たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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六十七話


洛陽




霞さん華雄さん、それに桂花達参加の宴会が終わり、
この日は霞さん達は家に泊まっていったが、
当初言った通り、彼女達には、いつも賈詡さんが使っている部屋を使ってもらった。
しかし、私と一緒に寝たがっていた霞さんが不機嫌なのは理解できるが、
華雄さんまで、私と桂花を見て面白くなさそうな表情をしていたのはなぜだろうか?

私は華雄さんの頬を引っ叩いたり説教したので、
逆に恨まれる位の事は覚悟していたのだが、
どうも華雄さんには、前以上に気を使ってもらっている。


(・・・・まさか華雄さんも桂花と同じくドMな人!?)

「喜媚なに変な顔してるのよ、ほら部屋に入るわよ。」
「あ、うん、今行くよ。」


こうして慌ただしい一日は終わりを迎え、
翌日、朝からいつものように曹操さん達が出かけていった。

そしてこの日は張譲の公開処刑の日だ。
謁見の間で協ちゃんが張譲の処刑を決定してから、
高札が立てられ、処刑台の建設が始まった。
そして先日処刑台が完成し、すべての準備が整ったので、
今日、反董卓連合の主犯の一人として張譲は公開処刑される事になる。

私はそういうものを好き好んで見る趣味はないのだが、
あの戦に参加した者として、戦で散っていった者達の代わりとして、
この処刑を民の目線から見ていた。

張譲は猿轡を掛けられるその瞬間まで、自分勝手な釈明を繰り返し、
最後には斬首台の上に四つん這いに固定され、
兵の手によって首が切り落とされた。

その瞬間、歓喜に沸き立つ民や、ようやくこの戦に結末がついたと安堵する民や兵士。
斬首の瞬間を見て気分を悪くした民や、子供には見せないように目隠しする母親。
無表情で見つめる月ちゃんや賈詡さん達など、
様々な状況だったが、とにかくコレで反董卓連合の件に、
わかりやすい形で一区切り打つ事ができ、
洛陽で暮らす皆にも安心してもらう事が出来たようだ。


そうして張譲の処刑が終わり、宮殿前の広場にはすでに片付けが兵によって開始され、
見に来ていた人達もそれぞれの生活に戻り、
私達も店の開店準備を済ませて、店を営業していた時、
意外な事に賈詡さんがやってきた。


「おはよう、喜媚居る?」
「おはようございます賈詡さん。
どうぞ中に、今お茶を出しますから。」
「悪いわね。」


私は賈詡さんを奥の個室に案内し、お茶を用意して賈詡さんの向かいに座る。


「いいんですかこんな時に来て? 
・・・何か私に緊急の用事ですか・・・って! 思い出した!!
賈詡さん、なんで美羽ちゃん達の逗留を認めたんですか!?」
「その話か・・・しょうがないじゃない、
曹操は認めて袁術を認めないわけには行かないでしょう?
たまたまその逗留場所があんたの店になったという事だけど、
よくよく考えたら、一箇所に集めて見張りを増強したほうが、効率的だし。
それに曹操は劉花様に手を出すつもりはないようだし、
袁術も気がついていないのならば、劉花様の防衛を強化して、
屯所の人員配備を増やして、見張る場所を一箇所にしたほうがいいと思ったのよ。」
「本当ですか? あれだけ劉花様の事がバレるのを心配していた賈詡さんが、
いきなり美羽ちゃん達の逗留を許すなんて、
何か裏があるとしか思えないんですけど。」
「逆に聞くけど何の裏があるのよ?
今は特に各諸侯が洛陽に居るから、警備の人員がギリギリなの。
兵と警備隊では質が違うから、兵を警備隊に回せばいいというものでもないのよ?
一箇所に纏めて警備隊の守備を固められるなら、
そのほうが効率的だと判断したのよ。」
「むぅ・・・」
「聞きたい事はそれだけ?
じゃあこっちの話をさせてもらうわよ?」


なんかいつもの賈詡さんにしては話の持って行き方が、強引な印象を受けるんだよな、
何か隠してそうなんだけど、それが何か皆目検討がつかない。
しょうがないので、この話はここまでにしておくことにした。


「錦馬超、馬孟起どっちかの名前は聞いた事ある?」
「知ってますよ、馬寿成さんの娘さんですよね。
その馬上の武、錦の如き美しさ。 って言う奴ですね。」
「そうそう良く知ってたわね。 だけどその話、馬超本人の前でしないでね。
本人そう呼ばれるのすごく恥ずかしがってるから。」
「分かりました。 で、その馬孟起さんがどうしたんですか?」
「そろそろ宮中も落ち着いてきたし、張譲の件も片がついた。
仕事も一段落ついてきたから、貴方に会わせようと思って。
ほら、馬騰の病気の治療の件、アレでお礼がいいたいそうよ。
なんでもお礼の品も持ってきてるらしいけど、
それらしい物は見当たらなかったし、西涼だから名馬かしらね。
騎馬隊の馬の中には、かなりいい馬が揃っていたから。」
「私が馬をもらっても困るんですけどね・・・
でも、たまには馬で洛陽周辺を駆けるっていうのもいいですね。
昔、訓練の時に馬には乗りましたけど、慣れると気持ちいいモノですし。」
「そうね、それに鞍や鐙もあるし、
無くても乗れたのなら、落馬の心配もそうないでしょう。
だけどアンタ一人で出ていくんじゃないわよ。
必ず屯所の兵に声をかけて護衛を連れて行くのよ。」
「なんで? 私はただの茶店の店主なのに。
それに最近洛陽周辺はかなり安全になったって聞いてるよ?」
「あんた・・・自分の立場を少しは考えなさい!
陛下の最も信頼出来る友人っていうのが、
この国において、どれだけの地位に匹敵するか、よく考えなさい!」
「・・・それ本当なの? 昨日霞さんに、報奨の話と一緒に言われたけど。」
「霞が報奨の話をしたの? なら話は早いわね。
喜媚には陛下や月からかなりの報奨が与えられるから、覚悟しておきなさい。
本当は官職を与えたいんだけど、あんた嫌だし受け取らないでしょ?」
「流石に官職は・・・劉花ちゃんの事もあるし。」
「だから物や金銭になるんだけど、
今あんたが使っている屋敷とは別に別邸を用意するって話があったんだけど、
それだと色々問題があるから、隣の屋敷と繋げて拡張工事をすることになったわ。」
「え? それだと隣の人は?」
「今回の戦の立役者の一人であるあんたの屋敷を拡張するって話したら、
喜んで移ってくれるそうよ。
もちろん転居後の屋敷はそれに相応しい屋敷を用意したし、
転居の費用はこちらで持つわ。
ちょうど宦官達の不動産が余ってて、処理に困ってるのよね。」
「・・・コレ以上家を広くしてどうするの?」
「・・・お風呂が少し狭いと思わない? ソレに酒蔵も作れるし。
ソレにあんたが率いてた黒猫隊?
その構成員が是非、喜媚と劉花様の護衛をしたいって志願してるのよ。
だから、その中から女だけ選んで護衛兼従業員として宿舎が必要だしね。
男の隊員は、向かいの屯所に常駐して護衛をする事になってるわ。」
「お風呂とお酒が本来の目的じゃないの?
まぁ、劉花ちゃんの護衛が増えるのはいいけど、
従業員がそんなに増えてもなぁ・・・この際だから少し事業を拡張しようかな。
紙の生産とか、持ち帰り用のお菓子の販売とか考えていたし。
そうでないと従業員の給金の支払いも困っちゃうし。」
「生活費や護衛要員の経費はこちらで出すわよ?」
「そういうわけにも行かないでしょう。
国内が落ち着いたら兵を退役する人だって出てくるんだから、
その時そのままウチで雇ってあげれたらいいと思わない?」


賈詡さんは一度メガネを外して拭き、かけ直す。


「そうね・・・これからは、未来の事も考えていかなと駄目なのよね。」
「そうそう、戦後処理で今は大変だけど、
コレが終わったらこの国を良い国にしないといけないから、
賈詡さん達はもっと忙しくなるよ。」
「嫌な事言わないでよね・・・でも、今ままでの苦労と比べたらずっといいわね。」
「そうだね、少なくとも国が良くなり民の暮らしも良くなる仕事だからね。
戦争で命の奪い合いする策練るよりよっぽどいいよ。
孫子も言ってるしね。
戦争を起こさなきゃいけない状況になるのは、最悪の策だって。」
「そうね・・・・そうだ、前も言ったけど、
曹操達が帰ったら私が泊まるって話だけど。」
「うん? いいけど、賈詡さんはそんなのお構い無しに、
いっつも泊まりにくるじゃない。」
「普段とは別なのよ、大事な話があるから、あのお酒とお風呂用意しといて。
手間かけて悪いんだけど。」
「了解・・・だけどコレは屋敷増設の時に本当に酒蔵作る羽目になりそうだね。」
「すでに設計段階では酒蔵あるわよ。」
「私の家のはずなのに、私が一切関与してない件について・・・」
「諦めなさい、あんたは劉花様をお預かりしている時点で、
屋敷の防衛上、あんたの希望を受け入れる余裕は殆ど無いのよ。」
「あ、でも厨房は少し広くしてよ、
人が増えるなら、それだけ厨房周りも広くしないと駄目だから。」
「それは大丈夫よ、こっちでも考えてあるから。」
「なら、私からは特に無いよ。」
「じゃあ、そう言う事で。
馬超との正式な面会日が決まったら、また連絡するわ。」
「よろしく、しかし馬か・・・どうしようかな?」
「そんなに難しく考えなくてもいいわよ、
ウチの厩舎で面倒は見てあげるから。」
「その時はお願いするよ。」
「はいはい。 じゃあ私は行くわ。」
「ん、表まで送るよ。」


そして賈詡さんは宮殿に帰っていった。

その後私は美羽ちゃん達が泊まる部屋を皆で掃除したり、
食材を追加で買いに行ったりして過ごしていた。


そんな時、店に居るお客さんの中で、
『店主を呼んでくれ、左慈が来た、と言えば分かる。』
と言って、わざわざ、私の店まで左慈君がやってきた。

その表情はいつも通りだが、どこか今まで有った暗さというか、
鬱屈した感情のようなモノを感じることはなく、
清々しい清涼な風のような雰囲気を醸し出していた。
元がイケメンなだけに、今のこの様子なら街ではモテモテだろう。

私が行くと左慈くんは机を トントン と叩いた。
コレは私に座れ、と言うのと同時に、
周りの人に私達の会話を聞かれないような術を使った証拠だ。


「ほら、コレを受け取れ。」


左慈君はそう言って、机に上に大きな重そうな袋を置くが、
袋から何やら剣のようなものもはみ出しているし、
置いた時の音が、『ガチャリ』 といったので金属類が入っていると思われる。


「左慈君コレ何?」
「ん・・・コレはだな、その、なんというかアレだ。
俺からのプレゼントというか・・・そう、褒美だ! 褒美。」
「・・・褒美?」
「あぁ、あの忌々しい北郷一刀に一泡吹かせてくれたからな。
クックック・・・思い出しただけで胸が空く思いだ。
それをやってくれた貴様への俺からの褒美だ。
全部オマエのモノだ、好きにするといい。
全て売れば、普通に生活するには一生困らない程度の金にはなるはずだし、
中々の宝剣や呪力のある宝石みたいなのもあったな。
どんな効果かは知らんが、まぁ、害は無さそうだったから入れておいた。
心配なようだったら、後日、俺が鑑定してやる。」
「・・・はぁっ!?」
「今日の用事はそれだけだ、じゃあな。
・・・クックック、もう一度、北郷一刀の今の様子でも見てやるか?
くっくっく・・・アハハハハッ!」


そう言っていきなりやってきた左慈君はとんでもないモノを置いて、
言いたいことだけ言って帰っていった。

とりあえず、左慈君が帰った後、従業員の皆に頼んで、
左慈君の持ってきた荷物を、倉庫に片付けてもらった。

後で賈詡さんに頼んで鑑定人に鑑定してもらったら。
無くなったはずのどこぞの王家血筋の家の秘宝や、
一部の地方で逸話になっているような宝剣や短刀。
異民族の間で恐れられてる宝石等、
鑑定人や賈詡さんもびっくりのお宝の山だったそうで、
その後しばらく、私共に是非とも譲って欲しいと言う蒐集家が後を絶たなかった。


午後になり、引き続き掃除等をしていた所で、美羽ちゃん達がやってきた。


「喜媚来たのじゃ!」
「お世話になります。」
「なんで私がこんな目に・・・」
「喜媚殿、こんにちは。」
「お世話になります!」


そこにはなぜかこの世界にあるリュックサックを背負った美羽ちゃんと、
ボストンバックのようなカバンを持った張勲さん、
手ぶらの周瑜さんに周泰ちゃん、
そして、おそらく孫家メンバー全員分の荷物を担いでいる、孫策さんがいた。


「皆さんこんにちは、部屋の準備はもう少しかかるので、
荷物は個室の方にでも置いておいてください。
・・・それで、孫策さんなんでそんなに大量の荷物持ってるんですか?」
「・・・負けたのよ。」
「は?」
「道中でな、明命が喜媚殿に教わった遊びで、
『じゃんけん』 と言うものがあるという話を聞いてな、
雪蓮が負けたものが荷物を全部持つという条件で勝負しようと言い出したので、
やったら見事に雪蓮の一人負けだったのだ。」
「あの、私はすこしは持つといったのですが・・・」
「雪蓮が言い出した勝負だ、遠慮することはないぞ明命。」
「は、はぁ・・・」
「と、とにかく早く荷物を下ろしたいから、喜媚ちゃん個室の扉開けて。」
「あ、はい!」


孫策さん達を連れて個室へと行き、荷物を下ろしてから、
店でお茶を出してゆっくりし貰う。


「それにしてもじゃんけんなんてやるんじゃなかったわ。
勝てそうな予感がしてたのに。」
「そういう勘は雪蓮でも外れるんだな。
今度から、なにかあったらじゃんけんで決める事にしようか?」
「もう二度とやらないわよ!」
「あの・・・一応、皆さんに部屋割りの説明をしたいんですけど、いいですか?」
「あぁ、構わないぞ。」
「美羽ちゃんと七乃さんは一緒の部屋で、孫策さん達は三人で一緒の部屋です。
孫策さん達は三人ですが広い部屋ですし、
寝台も四つほどあるので大丈夫だと思います。」
「わかったわ、無理を言ったのは袁術ちゃんなんだから、
部屋割りはそれでいいわよ。」
「すいません、こっちも曹操さん達もいますし、
従業員の皆も住み込みで働いてもらってるので、
個室を用意はできないもので。」
「無理を言ったのは美羽様なんですから、いいですよ。
それに私も、もともと美羽様と同じ部屋に泊まる予定でしたから。」
「そう言ってもらえると助かります。」
「夕食は曹操さん達やウチの従業員も一緒に食べますが、いいですか?」
「良いわよ、皆で食べたほうが美味しいですもの。」
「私達も大丈夫ですよ。」
「妾は喜媚と一緒に食べるのじゃ!」
「はいはい、喜媚さん机の配置はそのようにお願いできますか?」
「それくらいならいいですよ。」
「では早速、喜媚のお菓子を注文するのじゃ!」
「それは駄目ですよ美羽様、
今お菓子を食べたら夕食が食べられなくなるじゃないですか。」
「む~・・・しかしせっかく喜媚の店に来たのに・・・」
「美羽ちゃん今はお菓子の準備はできてないから、頼まれても作れないよ。
夕食の準備をしているんだから。」
「むぅ・・・じゃあ、あの蜂蜜が入った飲み物を・・・」
「・・・じゃあ、一杯だけですよ。」
「うむ!」
「すいません喜媚さん。」
「これくらいはいいですよ、すぐ作ってきますので。」


とりあえず全員分の蜂果水(スポーツドリンク)を作って、持っていくと、
美羽ちゃんと七乃さん、孫策さん達に別れて、別々の机でくつろいでいる。

みんなに蜂果水を配りながら話を聞いていると、
孫策さん達は、一息ついたら洛陽の町を視察に行くそうで。
美羽ちゃん達はこのまま夕食まで店でのんびりしているそうだ。


その後は話していた通りに孫策さん達は出かけて行き、
美羽ちゃんは七乃さんと一緒に私に付いて回って、
掃除や部屋の準備の様子を眺めたり、
時折、手伝ってくれたりして夕食まで過ごしていた。

夕食の少し前に曹操さん達と、孫策さん達が帰ってきて、皆で夕食となった。


「いただきますなのじゃ!」
「どうぞ、おかわりはあるからゆっくり食べてね。」
「うむ!」


意外なことに美羽ちゃんは、食事の作法はしっかりしていて、綺麗に食べている。
そういうところはきちんと躾されていたのだろう。

私の右横に美羽ちゃん、七乃さんと座り、
左横には桂花、周泰ちゃん、向かえに劉花ちゃんが座り、
曹操さん達は、孫策さん達と何やら色々話している。
時折聞こえる話の内容から、洛陽の事を話しているようだ。


「うむ、喜媚はお菓子も美味いが、料理もうまいの。
妾と一緒に来て専属の調理人にならぬか?」
「ごめんね、私もこのお店のことがあるから、美羽ちゃんと一緒には行けないよ。」
「どうしても駄目かのう?」
「美羽様、あまりしつこく誘うと喜媚さんも困ってしまいますよ。」
「そうか・・・残念じゃのう、じゃあ、菓子職人としてならばどうじゃ?」
「同じじゃない・・・
しばらく私は洛陽を離れる訳にはいかないから駄目だよ、美羽ちゃん。
でも家に来てくれたらいつでもお菓子や料理は出すから、
仕事で来た時は寄っていってね。」
「うむ! 必ず寄るのじゃ!」


孫策さんは美羽ちゃんの事を、
寿春では不機嫌で意地の悪い事を偶にする、と評していたが、
この聞き分けの良さは信頼の証と取っていいのだろうか?
時折、我儘は言うものの、美羽ちゃんは私には聞き分けが良いので助かっている。

桂花の方も美羽ちゃん相手に嫉妬して私の足を踏みつけるという事もなく、
おとなしく食事をし、偶に会話などもして和気藹々と夕食は進んでいく。

そして夕食も終わり、お風呂の準備をしていると。


「喜媚の家には風呂もあるのかえ?
寿春では一緒に入れなんだから、喜媚、一緒に入ろう!」
「「「駄目(よ!)ですよ。」」」
「むぅ・・・三人して言わずともよいではないか。」
「美羽ちゃんは女の子なんだから、男と一緒にお風呂に入るなんて、
結婚した旦那様でもない限り駄目だよ。」
「そうですよ、それにさっき見てきましたけど、
私と一緒に入ったら一杯なっちゃいますよ。」
「そういう事だから諦めなさい。」
「むぅ・・・・」
「お風呂から上がった後に蜂果水を用意しておいてあげるからそれで我慢してね。」
「わかったのじゃ!」


美羽ちゃんには納得してもらえたようで、
七乃さんに言って劉花ちゃんとお付きの侍女さんの次にお風呂に入ってきてもらう。


夕食の片付け等や布団の準備をしながら皆がお風呂に入るのを待ち、
最後に男の私がお風呂に入り、
この日は桂花と一緒に就寝する事にしようとしたのだが、
曹操さんと孫策さんが湯上りに一杯飲みたいと言い出したので、
お酒と水と漬物をだけを用意し、私は桂花と一緒に部屋へと戻っていった。


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  1. 2012/09/29(土) 18:37:56|
  2. 真・恋姫†無双 変革する外史。
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