たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  019



修学旅行2日目、朝




「朝だぞっ! 貴様ら、起きんかっ!!」


早朝・・・・まだ深夜と言ってもいい、朝日が昇るかどうかの時間に、

エヴァが、朝だとか叫びだした。


「・・・・・・ん~・・・・今何時だ?」

「現在の時刻は午前4時32分です。」



「・・・・・・おい、茶々丸、あのバカ幼女を3時間くらい黙らせろ。」

「了解しました、千雨様。」


茶々丸が起き、エヴァに近づいていく。


「お、さすが我が従者、一番に起きてきたな。

早速 朝風呂に入ってから旅館の庭園を見てまわるぞ。」


茶々丸はいつものようにエヴァの背後に周り・・・・・・・・・・バチッ!


「ピギャッ!?・・・・・・・・・パタ。」

「ミッションコンプリート RTB。」

「・・・おやすみ」


修学旅行2日目は2度寝から始まった。




その頃、私は昨夜のエヴァの折檻により簀巻きにされ、押入れに放り込まれていた。




take2 修学旅行2日目、朝




宴会場にて、生徒全員での朝食。


我が3-Aの生徒の大半は頭痛や一時の記憶障害、

先日の音羽の滝で飲んだ水 (?)により、二日酔いの症状に悩まされていた。


そんな中、ネギ先生の周りではいつものごとく、大騒ぎになり、

昨夜の一件で仲が良くなったのか、

桜咲さんが朝食のお盆を持って近衛さんに追いかけられていた。


「まったくバカどもめ、朝餉くらい静かにできんのか・・・」

「・・・・朝の4時半に大声で騒ぎ出した幼女の言えることじゃねーよな。」

「なに? またエヴァが騒いだの?」

「マスターは本日朝の4時に起床されていました。」

「フッ、当然だ。 温泉旅館に来て朝風呂に入らんでどうする?」


無い胸を精一杯張り、当然のように宣うエヴァ。

私達はその様子を、我が子を見るように暖かく見つめた。


「エヴァはそのままでいてね。」

「あぁ、そうだぞ。 エヴァはそのまま元気に育ってくれ。

ほら、この玉子焼き食べるか?」

「マスター、口の周りが汚れていますよ。」

「何だ貴様ら、ようやく私を敬うようになったのか?  ハハハッ!」


エヴァにはこのまま健やかに育って欲しい、それが私達3人の願い。






朝食が終わり、各自部屋に戻り

今日の自由行動に向けて準備を進めている。


「それでは今日の自由行動は、私についてくるが良い!!」

「了解しました、マスター。」

「ちゃんとまともな所を、移動と休憩も考えて選べよ。」

「エヴァはちゃんと計画を建てられる子だから大丈夫だよね。」


私達の態度に妙な違和感を感じるのか、

多少違和感を感じているようだが、

気を取り直してエヴァ指揮の元、修学旅行2日目が始まる。


「今日は奈良で班の自由行動がある。

奈良と言えば、大仏は基本だ、そこで奈良駅周辺の仏閣を見つつ

東大寺、大仏の元へ向かう。」

「・・・・まともだ、公園で鹿が見れそうだな。」

「さすがマスターです。」

「もう何回も行ってるコースだからね・・・・・・」


私にとってこのコースは、もう5回は廻っている。

今では、奈良観光における、エヴァの鉄壁コースとなったが

最初の頃なんて酷いものだった・・・・


移動のことなどまるで考えず、行きたいとこに行き、

観たい思ったら立入禁止だろうがお構いなしに忍び込む。

奈良で観光していたかと思ったら、京都の仏閣で茶が飲みたいと言い出し

転移魔法を使い出す・・・・あの頃は無茶をしたものだ・・・・


いい加減まともな観光ができるようになってもらわなければこっちが持たない。


エヴァの成長を生暖かい目で見守りながら、私達は奈良観光に向かう。






修学旅行2日目 奈良駅周辺




「よし、貴様ら! ここから東に向かい進路を取りつつ、幾つかの神社を見ていくぞ。」

「「「は~い(了解しました。)。」」」


三条通りを東に進路を取り、途中幾つかの神社を見学し、まずは奈良公園を目指す。


「茶々丸、画像を保存するデータの空きは大丈夫か?」

「はい、大丈夫ですマスター。」

「何枚写真取るつもりだよ・・・

なぁ、先輩、もう何回も奈良や京都には来てるんだよな?」

「・・・・・・エヴァの気の済むようにしてあげて。」

「・・・先輩も意外なところで苦労してるんだな。」

「大丈夫、妹の笑顔のためだから。」

「先輩、そこでお茶でも飲んで休憩していこう、奢るからさ。」

「・・・・・ありがとう、千雨。」


エヴァの暴走で精神を削られながらも、合間で千雨に癒されながら

私達は奈良公園に向かう。


しばらく歩いていき、奈良公園に差し掛かろうという時、見知った顔を見つけた。


「ねぇ、千雨、あれってウチのクラスのメンバーじゃない?」

「ん? ・・・あぁ、疫病神だ・・・・・・」

「貴様ら少し静かに・・・・何だぼーやと神楽坂の班じゃないか。」

「彼女達も奈良公園に来ていたのですね。」


ネギ先生と神楽坂班を見た瞬間に、明るかった千雨の表情が暗くなる。


「千雨しっかり、目的地が一緒になっただけだから大丈夫よ。」

「・・・・あいつらと同じ場所にいて、今までろくな事がないですよ、先輩。」

「ガキ共は放っておけ、ほら、千雨鹿にエサをやりにいくんだろう?

時間が押してるんだ、鹿せんべいを買いに行くぞ。」

「そうだよ、千雨、行こう。」


千雨の手を引き、奈良公園へ入り、鹿せんべいを売っている売店を探す。

ネギ先生一行も目的はほぼ同じらしく、鹿に餌をやったりして談笑している。


鹿せんべいの売店を見つけ、千雨が鹿せんべいを買おうとしている時・・・


「千雨、鹿におせんべい上げるのはいいけど気をつけてね。」

「気をつけるってどういう事だよ?」

「・・・・・あれを見て。」


そう言って私はネギ先生たちの方を指差す。


そこには鹿に餌をやろうとするネギ先生や、神楽坂さん、本屋ちゃん

しかし物の数秒後、大量の鹿に蹂躙され、鹿せんべいはすべて取られ

服を噛み付かれ、スカートは脱がされかけ、

持っていたと思われるお菓子も奪われたボロボロのネギ先生達の姿が・・・


鹿のことを知っていたのか、近衛さんと桜咲さんは避難をしていた。




「ここの鹿は、昔ほど温くはないよ・・・」

「・・・・私、鹿にせんべいを上げるのは止めとくわ・・・」


近年の鹿の凶暴化は半端じゃなかった。




鹿にボロボロにされたネギ先生一行は、別行動を取るようで一時散開、

私達、エヴァとゆかいな仲間たち班は、そろって大仏殿に向かう。


「とうとう今年も来たな・・・・大仏殿っ!」

「千雨、茶々丸、ちょっとこっち来て。」


エヴァが大仏に気を取られ騒いでる間に二人を避難させ、他人のふりをする。


「おい、貴様らさっさと来い! 中に入るぞ!!」

「静かにしろエヴァ! 周りが見てるだろうが!」 //

「マスター、落ち着いてください。 人目を引きます。」

「エヴァにゃん、また警備員のお世話になりたいの?」


そうして騒いでいると向こうから警備員が走ってきて

私達を取り囲むが、年をとった、熟練の警備員という感じの人が

エヴァを見るなりため息を吐き、無線で連絡、多数の警備員が集まり

私達を大仏殿の方へ先導してくれた。


「・・・・・なぁ、先輩、エヴァってここの警備員に完全にマークされてるじゃねーのか?

コレって傍目VIP待遇だけど、完全に私達を要注意人物扱いしてるよな。」

「何回も来て大騒ぎしてたらね・・・・・エヴァはここでは有名で、

こうして入り口で騒ぐたびに警備員に囲まれて大仏を鑑賞、外に出るまで

ずっと警備員に張り付かれるんだ・・・・」

「マスターはなにやら満足気ですが?」

「エヴァの事はそっとしておいてあげて・・・」


警備員に囲まれ、周囲からどこぞの要人が来たのか? と衆目を集める中、

なにやらネギ先生と本屋ちゃんが騒いでいるが、こっちはそれどころじゃない。


千雨は羞恥で真っ赤になり私にしがみつき、

エヴァはご満悦で大仏鑑賞を楽しみ、茶々丸は従者として静かに佇む。

私は千雨に顔を隠すためにしがみつかれ身動きがとれない。

時間が経つごとに私達は周囲の野次馬に何事かと騒がれ、写真を取られたりする。


また、警備員がご丁寧に、周囲の人を追い払うような行動をしたり、

写真撮影を禁止するよう注意するものだから

余計に衆目を引く・・・・




悪夢の時間が終わり、大仏殿から出た後、

警備員の皆さんに 「これで皆さん食事でもどうぞ」 、と白い封筒を渡して

私達はそそくさと立ち去り、ようやくこの悪夢の時間から開放された。


「大仏は今日も最高だったなっ!!」

「マスター、よかったですね。」

「・・・・・・・・もう2度とここに来たくない。」 lllorz

「・・・千雨、帰ったらおいしいもの食べよう。

帰ったら千雨の好きなコスプレしてあげるから元気出して。」


修学旅行2日目、エヴァ以外の3人は心に大きな傷を負った。





宿に帰り、夕食をとるが、どんな味だったのか全く思い出せない。


エヴァ以外の3人共同じ症状で、部屋で休憩をしていると、

旅館を妙な結界を覆った。


「ん? 何だこの・・・結界じゃない? しかし攻撃性も防御性も無い・・・

エヴァ、旅館になんかした~?」

「私は何もしていないぞ。」


エヴァは今日の写真を確認し、千雨は燃え尽きている。


「何か外が騒がしいな。

・・・・またあのガキ何かやらかしたのか? 」

「マスター、先程皆さんが休憩されている間に朝倉さんより

このようなメモが回ってきました。」

「見せてみろ。」


メモを皆で見ると、どうやらネギ先生の唇を賭けた競争が行われるようだ。

朝倉さん主催による賭けも企画され、参加要項などが書かれていた。


「・・・・またくだらん事を。」

「でも何でわざわざ唇なんだろう?

・・・・・まさか朝倉さんに魔法がバレたのか?」

「では、さっきの旅館を覆う結界のような魔力は淫獣の契約結界か?」

「何を考えているんだ? 敵が襲ってくるかもしれないこの状況で。」

「・・・ネギ先生や神楽坂さんは関係してないんじゃないかな?

今の二人なら簡単にこっちの世界に引きずり込もうとはしないだろうし。」

「ならば淫獣と何も知らん朝倉の独断か。

・・・面倒だ、放っておこう、あのガキ共がどうなったって自業自得だ。」

「ん~、使い魔の管理不十分になる・・・のかな。

ネギ先生は何やってるんだか。」


エヴァと二人で話していると、千雨が復活してきた。


「なにかあったのか?」

「ぼーやの使い魔と朝倉のバカが騒いでいるだけだ。」

「・・・? 何だその組み合わせ、最悪じゃねーのか?」

「知らん、放っておけ、何かあっても自業自得だ。

私は写真の整理で忙しいんだ」

「マスター、そろそろ入浴しないと入浴時間が過ぎてしまいますが?」

「ん、そうか。 ならば先に温泉に行くか。

茶々丸、用意しろ。」


エヴァと茶々丸は入浴のための準備をする。


千雨はどうするのか気になったので千雨の方に視線を送ると・・・・

怪しく微笑む千雨の姿があった。







side 千雨




(ついに来た・・・今夜こそ先輩と結ばれる時!!)


エヴァと茶々丸が風呂に入る準備をしている間、ついに待ちに待った時間、

私の胸は緊張と期待、先輩への愛で一杯になる。


「・・・千雨? どうかしたの?」


先輩が心配そうに私に声をかける、どうも表情に出ていたようだ。


「何も無いよ、先輩!」

「そう、ならいいけど・・・千雨お風呂はどうするの?

もう少しで入浴時間終わるよ。」

「昨日話してた単独行動は取らないように、ってことで

私は先輩の後で部屋のお風呂を使うよ。」

「先に入っててもいいけど? 千雨は女の子だし、私の後じゃ嫌じゃない?」

「大丈夫っ! 先輩の後で大丈夫だから気にしなくてもいいよ。」

「マスター、準備ができました。」

「む、ならば私達は大浴場の温泉に行って来る。」

「行っていきます。」

「いってらっしゃ~い。」 「い、いってらっしゃい。」 //


エヴァと茶々丸が部屋を出て、先輩も入浴の準備をしている。

二人が帰ってくる前に部屋に結界を貼らないといけない。


「じゃあ、悪いけど千雨、先にお風呂に入るね。」

「あ、あぁ、ゆっくりしていってねっ!」


先輩が脱衣場に入り衣擦れの音と、私の心音が聞こえる。


(・・・・っは! ボーッとしている暇はないぞ、早く結界を張らないと。)


私のカバンから結界魔法具を出し急いで部屋に設置していく。

設置したらエヴァに念話で、今夜は別の部屋で寝るように連絡をし、

先輩の魔力供給を受け、一気に結界を張らないと

エヴァが殴り込みに来かねないので時間との勝負だ。


(よし、魔法具の設置は完璧、確認もした。

後は念話を入れると同時に先輩の魔力を借りて

結界を起動すれば二人っきりの密室が完成だ。)


『・・・・・エヴァ・・・ごめんっ! 今夜は別の部屋で寝てくれ!』


「・・・は? 何だ今のは?? ・・・・・・・・・まさか・・・千雨ぇっ!?」


『おい!! 千雨っ!!』

「どうかしましたか? マスター。」

「・・・・・・・ あ の 女ぁぁ!!!

茶々丸今すぐ部屋に戻るぞ!!」 #

「? 了解しましたマスター。」


エヴァに連絡後、すぐに先輩との仮契約の魔力を借り、

私にできる最大の出力で、結界を張る。


その頃、急いで着替え部屋に向かって全速力で走るエヴァと茶々丸。


「・・・っ! この魔力の大きさ、千雨め! 姉様の魔力を使ったな!?

クソッ! 魔力制御の修行ばかりさせたのがこんな所で裏目にでるとは・・・」

「ソプラノ様と千雨さんに何かあったのでしょうか?」

「何かもクソもない! 千雨が裏切ったっ!?」

「千雨さんが!? まさか・・・それはありえませんマスター。」

「あの女・・・私を裏切って、今夜姉様と一線を越える気だっ!!」

「・・・・・? 一線? ・・・・・・っ!?」 #


エヴァと茶々丸が部屋にたどり着くころには、すでに結界は張られた後だった。




「よしっ! 間に合った!!


・・・・フフフ、先輩・・・待っててくださいね。」










side ソプラノ




さっき千雨から魔力が引き出され、かなり強力な結界が張られたので

急いで浴室から外に出ると、汗だくで俯いて黒い笑みを浮かべた千雨がいた。


「千雨、どうかしたの!?」


辺りの様子を伺うが、特に変わった様子はない。

部屋には進入禁止の強力な結界が張られただけで、

それ以外は特に問題はない。


「先輩・・・早かったですね。」

「千雨? 私から魔力を借りてまで結界を敷いて、何かあったの?」

「何もないです、大丈夫ですよ・・・・先輩。」


千雨が微笑みながら私に近づき、すぐ目の前まで来る。


「・・・先輩。」 //

「・・・・・千雨?」


千雨が私の手を取り、指を絡める。


「先輩・・・ついにこの日が来たね・・・・・・」

「この日って・・・? 千雨・・・今日、何かあるの?」

「今日は大事な日です、先輩と私にとって・・・」 //


千雨が頬を染めて私をまっすぐに見つめ、千雨の顔が近づいてくる。

もう、数cmで唇が触れる距離になる・・・


「・・・今夜、先輩に私のすべてをあげます。」 ///

「・・・・え? すべてをあげるって・・・・まさかっ?・・・そのために結界を?」

「そうだよ、今夜誰も邪魔が入らないように旅行前から準備しておいたんだ。

今夜はこの温泉宿に二人っきり、最高のシュチュエーションだよ、先輩。」 ///

「え、エヴァと茶々丸は・・・? 締め出したの?」 //

「・・・二人で夜を過ごすのに、他の女の名前は聞きたくない・・・先輩。

さぁ、私をあげる・・・だから私にも先輩を頂戴。」 ////


その言葉と同時に、瞳からハイライトが消えた千雨が私にキスをする。

両手は指を絡めて握りあい、口は千雨に塞がれ、舌も千雨に弄ばれる。


「・・・・ん・・・・・・はぁ・・・・ちゅ・・・ぅ・・・」

「・・・・んぅっ・・・・・くちゅ・・・・ぷ・・ち・・・千雨っ・・」

「・・・くち・・・・・ちゅ・・・くちゅ・・ち・・・んぅ・・・」

「んぶぅ・・・ちゅく・・はぁ・・・・・・ん・・・ちゅ・・・」


千雨の上手とはいえないが 熱心で執拗な舌使いに、私も徐々に熱くなってくる・・・


どれくらい時間がたっただろうか、不意に千雨の唇が離れ

唾液の橋ができ、千雨を見つめていると敷いてあった布団に押し倒された。


「んっ! ちょっと、千雨、落ち着いて・・・ね?」

「無理だよ、先輩・・・・先輩とやっと一つになれるのに、落ち着くなんて。」

「こら、千雨っ!? ・・・・んっ。」


押し倒された私に千雨が覆いかぶさり、唇にキス、続いて頬、耳、首とキスの雨を降らし

首筋、鎖骨の辺りを唇でついばんだり舐めたりする。


「・・・んぅっ!・・・もぅ、どこでこんなこと覚えて・・・きたのよっ!」

「大丈夫だよ先輩、知識として知ってるだけで経験は今日が初めてだから。」

「そういう ・・・んっ 事じゃな  ぁん  くって・・・っ。」

「先輩、先輩・・・・・せんぱぁい・・・・・・」 ///


千雨は私に甘えるように顔を擦り付けてはキスをしたり舐めたり、

身体を擦り付けるように押し付けてきて、足は絡まり、

私の太ももの辺りには、千雨の腰や大事なところが押し付けられている。


「ん・・・・・先輩ぃ・・・」 ///

「・・・・もぅ、困った娘だね、千雨は。」


千雨が切なそうに私を見つめる、両手を握ったままではこの先には進めないが

手を離せば私が逃げるかもしれないと考えているのか、

千雨は私を困ったような、切ない表情で見つめる。


「ほら、私は逃げないから手を離して、千雨。」

「先輩・・・」

「千雨にここまでさせて、私が逃げるわけないでしょ。」


ゆっくりと怯えるように指が解け、千雨の手が離れる。

私は、そっと千雨の頭、頬を撫で、落ち着かせる。


「本当に困った娘だね、千雨は。」

「・・・・先輩。」

「それにしても今のは少し強引すぎるよ、それにエヴァも締め出して、

千雨がそんなことされたら悲しいでしょ?」

「・・・・・うん、・・・でもっ!」

「わかってる・・・千雨がどうしても今夜私と結ばれたかったから

こうするしかなかった事は。」


千雨が私の首元に甘えるように顔を埋め、キスをする。

私はそんな千雨の頭を撫で続ける。


「もう落ち着いた?」

「・・・うん」

「初めてがこんな無理やり押し倒すようなのじゃ嫌でしょう?

エヴァには悪いけど、今夜は二人っきりで・・・・ね?」

「うんっ!!」 ///

「結界が解けてエヴァと茶々丸にあったらちゃんと謝るのよ。」

「・・・・うん、分かってる。」


千雨の頬や耳を撫で、顔を少し離させ、千雨の目の縁にたまってる涙を拭いて上げる。

もう完全に落ち着いたようで、目のハイライトも通常の5割増だ。


「ほら、千雨、最初の時のように、千雨からキスして・・・」

「先輩・・・・・・・・・・・・・・ん・・・・」

「・・・・ん・・・・・・・・・・ちゅ・・・・・千雨・・・・」 ///

「・・・・・・・・・んふ・・・・くちゅ・・・先輩・・・・」 ///



・・・

・・









こうして千雨と私の修学旅行の夜は、熱く、更けていった・・・・











「うがぁぁぁぁっっっぁあ~~~~!!」 #


ガスッ!!  ドッ!!  ゴッ!!


「マスター、無理です。

この結界はソプラノ様の物ですから

私やマスターが解除作業をしても失敗の確率は98.236%です。」

「1.764%で姉様の貞操が守れる可能性があるなら!!」

「・・・・・マスター。 私も加勢します!!」


部屋の外、結界に締め出されたエヴァと茶々丸は、

徹夜で結界の解除作業をしていた・・・






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  1. 2012/03/17(土) 16:29:19|
  2. 二次創作小説 ネギま
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