじゃだめだよ、相坂さんは私達に友達になって欲しいって言ってくれた?」

「・・・いいえ。」

「じゃあどうする?」

「・・・・・友達に・・・私と友達になってくれませんか?」

「いいよ♪ 相坂さんがよければ私が友達になる。」

「・・・まぁ、私も・・・なんだ、なってやらんこともない。」 //

「? 私でよろしければ。」

「・・・本当ですかっ!!」


私達の答えに相坂さんが心底嬉しそうな表情になる。


「ええ、本当だよ。

ね、勇気を出せばできたでしょう?」

「・・・・あ、はい!」

「さぁ、次はネギ先生やクラスの皆だよ。

今ならみんなにも見えるはずだから頑張って、私達もここから見てるから。」

「はい、頑張ってみます!」

「茶々丸、外で少し物音を立ててネギ先生を近くに誘導できそう?」

「はい、今なら同じ階にいますので簡単に誘導できます。」

「じゃあ、お願いね。」

「かしこまりました、ソプラノ様。」


茶々丸が指示通り廊下で物音を立て、ネギ先生をこちらに誘導する。

龍宮さんと桜咲さん、朝倉さんが一緒に居るようだ。


「じゃあ、皆が教室に入ってきたら落ち着いてね。

皆に思いを伝えたいって集中すれば今なら大丈夫だから。」

「はい、頑張ります。」


私達で成功しヤル気を出した相坂さんを教室に置き、

私達は窓から外に出て様子を伺う。






「ネギ先生! この教室から気配を感じます。」

「わかりました、まず僕達が話しますから、いきなり攻撃はしないでくださいね。」

「「はい。」」

「ネギ君、行こう。」

「はい。」


教室の扉が開きネギ先生と朝倉さんが入ってくる、

後ろには桜咲さんや龍宮さん、駆けつけたクラスメイトも一緒に来ているようだ。


「相坂さん・・・ですか?」

「・・・はい。」

「さよちゃんは友達が欲しかっただけなんだよね?」

「え?・・・・・あ、はい!

あの! 私と友達になってくれませんかっ!?」


ネギ先生と朝倉さんが微笑んで相坂さんに答える。


「僕で良ければ。」 「私で良ければ。」

「あ・・・・・はい! ありがとうございます!!」


二人の答えを聞いて緊張の糸が切れたのか、

力が抜け、相坂さんが以前のように視認しにくくなる。


「消えた・・・」

「ネギーッ どうなったの?」

「アスナさん。」


『無事成仏したようです。』

『そう・・・よかったね・・・・・』


ネギ先生や駆けつけたクラスメイト達はいい笑顔で天を仰いでいる。


龍宮さんだけが、まだ居ることを確認しているが、

なにかいい話っぽい雰囲気が出て 皆 雰囲気に酔っているようで、

龍宮さんの話を聞く人はいなかった。






「なんとかいい感じで収まりましたね、エヴァにゃん。」

「あぁ、コレでもう相坂が除霊されることはないだろうな。

あと、にゃんって呼ぶな。」

「所でマスター、相坂さんとは どなただったんですか?」

「は? どなたって相坂だろう?

お前も友達になるって言ってたではないか?」

「いえ、マスターとソプラノ様が寸劇でもやっているのかと思い、

空気を読んで言ってみただけですが。」

「・・・・・どうしてそういう方向でばかり お前は気を効かせるんだ。」

「・・・・・まぁ、いいじゃない、うまくいったんだから。

茶々丸には帰ったら説明してあげるよ。」

「? はい、お願いします。」




今夜何が起こったかイマイチ理解しきれていない茶々丸。


この後何回か説明したが、科学の申し子である茶々丸に

彼女を説明するのはすごく骨が折れた・・・・・



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  1. 2012/03/19(月) 20:38:45|
  2. 二次創作小説 ネギま
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