たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  024



side 超



大学工学部 研究室




「ふぅ~、人工筋肉は工学部品と違って神経使うネ。」

「でも、その分うまく使いこ何故は細かい動きや微調整の効く動きが

再現できますからね、研究者としては興味深いですよ!!」


超・葉加瀬の研究室では、茶々丸の新ボディの最終調整が行われている。


「この数値でどうかナ?」

「そうですね、仮想テストでは問題有りません。

テストの人格プログラムで動作試験に入ってもいいと思いますが?」

「ならば早速テストに入るネ。」

「では、早速テストプログラムを起動して動作試験をさせておきます。」


葉加瀬はノートPCからプログラムの起動準備に入る。


「テストに入ったらしばらくは時間があきますね、どうしましょうか?」

「そうネ、茶々丸の様子でも見に行こうカ。」

「わかりました。」


テストプログラムの起動を確認し、実機での稼働テストが問題ない事を確認後

私と葉加瀬は研究室を出て、エヴァンジェリンの家に向かった。


エヴァンジェリンの家への移動中、葉加瀬と茶々丸の最近様子について話す。


「それにしても最近の茶々丸は凄いですね。

感情面の動きが活発で、データから推測すると

最近では嫉妬や独占欲なんかも出てきているようですよ。」

「それはいいことなんだが・・・相手がネ・・・・・」

「・・・・・相手が問題ですよね・・・・」


茶々丸が主に好意の感情を向ける相手・・・・ソプラノ。


「もう少しまともな相手は居なかったのかナ・・・・」

「環境が悪いんじゃないでしょうか?

あの家の住人やお客って、ほとんどソプラノさんに毒されてますよ。」

「毒されるって・・・葉加瀬も言うようになったネ。」

「あ、コレはその・・・・」 //


葉加瀬が慌てて否定しようとするが、口にしてしまったものはどうしようもも無い。


「まぁ、葉加瀬にとってもいい傾向だと思うネ。

少なくともソプラノ相手で葉加瀬が遠慮する所は最近見たこと無いヨ。」

「それは・・・その・・・・・あの人相手に遠慮とか、気を使うって言うのがなんか・・・」

「なんとなく言いたいことは分かるヨ、彼女 (?) 相手にそう言うのは必要無いネ。

ソプラノ自身、気にして無いし、遠慮もないからネ・・・・

だからかナ、あの気難しい千雨サンや 葉加瀬も彼女とは素で応対してる。」

「わ、私はっ!・・・まぁ、あの人は超さんを除くと一番付き合いやすい人ですね・・・」 //

「ソプラノが突き抜けて変態だからネ。

葉加瀬も自分の嗜好に気を使うこともないし、

ソプラノを見てるとそんな細かいことを気にしている事が馬鹿らしくなってくる、

とか、そんな感じじゃないかな。」

「・・・・そうですね、あの人のそばにいると、すごく気が楽ですね。」


葉加瀬は気がついてるかな? 今すごく穏やかでいい顔をしてるコト・・・


「・・・そういう超さんはどうなんですか?」

「っぶ!・・・ゴホッ・・・ゴホ・・・な、何言い出すカ?」 //

「超さんだってクラスの中で、素を出してるの私かソプラノさんしか居ませんよ?」

「・・・・・ひ、秘密を共有しているという意味で話しやすいって言うことじゃないカ?」

「違いますね。 少なくともソプラノの前での超さんは年相応の学生に見えます。」

「・・・そ、そうかナ?」 //

「そうですよ。」


しばらく無言で二人で歩いていると、エヴァンジェリンの家が見えてきた。


「ほ、ホラ、もうエヴァンジェリンの家が見えてきたヨ!」

「何をそんなに焦っているんですか? ・・・超さん・・・まさか!?」

「まさかって何ガッ!? 私はソプラノとはなんとも無いよ!!」 //

「・・・・ップ、 フフ 超さんのそういう所、初めて見ましたよ?」

「・・・・・・葉加瀬ぇ・・・」 //

「ほらほら、着きましたよ。」

「・・・まったく、あんまり人をからかうもんじゃないヨ。」




(はぁ~・・・葉加瀬もさっき言ってたけド、私達もソプラノに毒されてきてるのかナ。)


葉加瀬がエヴァンジェリンの家の呼び鈴を鳴らし、茶々丸が応対に出る。

そうして私は気持ちを入れ替えて、玄関をくぐった。






side ソプラノ



私と千草が居間でお茶をしていると誰かが来たようで、茶々丸が応対に出る。


「誰かきはったんやろうか?」

「さぁ、千雨でも来たのかな?」


千草と話していると、玄関の方から茶々丸が超と葉加瀬を連れてやってきた。


「あ~超と葉加瀬か、いらっしゃい。」

「お初に~、ウチは天ケ崎千草いいます、ソプラノお嬢様の召使やってます

よろしゅうお願いいたします。」


超と葉加瀬を見た千草が席を立ち、優雅に自己紹介と挨拶をする。


「はじめまして、私は超鈴音と言うネ、まだ少し日本語が苦手だけどよろしくお願いするヨ。」

「わ、私は葉加瀬聡美です。 よろしくお願いします。」

「わ、私はソプラノ・マクダウェルです。 よろしくお願いします。」

「??? わ、私は絡繰茶々丸です。 よろしくお願いします。」


私が葉加瀬のモノマネで挨拶したのにつられて、茶々丸も挨拶をし始める。


「もぅ、ホントにっ!! ソプラノさんが変なことをするから

茶々丸まで私のモノマネをし始めたじゃないですか!!」

「私のせいなの?」

「そうです!」

「千草ぁ、私のせいなの?」

「お嬢様は何も悪いことあらしまへんで。」

「千草~!」 「お嬢様~!」


私と千草が抱き合う。


「・・・・・どうすればいいネ。・・・コレ。」

「嘲笑えばいいと思うよ。」


茶々丸が皆にお茶を入れてくれる間に心を立て直した超と葉加瀬。


「それで、今日は何かあったっけ?」

「今日は茶々丸の様子を見に来ただけネ。」

「・・・・絶好調みたいですね、いろんな意味で。」

「あの・・・お嬢様、こちらの方達は茶々丸はんのお知り合いですか?」

「この二人はね、エヴァと3人で茶々丸を作った人達だよ。

私のことやエヴァの事も知ってるから、後多分千草の事も茶々丸のデータから知ってるよ。」


その一言で千草が呪符を構えて警戒体制に入る。

超は泰然としているが葉加瀬はびっくりしたようで超の後ろに隠れている。


「あ~、大丈夫だから千草。 彼女達は学園側じゃなくて

どちらかと言えば学園の敵対者だから大丈夫だよ。」

「せ、せやけどお嬢様ぁ・・・」

「千草も茶々丸を通して見られるのに慣れるまでは気になるかもしれないけど

なれたら少し気持ちよく・・・じゃなくて、彼女達もプライベートを覗くとか

そういう趣味は無い・・・・・はずだから安心・・・・・して?」


「「そんな趣味はありません(無いネ)っ!!」」


「・・・・・何も安心出来る要素があらへんのですけど・・・」

「してませんから! 覗きなんてしてませんよ千草さん!!」

「そうだヨッ! そんなことしてないかラ!!」


二人は必死で千草さんを説得している。

そんな中に茶々丸が爆弾を放つ。


「お二人は千雨さんの仮契約の様子や、マスターとソプラノ様の逢瀬を

録画保存していますが、まずかったのですか?

これからはそういう場面は見ないようにしたほうがいいでしょうか?」


ピシッ!!


空気が割る音がする・・・


「い、いやっ! 近寄らんといて変態っ!! ウチの身体はお嬢様に捧げたんです!

あんさんらに汚されるのはごめんやっ!!」 //


千草が私の背に隠れしがみつく。

千草の吐息が首筋にかかってくすぐったい。


茶々丸の爆弾発言により千草に変態の烙印を押された超と葉加瀬は

その場にへたり込む。


「あの~・・・なんていうか・・・・・・・大丈夫?」

「しばらく放っておいて欲しいネ・・・・・」 lllorz

「私は・・・変態じゃない・・・変態じゃないんです・・・」 lllorz



「何かまずかったでしょうか?」

「・・・茶々丸はもう少しTPOを弁えた発言ができるようになろうね。」

「はい、頑張ります。 ソプラノ様。」







「なんだ? この状況・・・?」


ちょうどその時、二階から降りてきたエヴァが居間の様子を見たが、

何が起きたかわからないようだ。


「マスター、私頑張ります。」

「・・・??? あ、あぁ、頑張れよ、茶々丸。」





混沌が支配するエヴァ家、この状況は別荘で訓練の終わった

千雨とチャチャゼロが帰ってくるまで続いていた。






ある日のエヴァ家 居間




「旦さん、お茶 入りましたえ~。」

「ん~ありがとう~、千草は日本茶入れるのうまいよね。

京都補正かな? かな?」

「そんなんあらしまへんよ、ん~強いて言うなら愛情やろか?」

「千草の愛の味だね!」


居間では私と千草、エヴァとチャチャゼロがくつろいでいる。


「おい、千草、私にも一杯入れてくれ。 玉露が良い。」

「オレニモー。」

「あんたら・・・自分で入れてんか、今忙しいんや。」

「忙しいも何も姉様と話してるだけじゃないか。」

「旦さんのお世話がウチの仕事や、っちゅうわけで今は仕事中や。」

「屁理屈を言うな! 茶々丸が居ないからお前が入れろ!」

「ほんまにこの金髪チンチクリンは・・・茶ぐらい自分で入れれるようにならへんと

いつか旦さんに捨てられるえ。」

「姉様がそんなことくらいで私を捨てるか! ・・・・・・・・・捨てないよな?」 lll

「大丈夫だよエヴァ、安心して。 エヴァはそのまま元気でいてくれればいいんだよ。」

「ハッハッハ! それ見たことか!! 私達の絆はお茶くらいでは壊れんわっ!!」

「いつまでその自信が続くか見物や。」


エヴァと千草はなんだかんだで口喧嘩も多いが

概ね仲は良好だ、唯我独尊のエヴァと

エヴァの我侭もおおらかに受け入れ 時に流す千草、エヴァ家は今日も安泰だ。


「そうだ、姉様は聞いたか?

あのぼーや、修学旅行の件が効いたらしく、

ジジィに修行の追加を願い出たらしいぞ。」

「へー、まぁ、ネギ先生には結構きつかったからね。

けど、いいんじゃない? 向上心があるのはいいことだよ。」

「何か最初は私のところに魔法を習いに来ようとしたらしいぞ?

ジジィが慌てて止めたんだとか。」

「へー、それはそれで面白いことになりそうだったのに。」

「何が面白いものか! いい迷惑だ。」

「そうかな? 才能があるから育てるのも面白いと思うんだけど?」

「ぼーやの才能は認めるが、あの性格ではな・・・・もう少し何とかなったら

考えんでもないんだが。」

「じゃあ、性格の方面でなんとかなったら魔法の一つでも教えてあげたら?

そうすれば それなりにエヴァの言うことも素直に聞く子に育つかもよ?」

「ふむ、それくらいなら・・・まぁ、それもあのぼーやがもう少し現実を知ってからだな。」

「お茶、入りましたえ。

何の話ですか? なんや、面白そうな感じやったけど。」


千草がエヴァと、ついでに自分と私、チャチャゼロのお茶を入れてやってきた。


「オー キツネオンナノチャハ ナカナカウマイナ。」

「そう思うんやったら、せめて名前くらい呼びなや、幼女人形。」

「今話していたのはネギ先生のことだよ、何か修行を追加でやるんだって。」

「へー、あの子が、このか様並に魔力は大きかったんやから将来が楽しみやな~。」

「だが今はただの魔力馬鹿だ、あんなものは使いこなして意味がある。

そういう意味では千雨の方がよっぽど使えるな。」

「エヴァは直弟子には甘いようです。」

「弟子の惚気乙や。」

「自分の弟子に誇りを持って何が悪いっ!!」 //

「全然悪くないよ~、ただ千雨には絶対言ってやらないんだよね。」

「ツンデレ乙や。」

「ツンデレオツ。」

「うるさい うるさい うるさいっ!!」 //

「釘乙。」 「釘乙や。」 「クギオツ。」  「・・・っく・・・・ギリギリ!」 //


皆で散々エヴァをからかう、彼女はこういう所はほんとうに可愛いし飽きない。






side 千草




ほんまにこの家は居心地が良いですな~。

あの金髪チビもあの時のことが嘘のようや・・・あんな恐ろしい力持ってるくせに

ここでは普通のおチビさんや。


京都のあの夜は、どうしょうもなかったし、ソプラノはんの案なら仇討ちもできるから

ソプラノはんのモノになる言うたけど・・・・このままココにおってもええかもしれへんな。


ウチ一人でココを出て行ったら、間違いなく西か東の追手に捕まってしまうやろ。

ここに居れば、仇を討たせてもろて、あんな強い人達の保護下に居れて

追手に怯えることも無い・・・ソプラノはんも優しいしな。


・・・・あかんなぁ。


コレで無事に仇まで討たせてもろうたら、ほんまにココから・・・あの人から

逃れられへんようになってまうし、逃げるなんて不義理犯そうとも思われへんやろ。


(ほんま・・・いけずな人や・・・・。) //


とにかくっ! 今は自分の為にも・・・まぁ、少しはソプラノはんの為にも、

力を着けて何があっても動けるようになっとかんとな!






side ソプラノ




「あの子の話で思い出したんやけど、旦さん、ウチにも修行付けてくれへんやろか?」

「千草の修行か~・・・エヴァは魔法だし 私は結界くらいしか教えること無いし・・・

そうだ、書庫に呪術書が結構あったから、

それを読んでもらって実戦の訓練は私達が相手をするって言うのでどう?」

「せやな~、ほならそれでお願いできますやろか。

結界も少し覚えたいから旦さんお願いできますか?」

「了解~、それじゃあ千草さんにも指輪渡しておこうか。」

「・・・・・ゆ、指輪っ!? あかん! あきまへんっ!!

ウチらまだ知り会うたばっかりや、いくらなんでも早すぎます!

そら、旦さんの気持ちはいつでも受け入れる準備はありますけど

もう少し順序を踏んでおくれやす! 仮定を楽しめないなんて・・・旦さんはいけずや!」 ///


結婚指輪と勘違いしたのか?

初めて見るが、慌てる千草はすごく可愛かった。


「・・・・・貴様、何の話しをしている?

その指輪じゃないぞ。」 #

「・・・ちょ、ちょっと勘違いしただけやおまへんか。」 //

「私が言う指輪は、修行に使ってる魔法球の中で老化を抑えられる効果のある指輪だよ。」


本当は指輪の魔力が枯れるまで老化を抑える効果があるが

魔法球限定だと言っておく。


「・・・・そ、そんな夢のような指輪が・・・あるんですか・・・・・・

す、すぐにおくれやす!! ウチにその指輪をっ!!」


千草が私の服の襟をつかんで振り回す。


「わ、渡す!! ・・・渡すからっ!  ・・・は、離して!」


老いはすべての女性の天敵のようで、千草も例外ではなかった。

これで、私と仮か本契約したら不老になると言ったらどんなことになるか・・・ lll


この日以降、エヴァの別荘の住人が一人増え、

千雨とお互いいい修行相手が増えた。


千草は今までの下積みがあるのか、やはり呪術系が得意で

私が教える結界は苦手なようで、そっちの才能がないのが残念だと嘆いていた。









エヴァ家 魔法球内部の別荘




別荘内部の城内広間ではチャチャゼロと千雨が訓練をし、

脇の木陰に練習を兼ねた結界を敷いて読書中の千草と

お茶を楽しむエヴァ、私、茶々丸がいる。


チャチャゼロと千雨の訓練は、チャチャゼロが一方的に攻め、

千雨はそれを回避、防御、魔法での撹乱などの方法で

攻撃を受けないいことに専念している。


当初よりの千雨の希望、倒すことよりも己の生存を中心に修行している為、

千雨の回避、逃走能力は凄まじい。


そのかわり火力は完全に捨てているので、

SLB以外の魔法で上級の相手を倒すことは無理だろう、

千雨自身もそれでいいと納得している。


「千雨はんはほんまに凄いですな~、あの人形の攻撃全部躱してはるで。」

「修行の賜だよね~、幻術や魔法の射手 (改) を織りまぜて

本気で回避に徹したら、並の相手じゃ本体の姿すら確認できなくなるよ。」

「ほんまですか? さすが旦さんの従者というだけはあるんやな~。

ウチも旦さんの恥にならんよう頑張りますから よろしゅうお願いします。」

「うん、でも千草はもう十分に私の従者として合格点超えてるから無理はしないでね。」

「はい♪」

「ふん、茶々丸、お前も私の従者として相応しい姿を見せろよ。」

「了解しました、マスター。」


私達が話している間に向こうも今日の修行が終わったようで

コチラに休憩にやって来る。


「お疲れー 千雨、チャチャゼロ。」

「お~、今日も疲れたぁ~。」

「サイキン チサメトヤッテモ オモシロクネーゼ、

ムカシハ アンナニイイヒメイヲ アゲテタノニヨ。」

「・・・・毎度毎度あんな目に合わされてたまるかよ。」

「だが千雨もまだまだだな、そろそろチャチャゼロも本気を出すようにするか?」

「オー マジカ? ソレナラマタヒメイヲ キカセモラウゼ。」

「勘弁してくれよ・・・せっかく無傷で済むようになってきたのに・・・。」

「それでは修行にならんからな、少し考えてみよう。」

「先輩~、先輩からも何とか言ってやってくれよ。」

「エヴァもやるのはいいけどほどほどにね、

千雨は女の子なんだから傷なんか残したらかわいそうでしょ。」

「・・・全く、姉様は家族には甘すぎる。」


茶々丸から渡されたスポーツドリンクを飲む千雨とワインを飲むチャチャゼロ、

二人を加え、ちょっとしたお茶会になる。


そんな時に千草から疑問が上がる。


「ココでお世話になるようになって、皆の修行は何回か見させてもろうたんやけど

ウチの旦さんが修行してる所見たこと無いんです、

旦さんはどれくらいの腕前なんですか?」

「あ~姉様な・・・なんて言ったらいいか・・・・・・」

「先輩か~・・・・」

「アネハナ・・・」

「ソプラノ様は・・・・」

「え・・・・なんかまずいこと聞いてしもうたやろか?」 lll

「いや、従者として主の実力を知っておくのは当然だ、問題ない。

ただな・・・・」

「ただ・・・?」

「姉様はココで本気は出せないんだ、出すとこの魔法球が壊れる。

本気じゃなくても、姉様の楯というか羽は私達じゃ破れないから

防御に徹すると何もできなくなる、回避も数百年の積み重ねがあるから

近接戦闘じゃ私くらいじゃないと掠ることできん、

攻撃は食らうと私以外だと下手したら即死で訓練にならんのだ・・・」

「・・・・・・・」

「剣術とか武術、投擲とかな、限定した条件でならいいんだが

さっきの千雨のような総合での戦闘訓練は相手が居なくてできないんだ。」

「・・・・ほんなら旦さんの戦闘の力はこの中では?」

「最強って言うか最悪だな、質が悪すぎる。

姉様が本気で私を殺しに来たら何もできずに殺されるだろうな。」

「・・・・エヴァはんが・・・ですか?」 lll

「・・・百聞は一見にしかずか、ここなら多少は大丈夫か。

姉様、千草にアレをやってやれ。」

「え~、やるの?」

「千草には見せておいたほうがいいだろう? 従者なんだから。」

「しょうがないか・・・じゃあ千草、今からいつでもいいから私に攻撃してみて。」

「・・・・やるからには本気で行きますえ?

旦さんの従者としてみっともない所は見せられへんよって。」


千草がそう言うと、目付きが変わり、千草がまとう空気も変わったような気がする。


「行きますえ・・・」

「茶々丸の位置はっと・・・限定空間は3mでいいかな?   『我に仇なす事を 禁ず。』 」

「お札さん!!お願いやっ!!」


私の宣言と共に空間を限定して私の世界を構築する。


千草はお札に魔力を込め起動しようとするが、反応がない。


「・・・・はっ? あれ? どういう事や・・・??」


その後千草は何枚かお札を試すがすべて起動しない、

チャチャゼロからナイフを借りて私に斬りかかるが、そうしようとすると身体が動かなくなる。



ピシッ!


「姉様っ! もう限界だ!! 魔法球がもたん!」

「おっとと、了解~っと。」


エヴァの合図と共に構築した世界を元に戻す。


それと同時に魔法球内の魔力が一気に減り、

維持にすべての魔力を使うようエヴァが調整する。


「ふぅ、危なかったぞ姉様。」

「外でやったほうが良かったかもね。」

「先輩・・・もう少し加減できないのか? それ。」

「コレは加減とかは・・・してる方なんだけど。」

「な、なんやったん・・・今の?

ウチ何もでけへんかった・・・・」


落ち込む千草をエヴァが励まそうとする。


「あ~、あんまり気にするなよ千草。

分かっただろ? 私が何もできずに殺されるといった意味が。」

「・・・・え? じゃあエヴァはんも同じようになるんですか?」

「ああ、姉様の本気の能力は世界を創る、塗り替える、体験したからわかるだろう?」

「そないな・・・アホな・・・・・神さんでもあるまいし・・・・」

「千草、私のこの能力は凄い分リスクも大きくてね、

起こした結果の分その振り返しも大きいんだ。

現に今の少しの間でさえ この魔法球が壊れそうになったでしょう?

外ならもう少し負荷が分散されるけど、

ココだと魔法球内にしか負荷がかからないから魔法球が持たないんだよ。」

「・・・・・・そないな力・・・。」

「そう、こんな力は簡単には使えない、だから使うときは、

それなりの準備をしてから少しだけ使うんだ。

さっきみたいな強引な使い方はほとんどしない、

それこそ私の人生で数えるくらいしか使ったことはないよ。

だから説明のために今は使ったけど、普段は使わないものと考えておいて。」

「わかりました。」

「普段私が戦う必要があるときは、この剣とこの楯、あとは身につけた技術かな。」


私は千草に数本の黒鍵と光鷹翼を1枚見せ説明する。


「この剣は私が魔力を込めると刃ができて、投げてしばらくすると勝手に戻ってくる。

あとこの楯、光鷹翼って言うけど、ようはすごく硬い、エヴァでも破壊できないよ。」

「へ~エヴァはんでも無理ですか。」

「大分昔にエヴァが躍起になって破壊しようとしてたね。」

「ふんっ・・・・・まだ諦めたわけではないぞ!」

「まぁ、そんな感じだよ。 私はほとんど戦わないけどね。」

「姉様に戦わせたら必要以上に周りが破壊される。

千草気をつけろよ、姉様が本気で投げた黒鍵はあそこの城壁くらい楽に貫通するぞ?

受けようなんて死んでも思うなよ。」

「・・・あはは・・・・・・」


千草もあまりの非常識の連発に、顔をひきつらせている。


「あれ? 先輩の黒鍵って楯に向けて投げたらどうなるんだ?

矛盾って例え話の奴。」

「盾の方が硬いよ。 黒鍵事態は少しいい剣くらいの性能だから。」

「千雨・・・あの楯、気をつけろよ?

昔姉様が黒鍵を持つ前、あの楯の形を変えて剣のように使ってたが、

頑丈な岩でも水のように切り裂いたぞ?

アレは通常は形は羽のようだが変幻自在で平面ならばどんな形にも変化するぞ。」

「マジかよ・・・・先輩、非常識もいいかげんにしろよ?」

「さすがウチの旦さんや、惚れ直してしもうたやん!」


さっきまで凹んでいた千草が私に抱きついて大喜びし、

それを見たエヴァと千雨にボコボコにされる。


「バカ姉がっ!・・・・・・・・あ、まずい。」

「どうしたエヴァ?」

「さっきの姉様の力とか茶々丸が見てるよな?」

「・・・・あ~・・・・超か。」

「いてて、それなら大丈夫だよ、さっき力を使ったときに茶々丸の位置まで囲んだから、

茶々丸には悪いけど、今日の別荘内の記録はできないようになってるよ。」

「・・・・確認しました。本日別荘に入って以来の記録が存在しません。

現在進行形で記録が妨害されてるようです。」

「一時的なメモリには残ってるけどデータとして記録はできないからね。

メモリも今から晩ご飯でも作ってる内に書き換えられるだろうからね。」


茶々丸が悲しそうな顔で私を見つめる。

流石に記憶を勝手にいじるような真似になって罪悪感が湧く。


「ソプラノ様・・・・・」

「ごめんね、茶々丸、こればっかりは・・・ね。 今度何か埋め合わせするから。」

「はい、ソプラノ様の立場上しょうがないことだと理解しています。

お気になさらないでください。」

「うん、ごめんね・・・」


茶々丸の手を握り、もう一度謝る。 茶々丸も私の手を優しく握り返してくれる。


「なんだ、その・・・・私も少し迂闊だった、許せ茶々丸。

あと分かってると思うが、千草も口外するなよ?」

「ウチの旦さんに仇なすようなことウチがするはずあらしまへん。」

「今日は皆疲れたから早めのご飯にしようか?」

「オウ サケデモノモウゼ。」

「お前はさっきから飲んでるだろう・・・茶々丸、今日は肉が食いたい。」

「了解しましたマスター。」

「じゃあ私と千草さんで手伝うよ。

先輩は・・・エヴァとゆっくりしててくれ。」

「ん~、おまかせした~。」




少し早めの夕食を皆で楽しみ、そのまま飲み会へと進行し、夜は更けていった。












「それで、先輩に言ってやったんだよ。

先輩を私のモノにするって!」

「違うよ千雨、それは私が言ったんだよ。」

「そうだっけ?」

「そうだよ、その後千雨が、センパイィ~ もう好きにしてぇ って言って。」

「そんなこと言うわけねーだろ! なぁ、エヴァ!」


「貴様どうでもいいが私の尻から手を離せ・・・・」

「ホラ、エヴァも違うって。」


現在飲み会が進行し、いい感じに千雨が出来上がっている。

エヴァと私を両方に侍らせ、セクハラしつつ仮契約の時の思い出話をする。


「それで、その仮契約って何やの? 千雨はん。」

「仮契約って言えばあれだろ? キスだよ、濃厚な。」

「違うよ千雨、舌で唾液を交換し合うんだよ。」


私もいい感じに出来上がっていた。


「へーお二人共 そんなことしはったんですか?」 #

「千草様、その時の様子が高画質で録画してありますが?」

「ほんまでっか!? 後でゆっくり見させてもらいましょか。」

「御意。」

「マトモナノハ オレダケカ・・・」

「私もだ! 全く・・・千雨と酒を呑むといつもこれだ・・・・」

「ソウイッテモ イツモスキナヨウニ サセテルジャネーカ キモチイイノカ?」

「馬鹿か!!

千雨はな・・・・好きなようにさせないと追っかけてくるんだ・・・どこまでも・・・な。」


過去にトイレまで追っかけられたことを思い出したようだ。


「それに私が姉様以外に感じるかっ!」

「エヴァにゃんの愛にお姉ちゃん感動した! 今日は飲もう! エヴァの愛に乾杯っ!」

「エヴァの情欲にっ!」 

「なにが情欲だ、千雨!!」

「マスターの歪な愛に。」

「エヴァはんの病的な愛に!」

「貴様らいいかげんにしろぉ~~っ!!」




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  1. 2012/03/18(日) 18:48:56|
  2. 二次創作小説 ネギま
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