たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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五十話


洛陽




夕方の日が沈む少し前、
店じまいをする私の所へ 神妙な顔をした賈詡さんがやってきた。

私が店じまいの準備を終えるまで、賈詡さんは椅子に座り無言でお茶を飲んでいたが、
店じまいが終ると机をトントンと叩いて私に座るように促してきた。


「・・・・橋瑁が見つかったわ、ついでに逃げ出した十常侍の一人張譲もね。」
「・・・呂布さんには?」
「もちろん伝えたわ。
でも今はどうするこ事もできないとも伝えた。」
「どういうことなの?」


賈詡さんは一度深呼吸をした後、語り出した。


「まず、結論だけ言うと、橋瑁は張譲と共謀していた。
そして今は袁紹の所に逃げ込んでいる。」
「・・・なんでまた。」
「私の調べたところでは、両陛下の誘拐を主導したのは十常侍、張譲よ。
そして兵を派遣してきたのは協力者の橋瑁。
何進様を暗殺し両陛下を誘拐した後に、
劉弁様の指示だと言って橋瑁が今の私達の立場に付く予定だったらしいわ。
それに気がついた丁原様が橋瑁の軍を抑えていた。
そして橋瑁の邪魔をした丁原様は橋瑁に暗殺され、
橋瑁は兵を率いて袁紹の所に逃げ込んだらしいわ。」
「・・・わからないな、なんで橋瑁が袁紹さんの所に逃げ込むの?
袁紹さんは宦官誅殺の実行者だよ?」
「その宦官誅殺の際、張譲が全ての宦官を裏切って袁紹に取り入ったのよ。
自分は悪くない、奴らに脅されたのだ、その証拠に奴らの居場所を教える。
取り調べの結果をまとめると こういう事になったわ。
南皮にいる細作からの報告では、橋瑁の兵が目撃されたわ。」
「・・・・最悪の組み合わせだ。」
「そうね、一応、今後証拠を固めて、
橋瑁と張譲の引渡しを袁紹に要求するつもりだけど、
聞くかどうか・・・」
「・・・次に彼らがどう動くと思う?」
「あんたの予測した最悪の筋書きね。
袁紹を炊きつけて反董卓連合・・・」
「陳宮ちゃんも同意見?」
「ええ、時期は未定だけど、袁紹と橋瑁の軍では私達の兵数を上回れない。
ならばどうするか?」
「・・・かき集めればいい。」


私と賈詡さんは一度お茶を口に含み、ゆっくりと喉を潤す。


「汜水関の工事状況は?」
「虎牢関と合わせてあと半年と言うところかしら?」
「よくまそこまで短期間で出来たね。」
「もともと堅牢な関よ、工事自体もそれほど大規模なものじゃなかった。
その分 函谷関が遅れているけど、
馬騰は僕達に友好的だから西から攻めてくることはないと思う。
仮に攻められても函谷関で十分守りきれるけど、
兵が割かれるのが痛いわね。」
「華佗は間に合わなかったの?」
「細作の報告だと間に合ったそうよ、今治療中ですって。
少し時間がかかるらしいわよ。
その内 月かあんた宛てに感謝の書簡と贈り物が届くでしょうよ。」
「それはどうでもいいんだけど、馬騰さんが参加しなければいいんだけど。」
「一度 陛下からも書状を書いてもらうわ。
洛陽は平穏で民は皆生き生きしている、
病がなおったら一度顔を見せろと言う感じで。」
「そう。
間に合って洛陽を見てもらえれば向こうに着くことはないか。」
「曹操はどう出ると思う?」
「多分袁紹さんに乗るだろうね、その上で私達と連合を秤にかけて、
勝ち馬に乗ろうとするでしょう。」
「抜け目の無い・・・」
「曹操さんの性格もあるけど、地理的にもしょうがないよ。
連合に乗らなかったら最初に攻撃されるのは曹操さんだもの。」
「そうね。
私が袁紹でも最初に陳留を攻めるわ。」
「違うよ、洛陽までの通り道にあって邪魔だから潰せ、
こんな感じだよ、きっと。」
「そんなバカな・・・」
「袁紹さんはそういう人なんだよ。
美しく華麗に前進! ってな感じでね。」
「それで、蹂躙される民はたまったものではないわ!」
「上のほうで暮らしていると足元は見えないんだよ・・・
でも足元の人間には上がよく見える、雲の上までは見えないけどね。」
「それ、あんたの実感?」
「実感半分知識半分、私は農家の出だからね。
桂花と一旦別れて陳留を離れたのもそれが原因の一つだよ。」
「悪いわね、変なこと思い出させて。」
「ん、別にいいよ。 今ではお互い道は同じ方向を向いている、
後は交われば・・・・」
「・・・そう・・貴方荀彧の事・・・・」
「・・なに?」
「いや、なんでもない。
・・忘れて。」
「そう?」


忘れろとは言ったが、賈詡さんの悲しそうな顔を見たら忘れられない。
一体 彼女は私に何を聞こうとしたのか・・・


こうしてこの後、反董卓連合が組まれた場合に備えて、
今何ができるのか? 何が必要なのか? という事をこの日は深夜まで話し合った。

翌朝、賈詡さんは宮殿に戻り、この事について他の武将や文官とも話合うそうだが、
一つだけ決定していることは、橋瑁は呂布さんに討たせる、という事だけだった。


この日から宮殿内は更に慌ただしくなり、
細作の報告や軍部の訓練等、兵糧や食料の確保、
武器の確保等に追われるようになった。

私の方でも最悪の状況を想定して、
左慈君に火薬の材料を追加で買ってきてもらうことにした。
最悪、反董卓連合が組まれた場合・・・
私も工作部隊として五十人ほどの部隊を率いれるように、
事前に賈詡さんに許可を得ているので、
汜水関防衛戦には参加することになるかもしれない。


こうして数ヶ月ほど準備を進めていた所、
賈詡さんの細作から最近変な噂が流れているという報告があった。


『董卓が帝を軟禁し、陛下を拐かして暴政を働いている。』


今日は店は休日にして、私は宮殿に出向いている。
宮殿での作戦会議を行う執務室で、今回流れた噂について皆で議論をしている。


「コレはもう決定ね。」
「やはり・・戦になるんでしょうか?」
「相手はやる気のようです!
なぁに、恋殿が居れば勝利は確実なのです!」
「・・・・橋瑁。」
「あのボケジジイ共 今度こそ引導を渡してやるで。」
「董卓様や、陛下や劉花様が住まわれるこの洛陽を攻めるなど、
この華雄が討ち滅ぼしてくれる!」


皆戦になるという事を前提に話を進めようとしているので
一度落ち着かせるために、避ける方法がないか提案してみる。


「皆落ち着いて、戦なんてしないほうが一番いいんだから、
できたら避ける方策を練ろうよ。」
「そうね、まだ連合が組まれたわけじゃないわ。
とりあえず袁紹には陛下から橋瑁と張譲を引き渡すように書簡を書いてもらうわ。
袁紹が引き渡して来ればそれで終わりだけど・・・可能性は薄いわね。」
「詠ちゃん・・・」
「大丈夫よ月。 不意を付かれたならともかく、
今回の事は予測済みよ。
そのための準備もしてきた。
できるだけ回避できるようにするけど、
戦になっても負けるつもりはないわ!」
「うん・・・」
「それで、喜媚は戦になったら本当に出陣するつもりなの?」
「うん、本当は戦争なんてやりたくない・・・けど、
今回の連合が組まれたら・・・何もしなければ町の皆が苦しむことになる。
董卓さんの治世でようやく・・やっと洛陽の皆が幸せに暮らせるようになったのに、
その幸せを奪おうとする人達がいるのなら、私もできることをやる。」
「だが、喜媚に指揮の経験はあるのか?」


華雄さんが私の指揮経験について疑問視し、質問をしてくる。


「賈詡さんには前から話しておいたけど、
指揮経験はないけど、許昌では指揮も学んだ、
それに今回 私が率いるのは工作部隊、
五十人ほどの部隊だから正面切って戦うわけじゃないよ。
でも敵の戦意を削ぐための工作はいくつか用意してあるから、
人数以上の働きはできると思うよ。」
「詠が認めとるんやろ? なら喜媚に任せといたらええ。
少なくとも華雄より安心してられるわ。」
「なにぃ! それはどういうことだ!?」
「華雄のそういうすぐ挑発に乗る所が信用できへん言うてんのや。」
「くっ・・・」
「その点喜媚やったらヘタレやからな、
深追いもせえへんやろし、自分のやることやったらすぐに逃げるやろ?」
「もちろんです!」
「自慢するようなことではないだろう!」
「やることやって逃げるんやったらええやん、
戦うのはウチらの仕事や、そやろ華雄?」
「っち。」
「私の仕事は敵の士気を削り破壊工作などを行うことですので、
後は散発的な夜襲をかけて眠れなくしたり、
兵糧を焼いたりする破壊工作が主になります。」
「そういうことだから喜媚が参加することに異議はないわね?」
「まぁ、それならばいいだろう。」
「ウチは最初から賛成や。」
「・・・・いい。」
「じゃあいいわね。 連合が組まれて戦になったら喜媚は一時的な客将として扱うわ。
工作部隊は細作から有志を募って厳選しているから、
隠密行動等は得意なはずよ、うまく使ってちょうだい。」
「了解。
それと曹操さんに関してだけど、内通出来ないかな?
乗ってくれる可能性はそれなりにあると思うけど。」
「だけど貴方が言っていた性格や、私と月が直接会っていた感じじゃ、
コチラがある程度の状況を引き出さないと、逆に本気で潰しに来る感じよ?」
「だからコチラがある程度の状況を引き出せばいいんだよ。」
「何か具体案でもあるの?」
「あるにはあるんだけど、きっと賈詡さんはいい顔しなさそうなんだよね。」
「言ってみなさいよ。」
「実は・・・・」


そして私は私が考えた反董卓連合を、
最も被害の少ない方法で収める方法を賈詡さん達に献策する。


「あんたバカなの!!」
「お前は馬鹿か!!」
「流石にそれは無いで、喜媚。」
「喜媚さん・・・」
「・・・・馬鹿ですね。」
「・・・・いや、恋はいけると思う。」

「「「「「恋!?」」」」」

「賈詡さん、常識を一度取っ払ってよく考えてみて。
私達が打てる手で これ以上の策は私には思い当たらない。」
「確かにそれをやったら一気に終息するでしょうけど・・・」
「だから時間は最低限にする。
それに呂布さんが橋瑁を討つ時間も稼ぐ必要があるから、
汜水関と虎牢関で時間を稼いで連合の士気を削いで、
兵が疲れきった所でこの手を使えば必ずその時点で戦を終息できる。」
「・・・今すぐに返答はできないわ、この案件はもう少し検討させて。
どんな檄文で連合が組まれるかもわからないから 今は答えようがないわ。」
「うん、考えてみて。」


この後は、汜水関や虎牢関の改築状況や、
地形の把握、部隊の編成や練度、騎馬、武器の数などを打ち合わせし、
この日の会議は終わった。


今はまだ反董卓連合を呼びかける檄文が出ている状況ではないので、
まだ、戦闘を回避できる可能性は残っている。

協ちゃんの書状で袁紹さんが応じてくれるかもしれないし、
事前に賈詡さんが流している洛陽での善政の噂を耳にして、
諸侯が乗ってこない可能性だって残っている。
愛紗ちゃんには噂を信じるだけではなく、
自分の目と耳で調べるように言っておいたし、
周泰ちゃんも洛陽のことは知ってるはずだ。
いくつか打った布石がうまく効いてくれるよう、祈りながら私は日々を過ごした。


こうして数ヶ月ほど経ち、
日常生活は穏やかながらも、水面下では様々な動きがある中、
とうとう袁紹さん、張譲、橋瑁の三名の署名付きで檄文が出回った。

要約すると、董卓さんが皇帝陛下を監禁し、
怪しい人物を使って皇帝を操り 洛陽で暴政を働いている。
張譲と橋瑁はその証人であり、
張譲は十常侍で董卓さんが洛陽で暴政を働いたのをこの目で見た証人であり、
董卓に洛陽を追われた被害者である。
橋瑁は、董卓さんに唆され乱心した呂布さんが義母の丁原さんを討ち、
董卓さんの元に逃れた際、
丁原さんを守ろうとして呂布と一戦交えた生き残りである。
漢の臣民たる我等は立ち上がり共に董卓を討つ。
コレに賛同しない者は朝敵とみなし、同様に討つ。 と言うものだ。




--荀彧--


この日、緊急で全ての将官が呼び出されて、
謁見の間で緊急の会議が開かれた


「よくもまぁ、麗羽もここまで嘘を並べ立てられたものね。
自分で宦官を誅殺しておいてコレだもの、
呆れを通り越して感心するわ。」
「しかし華琳様・・・」
「えぇ、私達はコレに乗らざるをえない。
コレで董卓が討てるならばそれでよし。
今最も警戒すべき相手を潰す最大の好機でもある。
逆に張譲と橋瑁を捉えて董卓に引き渡せば恩賞は思いのままでしょうね。
その場合 麗羽は斬首か・・・
そうしたらその領地はそっくりそのまま私達がもらうことさえできる。
董卓の次に厄介な麗羽を潰し、労すること無く領地をそのまま貰える可能性がある。
どちらに転んでも私達に損はないわ。」
「では、どうされますか?」
「予定通りよ、うまく手綱を操って勝ち馬に乗るわ。
ただし他の諸侯には悟られないように、私達 だけ が勝ち馬に乗るのよ。」
「はっ。」


(私が喜媚の住む邑を攻めるなんてね・・・どうしてこう うまくいかないかな・・・
私達はただ一緒にいたいだけなのに。
コレが喜媚が言っていた生きる道が違うということなのか・・・
私が華琳様の元に仕えずに、普通に喜媚の奥さんをやってたら・・・
一緒に居られたのかな?
・・・いいえ、私は荀文若なのよ! 必ず華琳様の望む結果を引っ張りだして、
その上で喜媚と一緒に居られるよにしてやるわよ!
待ってなさいよ 喜媚!)




--関羽--


訓練中に、緊急の動議があるということで、朱里に呼び出された私は、
会議室へ向かうと丁度私が最後だったようで、
私が着くとすぐに会議が始められた。


「今日、袁紹さんから このような檄文が届けられました。」


そうして朱里が読み上げるその内容は、
驚きの内容で、聞かされた桃香様やご主人様もかなり動揺しておられるようだ。


「董卓の暴政か・・・」
「・・・そんな馬鹿な。」
「で、でも朱里ちゃん! 董卓さんの噂は、かなりいい噂が広がっていたって・・」
「それと同時に最近になって悪い噂も流れ始めたんです。
私達には未だ、領内の統治と軍部の掌握で手一杯で、
洛陽まで細作を飛ばす余裕はなかったですし、
隣地でもなかったので情報収集はもっぱら行商人からの噂だよりだったのですが、
今回はそれが裏目に出ました。」
「俺の知る歴史では確かに董卓が洛陽で暴政を働いていた、と言う出来事があった。
だけど、この世界は明らかに俺の知るものとは違うから、
それが正しいのか はっきり言って当てにならない。
やはり直接調べないことには・・」
「ですがご主人様、今回は調べている時間はありません。
この檄文にある通りに 賛同しない者は敵とみなし、同様に討つ。 とあります。
袁紹さんの領は私達のすぐ隣でその軍事力も私達とは比較になりません。
戦えばあっという間に滅ぼされます・・・・領民を守るためにも、
私達にはコレに乗るしか道はありません。」
「そんな・・・董卓さんが悪い人かどうかもわからないのに、
それに洛陽には愛紗ちゃん友達が・・・」


そう言って桃香様は心配そうに私の方を見る。


「・・ありがとうございます桃香様。
私は大丈夫です。」
「私達に選べられる選択肢はそう多くありません。
連合の誘いに反対し 滅ぼされるか、連合に乗り董卓さんを討つか・・・」
「待ってよ雛里ちゃん!
董卓さんがほんとうに悪い人ならともかくいい人だったら?」
「・・・・その時は俺達が助けよう。
連合に参加中に情報を集め、董卓の本当の統治状況を調べて、
いつでも動けるようにしておくんだ。
最悪情報が集められなかった時は、
誰よりも洛陽に一番乗りをして、洛陽の状況を確かめて、その時判断しよう。
それで董卓が善人なら助けて、悪人なら討つ。
・・・その時に、一緒に愛紗の友達も助けよう。」
「ご主人様・・・ありがとうございます。」
「現状では、それしかないようですね・・・」
「そうですね、私達の勢力は未だ弱く、選べられる選択肢の中では、
コレが最善かと思います。」
「鈴々にはよくわからないけど、愛紗の友達は助けるのだ!」
「ありがとう、鈴々。
私も・・・出来る限りの最善を尽くします。」


こうして私達は反董卓連合に参加することになり、
その中から少しでも情報を集め、
董卓の真の姿を見極め・・・そして、喜媚殿は私が必ず助け出す!




--周泰--


雪蓮さまから緊急の呼び出して集まると、
そこには冥琳様や祭様、穏様などの重鎮が集まっていた。


「今日袁術ちゃんがこんな物を貰ったらしくてね。」


そう言って雪蓮様が机に上に投げ出した書簡には、
袁紹により洛陽で暴政を働く董卓を連合を組んで討つ、との内容の書簡だった。


「コレは嘘です!!」
「そうね、その通りだと私も思うわ。
だけど袁紹の名で檄文が放たれた以上、風評は広がるわ。
事前に董卓も風評を気にして色々やってたみたいだからこの場合、
勝ったほうが正しいことになる。
それに袁術ちゃんが乗り気でね、
最近黄巾の乱の後始末が忙しくて明命が洛陽に行ってないから、
その事が余計に袁術ちゃんを煽ったらしくて、
「喜媚を助けに行くのじゃ~!」 ですって。」
「・・・ふむ、そして我等の立場ではコレに乗るしか無いと。」
「えぇ、その変わり私達の本拠地から人を呼んでいいことになったわ。」
「ならば、蓮華様や思春達を呼び出すことも。」
「えぇ、コレは私達にとって好機よ。
この連合で董卓と袁術ちゃんの部隊が戦えば袁術ちゃんの兵は損耗する。
それに私達にとって名声を上げる機会でもある。
そして最後に・・・損耗した袁術ちゃんを背後から討つ事もできる。」


雪蓮様はそう言って獰猛な笑みを浮かべる。


「しかしそれでは・・・いえ、なんでもありません。」
「明命の言いたこともわかるわ、
しかし私達がいつまでもこの立場に甘んじているわけに行かない。
董卓には悪いけど、今回は私達が袁術ちゃんを討ち、
私達が蜂起するための足がかりにさせてもらうわ。」
「ふむ、ならばすぐに兵を手配しよう。
それに最小限の被害で最大限の名声を上げねばならぬから大変だ。」
「では亞莎ちゃんも急いで呼ばないといけませんねぇ。」
「とうとう我等の夢への第一歩が始まるのか、腕が鳴るのう。」
「・・・・・」
「明命が何を心配しているかわかるつもりよ?
喜媚ちゃんは発見次第すぐにウチで保護して、
今後の暮らしも不自由の無いようにするつもりよ。
私達も冥琳の件で世話になっているのだから、
最大限やれることはやるつもりよ。
だから明命、貴女は全力でこの戦で功を上げて、
洛陽に一番乗りして喜媚ちゃんを探してらっしゃい。
洛陽に行った際は貴女の単独行動を許すわ、董卓の首は私達で狙う。」
「雪蓮様・・・ありがとうございます。」
「明命、喜媚殿は私にとっても命の恩人だ、頼んだぞ?」
「はい!」


こうして、私達の連合参加が決まり、
この連合の後、とうとう孫家の旗揚げのための第一歩が始まる。


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  1. 2012/09/22(土) 16:53:51|
  2. 真・恋姫†無双 変革する外史。
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

誤字を発見しました

自分の目と耳で調べつように言っておいたし、
→自分の目と耳で調べるように言っておいたし、
  1. 2012/10/07(日) 00:56:16 |
  2. URL |
  3. へいほう #0DCaDBFQ
  4. [ 編集 ]

Re: 誤字を発見しました

誤字の指摘ありがとうございました。
修正しておきました。
  1. 2012/10/09(火) 21:47:27 |
  2. URL |
  3. たいち #-
  4. [ 編集 ]

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