たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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九十五話


洛陽




翌朝、目が覚めた時にも桂花は私にしがみついたままで、離れようとしない。
離そうとすると私の寝間着を掴む力が強くなるので、
朝食の準備をしないといけないので、仕方なく、桂花を起こすことにした。


「桂花、桂花、ほら起きて。」
「・・・・・ん。」
「桂花起きてって、早く起きないと朝ごはん食べられなくなっちゃうよ。」
「・・・食べる。」
「ほら、曹操さんもご飯食られなくなっちゃうよ、
そしたら曹操さんに怒られるよ。」
「・・・やぁ、怒るなら喜媚がいい・・・ムニャ。」
「桂花・・・何言ってるの、起きてって!」
「・・・・ん? 喜媚? なんで・・・ここに居るの?」
「なんでって、ココ私のお店じゃない。」
「ん・・・そっか、私洛陽に来てたのか・・・ふぁ~。」


ようやく桂花も目が覚めたようなので、二人で顔を洗い、
交代で着替えて、朝食の準備をするのだが、
桂花も、一緒に厨房のある店まで降りてきて、
まだ、かまどに火も入れてないのに、厨房が見える席に着いて待っている。
そうしている間に皆起きてきて挨拶しながら、それぞれが朝食の準備にとりかかる。

私は桂花に見られながら朝食の準備を進めるが、
見られながらというのはなにか落ち着かない。
どうも桂花は昨日から私から離れるつもりは無いようで、必ず視界に入る場所に居る。
昨日や昨晩の様子から、何が原因かまだはっきり分からないが、
相当、桂花にストレスが溜まっていたようで、
昨日の出会い頭のビンタと、私に抱きついて泣いたのは、
おそらく、それが爆発したのだろう。
昨日の様子から、曹操さんも、
桂花に相当ストレスが溜まっているのは承知しているようなので、
詰問する必要はないが、洛陽にいる間に少し話してみたほうがいいだろう。


そうして朝食が出来上がってくる頃に、
曹操さんと夏侯惇さんが降りてきたのだが、曹操さんにしては、
起きてくるのが遅いように感じた。
曹操さんにも同じようにストレスが溜まっているのだろうか?
・・・今の袁紹領内での事を考えると、ストレスがないほうがおかしな話か・・・


「あら桂花早いわね、おはよう。」
「おはようございます華琳様。」
「おはよう、早いな桂花。」
「あんたが・・・なんでもないわ。」


おそらく夏侯惇さんに、『あんたが遅いのよ!』 とか、言おうとしたんだろうが、
それを言うと曹操さんにも言った事になるので飲み込んだのだろう。
桂花も、昨日よりは調子が戻ってきたみたいだ。


そうして朝食後、曹操さん達は、月ちゃんとの謁見のために、
宮殿へと出かけていった。
出かけていく曹操さん達を見送っていたのだが、
桂花がチラチラとこちらを見てくるのが何か可愛らしいと思ったが、
反面、かなり重症なのだろうと私は感じた。
出来れば洛陽に居る間にいつもの元気な桂花に戻ってくれればと願いつつ、
私にできる事は最大限しようと思った。




--北郷--


俺達は今、俺が現代に帰還するための場所に向かいつつも、
袁紹軍の残党に襲われた村々に立ち寄って、少しでも力に慣れるように、
華佗の治療活動に手を貸している。

俺も大分慣れてきて、止血や道具の消毒のためのお湯の準備等も、
手早く出来るようになり、華佗の補佐としてサポートに回っていた。


この日も華佗と一緒に村人の病と怪我を治療して周り、
今はこうして、星を見ながら、焚き火にあたり、
村人から感謝の印としてもらった、なけなしのお酒を飲んでいるが、
こうし村々を周り、怪我や病に苦しむ人達を助けていると、
理不尽な暴力を奮う袁紹軍の残党に対する怒りが湧いてくるが、
自分も虚名で白蓮の領内で義勇兵として人を集め、戦闘に向かうように差し向け、
黄巾の乱でも曹操達と一緒に黄巾の賊徒を倒してきたりした・・・
目的とそこにある志は違うが、民を戦に駆り立て、
負傷者や死者を出したのは同じなので、怒りをぐっと押さえ込む。

しかしこうして華佗達と旅をしていると、良く分かる事がある。
こうして賊や軍に奪われたものには、もう何も無く
生きるために止む無く賊に身をやつしたり、
流民として、生活できる場を求めて黄巾のような軍団に、
身を寄せる者達も居るという事だ。
黄巾の中にも、本当は賊なんかになりたくなくて、
やむなく黄巾に身を寄せていた人達等もいるかと思ったら、
自分達が指示した事で一体どれだけの血を流してきたのか、
考えさせられるようになる。

今思い出せば、桃香は話し合えば分かると言っていたが、
俺達は黄巾の兵を攻める前に対話をしただろうか?
せめて警告して、已む無く集まった流民に、逃げるだけの猶予を与えていたら、
被害は少しでも納まったんじゃないか?
そんな悪い考えばかりが頭に思い浮かぶ。


「ご主人様大丈夫?」
「貂蝉か・・・あぁ、俺は大丈夫だよ。
だけど俺も慣れたもんだろ?
もう火をつけるのも大分慣れたし、華佗の手伝いもそれなりにできてるし、
前みたいに吐くことも無くなったしな!」
「ご主人様、私の前で無理をしなくてもいいのよん。」
「貂蝉・・・」
「ご主人様が一人で責任を感じる事じゃないわん。
この国の皆でここまで来てしまった。
それでも正史よりは遥かに被害は抑えられているし、国は良い方向に向かっている。
ご主人様が贖罪のために医者になってこの国の人達を救いたいというのも、
尊い決心だと思うけど、無理に一人で抱え込む必要もないのよ?
ご主人様だけの責任ではないのだから。」
「・・・ありがとう貂蝉、でも俺は自分で決めたんだ。
それにこうして村々を回って、
一人でも多くの人を助けることが出来るのが嬉しいんだ。
華佗が旅をしながら病や怪我に苦しむ人達を助けて回っている気持ちが、
少しは理解できる気がする。
・・・だから俺の気持ちは変わらないよ。
元の世界に戻って、部活の剣道も真剣に打ち込んで、
勉強して医者になって、この世界に戻って来る!
その時はまた皆で旅をしながら、病や怪我に苦しむ人達を助けよう。
きっとその時の俺は今よりももっと多くの人達を救ってみせる!
ハハ、華佗と競争さ。 どっちが多くの人を助けるか、ってな。」
「ご主人様・・・わかったわ、もう私も何も言わないわん。
頑張ってね、私のご主人様。」
「あぁ、やってみせるさ!」




--荀彧--


昨日や朝は喜媚に醜態を晒してしまったが、今は別になんともない・・・はず。
喜媚に変なところを見せるわけにはいけない。
それに、今夜は詠に手を出した理由を問い詰めて、
詠の馬鹿が私との約定を破っていないか、きっちり確認しないといけない。

だが、まずはその前に華琳様と董卓との謁見を確実にこなさなければいけない。
最上は、董卓に冀州の統治権を華琳様に任せるように言質を取る事、
最低でも、華琳様の功績を認めさせて、冀州一部でも貰わないと、
私がアレだけ苦労した意味が無い。

こうして私と華琳様、春蘭は謁見の間で、董卓を待つ。
この論戦には負ける訳にはいかない。


「董仲穎様が参られます。」


侍女からそう声がかかり、もう何度か見た事のある董卓が現れる。
しかし何度見てもあの女がこの董卓軍を率いているとは思えないわね。
どこぞの良家のお嬢様にしか見えないけど、時折見せる王としての風格が、
その考えが思い違いで、董卓の心底には確かに華琳様に匹敵する芯があると思わせる。

横には護衛の中に紛れて詠も控えている。
あの雌狐め、どの面下げて私の前に出てこれたのか・・・


「曹孟徳様、長旅ご苦労様でした。
それに、袁紹領内では大層ご活躍の様子、他の諸侯にも見習ってほしいものですね。」
「いいえ、それほどでもないわ。
我軍の兵の実力ならば、賊軍に堕ちた袁紹軍など、敵では無いわ。」
「そうですか、ですが、できたらなるべく温情を掛けるようにしてくださいね。
兵とはいえ戦時でない時は一人の民、投降してくるものには、
なるべく寛大な処置をお願いしますね。」
「もちろん投降してくるものは、それなりの処理をした後、
ウチの領内で受け入れるわ。
流石に他の者達と同等の扱いはできないけど、
罪人以外はちゃんと人として立ち行く程度の生活は保証してるわ。」
「ありがとうございます。
それで、本日は陛下に報告が有るとか。
まずは私が聞かせてもらいますが、どのような報告でしょうか?」


そうして、華琳様は一呼吸おいて報告をする。


「まずは反逆した袁紹本隊を我が部隊で撃滅したわ。
コレで、これ以上袁紹領内で大規模な内乱は起きないはずだけど、
本隊から離反した部隊や、賊徒と化した部隊が多数いるため、
袁紹領内を、安定させるにはまだ少しの猶予が必要よ。
現在は冀州を我が部隊で完全に制圧し、
早速ウチの部隊で、冀州で復興事業を初めて、それも順調に進んでいる。
ウチで治めれば、計算では数年内には安定化し、
税収を期待できる土地になるはずよ。」
「そうですか、それは良かったです。
それでは、袁紹本隊の撃滅と冀州奪還の報奨として、
陛下に曹孟徳様に冀州をお任せするよう上申してもよさそうですね。」

「「・・・はぁ?」」 「ん?」


私も華琳様も思わず、情けない声を発してしまった。
春蘭は理由がわかってないようだが。


「・・・何か私、おかしな事を言いましたか?」
「い、いいえ! ・・・董仲穎貴女本当に私に冀州を渡すつもりなの?」
「何か問題がありますか?
袁紹本隊を倒し、冀州を取り戻した。
他の諸侯は賊軍との小競り合いや、
曹孟徳様・・・ええと呼びにくいので曹操様とお呼びしてでいいですか?
私の事も公式な場以外では董卓で構いませんので。」
「えぇ、構わないわ。」
「話を戻しますが、他の諸侯は賊軍との小競り合いや、
曹操様への金銭や兵糧の援助のみで、他には何もしていません。
孫策様は避難民を積極的に受け入れてくれているそうなのでありがたいのですが、
実際兵を率い、主力を倒し、冀州を取り戻したのが曹操様ならば、
当初の約定通り、功績に応じて冀州を曹操様に治めてもらうように上申しても、
問題無いと思いますが?」


董卓は馬鹿なのか? いや、馬鹿なのだろう・・・馬鹿正直だ。
私も華琳様も、ごねて冀州の一部でも、もぎ取れれば御の字だと予想していたが、
この女は、冀州を、まるごとよこすと言う。
この場での狂言なのかと疑いたくなるような話だが、
董卓が乱心したようには見えない。
いや、董卓が乱心したなら詠が止めるはずだが、詠は黙っていて口を挟む様子はない。
ならば本当に、董卓は冀州を我らに渡すつもりなのか?
詠が何も口を挟まないのなら、何かの策だろうか・・・?


「そ、それで報告の続きをさせてもらっていいかしら。」
「どうぞ、お願いします。」
「それで、袁紹本隊を撃退した時、ウチの部隊の人間が袁本初を確認したのだけど、
逃亡を許してしまったのだけど、コレについて今後どう対応すればいいかしら?」
「袁本初はできたら生きたまま捕縛でお願いします。
事の経緯を聞かない事には判断できません。
陛下の御前で、領地・私財・官職の没収を認めたのに何故兵を率いて、
反逆の徒に堕ちてしまわれたのか、話しを聞かない事には判断できませんので。」
「ではすぐに死罪ではなく、あくまで生かして捕らえよと?」
「はい、抵抗した場合は仕方ありませんが、できたら生かして捕縛してください。
こちらで掴んでいる情報では、
部下の暴走で今回の戦の総大将に祭り上げられたという情報を掴んでいます。
その確認をしたいのです。
その上で袁本初の罪状については陛下の裁定をいただきます。
ですが、部下を抑えられなかったのは、主君の罪。
無罪という事はないでしょう。
ですので抵抗するようなら・・・やむを得ません。」
「わかったわ。」
「報告は以上でしょうか?
良かったら、お茶の用意などをしていますが。」
「いいえ、後報告とは別件なのだけれど、連合に参加諸侯の中で、
動きが悪い諸侯がいくつか有るわ、報告書を用意してあるので、
あとで読んでもらって、できたら貴女か陛下からお口添えいただけないかしら?」
「分かりました。
その件はこちらで処理します。」


私は報告書を取り出し、護衛の兵に渡す。
それを詠が受け取り中身を確認しているが、
何枚目かで止まって読みふけっている。
あの詠に目をつけられた諸侯は、終わりだろう。
アレはやる事が抜け目ないし、董卓の敵は徹底的に容赦なく叩く人間だ。
詠が董卓の敵になると判断したのならば、その諸侯に先は無いだろう。
逆に私も、華琳様の敵になると分かったら、もちろん徹底的に叩き潰すが。


こうしてこの後、華琳様と董卓とでしばらく話した後、
お茶を御馳走する事になったので、部屋を移動して、
そこで、お茶とお菓子をごちそうになったのだが、
ふと部屋の隅に碁盤がおいてあり、しかもまだ打っている途中のようだ。
華琳様も気がついたようで、視線が碁盤に行った時に、董卓が反応した。


「あぁ、あれですか。 あれは私と喜媚さんとで打っている碁で、
なかなか勝負がつかないものですからああして、
碁石を置いた状態で、いつでも打てるようにしてあるんですよ。」
「へぇ、董卓、貴女も碁を打つの。」
「はい、でもなかなか上達しなくて・・・それに喜媚さんと打ってると、
打つよりも世間話に花が咲いてしまって、酷い時は、
お互い一手だけ打ってその日は終わり、なんて事もあるんですよ。」
「私が言うのも何だけど、打つ時はもっと集中して打ったほうがいいわよ?
でないと上達もしないわよ?」
「そうですね、ですがお話しながら打つほうが楽しくないですか?
それに喜媚さんとは真剣に勝負、と言うよりも、
お茶を飲みながら、楽しんで打つ感じなので。
そういう打ち方も楽しいものですよ?」
「・・・そうね、そういうのもたまにはいいかもしれないわね。」


そう言うと華琳様は少し遠い目で碁盤を眺めていた。
華琳様は囲碁は大変お強い、私と打っていても、私のほうがやや勝ちが多いくらいで、
いつも打つ時は真剣勝負になりがちだが、
華琳様と世間話等をしながら打ったことはあっただろうか?
喜媚となら、与太話をしながら打つこともあるが、
華琳様とはいつも真剣勝負なので、今度打つ機会があれば、
世間話でもしながら勝負ではなく、
昔喜媚と打ったみたいに楽しむ碁を打ってみるのもいいかもしれないな・・・
と、この時私は思った。


この日はコレで、宮殿を後にして、喜媚の店に帰った。
華琳様は帰るなり喜媚に 『碁盤はないか?』 と聞いて、
用意してもらったら庭の東屋で碁石を並べていた。
私も途中で御用はないか聞きにく時に見たのだが、
アレは、董卓のところにあった碁盤の棋譜だった。
見たところ、喜媚らしい奇抜な攻め方が見えた、
そちらの石が喜媚の打っている方だろう。
董卓は中々やりそうだが私や華琳様なら、
問題なく倒せる打ち手だろう、様々なところに隙が見えたが、
華琳様はその碁盤に石を並べながら、対手の席に座る春蘭と、
のんびり話をしながら石を並べていた。


私は、華琳様に好きなようにしていいと言われたので、
店の中で喜媚の仕事の様子を眺めながら、
董卓が何の狙いで、冀州をあっさりよこしたのか考えていた。




--喜媚--


宮殿から帰ってきてからの曹操さん達は今までの様子とは全く違って、
碁盤を借りて、庭の東屋で夏侯惇さんと碁を打つのだろうか?
二人で庭に出て、偶にお茶のおかわりを入れに行った時には、
夏侯惇さんと談笑していた。

桂花は相変わらず私の見えるところでお茶を飲んだり、
お菓子を食べたり、なにか考え事でもあるのか、時折瞑目したりして過ごしていた。
時々目が合っては、すぐに桂花が恥ずかしそうに、
目を逸らす等という事もあったが、
昨日のような逼迫した感じはなく、少しは落ちつけたようだ。


こうしてこの日は夕食時まで曹操さん達と桂花はのんびり過ごし、
曹操さんは夕食後、晩酌用にお酒を少し持って庭に出て、
夏侯惇さんと月見酒を楽しんでいた。

何やら完全に今までと違い、余暇を楽しむような感じで、のんびり過ごしている。
よほど今まで忙しかったのだろう・・・相当疲れが溜まっているようだ。
そんな時、ふと曹操さんも人の子なんだな~と思った一日だった。


そして桂花は、少しお酒が入った事で、この晩はひたすら私に甘えるように、
閨で二人っきりで過ごした。




--曹操--


「こうして春蘭と二人で飲むのも久しぶりね・・・」
「そうですね、華琳様。」


私はこの晩春蘭とは閨で過ごすのではなく、
月見酒を飲みながら過ごした。

こんな穏やかな日は、いつ以来だっただろうか?
董卓との交渉は相手の罠を疑うほどあっさり進み。
挙句に私らしくもなく、董卓との談笑に付き合い、
こうして久しぶりに春蘭とのんびり昔話をしながら過ごしている。

・・・しかし、ここは本当にいいところだ。
料理は美味しいし、お酒も美味しい、周りには綺麗どころが揃っていて、
風呂あがりにこうして月見酒を楽しめる。
そして、なにより仕事の竹簡を持ってくる文官がいない!

こうして過ごしていると自分も随分疲れていたんだと実感する。
桂花も随分酷かったが、喜媚と過ごすことで大分疲れが癒されてるようだった。
私でもこの様子だとウチの皆もそれぞれ疲れが溜まっていることだろう、
私が洛陽に来ている間に、皆もそれぞれ休養がとれていればいいのだが・・・
戻ったら、休養についてもう少し考える必要がありそうだわ。

しかし自分も相当疲労がたまってたのね・・・、
洛陽に来て、喜媚の店で過ごすようになってからは、それが癒されていくようだ。
春蘭も久しぶりに穏やかな表情で私の昔話に付き合ってくれている。


「たまにはこんな穏やかに日もいいわね、春蘭。」
「はい、華琳様・・・なにか昔に戻ったような気がします。
・・・コレならば、秋蘭も連れてきてやればよかったですね。」
「そうね・・・落ち着いたら、一度三人で酒でも酌み交わして、
昔話でもしましょうか?」
「そ、それは勘弁して下さい! 秋蘭にどんな話を持ち出されるか・・・」
「フフッ、それも良い思い出じゃない。」


こうして私はこの日は、自分でも信じられないほど穏やかに過ごすことができた。


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  1. 2012/12/08(土) 13:15:08|
  2. 真・恋姫†無双 変革する外史。
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

誤字?

[「ほら、曹操さんもご飯足られなくなっちゃうよ、
そしたら曹操さんに怒られるよ。」]のうち、
[ご飯足られなくなっちゃうよ、]は、
[ご飯食べられなくなっちゃうよ、]ではないでしょうか?
  1. 2012/12/08(土) 19:22:27 |
  2. URL |
  3. るーふぁ #TTgf5Lno
  4. [ 編集 ]

96話へのリンク
  1. 2012/12/30(日) 10:04:02 |
  2. URL |
  3. ちょっと通りますよ #zQLvkSFw
  4. [ 編集 ]

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