たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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九十二話


洛陽




「貴方も参加しなさい、公孫賛。」
「そうですね、公孫賛も参加したほうがいいです。」
「・・・は?」
「詠ちゃん、音々ちゃん、主語が抜けてる。
何に参加するように言っているのか、まずそこから話さないと。」
「そ、そうだったわね。」


公孫賛さんが家で働くようになって、今はまだ仕事を覚えている段階なので、
混んでる時は厨房で皿洗いをしてもらって、
比較的空いてる午前中などに時に、接客をしてもらっていたのだが、
ある日の午前中に、詠ちゃんと音々ちゃんがやってきた。
二人の休みが重なったため、久しぶりに勉強会を開こうという事らしい。

そこで私を個室に半ば強制的に引っ張っていく途中、
接客が終わって一息ついてる公孫賛さんを見つけた二人が、
先ほどの台詞を吐いたのだ。


「実はね公孫賛、ボク達は不定期に勉強会を開いているんだけど、
貴女も、しばらくしたら董卓軍に所属するのだし、
いきなり入っても、ウチのやり方や洛陽の今の内政手法は、
貴女が治めていた幽州とかなり違って困惑すると思うから、
今からやる勉強会に貴女も参加しなさい、という事なの。」
「あ、あぁ、そういう話か。
何の事かと思ったよ、そういう話なら・・・喜媚殿いいのかな。」
「私のこの状態を見て察してくれたら嬉しいです。」


私は両腕を詠ちゃんと音々ちゃんに片方ずつ掴まれ、
引きずるように強制連行されている。


「なんか・・・喜媚も苦労してるんだな。」
「それが分かってくれるのは公孫賛さんだけだよ・・・」


こうして私達は個室に連れ込まれ、
詠ちゃんと音々ちゃんの勉強会に強制参加させられたのだが、
いきなり公孫賛さんに二人の話についていけというのも無理な話なので、
今日は公孫賛のレベルに合わせた勉強会を開く事になった。


この勉強会を開いて初めて分かったのだが、
他所の人間をいきなり董卓軍に放り込むと、簡単な仕事ならともかく、
少し複雑な仕事になると途端について行けなくなるという事だ。


「人材育成は急務ね・・・ウチの軍で塾を開いておいてよかったわ。
あそこで学んだ人間なら仕事に着いてこれるでしょうから。」
「そうですね。 新しく人材を登用した時は、
一~二ヶ月程あそこの塾に放り込みますか。
諸葛亮と鳳統はすでにウチのやり方を習得していますので、
二人の授業をしばらく受けさせてから使うようにするですよ。」
「そうね、それがいいわね。」
「あのなぁ・・・私もそれなりに勉強は真面目にしてきたが、
いきなり知らない単語出されて会話されてもついていけないからな。」
「悪かったですよ。 しかしそうすると・・・公孫賛も塾に通わせますか?
丁度袁術と孫尚香を見張るのにもいいですし。」
「ちょっと待ってくれ、私が今更また塾に通うのか?」
「しょうがないじゃないですか、仕事に着いてこれないのですから。」
「あ~詠ちゃん、音々ちゃん、公孫賛さんには私が夜の空いた時間にでも、
少しずつ教えていくから勘弁してあげてくれないかな?
流石にまだ仕事も覚えてもらってないのに、
午前中に塾に通ってたら、公孫賛さんの仕事を覚える時間がないよ。」
「むぅ、しょうがないですね。
まぁ、公孫賛はまだウチに来るまで時間があるので、いいですか。」
「そうね、じゃあ喜媚から少しずつウチの仕事のやり方を聞いておいて頂戴。」


公孫賛さんは机に突っ伏して、ぼやく。


「接客やお茶の入れ方も覚えなきゃいけないのに、
まだこれ以上覚えなきゃいけないことが増えるのか・・・」
「ごめんね、公孫賛さん、二人は言い出したら聞かないから・・・」
「あんたがこれからウチでやっていくために必要な事なんだから、
頑張って覚えなさい。
しかし、問題は人材育成よね。
ただでさえ領地運営の人材が足りないのに、
ココに来て、ウチのやり方を覚えてもらわないといけないなんて。」
「即戦力を欲しがろうっていうのが贅沢なんだよ。
ある程度は自分達で育成しないと。」
「そうね・・・となると、
新人の文官の配置を考えなおさなきゃいけないわね・・・ブツブツ。」
「詠、それなら新人を一旦熟練の文官の元で一定期間助手のような仕事をやらせて、
それを各部署全部回して行って、個々の適正を見るですよ。
それでですね・・・」


詠ちゃんと音々ちゃんが二人で本格的な人員配置の話をしだしたので、
その隙に、公孫賛さんの手をひっぱって、
喋らないように口の前で人差し指を立てて注意して部屋から逃げ出してきた。


この日からしばらくして、董卓軍内部の文官の配置等が少し替えられて、
定期的に新人を各部署を回して全体の仕事のさわりの部分を覚えさせつつ適性を見て、
ある程度仕事を覚えたところで、本格的に部署に配置するようになった。
そうして、文官の中から特に指導に向いている人材を選び抜いて、
洛陽以外の場所に移動させて、洛陽での最新の統治方法を、
各地へと広げるようにし、馬騰さんにも連絡して、
文官を交換留学ではないが、何人か期間限定で交換交流して、
董卓軍で使用している農法や内政、兵法を馬騰軍にも広げて、
西涼の農作物の収穫率を上げたり、内政運営の効率化等を目指していった。

コレは数年単位で無いと効果を表さないが、
この時期から行ったおかげで、この数年後、
董卓領内で、様々な内政手法は広く広がり、
僻地でも、ちゃんとその土地に合わせ柔軟に改良した内政手法に、
変更したり出来るだけの、柔軟な思考ができるほど、
平均的に文官の質が上がったという話だ。




--荀彧--


「ハァ・・・ほんとうんざりするわね。
この竹簡の山は・・・もう竹簡は見たくないわ。」
「桂花はん愚痴もええけど、仕事してや。」
「あんたに言われたくないわよ、それにちゃんと手は動かしてるわよ。
そういうあんたはどうなのよ、真桜。」
「もう口動かしながら、手を動かす芸で食っていけまっせ。」
「そんなの私の部下は皆出来るわよ・・・」


私と真桜、そして執務室に居る文官は皆復興事業の竹簡の処理に追われていた。
そんな時、久しぶりに洛陽からの竹簡が届いたというので、
急いで中身を明けて読んでみたのがだが・・・


「バキッ! ・・・あの馬鹿喜媚に雌狐の詠め! とうとうヤリやがったわね!!」
「どないしたんです桂花はん。」
「どないもこないもないわよ! あの馬鹿喜媚、とうとう・・・くっ!
あ、あんたには関係ないわよ真桜。」
「喜媚はんが、またなんかやらかしたんですか?」
「関係無いって言ってんでしょ!!」


私はそう言って、詠から送られてきた竹簡を握りつぶして、
廃棄用の籠に全力で投げつける。

私は陳留経由で送られてきた喜媚と賈詡の書簡を読んでいたのだが、
あの馬鹿喜媚に雌狐の詠がとうとうヤリやがった・・・!

それも詠は誇らしげに、わざわざ私の神経を逆なでするような書き方で、
事細かに状況を書いてくるし・・・思い出しただけで腹が立つ!
喜媚の方の書簡は全面謝罪文。
日持ちする乾物とお酒付きで、コレを飲んで気を休めろとでも言うのだろうか・・・
許した私も悪いから、喜媚一人を責めるつもりはないけど、
今度会った時に一発や二発ぶん殴っても全然問題無いわね。


「くっ・・・この治水予算の計算書が計算間違ってるわよ!
もう一度、計算させ直しなさい!」
「桂花はん荒れるのはしょうがないけど、ウチに当たるのだけは堪忍してや。」
「当たってないわよ!」
「それはそうとして、華琳様の書簡にはなんて書いてあったんですの?」
「・・・へ? 華琳様?」
「さっきの洛陽からの書簡の下に華琳様殻の書簡があったと思うんやけど?」


真桜にそう言われた私は、竹簡の山から、先の書簡がおいてあった場所を掘り当て、
調べてみたら・・・確かに華琳様からの書簡が一緒にあった。


「・・・い、今から読むわ。」


そうして私は華琳様からの書簡を読む。

書簡の内容は、私と真桜を慰労する文面で始まり、
袁紹軍から離反した賊軍の討伐が、冀州はあらかた完了したので、
キリがいいところで兵や文官を休ませるのと同時に、
洛陽に、一度報告に行くため、
私と真桜に陳留に来るようにと、
そして華琳様と合流後、洛陽に行くと言う内容だった。


「ほんまに、たのんますで桂花はん。
・・・はぁ、華琳様に、桂花はんの様子がおかしかったら、
どんな細かいことでも報告するように言われてるけど、
なんて報告したらええんやろか・・・
洛陽からの書簡読んで、ブチギレましたってそのまま書いておこか。」
「なんか言った真桜?」
「華琳様に頼まれた、桂花はんの報告書に、
桂花はんがブチギレてましたって書こうと思ってたって言うただけです。」
「余計な事は書くのは止めてよね! 華琳様に私の品位を疑われるわ!
お返しにあんたの報告書には、変なモノばかり作って、
仕事をサボってるっ て書いてあげましょうか?」
「それはかんにんやけど、桂花はんの場合事実ですやん。」
「あんたも事実じゃない、私が知らないとでも思っての?」

「「・・・・」」

「ほ、ほんで? 華琳様の書簡にはなんて書いてあったんです?」
「・・・賊軍討伐の切りが一旦着いたから、
洛陽に袁紹軍本隊を倒した事を報告に行く。
だから一緒に行くために、私とあんたに陳留まで一度戻って来いって・・・
それと申請を出していた。部下の休息が認められたわ。」
「・・・ほんまでっか! やっとウチの研究室に戻れるんか~。
それに桂花はんもよかったですやん!
洛陽に行くって事は喜媚はんにも逢えるっちゅうことですやろ?
久しぶりに甘えてきたら・・・ンガ! 「余計な事は言わなくていいのよ!」
・・・痛つ~、竹簡投げつけるのは止めてほしい言うてますやん。」
「あんたが馬鹿なモノばっかり作って私のところに持ってくるからでしょ!」
「馬鹿なモノって失礼な!
夜が寂しい桂花はんの為を思って 「それが余計だって言ってんのよ!」 ちぇ~、
・・・せっかく使用した感じの感想を聞きたかったのに残念やなぁ。」
「あんた、又あんなくだらない物作ったら、開発部の予算半額に削るからね!」
「それは堪忍してや! わかりました、桂花はんにはもう持っていかへんから!」
「作るなって言ってんのよ! あんないかがわしい・・・は、張形なんて。」
「それもコレも桂花はんの 「あ゛ぁっ!?」 ・・・スンマヘンでした。」


こうして私は急いで今の仕事を一旦切りを付けた後、
真桜に後の事を任せて、護衛と共に陳留に向かうのだった。

今まで散々村々を転々と回されて復興作業に従事させられ、
華琳様にも会えず、喜媚の書簡もまともに届かない状況だったけど、、
ようやく華琳様や喜媚に会えるかと思うと、
今まで重かった気持ちが少し軽くなるのを感じた。

どうやら自分でも予想してなかったほど、精神的に疲れていたよう。




--??--


「っく、荀彧め・・・私の治水工事の工事費用の積算書の偽造に気づきおったか・・・
聞いていた通り、頭だけは切れる厄介な女だ。
奴のお陰で僕の親族が許昌でどんな目にあったか・・・
とにかく、荀彧のいない今、李典ならなんとか誤魔化せるだろうから、
なんとか、うまく積算書をごまかさないと、
せっかく曹操軍の文官になった意味が無い。
・・・全く忌ま忌ましい荀彧め。」




--喜媚--


あれから公孫賛さんに仕事や、内政面の知識を教え、
当初あまりに公孫賛さんに掛かりっきりだったので、
拗ねてしまった劉花ちゃんのご機嫌も取りつつ、
店の経営を行なっている。

やはり美羽ちゃんやシャオちゃん、江東の二喬こと大喬、小喬姉妹の効果は絶大で、
更に普通に綺麗な公孫賛さんファンも密かに増えているようで、
洛陽の景気も良いせいか、店の売上は順調に伸びている。

今の状態なら、月ちゃんから報奨金の一部である、
生活費をいきなり切られても、
従業員や、皆に給金を払ってやっていけるだけの収入以上に稼げている。
だが売上を占めるのが、今までの茶屋としての売上と、
新商品の持ち帰り用お菓子で、従業員を養っていける分なのだが、
董卓軍の将官が消費するお酒の代金が、売上の四割程を占めるこの状況は、
喜んでいいのか、憂うべきなのか・・・ 『と言うか皆飲み過ぎ!』

ともかく、余った余剰金を貯金しつつ、
実家の許昌の方の農業や養蜂も調子がいいので、
そろそろ新しく始めようと思っていた紙の生産か、
洛陽でも農民を雇って農業でも始めてみようか?
今のウチに安い地域で銀や金を買い占めておいて、新しい銀の貨幣を作る時に、
詠ちゃんに売ったら怒られるだろうか?


そういえば最近桂花の書簡の返事が帰ってくるのが遅いが大丈夫だろうか?
仕事で各地を転々としているため、陳留に一度書簡を送り、
そこから曹操さんの連絡部隊の人達に任せているので、
どうしても遅れるのはしょうがないが、
桂花は元気でやってるだろうか?
仕事でストレスとかためてないといいのだが・・・

そういえば真桜さんから、桂花の機嫌が良くないと書簡が来てたっけ?
アレで桂花は繊細なところもあるから、
誰か、近しい人が付いて居てくれていたらいいのだが・・・
華琳さんにお酒を送る時についでに桂花の事を少し気にかけておいてくれるように、
頼んでおこうか?

晩酌をしながら、そんな事を考えていた時、不意に目隠しをされた。


「だ~れだ?」
「シャオちゃんでしょ?
流石に声で分かるよ。」


そう言うとすぐに目隠しされていた手が外され、
私の向かいの席にシャオちゃんが座ってニコニコ笑っている。

そういえば桂花も子供の頃、同じような事を私に何回かしてきたっけ・・・
等と昔を思い出していた


「エヘヘ、私の声、覚えてくれたんだ。」
「これだけ一緒に生活してて覚えてなかったら、
流石にまずいと思うよ。
それで、どうしたの? もう皆寝る時間だと思うけど。」
「ん~、今日は喜媚ちゃんを口説こうかなぁと思って。」
「また、冗談ばっかり。」
「半分・・・七割くらいは本気なんだけどな。
本当は、ちょっと出てた時に明かりが見えたから、
誰か居るのかと思って確認をね~。」
「この店に泥棒が来たらすぐにウチの従業員が気がつくと思うけど?」
「一応念の為にね、コレでもシャオは結構強いんだよ?」
「シャオちゃんが強いのは知ってるよ・・・いや、知らされたというべきか。」


そうなのだ、私が自主練で武術の型の稽古をしている時に、
シャオちゃん達が起きてきて、 『相手がいないなら私が相手しよっか?』
と言って相手をしてもらったら、ボロ負けしたのだ・・・
弓腰姫の名は伊達じゃなかった・・・弓腰姫と呼ばれてるのくせに
剣も棍もわたしより強いなんて反則だ。
あの日は、私は、この世界では武官や将官と呼ばれるような人には、
やはり、どうあがいても勝てない運命なのだと悟った日になった。


「それで喜媚ちゃんは何してたの?」
「ん? 今後の店の運営方針をね、少し予算に余裕が出てきたから、
新しい事業に手を出すべきか、堅実に稼いでいくべきかどうしようかな~と、
考えながら晩酌をしてただけだよ。」
「う・そ・、途中からちょっと後ろから喜媚ちゃんの顔が見えたけど、
そんな感じの表情じゃなかったよ?
もしかして、荀彧さんの事考えてた?」
「っ!」
「あったり~。」
「・・・ちょっとびっくりしたな、なんで分かったの?」
「そりゃあ、私の好きな人ん事だもん、顔を見たら分かるくらいじゃないと。」
「そんな事が出来るのは、シャオちゃんか・・・孫策さんくらいだよ。」
「お姉様はこういう勘はうまく働かないから。
あと、私がせっかくさり気なく、告白したのに無視は酷くない?」
「・・・シャオちゃんが言う好きが友情なのか愛情なのか・・・恋なのか、
判断がつかなかったんだ、大人は都合の悪い質問には答えないものだよ?」
「喜媚ちゃんにはそういう大人になってほしくないな~。
でも、正直シャオもまだわかんないんだよね、
喜媚ちゃんの事は好きだけど、友達としては大好きだし、
家族としては呉の皆よりは落ちるかな、女としては・・・喜媚ちゃんが察してね♪」


そう言って少し頬が赤く染まって見えたのは、蝋燭の明かりのためだろうか?
それともシャオちゃんが恥ずかしがっているからだろうか?
・・・どちらにしても、私もお酒が入っているので、
これ以上迂闊に考えると、シャオちゃんの術中にはまってしまいそうなので、
思考を切り替える。


「そういえば、シャオちゃんのご家族、孫策さん達は元気?」
「あ、誤魔化そうとしてる~!
ホント喜媚ちゃんは女泣かせだよね!」
「私は泣かせるつもりは一切ないんだけど・・・
それで、孫策さん達はどう?」
「それが聞いてよ喜媚ちゃん!!
お姉様、塾の費用はちゃんと仕送りに上乗せしてくれたんだけど、
シャオ達のお小遣い減らしたんだよ!!
『喜媚ちゃんのところでお給金もらってるからいいでしょ?』
とか言って、おーぼーだと思わない!?」
「アハハ、多分冥琳さんあたりが気を利かせて、
シャオちゃん達ににあんまり大金を渡して、
金銭感覚が狂わないように気を使ってるんだよ。」
「シャオはそこまで子供じゃないよ!
確かに、向こうではお屋敷からあんまり出してもらえなかったから、
少し世間知らずなとこはあると自覚はしてるけど、
おかけで、今度買って喜媚ちゃんを誘惑しようと思ってた、
下着が買えなくなっちゃったよ・・・喜媚ちゃんも残念でしょ?」
「それについては黙秘権を行使させてもらいます。」
「またそれ~! その黙秘権って言うのは喜媚ちゃんには無いんだよ!」
「そんな横暴な・・・」


そんな時、シャオちゃんが立ち上がって私のすぐ横に来て、
私の耳元で囁く。


「ねぇ? 答えなくてもいいから想像してみて、
・・・シャオの下着 す・が・た♪」


私もお酒が入っていたせいか、ついシャオちゃんに言われるまま、
その姿を想像してしまったが、お酒のせいか、想像したせいか、
顔が熱くなってきた。


「アハハ、やったね! 喜媚ちゃんも私を女の子として、
ちゃんと見てくれてるんだ♪」
「シャオちゃん! あんまりそうやって男をからかってると、
その内痛い目に会うよ?」
「こんな事、喜媚ちゃんにしかしないよ♪
今日は収穫があったから、シャオはこの気分がいいまま寝ようっと。
おやすみ~喜媚ちゃん。」


シャオちゃんはそう言って、自分の部屋の方へ小走りで駆けていった。


(全く・・・シャオちゃんにも困ったものだ。
どこであんな男の気を引く手練手管を覚えてきたんだろうか?
あれが天然だとしたら、シャオちゃんは将来相当な男泣かせになっちゃうよ。)


この後、少し頬と体の火照りを取るため、少し庭で涼んだ後、
私も眠ることにした。




--劉花--


「なるほど! ああやって殿方の気を引きつつ、そのあとすぐ引く事で、
殿方に自分を意識させる方法があるんですね。
・・・勉強になります!」
「シャオはそんなに深く考えてやったわけじゃないけどな?」
「いえいえ、シャオ様、お見事でしたよ。
喜媚は今のでシャオ様をかなり女として意識しましたよ!」
「えぇ、そうですとも! あのヘタレなくせに妙に防御の硬い男女には、
ああやって持久戦で少しずつ意識させるのはいい手だと思いますよ。」


殿方との接し方にも色いろあるのですね・・・
孫尚香様達とのお話はとても参考になります。
私も今度喜媚様にあれをやってみようかしら。
それとも一度劉協相手に練習したほうがいいかしら?

こうしてこの後しばらく話しをした後、私達は解散した。


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  1. 2012/12/01(土) 17:10:33|
  2. 真・恋姫†無双 変革する外史。
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

誤字

>華琳さんに~少し着にかけて
→華琳さんに~少し気にかけて

>誰かいるのかと思って確認をね~。
 この店に泥棒が来たら~
 →誰かいるのかと思って確認をね~。」
 「この店に泥棒が来たら~

>「それについては黙秘権を行使させてもらいます。
 またそれ~!
→「それについては黙秘権を行使させてもらいます。」
 「またそれ~!
  1. 2012/12/01(土) 19:23:14 |
  2. URL |
  3. 白ウサギ #-
  4. [ 編集 ]

誤字です^^

急いで中身を明けて読んでみたのがだが・・・
開けて
  1. 2012/12/09(日) 06:08:33 |
  2. URL |
  3. 黄金拍車 #-
  4. [ 編集 ]

この段階で周瑜はキビに真名預け済みでしたっけ?
  1. 2012/12/25(火) 06:40:22 |
  2. URL |
  3. なまえ #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

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