たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  028




side 夕映


麻帆良学園 女子寮近郊 夜




攫われたのどか達を追って、私は木々に隠れながら見失わないように追っていく。

ちょうど雨音が私の足音を消してくれるので、

隠密行動がまだ苦手な私にはちょうどいいです。


そうしてしばらく追っていくと、

広いステージのような場所にのどか達は連れられていった。


(ココは大学部のステージですか?)


ステージ脇の裏口から入れないか調べる・・・・鍵がかかっているようで

ここから入るのは無理そうです。


そうして隠れて近づける場所を探していると、黒い帽子でコートを着た初老の男が

・・・神楽坂さん? と液体のような物に包まれた刹那さんと那波さんを連れてきた。


(コレはまずいです・・・人数が多すぎて私一人じゃ運べないです。)


そうして様子を見ていると、液体のようなもの それぞれから 小人? のような

小さい少女達が現れ初老の男の元へと向かう。


(ますます、まずいことになったです。 敵が4人も居て人質が7人・・・最悪です。) lll


何か話しているようなので、少しでも情報を仕入れるために音に集中する。



「私達特製のその水牢からは出れませんヨ。 私あめ子。」

「すらむい。 溶かして食われないだけありがたいと思いナ。」

「ぷりん・・・」

「一般人が興味半分で足突っ込むからこーゆー目に遭うんダゼ。

ま、強力な魔法でも使わない限りこの水牢は中から絶対壊れねーヨ。」



・・・! 強力な魔法を使わないと 中から は破れない。

ならば 外から ならばどうですかね・・・。



「こんなことをして何が目的なのよ!」

「なに たいしたことではない、仕事でね。

『学園の調査』が主な目的だが・・・

『ネギ・スプリングフィールドと』 キミ・・・ 『カグラザカアスナが今後どの程度の

驚異になるかの調査』 も依頼内容に含まれている。」


(あ゛ぁ~ やっぱりネギ先生ですかっ! 何かあると大抵あの先生ですね!!

オマケにアスナさんも仲間とは、のどかには悪いですが今後ネギ先生は

要注意人物に指定させてもらいます。)


「・・・・が あの時からどの程度使える少年に成長したかは、私自身 非常に楽しみだ。」


おっと話を聴き損ねるところでした、

どうもあの初老の男とネギ先生は知り合いのようですね。


(ん? 空が光ったです? ・・・・・ってネギ先生!? ・・・と誰?)


空から魔法の射手が降ってくるが 初老の男は片手で受け止める。


「あぅ・・・!?」


(状況も確認せずにいきなり攻撃って、何考えてるんですか、ネギ先生!

・・・ん? 何で神楽坂さんが反応するですか? それにあの首飾り・・・光ったです。)


もう少し情報が必要なようです、それにネギ先生が来てくれたおかげで

人数も増えてきたし敵の4人もネギ先生に集中しているようなので

のどかを助けやすくなったです。


「貴方は一体誰なんです!? こんなことをする目的は!?」

「いや、手荒な真似をして悪かった ネギ君。

ただ人質でも取らねば 君は全力で戦ってはくれないかと思ってね。

私はただ君達の実力が知りたいだけだ。

私を倒すことができたら彼女たちは返す、条件はそれだけだ。

これ以上話すことはない。」


先程の話通り、では、目的は決まりでしょう。

ですが勝てなければのどか達を返さない、やる気をださせる口実だとも言えますが

言葉通りの可能性もあるです、のどか達の救出はやはり必要です。


私が必死に敵の情報と のどか達を助ける案を考えているのに

ネギ先生達はどちらが先に戦うかでモメる始末・・・

まぁ、後半 ネギ先生が一緒に行こうと誘ってる所はいいですが、

もう一人の方はあてに出来なさそうです。


そうしている間にも少女たち3人がネギ先生達襲いかかる。


初撃こそ食らったものの、ネギ先生達は近接戦闘で少女たちを押していく。


(あの子達・・・打撃が効いてないですね。 ネギ先生達がスライムだと

言っているようですから打撃は効かないでしょう・・・

しかし私に取ってはカモです。 炎の魔法ならば行けそうです。)


ネギ先生と少年Aはスライム娘達を蹴り飛ばし、初老の男の方へ向かう。

すぐに立てなおしたスライム娘達だが少年Aが分身 (?) して迎撃

ネギ先生が魔法の杖と瓶のようなものを持って初老の男へ攻撃するようだ。


「はぁぁ!」


ネギ先生の叫び声と共に、無詠唱で杖から魔法の射手が発射される。

初老の男は片手で受け止めるが懐に入り込んだネギ先生が、

小柄な体系を生かした歩法で背後に回る。


(ああいう所はうまいですね、魔法の射手をうまく目くらましにしてます。

私にもアレならできそうです、要練習ですね。)


背後に回ったネギ先生が瓶のようなものを初老の男に向ける。


「僕達の勝ちです。」

「ネギ!」

「封魔の瓶!!」


ネギ先生の詠唱と共に初老の男が瓶に吸い込まれていく・・・が


「え・・・・ひゃ・・・ああぁぁぁぅっ!!?」


アスナさんの悲鳴と共に、すぐに初老の男は瓶から出てくる。


「アスナさん!?

え・・・な 封印の呪文がかき消された!?」

「ふむ・・・実験は成功のようだね。

放出型の魔法に対しては完全だ。」


(やはり・・・!)


アスナさんに掛けられた首飾りを元に魔法の効果が消されている。

アスナさんが反応している所や、修学旅行の話、のどかの話、ソプラノの話

これらを総合すると、アスナさんの魔法無効化能力を首飾りを経由して

あの初老の男が使えるということですね。


私が思考している間に初老の男が本気で戦う気になったようで

ネギ先生と少年Aを圧倒していく。


二人も善戦しているが、遠距離からの魔法がすべて消されているのできついようです。


初老の男が私の推論を裏付けするかのように、アスナさんの魔法無効化能力について

ネギ先生達に語りだす。


その様子からも初老の男が本気でネギ先生潰す気はなく、

力を見るためだということが分る。


「さて、私に対して もう放出系の術や技は使えないぞ?

男なら・・・拳で語りたまえ!」


そう言い放つと初老の男はネギ先生に攻撃を再開、しかしネギ先生もうまくかわしている。

その間にネギ先生の使い魔のオコジョがアスナさんに向かって行くが、

あっさりとスライム娘に捕まる。


ネギ先生達も初老の男に攻めつづけられ、徐々に体力を奪われる。


(まずいですね・・・あの初老の男強すぎです、私の火力ではどうにもできないです。

今私にできるのは・・・のどか達を逃がし、学園の先生たちに連絡することでしょうか。

あとはアスナさんの首飾りを外せばネギ先生達も戦いやすくなるですね、

そうなれば時間稼ぎもお願いできそうです・・・)


私のできることを確認、

せめて刹那さんが目を覚ましていてくれればよかったんですが ここが潮時です。

私がアスナさんの首飾りを外すに動こうとした・・・・・その時!


ネギ先生達の方から凄い魔力が溢れ出している。


その方向を確認すると、初老の男は帽子を取り顔は人間ではない異形の者。


その顔を見ているのか、ネギ先生は明らかにおかしい様子。


「あ・・・あなたは・・・・」

「そうだ、君の仇だ ネギ君。

あの日、召喚された者達の中でも ごくわずかに召喚された爵位級の

上位悪魔の一人だよ。」


あの悪魔がネギ先生の村を襲った一人ですか・・・

話は続いているようだが、ネギ先生が今にも突っ込んでいきそうな感じです。


コレはまず・・・・・・いや! ココが私にとっての勝機ですっ!!


悪魔の話が終わりネギ先生が動くその直前!!


「戦いの歌! 続いて 魔法の射手 火の6矢ですっ!!」


横合いから思いっきり殴りつける。

非力な私が戦闘で最大の効果を発揮する唯一の方法!


私の放った火の矢が2本ずつ水牢にあたり水牢が弾ける、

それに気を取られたスライム娘を無視して神楽坂さんの首飾りを毟り取る。


「っ!?・・・あぅっ!! ・・・って夕映ちゃん!?」


ネギ先生は私の出現に気を取られた悪魔を一方的に殴りつけている。


(時間がないです、ネギ先生は放っておいて私のやることをやるです。)


「続いて魔法の射手 火の2矢!!」


自身の主(?)の悪魔が一方的にやられ、いきなり現れ水牢を破壊した私に

あっけに取られ判断に迷っているスライム娘達をよそ目に、アスナさんの拘束を

魔法の射手で解く。


「のどか!! 封魔の瓶を私に!! アスナさん、古さん!!那波さんと刹那さんを!

あとは皆逃げて他の先生達を呼んでくるですっ!!」


ネギ先生達の方は暴走するネギ先生を少年Aが正気に戻している最中。


スライム娘たちはバラバラに動く私達の誰を狙っていいか混乱中。

その隙に のどかが封魔の瓶を取り私に渡す、アスナさんと古さんも指示通りに

動いてくれているようで、那波さん、刹那さんを抱えている。


混乱しているスライム娘は丁度良く3人固まってどうするか相談中。


(今まで最悪でしたが、今日は今この瞬間が最高にツイてるですね!)


スライム娘たちに向かって瓶を構えネギ先生のさっきの詠唱を唱える。


「封魔の瓶!!」

「いやあぁ~んデスゥ!」 「また瓶の中カヨ~ッ!」 「まぁ悪役デスシ・・・」


コレで敵は一人! 分散して逃げれば誰かが魔法先生を呼べるです。


「今だ!ネギ君!!」


(って、ちょ~~~~~っと待つですっ!朝倉ぁぁ~~~っ!!)


朝倉のバカ娘がネギ先生を煽って敵を倒すように指示を出す。


また、それに乗ったネギ先生と少年Aが調子に乗って悪魔に向かって突っ込んでいく。


6人に分身した少年Aが突っ込むが、悪魔に迎撃されネギ先生に悪魔が向かう・・・が

分身の中に1体本体がいたようで、

悪魔の攻撃を堪えて下方から悪魔の顎めがけて一撃を放つ。


「ご・・・おっ!?」

「ネギ!」

「うん!」


悪魔の上体が浮いたところへネギ先生の

無詠唱魔法の射手を肘打ちに乗せて悪魔に打ち込む。


そのままネギ先生は続けて魔法の詠唱を開始。


「ラス・テル・マ・スキル・マギステル 来たれ 虚空の雷 薙ぎ払え」

「ぬうぅっ!」

「うわぁぁっ 雷の斧!!」


轟音と共に雷が悪魔に落ち、悪魔はその場に崩れ落ちる。


私はその間に威力は低いが広域を火で包む魔法の詠唱準備に入る。

エヴァンジェリンさんに叩き込まれた 「相手が死ぬまで油断をするな。」 と言う

教えに忠実に動く・・・・まるで人形のように。


(あのお仕置きはもうたくさんです! ちゃんと止めを刺すですから、

お仕置きはいやですぅ~!!) lll


ネギ先生と人間の姿に戻った悪魔は何か話しているようですが

お仕置きに怯える私の耳には何も入ってこない。

ただ悪魔が立ち上がったら魔法を打ち込むことだけに集中するです。


「ふ・・・・ふふははは ネギ君、君は飛んだお人好しだなぁ、

やはり戦いには向かんよ。」


ビクッ!


「・・・」


危ないです・・・・危うくネギ先生ごと焼くところだったです。 lll


「コノエコノカ嬢・・・おそらく極東最強の魔力を持ち・・・

修練次第では世界屈指の治癒術師ともなれるだろう。

成長した彼女の力を以てすればあるいは・・・

今も治療のあてのないまま静かに眠っている村人達を直すことも可能かもしれぬな。

まぁ、何年先になるかは わからんがね。」

「・・・!」

「ふふ・・・礼を言っておこう ネギ君。

いずれまた成長した君を見る日を楽しみとするよ。

私を失望させてくれるなよ少年・・・

・・・そしてそこの名も知らぬ少女よ。」


悪魔が私の方を向いて語りかける。


「私に気配も察知させず虎視眈々と勝機を狙い、

そして状況をひっくり返したその知謀、見事。

君のその才に敬意を表して 君の封印したスライムの使い魔3体を君に進呈しよう。

君ならきっと私以上に彼女たちを使いこなしてくれることだろう。」

「・・・・全く、いい迷惑です。」

「ふふ・・・はははっ! そう言ってくれるな、最後に君の名を教えてくれんか?」

「・・・魔法使いが簡単に名乗るなと呪術の師匠に教えられているです。」

「ははっ、いい師匠を持っているな。 ならば次に会った時に聞くとしよう。

できたら君のような才ある娘の使い魔として召喚されたいものだ。

ふふふ・・・・・あはははははっ!!」


最後にそう言って悪魔は姿を消したです。




刹那さんを起こし、那波さんだけ寝かせたままで

皆がネギ先生の元に集まり無事を喜んでいる。


そんな中、私は悪魔が消えたのを確認して、周囲も確認。

敵が完全に居ないことを確認してネギ先生の元へと歩いていく。  #


「皆さん無事でなにより・・・あ、夕映さん! 

すごかったですね夕映さん! いつの間にあんな・・・え?」


ゴスッ!!


殴った、ネギ先生を思いっきり、魔法の身体強化がある状態で殴ったです。


「ネギ先生は何を考えているんですか!!

状況も確認せずにいきなり魔法の攻撃!

敵を前にして味方と口論! 敵の言葉に乗って暴走!

せっかく私が皆を助け、分散して逃げて味方の魔法先生を呼びに行こうかと

思っていた時にそこのバカ倉の指示に乗って格上の相手に正面から立ち向かうなど!

負けたらどうするつもりだったんですかっ!!」

「おい、小さいねーちゃん! 勝ったからええやんか。」

「黙るです! チビガキ!!」


ゴスッ


余計な口を挟んだ少年Aの頭を殴りつける。

地面を転げまわり悶絶している。


「そんなものは結果論です!! あそこでネギ先生がうまく敵を引きつけつつ

結界の外へ誘導してる間に私達が分散して逃げて、魔法先生達を呼んだほうが

多くの人が確実に助かるのは分かってるはずです! どうなんですかネギ先生!!」


今の私は普段の私からは想像できないのか、

寝ている那波さん以外、皆黙ってバツの悪そうにしている。


「は、はい! そのほうが確実だと思います!」

「ならば何故、戦闘の素人であるバカ倉の口車に乗ったですか!!」

「そ、その・・・・アレは・・・・・・つい・・・」

「ついじゃないですっ!!」


ゴスッ!


「っつ~~~~!!?」

「仮にも教師が つい で皆を危険にさらしてどうするんですか!!

このことは学園長にも報告しますから覚悟するですよ!

しっかり戦闘時の心構えでも教えてもらうといいです!!」

「はい! 了解しました!!」

「それから バカ倉ぁ!!」

「あ、あの夕映・・・ちゃん、私は朝倉で・・・」

「黙るです!!」

「はいっ!」

「バカ倉は何故あそこであんな指示を出したんですか!!

貴方は何か戦闘の訓練を受けたり軍の士官学校にでも通っているんですか?」

「いいえ、特には何も・・・」

「だったら素人は黙ってるです!!

あそこでもしネギ先生が負けたらどうするつもりなんですか!?

のどかや他の皆にに何かあったらどう責任を取るつもりなんですか!?」

「・・・いや、アレは・・・・・ノリというか。」

「ノリで皆の命を危険に晒したんですかっ!?

アホですか!? バカなのですか!? 死ぬのですか!?

この事はきっちり学園長に連絡してお灸を据えてもらうから覚悟するです!!」

「はい!! すいませんでした!!」

「まったく! このかさんの護衛はどうなってるんですか? 刹那さん。」

「いえ、あれは・・・・お風呂場だったので・・・」

「・・・・それは言い訳になるんですか? 少し頭冷やしますか?」

「・・・・・・・なりません。 もう十分冷えました。」 lll

「貴女、私より強いですよね? この中では一番強いはずの貴女が

率先して捉えられてどうするんですか!

このかさんの護衛だというなら

風呂場でもナイフの一本、呪符の1枚でも持ち込んでいるんですか?」

「いいえ・・・流石にお風呂場には・・・」

「それでこの様ですか?」

「・・・・なんとも言い訳の仕様もございません。」

「次は無いと思ってほしいです。」

「かしこまりました!」


私は順番に一人づつ全員を睨みつける。


「そこで寝ている那波さん意外全員魔法に関係しているんですよね?

今後はもう少し気の入った訓練をしてほしいです。

この世界がどれだけ危険なものかよく分かったはずです、

今回は運が良かったですが、この中の誰かが死んでいても不思議じゃなかったんですよ?

そのあたりをもう少し考えて訓練して欲しいです。」


「「「「「「「ハイ! わかりました!」」」」」」」


「分かってくれたならいいです、今日はもう帰るですよ。」


「「「「「「「はい!」」」」」」」


こうして私の初の実戦は無事に済んだものの 頭の痛い結果となったです。






side ソプラノ


「アッハッハッハッ!! 見たアレ? 夕映が軍隊の教官みたい。」 w

「内心ハラハラ半ばオロオロだったようですが・・・無事でよかったですねマスター。」

「茶々丸、お前な いい加減その方向のツッコミはよせ。

まぁ、夕映の成長具合とぼーやの潜在能力が見れたのは

思わぬ収穫だったよ。 ヘルマンとやらには 礼を言わねばな。

面白いものも見れたしな。 クク。」 w

「茶々丸、録画してた?」

「はい、最高画質で音声もちゃんと拾っています。」

「流石茶々丸、相変わらずいい仕事よ。」

「恐悦至極。」

「後でジジィにも見せてやろう、少しは訓練内容も考えるだろう。」 w

「それにしてもあの悪魔、夕映に可愛い使い魔もくれたようだし、いい経験になったよ。

・・・あの娘達可愛かったな~、私にくれないかな? 夕映。」

「姉様がくれといえば喜んで渡すと思うが、やめておけ。

アレは綾瀬が勝ち取ったものだ。

それにアイツにはちょうどいいだろう、打撃の効かない前衛だ、

通常の斬撃も効かないだろう。」

「しょうが無い、スライムプレイはお預けされておくか。」

「姉様が攻められる方になればいいんじゃないか?」 w

「い、嫌だよ! スライムに処女奪われるなんてっ!!」

「マスター、ソプラノ様、変態的な会話は外ではお控えください。」


「「す、すいません。」」 lll


「何はともあれ、夕映はすごかったね♪」

「あぁ、自分の手札をよく理解して最高に生かせる場所でカードを切ってきた。

アイツは魔力は人並みだが知恵で何倍もの効果を出す。

実に鍛え甲斐があるな! クククッ!!」

「・・・・夕映も明日から大変だ。

エヴァに目をつけられちゃ。」

「フフフ、綾瀬 夕映っ!! 今こそ貴様を認めてやるよ、

私がどこに出しても恥ずかしくない立派な悪の魔法使いに育て上げてやるぞ!!

綾瀬夕映っ!!    アーッハッハッハッハッ!!」





「マスター、近所迷惑です。」

「むぅ、す、すまん。」






こうして夕映の初めての実戦は見事勝利で終わり、

その賞品に可愛いスライムの使い魔3人と、

エヴァに本格的に目をつけられるという結果で終わった。




後日 別荘内


「な、何でですかっ!? 昨日より一気に修行の難度が上がってるじゃないですか!!」

「ハッハッハ、綾瀬夕映! 貴様の才はその程度じゃないだろう?

さぁ、この攻撃を躱して見せろ!!」

「む、無理です!! あたり一面氷漬けにする魔法なんて回避しようがないですっ!!

いや、いやぁぁぁっぁぁ~~~っ! 助けてです ソプラノぉ~~っ!!」


少し離れた場所でお茶をしている、私と千雨と千草。


「あ~・・・とうとう綾瀬も通過儀礼を受けたか、意外に早かったな。」

「ウチもこないだアレ やられましたえ。

エヴァはん無茶苦茶やりおるから、ほんま堪忍して欲しいわ。」

「まぁ、アレもエヴァなりの愛情表現なんだよ。

あ、ホラ♪ すらむぃ あめ子 ぷりん おいで~♪」


呼んだら素直に私の元にやってきて、私によじ登る3人。


「ホラ、ジュース飲む? それともこっちのミネラルウォータの方がいい?」

「水をクレ~。」 「私も~。」 「・・・じゅーす。」

「あ~もぅ この子達可愛いな~♪」

「ホラ、水だぞ、ちゃんと冷やしてあるぞ~。」

「ほらほら、こっちはジュースやで、誰も取らへんからゆっくり飲むんやで?」


氷漬けになった主を放って私達の所でお茶を楽しむスライム娘達。

新たな家族を迎え、今日もエヴァ家は平穏であった。






「さ、寒いですぅ~。

なんで誰も助けてくれないんですかぁ~!!

ソプラノぉ~、助けて欲しいですぅ~。」


スポンサーサイト
  1. 2012/03/18(日) 18:51:33|
  2. 二次創作小説 ネギま
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:1
<<ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  029 | ホーム | ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  027>>

コメント

戦闘描写

 描写が大雑把なのは改善してもっと細かく丁寧に書いた方が良かったと思いますが、夕映の戦闘方法が上手く考えられてるのはすごいと思いました。
 上記のようにもっと細かく描写すれば素晴らしい戦闘描写になっていたかと思います。
 
  1. 2012/07/28(土) 03:05:55 |
  2. URL |
  3. ナオ #SFo5/nok
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://current9.blog.fc2.com/tb.php/30-364cc43c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。