たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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八十五話


洛陽




その日はいつもの様に起床し、店を開いていたのだが、
昼食後、私が厨房で料理を作っていると、私に来客が来ているというので、
店の入口に向かうと、そこには意外な娘達が店にやってきた。



「喜媚さま、お久しぶりです!」
「明命ちゃん!?
久しぶり・・・だけど、何か月ちゃんに緊急の用事でもあったの?」
「いいえ緊急ではないのですが、
今日は以前喜媚さまにお願いした件でやって来ました。
シャオさま、大喬さま、小喬さま、どうぞこちいらへ。」


明命ちゃんの指示で店に三人の娘が入ってきたが、
一人は、桃色の長い髪の毛を両方に輪っかができるように束ね、
孫策さんを幼くしたような容姿で身長は桂花と同じくらいだろうか?
私や明命ちゃんよりも若干低い。

もう二人は顔から背丈、着ている服もほとんど同じで、
薄い白に近い桃色のミニのチャイナドレスで紫のニーソックス。
濃い赤に近い桃色の髪を頭の両方にお団子に束ねている。
唯一違いがあるとすれば、態度というか雰囲気だろうか。
一人は気の弱そうな感じを受ける。
もう一人の方は逆に気が強そうなつり目で、私の品定めでもしているのか、
若干、睨みがちな目線で私を見ている。


「はじめまして! 孫尚香と言います。
今日からよろしくお願いします!」
「はじめまして、私は大喬です。
明命さんから事前に連絡が言っていると思いますが、よろしくお願いします。」
「はじめまして、あたしは小喬、大喬の双子の妹です。
小蓮様のお世話係としての仕事があるけど、
洛陽で貴方のお店の手伝いもするように言われてますから、
遠慮無く申し付けてください。
それと冥琳様の事、本当に有難うございます!
お陰で、冥琳様はあれから体調を気にすること無く、毎日元気に政務に励んでます!」
「あ、はじめまして、胡喜媚です。
普段は喜媚と呼んでくれれば結構なので、
仕事中は店長とでも呼んでくれればいいのでよろしくお願いします。
それに周瑜さんの事はあんまり気にしないでね。
私も周瑜さんが元気になってくれて嬉しいんだから。」
「はい♪」


最初に挨拶したのが、孫尚香ちゃんで、次に挨拶してきたのが、
双子の気の弱そうな方の娘、
大喬ちゃんだが、一応彼女が姉のようだ。
そして最後に挨拶してくれたのが小喬ちゃんで、さっきまでの視線とは違い、
満面の笑みで挨拶をしてくれた。

流石に江東の二喬と言われるだけ有って、かなり可愛いのだが、
私は、大凡彼女達の目的がわかっているし、
原作知識で、彼女達の性格も、
今の外向けの愛嬌のある性格では無い事を知っているので、
特に見惚れたり、動揺すること無く、挨拶を済ませることができた。
それでも少しドキッとしてしまったのはご愛嬌だろう。


「立ち話も何だから店に入って。
個室のほうで、これからの話しをしようか。」
「はい、よろしくお願いします。」


私は明命ちゃん達四人を個室の方に案内し、
途中で、お茶とお菓子を出してもらうように、従業員に指示を出す。

私達は個室に入ってそれぞれ席に座り、私の指示を聞いてくれた娘が、
お茶とお菓子を持ってきてくれたので、それぞれに出し、
一旦落ち着いてから、これからの事を話す。


「それにしても随分急だったね、
書簡が一~二回くらい送られてくるものだと思ってたけど、
いきなりやって来るとは思ってなかったよ。」
「すいません、こちらにも少々事情がありまして・・・
お部屋の準備とかまだでしたら、しばらくどこかで宿を取りますが・・・」
「あ、部屋の方は大丈夫だよ、
良く泊まっていく人がいるから、いつでも何人か泊まれるようになってるんだ。
とりあえず数日はそこに泊まってもらって、
その間に一応お客さんじゃなくて、従業員として扱って欲しいと言う事だから、
そうだな・・・自分達で、部屋の掃除をしてもらおうかな。
そのほうが自分で使う部屋を、ある程度自分好みの家具の配置にしたり出来るでしょ。
一人一部屋の方が良かった?」
「いいえ、できたら三人で一部屋の方がいいのですが・・・大丈夫ですか?」
「大丈夫だよ、店の増築工事の方もほぼ終わって、少し大きめの部屋もあるから、
そこに寝台だけ三つ移動させれば、そんなに狭くはないと思うよ。
流石に部屋の準備ができるまでは、
明命ちゃん合わせて四人一緒の部屋に放り込むわけにも行かないから、
とりあえず・・・二部屋客室を用意するから、
明日から三人の使う部屋に案内するから、
自分達の部屋の掃除の方は自分達でよろしくね。
私達は店の営業があるから手伝えないけど、
力仕事がいる時は、言ってくれれば男手を出すから。」
「はい、よろしくお願いします。」
「孫尚香ちゃんも大喬ちゃんも小喬ちゃんもそれでいいかな?」
「うん、それでいいよ♪」
「はい、私達もそれで構いません、ね、小喬ちゃん?」
「はい、それで構いませんよ。」


こうして、それぞれの部屋の事を話した後、
三人がそれぞれ、何ができて何ができないか聞いて、
仕事の割り振りをして、
住み込みと言う事なので、その辺りを考慮したお給金の話をした。
やはり定期的に月ちゃんや詠ちゃんと会ったり、
勉強の事もあるので、営業日は毎日働いてもらうという訳にはいかないようだ。

孫尚香ちゃん達は、部屋を借りて働きはするが、
董卓軍との交流もあるので、毎日働くことができるわけではない。
そんな状態なので、給金が出るとは思ってなかったようで、
給金が出るという話をしたら喜んでいて、
孫策さんからの支度金や定期的に送られる仕送りと合わせれば、
かなり資金に余裕ができ、
洛陽での最新の流行の甘味や服などを買ったりできる喜んでいた。


「しかし喜媚さま、本当によろしいんですか?
あまり働けるわけでもないのに、部屋を借りて食事を出してもらっているのに、
お給金まで出していただいて。」
「あ、コラ明命! 余計なこと言わなくても・・・」
「そっちの方は問題ないよ。
私も一応店を預かってるから、経理の方もやってるけど、
三人が働いてくれる分で、十分元が取れると思うから。
新装開店時に、新しく持ち帰りのお菓子も何種類か出すんだけど、
その分の売上で十分お給金を出せる分働いてもらえると思うから。
(なにせ孫尚香ちゃんに、江東の二喬の大喬ちゃんと小喬ちゃんが,
メイド服で売り子をするんだから、
かなりの客寄せ効果になるし、彼女達が売って売れないわけがないしね。)
だけど、三人とも店で働く時はしっかり働いてもらうよ。」
「「はい、お任せください。」」 「任せて♪」


まだ、大喬、小喬ちゃんの二人は猫かぶりモードのようだが、
丁寧な対応をしてくれる分には問題無いだろう。
お客に暴言でも吐くのなら問題だが、あの美羽ちゃんでさえ、劉花ちゃんと一緒に、
店の二大看板娘として頑張ってくれているのだ。
この三人なら特に心配するようなことはないだろう。


こうして、私の店に新たに、孫尚香ちゃんと大喬ちゃん、
小喬ちゃんが、従業員として加わり、
店の改築工事もあと数日程で完了し、
新しい制服である一刀君デザインのメイド服。
劉花ちゃんなどはロングスカートにしたり、それぞれ、個性を出すために、
少しいじって入るが、基本はメイド服だ。
そして、この新体制の黒猫茶館で、洛陽一の茶店を目指していこう!


この後は、夕食まで明命ちゃん達は荷物を部屋に置いてから洛陽の観光をし、
私の方で、孫尚香ちゃん達が来たことを月ちゃん達に知らせ、
翌日会ってもらえるように手配をしておいた。

夕食を皆で一緒に食べつつ、従業員の皆に彼女達の紹介をしたが、
その際、劉花ちゃんがニコニコと笑顔だったので、なにか後で言われそうだったが、
その場では特になにかいうことは無く、この日は就寝。

翌日周泰ちゃん達四人は、
月ちゃん達に親書を渡すのを兼ねて、月ちゃんに挨拶に行き、
特に問題を起こすこともなく、午後には帰ってきた。


ふと思ったのだが、孫家の末妹の孫尚香ちゃんと、
江東の二喬と名高い大喬、小喬ちゃん二人の護衛に、
いくらなんでも明命ちゃんだけという事はないだろう。
多分何人か明命ちゃんの部下が今頃、洛陽の町の様子を調べている事だろうが、
統治方法を学んで、揚州の民の暮らしがよくなるのはいいことだし、
孫策さん達の勢力があまり弱いと、三竦みの状況を作り出せないので、
放置してもいいだろう・・・とは思ったが一応、
詠ちゃんにその可能性を話しに行ったら・・・


『そんな事とっくに折込み済みよ! あんたはそんな事気にしてないで、
あの三人に誑かされないように、
それと劉花様に変な気を起こさないようにだけ気をつけてなさい!』


と、釘を刺されてしまった。
まぁ、確かに私が考えつくような事なので、
詠ちゃんや音々ちゃんが気が付かないわけないのだが、
もう少し何か言い方があってもいいのではないだろうか?


(今度、詠ちゃんが泊まりに来た時、少しいじめてやろうかな・・・)


などと不埒な事を考えていたが、こんなんだから釘を刺されるのだろう。


さて、孫尚香ちゃん達の働きぶりなのだが、
コレが意外な事に、予想に反して家事はしっかりしていた。
孫尚香ちゃんは末妹なので、いずれどこかに嫁入りする事になるだろうから、
家事は徹底的に仕込まれているだろうから分かる。
大喬ちゃんはおとなしそうな性格なので、
なんとなくイメージで家事はできそうな感じはしていた。
小喬ちゃんが意外な事に一番しっかりしていたのには驚かされた。
表情にも勝気な性格が現れていて、私の勝手なイメージで、
家事関係は姉の大喬ちゃんに押し付けて好き勝手してそうな感じがあったのだが、
彼女達に宛てがった部屋の掃除もしっかりしていたし、
三人とも試しに厨房に立ってもらったが、ひと通りの料理はできていて、
その日の昼食は彼女達が作った品も何点か混じっていたが、
特に従業員の皆から避けられることもなく、完食された。
コレなら、忙しい時に厨房に立ってもらう事もできるだろう。
少なくとも、店の営業の邪魔になるどころか、
接客さえ覚えて貰えば、すぐにでも即戦力として期待できる。
むしろ、先輩風を吹かせようとした美羽ちゃんが、
逆に凹まされていて、慰めるのに大変だった。


その日の夕食後に、明命ちゃん達四人に晩酌を誘われたので、
揚州の現在の状況等を聞くために付き合い、
いろんな話をしたが、孫策さんの統治に変わってから、
徐々にいい方向に向かって行っているそうだ。

孫策さん側の明命ちゃん達の話なので、少し贔屓目が入っているかもしれないが、
私が、詠ちゃんから聞いている話でも、
揚州の統治方法は、今までの統治方法に曹操さんの所、
桂花の統治方法や洛陽の統治方法を混ぜたような感じで、
いい方向には向かっているようなので、彼女達の話もその通りなのだろう。

晩酌に付き合っていた時に、大喬ちゃんと小喬ちゃんにお酌をしてもらったり、
身体を密着させるように寄り添ってきたりしたが、
なんとか平静を崩すこと無く、耐えることができた。
流石に江東の二喬と噂されるだけ有って、彼女達はかなり可愛い上に、
妙な色気もあるので、私が思春期の頃だったら速攻で落とされていただろう。
この辺は中身の精神年齢の高さと、
桂花が居るという事に救われたというところだろう。
明命ちゃんは、私のその様子を見て、何故か機嫌が良かったが、
彼女の立場なら、私が多少デレデレしていたほうがいいだろうに、
なんで機嫌がいいのだろうか?

孫尚香ちゃんにいたっては、おそらく指示されていただろう、
私に対しての色仕掛けなどまったくお構いなしで、
今までの窮屈な暮らしの愚痴をこぼしたり、
色々と口やかましい孫権さんや甘寧さんの事を愚痴ったり、
おつまみとお酒に舌鼓を打っている。


こうして数日程すごし、部屋の準備が予想より早く整ったので、
試しに孫尚香ちゃん達に接客を教えてやってもらってみたが、
コレが好評で、持ち帰り用のマドレーヌや蜂蜜パン等の商品は早々に完売してしまい。
彼女達の噂を聞きつけたお客さんがいつもよりも多めに来たために、
この日はかなりの売上をあげる事ができた。
そして、とうとう明命ちゃんが孫策さんのところに帰る日になる。


「喜媚さま、今までお世話になりました。
小蓮さま達をよろしくお願いします。」
「うん、任せておいて。
明命ちゃんも帰りの道中気をつけてね。
袁紹さんのところで色々と騒がしくなってるから、
賊や流民が出ているっていう話も聞くし。
明命ちゃんは強いのは知ってるけど、気をつけてね。」
「はい! ありがとうございます。
小蓮さまや大喬さま、小喬さまも喜媚さまにご迷惑をかけずに、
勉学や董卓さまとの交流の方も失礼のないようにがんばってくださいね。」
「わかってるわよ、任せておきなさいって。
お姉様達にはうまく言っておいてね。
喜媚ちゃんからお給金もらってるからって、
仕送り減らされたらたまったもんじゃないんだから。」
「フフ、それはどうでしょうか?
私も報告はきちんとしなくてはいけないので、黙っているわけにもまいりませんし。」
「黙ってろとは言わないけど、その辺はうまく言っといてね、信頼してるわよ?」
「分かりました。
なんとか小蓮さま達のお小遣いが減らされないように頑張ってみます。」
「さっすが明命、そういう所がお姉ちゃんや思春と違って柔軟でいいのよね♪」
「明命はわかってるわよね♪」 「ありがとうございます♪」


一時的に喜んでいる孫尚香ちゃん達だが、
孫策さんの所で、細作などの暗部をまとめる部署の幹部である明命ちゃんが、
そんなに甘いわけなく、きっちり仕送りの、お小遣いの部分が減らされて、
後で大騒ぎする事になるのだった。


「明命ちゃんコレ持って行って。
ウチで作ってるお菓子と飴とか入ってるから道中で 『皆と』 食べてね。」
「・・・流石に喜媚さまの目はごまかせませんか・・・では、
ありがたく頂いていきます。
それでは、また会える日を楽しみにしています。
喜媚さまも怪我や病気などせぬようお気をつけて。」
「明命ちゃんもね、それじゃあ、またね。」
「はい! またお会いしましょう!」


こうして、明命ちゃんは一人で南の城門の方に向かって歩いて行き、
私達も、明命ちゃんが見えなくなるまで、彼女を見送っていた。

明命ちゃんを見送った後、孫尚香ちゃんが私の腕を抱くようにし、
反対側の腕は小喬ちゃんが同じようにして、
背後から大喬ちゃんが私の背中にくっついてくる。


「さ、喜媚ちゃん! 今日も営業がんばろう♪
この間、売上が上がれば、私達の給金にも色をつけてくれるって約束、
忘れたとは言わせないよ?」
「そうよ、私達がお店に立てば毎日完売も夢じゃないんだから、
お給金には期待してるわよ?
それで、洛陽の最新の服とかお菓子を楽しむんだ~。」
「小喬も小蓮さまも少しは貯金しなくてはダメですよ。
それに孫策様達へのお土産とかも忘れたらだめですよ?」
「え~お姉様やお姉ちゃんにはいいよ~。
今まで屋敷に閉じ込められてた分、
しばらくはおもいっきり遊んで洛陽を楽しむんだ♪」
「孫尚香ちゃん達も遊ぶなとは言わないけど、ほどほどにね。
一応、ココには董卓軍との友好の使者と勉強のために着てるんだから、
何の成果もなかったら、帰った時に周瑜さん辺りに怒られるよ?
私、一応孫尚香ちゃん達の様子を定期的に書簡で報告する事になってるんだから。」
「ウゲッ・・・そういえば喜媚ちゃんは冥琳の事知ってるんだったね。
・・・喜媚ちゃん書簡ではお姉様や冥琳によろしくね♪」
「はいはい、私が変なこと書かなくてもいいように、皆も頑張ってね。」
「えぇ、そこは 『頑張らせて貰うわよ♪』 」
「わ、私も 『頑張ります。』 」
「あたしも 『頑張んなきゃね♪』 喜媚は覚悟してなさいよ♪」
(うわ・・・まずったかな・・・そういえばこの娘達、明命ちゃんと一緒に、
私を篭絡して私の子を宿すって任務も負ってる可能性があるんだっけ。
いきなり夜這いはないと思うけど、私も気をつけないと。
それに、劉花ちゃん周りの警護も少し部屋の配置変えて置いたから、
劉花ちゃんが人目を忍んで私の部屋に来る事は難しいと思うけど、
彼女にも気を付けないと・・・最近なんか妙に積極的だし。)


こうして、店の改装工事も無事終わり、店舗内はあまり変わっていないが、
制服がメイド服に変わった事で、従業員達の気分も一心されている。
それに持ち帰り用の商品を新しく増やした事で、
従業員も増えるが収益も増えるだろう。
ここ数日の様子だと、詠ちゃんから生活費を貰わなくても、
やっていけるだけの利益は十分上げられそうだし、
酒蔵を本格的なものに作り替えた事で、まだ熟成はされてないが、
主に霞さん達が消費するお酒にも洛陽だけで対応できるようになったので、
母さんに文句を言われる事も無くなった。

お風呂も大きなものに変わり、数人なら一緒に入る事も十分可能になったし
何より部屋数が増えた。
美羽ちゃんや、七乃さん、
そして新たに孫尚香ちゃん、大喬ちゃん、小喬ちゃんを迎えても、
十分余る部屋数を確保できている。
人手が必要なら、詠ちゃんが汜水関での戦闘で、
私の部下だった黒猫部隊から、何人か派遣してもいいと言ってくれている。

そして向かいの屯所は常駐する人員が増えた・・・と言うか、
増えた人員は全て元黒猫部隊の隊員で、、
劉花ちゃんや私、それと一応お客になる孫尚香ちゃん達の警護も含めて、
前より厳重になっている。


店舗改装も終わり、新たな従業員を迎え、私の洛陽での新しい生活が始まる。


孫尚香ちゃん達と店に入り開店準備を済ませて、
私が店の前で一人で、新たな決意を心に秘めていた所で、
劉備さんがあまり緊迫感の無い声で、愛紗ちゃん達何人かと一緒に走ってやってきた。


「き、喜媚ちゃ~ん、大変なの!
できたら今過ぐ賈詡さんか董卓さんに連絡とって欲しいの!
ぱ、白蓮ちゃんがすっごいボロボロになって家にやって来て、
急いで董卓さんに報告があるって!」
「と、桃香様、白蓮殿はそこまで言う程ボロボロでは無いのですが・・・」


劉備さんや愛紗ちゃん、張飛ちゃん、趙雲さんと一緒に遅れて、
諸葛亮ちゃんと鳳統ちゃん、・・・そして私とは、
宮殿の謁見の間で一度だけ会った事のある、
公孫賛さんが、変装のためだろうか? 私の知っている服や鎧とは違い、
よく旅人が着るような外套を羽織り、
赤毛のポニーテールも下ろした状態で、疲れた様子でやってきた。


「す、済まない胡喜媚殿、急いで董仲穎様に会わせて貰えないだろうか?
幽州の事で報告したい事があるんだ。」


こうして、また新たな問題が増えそうな予感がしてきたのだった。


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  1. 2012/11/02(金) 19:07:34|
  2. 真・恋姫†無双 変革する外史。
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
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コメント

こんにちは

はじめまして、感想は初めてですがハーメルンから読ませていただいています。
胡喜媚君はやっぱり厄介ごとに巻き込まれるというある意味での主人公補正をもってますね(笑)
白蓮がきたということはやはり三人組がらみかな?
いろいろ動いてるみたいだし。
そういえば目次とかは作らないでしょうか?読み直すのが結構大変でした(汗)
これからもがんばってください。

  1. 2012/11/03(土) 10:39:13 |
  2. URL |
  3. S #-
  4. [ 編集 ]

目次はすであるのでは?
左側の 
カテゴリ 
目次 (2)
  1. 2012/11/03(土) 20:03:49 |
  2. URL |
  3.     #LkZag.iM
  4. [ 編集 ]

あれ?っと思うこと

呉の三人娘ってお酒飲んで大丈夫なんでしょうか?
「この物語の登場人物は(ry」なのかもしれないですけどふと疑問に思ってしまいました。
  1. 2012/11/04(日) 12:12:23 |
  2. URL |
  3. おふぃ #6G2.PaaY
  4. [ 編集 ]

すいません

目次ありましたね(汗)
申しわけないです
  1. 2012/11/06(火) 23:03:26 |
  2. URL |
  3. S #-
  4. [ 編集 ]

86話へのリンク
  1. 2012/12/30(日) 09:59:21 |
  2. URL |
  3. ちょっと通りますよ #zQLvkSFw
  4. [ 編集 ]

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