たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  027



麻帆良学園 女子中等部 3-A




修学旅行から日も経ち、クラスメイトが思い出話をすることも減り、

学園の様子も、通常の授業風景に戻りつつある。


そんな中、神楽坂さんが明らかに 「私 怒ってます。」 オーラを出して教室に入ってきた。


「ねぇ、夕映、神楽坂さんどうしたの?

なんかすごい不機嫌なんだけど。」

「アスナさんですか? のどかの話だと、何かネギ先生が怒らせたようですよ。」

「あの二人もよくやるね~。

喧嘩するほど仲がいいとでも言うのかな。」

「そうですね、なんだかんだであの二人は仲がいいですから。」


学校全体にHRの開始を知らせる鐘が鳴り、クラスメイトもそれぞれの席に着いて

先生の到着を待つ。

しばらくし、挙動不審なネギ先生が到着、神楽坂さんの不機嫌オーラが増し、

ネギ先生がおかしな態度をとるが、それ以外は問題なく授業が行われた。




昼食時 屋上




青空の下、いい風が流れて気持ちがイイ、思わず昼寝をしなくなるような陽気の下

屋上でエヴァと茶々丸を待っていると、超と葉加瀬が先にやってきた。


「ソプラノが一人とは珍しいネ、後の人はどうしたネ?」

「ん~、茶々丸が少し学園長に呼ばれてね~、エヴァも一緒についていったよ~。」

「何か眠そうですね。」

「こんなにいい天気だとね~、午後は休んで保健室で寝てようかな。」

「いい身分だネ。」

「羨ましいですね、私もこんな日は研究室に篭っていたいー・・・」

「それは何か違うと思う・・・

そうだ、いい機会だから聞いとこうか、超の計画の方は順調?」

「今の所 問題なく進行してるヨ、茶々丸のデータが役に立ってるから

そちらの方は予定より早く進行してるネ。」

「そっか~、順調なのはいいことだね。」

「そうネ、私もいい機会だからついでに聞いておこうカ、

ソプラノは私の味方にはなってくれないのかナ?」

「だって、超の計画って何やるか聞いてないんだもん、

それに協力しろって言ってもね~。」

「エヴァンジェリンには必要だったから話したが、本来はあまり計画の話は広めたくないネ。

だから 私からはあまり多くのことは話せないヨ。」

「それはつまり私はあまり必要じゃないということでしょう?

だったら今は中立でいいかなーと思いまして。」

「・・・・本当のことを言うとソプラノは ぜひこちら側に来て欲しいネ。

私の作戦に必要というわけではないが、敵に回ってほしくないという意味でネ。」

「そう思うんだったら、計画の概要は話して協力を求めないと。」

「そこが悩み所だヨ、話して協力してくれなかったリスクを考えると

話せない、だけどこちら側に来て欲しい、色々な意味でもネ・・・」


私と超はしばらくお互いを見つめ合い、不意に同じタイミングで笑みが溢れる。


「今回は縁がなかったようだね。」

「そうだネ、賭けに出るにはBetが大きすぎるヨ、ソプラノは。」

「残念だな~、超を落とすにはもう少しBetを安くしないとだめなのか。」

「安い男の娘は嫌いネ。」

「我侭だな~。」

「そういう女だから落とし甲斐あるんじゃないかナ?」

「あんまり難易度が高いと男も寄ってこないよ?」

「その時は科学と心中するヨ。」

「やれやれ。」

「それが超さんですから。」


青空の下で少女 (?) 3人で笑って過ごす。

心の中こそ見なければ絵になる風景だった。





季節の変わり目なのか、天候の変化も激しくなり

雨の日が増え 屋上で食事を取ることが難しい季節になってきた。


神楽坂さんとネギ先生の様子もいつも通りに戻り、

周りの生徒もやれやれといった所、

魔法関係の事件も無く、このまま穏やかに過ごせたらどれだけいいか・・・と

家でお茶を飲みながら穏やかな日常に感謝していると、学園結界に妙な変化が現れた。


「・・・ん? 今なんか変な変化がなかった、エヴァ?」

「あぁ、妙だったな、異物が入り込んだにしては反応が小さいし

普通の人間にしては妙だ。」

「とりあえず、皆には警戒だけは怠らないように連絡しておこうか?」

「そうだな、ジジィはどうする? 無視でいいとは思うが。」

「ん~、自分で気が付け、って意味で放っておこうか。

私達に被害が来なければ基本的に放置でいいっしょ。」

「ん、じゃあ私は探知用のコウモリでも放つか。」

「じゃあ、連絡は私がしておくよ。」


役割を決め、私は千雨や夕映に念話で連絡、千草、茶々姉妹には口頭で連絡する。


「旦さんにエヴァはん、お疲れさん。」

「お疲れさまです。」


それぞれの役割を果たして、夕方のお茶を再開しようとした時、

茶々丸がチャチャゼロを頭に載せて千草と一緒に、お茶とお茶菓子を持ってやってきた。


「ありがと~、三人共も座んなよ。」

「おおきに、ほな失礼して。」

「失礼します。」 「オウ。」


千草が私の横に座り、茶々姉妹もエヴァの横に座る。


「何か、侵入者がおったとか聞いたんやけど?」

「今の所はどっちかわからないって言うのが本音かな、反応が妙でね。」

「そうですか、とりあえず旦さんがさっき言うたように警戒だけしておきます。」

「ついでに貴様の修行の成果を見てやる、この家の結界はお前が敷け。」

「任せてや、旦さんの修行の成果、見せてやるよって。」

「ふん、口だけで終わるような醜態を晒すなよ。」

「出来の良さにびっくりせえへんように気をつけや。」


この二人は口は悪いがお互いそれなりに信頼しているようで、

多少言い合っても気にした様子もない。


コレが千雨だったら喧嘩になるし、夕映だったら落ち込むだろう。

仲がいいんだか悪いんだか・・・


「そういえば千草、お前 最近仮契約の話をしなくなったな?

あの話の後、すぐにでもやると思っていたんだが。」

「あんな事の後でできますかいな、もう少しええ雰囲気やないと、

せっかくの儀式なんやから。」

「まぁ、わからなくはないが・・・な。」

「ん~・・・せやなせっかくエヴァはん言い出してくれたんやから、

今夜やらせてもろうてもええかもね。」

「また急だな・・・」

「何で今夜なの? 千草。」

「さっきのことがあったやろ、侵入者云々って話。

肝心の時の手札は多いほうがええし、今夜は月もええ感じで お日柄もええしな。」

「まぁ、貴様がいいならいいがな・・・多少ムカつくが。」

「そこはエヴァはんも一度は認めたんやから気持ちよう手伝ってや。」

「分かっている、だが、ムカツクものはしょうがない。」

「ウチも気持ちはわかるから、これ以上はよう言いまへんわ。」

「・・・・ふんっ。」


エヴァと千草が気持ちを入れ替えるためにお茶に口を付け、

静かな時間が流れる。


「・・・・ふぅ、それで、どこでやるんだ?

術式は私が書いてやるから言え。」

「そうですな・・・外のお庭を借りてもええやろうか?

月明かりの下でなんて雰囲気も十分やろう?」

「千草さん、外は雨が降っていますが?」

「ケケケ、ザンネンダッタナ。」

「え~そんな殺生な~。」

「ならば別荘の中でいいだろう?

用意くらいしてやる。」

「エヴァはん・・・・・ほんま、おおきに♪」

「・・・・ふんっ、私の偉大さが分かったら今後は態度を改めることだな。」

「・・・それを自分で言わなきゃいいんだよ。」

「っぐ・・・・」




オチが付いたところでその場は皆で笑って 別荘へ向かうことにした。




「私達は夜まで研究室にいるから姉様達は好きなようにしていろ。

いいか千草、夜まで余計なことはするなよ? 絶対にするなよ?」

「エヴァ・・・それじゃあやれって言ってるように聞こえるよ。」

「う、うるさいっ! 真面目に余計なことはするなよ!!」

「安心してや、今日はエヴァはんの顔を立てて

エヴァはんが想像するようなことはしまへんから。」

「・・・・姉様、信じているぞ。」

「そこはウチに言うんとちゃいますか・・・」

「お前は油断できん・・・油断すると肝心なとこで寝首を掻かれかねんからな。」

「ほんまに・・・」

「マスター、行きましょう。」


呆れた様子の千草と私を置いて、エヴァが茶々丸に引きずられて研究室に行く。


「・・・・・ッフフ。」 「・・・・・フフ。」


エヴァの様子を微笑ましく思い二人で見合って笑い、

私と千草は庭でお茶の続きをすることにした。


「ほんまに、エヴァはんは可愛らしい人やな~。」

「エヴァのああいうとこは本当に飽きないね~。」


その後も、エヴァとの約束 (?) を守って、私と千草は

夜まで穏やかなひとときを楽しんだ。




『おい、庭園に用意しておいたからあとは勝手にやれっ!!』



日も沈み、夕食も摂りのんびりしていると、不意にエヴァから一方的な念話が入ったので

指示通り、庭園に千草と向かう。




「「なんとまぁ・・・」」



庭園に二人でたどり着くと、そこには仮契約の魔法陣が光り輝き

その周りを祝福するかのように様々な花が咲き誇り、満天の星空の元

月明かりが差し込んでいた。


風が穏やかに流れ、花の香りが私達を包む。


「本当に・・・エヴァは変なところで気を使うんだから。」

「ほんま、最高の雰囲気や・・・・後でエヴァはんにはなんかお礼をせなアカンな。」

「・・・千草、行こうか。」


私は仕草に向かって手を差し出し、エスコートをする。


「・・・はい。」 //


千草は私の手を取り、ゆっくりと光る魔法陣に二人で向かう。

歩みを進める間も花の香りを乗せた風が穏やかに私達を撫でていく。

私と千草は何も言葉を交さず、手を握りあい、ただ無言で進む。


やがて魔法陣の上に立ちお互い見つめ合う。


「千草・・・・」

「はい・・・・」


私が千草の名を呼ぶと、千草は静かに私の前に膝立ちになり、

私を見上げる姿勢になる。


「千草・・・いい?」

「・・・まっとくれやす。」


潤んだ瞳で私の目を見つめる千草が待ったをかける。


「お願いや、ウチのことは気にせえへんでええから・・・

ただ強引に、貪るようにウチを・・・奪っていっておくれやす。」

「・・・いいよ、私が千草を、奪う。」


その宣告と同時に千草の後頭部を掴み、強引に顔を持ち上げ千草の唇を奪う。


「・・・っんふぅ~! ・・・ん゛っ・・・・・う゛ぅ~!?」

「・・・・・んっ・・・ちゅ・・・・・・・ぐちゅ・・・・・じゅる・・・っ!」


唇を奪った瞬間千草の目が見開き、私はその目を見つめながら

唇を重ね、舌をねじり込み、千草の舌を舐め回し、

唾液を流しこみ、千草の唾液をすすり、口内を蹂躙する。


その間も見つめ合ったまま、徐々に千草の目が淀んでいく。


「んっ・・・じゅ・・・る・・・・・ちゅ・・・・・んぶぅ・・・ず・・ちゅ・・」

「・・ちゅ・・・・・・・うぶ・・・・ぐちゅ・・・・・・・ちゅ・・・んっ・・・ぷはっ! 」



私はただひたすら千草の唇と口内を蹂躙し 舌を奪うように啜り付き

唾液を交換し、千草を汚していく。


その間千草は私の服を掴み、私の舌での蹂躙に耐え、時折身体を震わせ

私にされるがままで行為を受け入れ続ける。


そうしてどれくらいの時間がたったか、千草が私の服を掴む力も無くなり

手をだらしなく放り出し、私が掴んだ千草の頭を離したら

そのまま倒れこみそうな状態になるが、それでもなお濁った瞳で私を捉え続ける。


そうして千草を味わった後に、千草の唇を開放する。


「・・・・ぷはっ・・・・・・・はぁはぁ・・・・大丈夫・・・千草?」

「・・・・・・ハァ・・・ハァ・・・・んっ・・・・・・・・・・ふ~・・・・はぁ~・・・ウチ・・・・・」


開放した後千草はその場にヘタり込み、肩で息をしている。


足元には光を失った魔法陣と一枚のカード、

周りは風に煽られ空に舞う花びらと、空から差し込む月明かり。


肩で息をしへたり込む千草、それを見下ろす私、なんとも言えない風景だろうか・・・




やがて息を整え、落ち着きを取り戻した千草が髪を整えわたしを見つめる。


「ハァ~ ・・・旦さんウチ、どないしたんやろ?」

「え? 覚えてないの?」

「・・・・? あぁ ちゃいます、覚えてますえ。

ウチ旦さんと仮契約したんや・・・・ただ・・・な、

ものすごくて途中から意識がなくなってしもうて・・・。」

「あ~、ちょっとやりすぎたかもしれないね・・・・。」

「いや、ええんです。 ウチがお願いしたんやから。

ただ、もったいない感じがしてもうて・・・あんな凄いのを覚えてへんなんて。」

「あはは・・・・・・・」


千草が落ち着いたようなので、足元のカードを拾い、複製を千草さんに渡す。


「はい、コレ千草のカードだよ。」

「あ、ありがとうございます♪」


受け取ったカードを大事そうに胸に抱む千草さん。

私はカードの絵柄を見ると、平安時代のお姫様のような着物を着込み

両手で包み込むように石を持っている千草さんが描かれている。


「千草にもアーティファクトが出たようでよかったね。」

「旦さんほんま、ありがとう。

・・・・せやけど、着物はええけど、この石みたいなのは何やろうか?」

「なんだろう? エヴァなら何かわかるかな?」

「とりあえず出してみましょか、え~と アデアット ?」


千草の詠唱により石が呼び出される・・・・が、なんか・・・・すごく普通だ。


「な、なんか・・・・普通に石だね。」

「せやろか? なんや、ウチにはええ感じの気配に感じるんやけど。」

「とりあえず、エヴァにでも聞いてみようか? 『エヴァ~、手があいてたらちょっと来て。』」


私と千草、二人で石を眺めながらどんな効果があるのか考えていると、

呼出に応じてくれたエヴァがやってきた。


「なんだ姉様、終わったのか?」

「あ、エヴァ ちょっとこの石を見てよ。」

「ん?・・・・・って何だ! この禍々しい石はっ!?」

「?? エヴァにはそう感じるんだ、私には普通の石に見えるんだけど。」

「ウチにはなんや、ええ感じの石に見えるんやけど?」

「どこがだ!! 恐ろしく禍々しい気配を放っているぞ!」

「茶々丸とチャチャゼロはどう?」

「私には特には、解析しても普通の石のようですし。」

「オレニモ フツウニ イシニミエルナ。」

「人によって感じ方が違うのかな?」


皆であーでもない、こーでもないと話していると鑑定が終わったのか、エヴァが騒ぎ出す。


「おい、コレはアレじゃないかっ!? 殺生石のレプリカみたいな石だ!」

「殺生石ってあの白面金毛九尾の狐の?」

「そうだ、アレの模造品というかそんな感じの石だ。」

「で、なんで人によって感じ方が変わるんやろか?」

「それは多分千草のせいだ。」

「ウチ?」

「そうだ、千草の認識によって性質が変わってるんだ。」

「・・・・? だったら私には無害でエヴァにはすごく有害、

つまり千草はそういう認識だって言うこと?」

「詰まる所そんな感じだ、これで千草が私をどう思っているか分かったな。」


なんというか・・・敵対?ライバル? そんな感じだろうか?


「へ~えらい石なんやな~。」

「そうだな、お前に取っては最高の物だろうな。」

「何でですの?」

「その殺生石はお前の呪術の増幅器としての役目がある、

そしてその効果はお前の認識で変わる。・・・・つまり。」

「ウチが嫌いな人ほどその効果は増幅する?」

「そういう事だ、お前が憎めば憎むほど際限なく

その石はお前の術の効果を上げてくれるだろう。」

「・・・・・両親の仇が相手やったら・・・・」

「・・・・恐ろしい効果だろうな。」


千草が殺生石を抱きしめて私に向きうれしそうに微笑む。


「旦さん! ほんまにええもんをありがとう!

これで親の敵討ちも成功間違いなしやっ!!」

「私も千草に喜んでもらえてよかったよ。」


殺生石を抱えてうれしそうにはしゃぎまわる千草。

それを複雑な表情で見つめるエヴァ。


「姉様も厄介なものを出してくれたな・・・あの石を使って呪われたら

私でもキツイぞ・・・。」

「あはは・・・千草には後でちゃんと言っておくよ。

エヴァや皆に使わないように。」

「本当に頼むぞ・・・はぁ~。」

「マスター、元気をだしてください。」

「お前らはいいよな・・・あの石の効果が薄そうで・・・・・・ってあのバカっ!!

何やってるんだ!!!」


エヴァの声にびっくりしたが、エヴァの視線が向いてる方を見ると

千草が石を中心に魔法陣を書き呪符を並べている。


「おい、千草っ!  まて、落ち着いて話をしようっ!!」


すでにほとんど出来上がっているようで、千草は呪文を唱え始めている。


「まて、話しあえば解決できる問題だ!! 姉様が泣いているぞ!!」

「・・・・・っ、 鋭っ!」

「あ゛あぁぁっ~~~~~!!??」


掛け声と共に千草が呪符を石に貼りつけ呪い(?)の魔法陣を起動する。


「ちょっ! まずっ! 防御障壁全力展開ぃっ!!」


エヴァが障壁を全力で展開する・・・・・が、エヴァに特に変わった様子はない。


千草の方を向くとなにやら怪しい影のようなものが千草に巻き付いている。


「・・・・? なんだ? 失敗したのか?」

「マスター大丈夫ですか?」

「あ、あぁ・・・私は大丈夫だ。」


千草に巻き付いていた影が、千草自信に飲み込まれていく。


「なんだあいつ? 誰を呪ったんだ?」

「さぁ?」 「今ここにいる人ではないようです。」 「オレモニモ ナニモオキテネーナ。」

「・・・千草?・・・・大丈夫?」


影のような物が身体に入り込んだ千草の様子を見るが、特に変わった様子はない。


「・・・ん、ふぅ~、うまくいったようやな。

あ、旦さんお騒がせしました。」

「・・・・おい千草、今誰を呪ったんだ? さっさと吐け!」


あわてて千草に問い詰めるエヴァ、かなり動揺しているようだが

そんなにあの石は効果があるんだろうか?


「落ち着いておくれやす、今のは自分を呪ったんです。」

「・・・・は? ・・・なんでわざわざそんな事を。」

「どれくらいの効果があんのか確かめてみたかったんです。

せやけど、この石すごい効果やな、この呪いは掛けたウチにも解けへんかもしれへん。」

「バカ! そんな呪い掛けてどうするの!!」

「旦さん落ち着いてくれやす、今掛けた呪いは別に悪いことはありまへんから。」

「本当? 大丈夫でしょうね。」

「現在千草さんの体調には以上はありません、ソプラノ様。」

「大丈夫やって、心配掛けてえろうすんません。」

「本当に、もうやめてよ、こう言うのは。」

「はい♪ 今ウチに掛けた呪いは、

ウチが一生旦さんのモノで居続けなきゃいけない呪いです♪」


「「「「・・・・は(ハ)?」」」」


「・・・まて、落ち着こう。 もう一度言え 千草。」

「せやから ウチが一生旦さんのモノで居続けなきゃいけない呪いです。」

「・・・・なぜそんな訳のわからない呪いを作り、自分に掛けた。」

「ウチの決意表明や。 コレでウチはもう旦さん無しでは生きてられへん♪」

「・・・千草・・・そう言うのは嬉しいんだけど、もうやらないでよ・・・心臓に悪いよ。」

「はい、この呪いはもう封印や。」

「おい、千草 さっさとその呪いを解け。 今すぐだ!」

「ゴメンな~、ウチには無理です。」

「ふざけるな! 掛けた貴様がなぜ解けない!」

「ウチにも予想外に強力に効いてしもうてな、

石がウチの気持ちを汲んでくれたんと違うやろうか?」

「貴様! 本当だろな!?」

「何やったらエヴァはんが解いてくれてもええんやで?」

「よ~し言ったな? 解いてやろうじゃないか。」


千草を観察し呪いの構造を調べだすエヴァ、千草は黙ってエヴァにされるがままで居る。


「・・・・・・・おい、ふざけるな、何だこの呪いはっ!!

お前にこんなに強力な呪いが掛けられるわけがないだろう!!」

「そないな事言うても、できたモンはしょうがないやん。」

「どうしたの、エヴァ? そんなに強力なの?」

「強力なんてもんじゃない、こんな物今まで見たことがないっ!!

規格外に強力な魔力にでたらめな式、オマケに変な意思まで篭っている。

どうしてこんなデタラメで成立しているのか理解できん。」

「へ~、この石使うとそんな呪いもできるんだ~。」

「おい、千草、貴様間違ってもこの石を私に使うなよ!!

いいな、わかってるんだろうなっ!?」

「だいじょうぶやって、使いませんって。

仮に使うてもここまで強力な呪いにはなりまへんから安心してや。」

「約束だぞ! 約束したからな!!」


よっぽど千草の呪いが怖いのか、何度もしつこいくらいに念押しをするエヴァ。

千草もエヴァに掛けるつもりは毛頭ないようで、子供をあやすように

エヴァの相手をし、話しに付き合っている。


何はともあれ、千草と新たに仮契約をし、私の契約者は三人になった。




別荘内で就寝、翌朝 魔法球から出る。

すでに陽が沈み、室内は雨音が聞こえるだけになっていた。




「ん? コウモリが何か拾ってきたようだ。」

「例の結界の違和感の話?」

「あぁ、どうやら異物は・・・4~5つか4つは反応が弱いが1つは隠しているのか?

なかなかの魔力のようだが、ジジィ共で十分対処できるだろう。

場所が一つは女子寮内に入り込んでいるが・・・別の場所を囲んでいるな、

千雨や綾瀬が狙いでは無いようだ。」

「じゃあ、千雨達に念話で追加情報だしておくよ。」

「私は一応茶々丸達に話しておく。」

「りょーかい。」


エヴァが茶々丸達の元へ行き、私はその場で千雨達に連絡する。



『・・・・・そういうわけで、学園内に侵入者がいるから気をつけてね~。』

『了解先輩、しかし女子寮内にもう入ってるのか・・・めんどうだな、

今日は部屋にこもってることにするよ。

この部屋の結界は硬いから外よりかよっぽど安全だしな。』

『ん~、一応気をつけてね。 じゃあ私は夕映の方に連絡するからこれで。』

『あぁ、おやすみ、先輩。』

『おやすみ、ちうたん♪』

「ばっ!?・・・・っち切りやがった、・・・・まったく・・・」 //


続いて夕映に連絡する。






side 夕映




『ゆえゆえ~、聞いてるぅ?』

「ぶふぅ~っ!   な、なんですかいきなり変な呼び方をして!』

『気にしないでゆえゆえ。』

『ちょっと待つです。』 『あいあい。』



「夕映? どうしたの?」

「何でもないですよのどか、先に入ってて欲しいです。

後からすぐ行きますから。」

「そう、じゃあ先に入ってるね。」

「はい。」


のどかを先にお風呂に行かせてソプラノとの念話の続きに入るです。



『・・・・さっきの呼び方はやめて欲しいです。

それより何でのようです?』

『怒らないでよぅ・・・それはいいとして、用事はさっきの続報だよ。』

『侵入者の可能性がどうとかいう話ですか?』

『そうそう、学園内に5人くらい入り込んでて、一人はもう女子寮に入り込んでるんだって。

『何でそんな大事なことを先に言わないですか!

もう のどかを一人でお風呂場に行かせちゃったですよっ!!』

『あ~まずいね、お風呂場で違和感のない装備をして

付いて行ってあげたほうがいいかもね。』

『もちろんです、とりあえず指輪と髪留めを魔法触媒に変えて行くです。』


私は話しながら、引き出しからソプラノに貰った魔法触媒を取り出し

急いでのどかを追う。


『エヴァが言うには強い反応でも学園の先生達で対処可能な強さだから

大丈夫らしいんだけど、夕映の実戦はこれが初めてになるかもしれないから

慎重に落ち着いてね。』

『分かったです!』

『・・・・・チャチャゼロよりはましな相手だと思うから。』

『嫌なことを思い出させないでほしいです!』 lll


あの悪魔人形の事なんて早く忘れたいんですっ!!


『一応サポートに回るから今回は夕映ひとりで頑張ってみて。』

『・・・ソプラノは来てくれないんですか?』

『ちゃんと見守ってるよ、でも、夕映もいつかは経験しないといけないことだから・・・

今回は・・・夕映を信じてるよ。』

『分かったです、私がソプラノを守れると証明するですよ!』

『・・・・信じてるよ、夕映。』

『安心して見ててほしいです。 ソプラノ。』

『うん、じゃあがんばってね。』

『はい、またです。』


私は急いで浴場の のどかの元へ向かい駆け出す。



「きゃあ!?」 「何コレー!?」 いやぁ~ん ぬるぬる~っ!?」



「 っ!? 遅かったですか!?」


浴場の方からクラスメイトの悲鳴が聞こえてくる。

私はそのまま飛び込もうt・・・・


『敵と相対するときに正面から当たろうなんて言うのは愚の骨頂。

特に貴様のような非力な魔法使いは力でなく技や知恵で当たることを常とせよ。』


(そうでした! 私は非力な魔法使いなんです、正面から飛び込んでもなにもできないです。)


私は着衣のまま浴場の入り口脇へと駆け込み覗き込む。


湯けむりで多少視界は悪いが・・・何か液体のような物に包まれたのどか達が

外に出ていくのを確認したです。


私は一旦浴場から出て外へ向かい、液体に包まれたのどか達を追っていった。



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  1. 2012/03/18(日) 18:51:06|
  2. 二次創作小説 ネギま
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