たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  016



side 神楽坂 明日菜



私達は境界の橋でのエヴァちゃんとの決闘後、

治療を受け、今はネギと学園長室にいる。


目の前には学園長が椅子に座り、高畑先生がその脇に立っている。


「つまりこういう事ですか、今回の吸血鬼事件から、

さっきのエヴァちゃんとの決闘まで、

ぜ ん ぶ っ 学園長たちが仕組んだことなんですね。」 #


今にも怒りが爆発しそうな私の怒りが伝わったのか、

学園長と高畑先生は申し訳なさそうな、なんとも言えない表情になる。


「・・・簡単にいえばそういう事じゃ。」


「何でそんな事をしたんですかっ!!

こっちがどんな思いで・・・・さっきなんか本気で死ぬかと思ったんですよっ!!」

「そうですよ、学園長! いくらなんでも酷いですよっ!!」


ネギもさすがに怒ったのか、学園長に二人で詰め寄る。


「・・・そうは言うがな、ネギ君、明日菜君。

君達二人が今回とった行動、それをよく思い出してくれんかの。」


それを言われると、私達も辛い・・・

最初のエヴァちゃんに氷漬けにされたネギはともかく、

その後の私達の行動は今考えると、

色々と追い詰められていたとはいえ酷い・・・・


茶々丸さんを襲ったりソプラノさんに怪我をさせたり、

エロガモの口車に乗ったとはいえ、実際にやったのは私達だ・・・。


ネギも思うところがあるのか、俯いていて明らかに落ち込んでいる。


「二人共もう身に染みてわかったように、魔法の世界というのは危険と隣り合わせで、

その力の使い方を間違えると一般人が簡単にケガをしたり時には命を失う。

ネギ君の使う初級の魔法でも、それだけの力があるのじゃ。」

「僕も二人が茶々丸君を襲ったと聞いたときは本当にびっくりしたよ、

確かにエヴァ君にあれだけ圧倒的な力を見せられ焦っていたとはいえ

あれは一歩間違えば君の卒業試験失敗どころで済む話じゃなくなるとこだったんだよ。」


ネギの使う魔法でも人が死ぬかもしれないと聞いて、

ゾッした・・・自分が今立っているのかどうかも分からなくなる。


あの時私達は一歩間違えば・・・・茶々丸さんソプラノさんを

 殺す ことになっていたかもしれない。


ネギも顔を真っ青にしている、それはそうだろう

協力した私でさえまともじゃいられない、

実際に手を下したネギはもっと酷い事になっているだろう。


「君達はまだ若い、ネギ君は魔法学校を卒業したばかりで10歳じゃ、

明日菜君もまだ中学生じゃ、しかも魔法の事を知って日が浅い、

二人に口頭で説明しても、儂らが望む段階では理解しきれんじゃろう。

ならばどうするか? と考えエヴァに協力してもらったのじゃ。」

「こんなこと言うとネギ君は怒るかもしれないけど、

ネギ君は魔法学校を飛び級で卒業し、成績も最優秀、

周りの大人も褒めてくれたことだろう、だけどそれ故にネギ君は少し天狗になるというか、

何でもかんでも魔法に頼るふしがあった。」


ネギが慌てて高畑先生の言葉に否定する。


「そんなことはっ!! 「ネギ君!」 ・・・・そんなことは・・・・。」


「ネギ君がこの学園に来てからのことを思い出してみるといい。

主に明日菜君が被害者だが、武装解除の魔法の暴走、

それに怒った明日菜君の機嫌を取るために、僕に読心の魔法を使ったね、

生徒を助けるために身体強化と浮遊魔法、コレはまだ許せるけどね。

まだあるよ、惚れ薬の作成、移動のために良く空も飛んでいたね。

そして度々の問題行動を受け罰として魔法が封印され

魔力制御の訓練を受けて なんとか魔法の暴走もなくなった。」


次々と並べられるネギの悪行というか失敗体験・・・

流石にここまで並べられると壮観だ。


「膨大な魔力を持ち、才能もある、だが故にネギ君は事あるごとに魔法に頼ろうとする。

魔法は隠匿されるべき物、それについてどう考えておるかの?

それにネギ君、君が逆の立場になったらどうじゃ?

いきなり自分の思考を魔法で読まれたり、

好きでもない相手から惚れ薬を使われ強制的に好きにされる、どう思う?」

「・・・・・・・・・」


もう何もいえないだろう、私も逆の立場になったらと考えると

嫌悪感で鳥肌がたつ。


「だから多少無茶でも、早急にネギ君に知ってもらう必要があったのじゃ、

魔法は便利だがそれ以上に危険な物で、容易に人を傷つける、身も心もな・・・

それに天狗になった鼻を折るためにも、今のネギ君など相手にもならない、

圧倒的に強い存在が居ると言う事を学んでもらう必要があったのじゃ。


どうじゃ? 今回の出来事、儂らも二人には悪いことをしたと思っておるが

学ぶこともたくさんあったんじゃないかの?


明日菜君はどうじゃ? 君はネギ君の魔法の隠匿に協力し、

今回の吸血鬼の事件にも積極的に協力したが、

こちらの世界がどういうものか、少しはわかったんじゃないかの?」


学園長と高畑先生に諭され考える。

確かに私はネギが放っておけないという気持ちが優先して

あまりにも簡単に魔法の世界に足を踏み込んだ。


その結果・・・一歩間違えばクラスメイトを殺すところまで着てしまった。


確かに学園長が心配して当たり前だ。


「・・・・・・はい、今回のことで、魔法の世界がどういうものかよくわかりました。」

「うむ、じゃがのぅ明日菜君、君が今回学んだ魔法の世界の事は

まだ、一端でしか無い、今回のことですべてが分かったように気持ちにならぬようにな。

まぁ、今回は悪い面が目立ったが、魔法は使い方次第でいい面もある、

明日菜君がこちらの世界に来るというなら、今度はいい面も勉強して貰わないとのぅ。」

「はい・・・」

「ネギ君はどうじゃ? 何か思うとこはあるかの。」

「はい・・・今回のことで今まで僕がどれだけ容易に魔法に頼っていたか、

それに無意識の内に調子にのっていたと思い知らされました。」

「うむ、それが少しでも分かってもらえたら

今回のことを計画した甲斐があったというものじゃ。

分かってもらえたところで、良い知らせがあるのじゃが。」

「いい知らせ・・・ですか?」

「どういう事ですか、学園長?」


これだけの事をしていい知らせとはなんだろう?

私とネギは想像がつかないのか、キョトンとした表情で学園長の言葉を待つ。


「うむ、君達がケガをさせたソプラノ君じゃが、実は彼女は軽傷での、

口の中を少し切っただけで後は軽いコブができたとかその程度のケガで済んでおる。」


学園長の話を聞いて二人で喜ぶ、よかった、ソプラノさんは体が弱いし

学校を休んでいるのでもしかしたら

取り返しの付かないケガをさせたかも? と心配だった。


「はぁ~・・・・・よかったぁ、学校にも来ないから凄い大怪我でもしたかと思ってた。」

「僕も、とんでもない大怪我をして休んでるのかと思ってました。」


ネギと二人で安心する、確かにいい知らせだ!

私達がやったこととはいえクラスメイトにケガをさせていい気分ではないが

たいしたケガじゃなくて本当によかった。


「うむ、とはいえやったことはやったことじゃ、

後で茶々丸くんとソプラノ君には謝っておくようにな。」


「「ハイッ!」」


「それともう一つ、これはネギ君のことじゃが。」

「僕ですか?」

「今回のことで自分の未熟さと、

世の中にはもっと強く優秀な魔法使いがいるとわかったはずじゃ。

今のネギ君なら、素直に儂らの教えも聞いてくれると判断し、

学校に所属する魔法先生の中から何人か得意分野ごとに

ネギ君の教師になってもらって、魔法や戦闘、魔法隠匿、一般常識などを

勉強してもらおうと思う、そのために一時的に学園で管理している

ダイオラマ魔法球の限定使用を許可する。」

「ダイオラマ魔法球・・・ですか?」

「うむ、簡単に説明すれば現実世界と切り離された小さな世界、

時間の流れも現実世界と異なり、この魔法球の中では

現実世界の1時間が1日となる。

あまり多用すると一気に年をとってしまうが、

限定的に使用を許可しよう、自習などで有効に使えるじゃろう。

・・・・・・女性の教師は絶対に使いたがらんがの。」

「あ、ありがとうございますっ!」


今回の出来事で思うところがあったのだろう、

学園長から新たに色々学ぶことができるようになり

ネギはさっきとは一転、嬉しさ満点の表情に変わる。


「さて、明日菜君はどうするかの?」

「私ですか?」

「うむ、今回のことで思うことがあっただろう、

君が望むなら我々で色々なことを教えることもできるし、

ここで魔法の世界から出て、一般人として普通の生活に戻ることもできる。

慌てて考える必要はないが、なるべく早めに答えを聞かせてもらうとありがたいがの。」

「はい、ありがとうございます。」

「明日菜君、しっかりと良く考えて、後悔の無いようにね。」

「はい、高畑先生!」 //




こうして、今までの私達の人生の中で最も大きな事件が起きた一日は終りを迎えた。









side ソプラノ



あの満月の日、エヴァに散々血を吸われたため貧血でさらに1日学校を休み、

ようやく学校に通うことができるようになり、登校、教室に向かうと

私を発見した神楽坂がすごい勢いで私の目の前にやってきて

衆人環視の中ひたすら私に頭を下げ、謝罪をし続けるという羞恥プレイを食らった。


ようやく終わったと思ったら、今度はネギにより、HR中にもかかわらず

同じように羞恥プレイ、周りの生徒は何事かと訝しむが

あまりにもネギが必死なので、誰も口を挟むことができずに

私がいくら許すと言ってもHR中ずっと羞恥プレイは続いた。


あとで聞いた話だが茶々丸もやはり同じような目にあったそうだ。



その日の授業後、夕映ちゃんから、定期的に行われている

外国語の小説を翻訳して読み聞かせるという、勉強会に呼ばれ、

女子寮の夕映ちゃんの部屋に招待されていた。


「しかしソプラノさん、貴方あの二人に何をされたんです?

ただごとじゃなかったですよ。」

「・・・・あはは・・・・アレは見なかった事にしてもらえないかな・・・

あんな羞恥プレイ受けたの生まれて初めてだよ・・・」 //

「確かに・・・アレは私も受けたくないです。

生涯の恥になりかねないです。」


「そ、それよりも今日は何の本を読むの?」


夕映ちゃんはカバンから本を取り出し私の前に差し出す。


「今日はこの本をお願いするです。」

「ん、わかった。 それじゃあ、早速読んでみようか。」

「あ、その前にお茶を入れるですから、ちょっと待っててください、

いつもの紅茶でいいですか?」

「うん、紅茶でいいよ~。」


夕映ちゃんがお茶を入れてる間に 軽く本の内容を確認してみる。


以前までは、ジャンルは無茶苦茶で、推理小説もあれば哲学書、

娯楽小説や、軍事関係の書物など、様々だったが、

最近は恋愛小説や、ちょっとインモラルな小説など、

ある方向性が出てきてる。


(夕映ちゃんもおとしごろなのかなぁ?

それにしても、コレ同性の恋愛小説か?

女子中学校だからそういう方向も興味あるのかも。)


「お茶が入ったです。 どうぞ。」

「ありがとう。」


夕映ちゃんがいれてくれたお茶を私の前に置く。

最近入れなれたのか、夕映ちゃんのお茶はなかなかいい味を出している。

以前は渋かったりでミルクを入れたりしていたが、

最近は普通に何も入れずに飲んでも美味しい。


「それじゃあ早速読んでみようか。」

「お願いするです。」


そうして数時間ほど、部屋でふたりっきりで並んで座り、本を読む。

本を読みながら単語の意味を少しずつ教えたりして、

いずれ自分一人で読めるように教えながら読み続ける。


夕映ちゃんは学校の成績はあまりよくないが、物覚えはすごくいい。

自分の興味があることには集中力が増すようだ。




本を読み続けていくと、この本はちょっとまずいことに気がついた。

いわゆる18歳禁止まではいかないが、15禁くらいの内容なのだ。


話が進むに連れて、ある描写も増えていく、それ自体は別にいいのだが、

読まされる私にはたまったものじゃない、完全な羞恥プレイだ。


(コレはまずい! 今日は朝から羞恥プレイの連続だ、今日は羞恥プレイ記念日なのか?)


「・・・二人の手が重なり、二人の心情を表すように徐々に指が絡まっていく。」

「・・・・・・・・・ふむふむ。」

「・・・・・・「何も考えなくてもいいの、身体が求めるように感じて。」」

「・・・・・・・」 //

「・・・・・私は先輩より身長が低い。

下を見れば先輩の胸、まるで真珠のような白い肌が見え、

正面を見ると先輩の首筋、白い肌がうっすらと紅く染まり静かに脈打つ、

そして上を見れば、薄い桃色でほんのりと艶やかに湿る先輩の唇。

・・・私はまるで花に誘われる蝶のように、先輩の唇に吸い込まれる。

赤い夕焼けが彩る教室の中で、私は先輩と初めての口付けを交わしていた。」

「・・・・はぅっ・・・」 ////


夕映ちゃんが顔を真っ赤にして口を押さえている。


「あ、あのね夕映ちゃん、今日はここまでに・・・しておかないかな?」 //

「・・・・・っは! そ、そうですね! 今日はここまででいいです!!」 ///


私が声をかけると夕映ちゃんがボーット私の目を見つめるが

数秒ほどで今の状況に気が付き、慌てて私から離れながら答えを返す。


夕映ちゃんが離れるまで完全に私と夕映ちゃんは密着して、本を読んでいた。


「あ、おっ、お茶がっ! 冷めてしまったようなので、入れ直すです!!」 //


顔を赤くした夕映ちゃんが慌ててカップを持ってキッチンに逃げ込む。







side 夕映



(さっきはまずかったです。 まさかあんな内容の小説とは思わかなったですよ・・・

あぅ、まだ顔が火照っているです。) //


さっきまでの自分の痴態を思い出す、

クラスメイトに学園恋愛物 (百合物) の小説を朗読させる私、

読み進めるに連れてお互いの身体が密着していく・・・そして見つめ合う二人・・・




ボッ・・・ /////



(こ、コレでは私が ま、まるでそっちの世界の住人みたいです!?) //


慌てて自己否定をする。

・・・が、一度火がついた妄想、そう簡単には鎮火されない。


しばらく妄想が暴走したが、ヤカンのお湯が湧いた音で正気を取り戻し

お茶を入れなおし、ソプラノさんの所に持っていく。


「おっ、お、おまたせです。」 //

「ありがとう夕映ちゃん。」


お茶を差し出し、先程の本の話題に触れないように雑談をする。


「そういえば夕映ちゃん、今日は本屋ちゃんは?

確か一緒の部屋だったよね。」

「今日はのどかは、ネギ先生達と一緒に勉強会に行ってるです。」

「そうなんだ、本屋ちゃんも頑張るねー。

あの初々しさで見ているこっちも少し恥ずかしくなってくるよ。」

「のどかはこう言ったことは初めてですから。

ネギ先生とは年齢差もあるので問題も多いですが、うまく行くといいです・・・」

「そうだね、障害はかなり多いけど。

どちらにしてもいい経験にはなるとおもうよ。

・・・そういう夕映ちゃんはそういう相手はいないの?」

「なっ、な、何を言うですか!? 私にはそう言うのはまだ早いです!」 //

「そうかな? 中学3年ならそういう話があっても早くはないと思うよ。」

「・・・・・・私には、人を好きになるというのがどういう事なのか、

イマイチよくわからなです・・・。

もちろん、のどかやハルナの事は好きですが、恋愛や愛情という話になると・・・」

「そっか・・・」


二人はしばらく無言でお茶を飲む・・・

不意に、無意識に私の口から言葉が漏れ出す。


「ソプラノさんは・・・・そういう気持ち、わかるですか?」


言い終わった後に、自分でも何を言い出したのかびっくりする。


「私? う~ん、口で説明するのは少し難しいかな。」

「難しいですか?」


自分でも何を言っているのか混乱してる中、

ソプラノさんの目を見つめ、さらに問い続ける。


「ソプラノさんは・・・そういう気持ちになったこと有るですか?」

「・・・私はあるといえばあるかな。

でも私の場合は少し変わってるから参考にならないかも。」

「・・・・・・・よかったら教えてくれないですか?

ソプラノさんの場合の話を。」


私がそう問いかけると、ソプラノさんは少し困ったような顔をして考えこむ。


「あんまり参考にならないかもしれないけど・・・いい?」

「お願い するです。」


ソプラノさんは私の正面に座り、私もソプラノさんを正面から見つめる。


「私にも実際、愛情とか恋愛感情とかはわからないんだ、

でも私に分かることといったら・・・・・・そうだ、夕映ちゃん、

ちょっと私の手を握ってみて。」

「・・・? はいです。」


そう言って私はソプラノさんの手を握る。


「どう?」

「どう、と言われても・・・・暖かいです。」

「今夕映ちゃんはなんの疑いも抵抗もなく、私の手を握ったよね?

これが知らない人だったり、そうだな・・・・・鬼の新田先生だったらどう?

今と同じように握った?」

「っ! こんな風には握らないですよ!!」

「アハハッ、そうだよね。

つまり夕映ちゃんは多分私のこと友達だと思ってくれるからこうして握ってくれたけど

新田先生はそれ以外の、先生だとか怖い人っていうカテゴリーに入ってると思うから

抵抗があると思うんだ。」

「・・・・そう、ですね。」

「それで、私の場合はね、こうして・・・」


そう言うとソプラノさんは握った手を一度放し、今度は指を絡めるように握る。


「ね、どう? さっきの握手より少し近くなったような気がしない?」

「・・・そうですね、さっきよりも なにか近くなったような気がします。」

「こんな手の握り方は普通のクラスメイトじゃしないよね、

でも夕映ちゃんは抵抗もなく受け入れてくれた。

つまり、夕映ちゃんは私を普通のクラスメイトより近い存在だと

思ってくれている、という感じかな?」

「・・・・・」 //

「私の場合はこうやって、触れ合いたいとか、

一緒にいたい、もっと近くに来て欲しい、くっついていたい、とか

そういう感じで好きになるのが深まっていく? っていうが友情とは違う、

多分、恋愛感情になるんじゃないかな? と思ってる。」

「・・・・それが、ソプラノさんの場合ですか。」

「そうだね・・・」


しばらく二人の会話が止まる、その間私達は正面を向きあい、

両手で指を絡めて 手を握り合い、緩やかな時を過ごす。


「ねぇ、夕映ちゃん・・・夕映ちゃんのこと 「夕映」 って呼び捨てにしてもいい?」

「・・・いい、ですよ。 私もソプラノさんのこと 「ソプラノ」 って呼びたいです・・・」 //

「そうなんだっ! じゃあ、今度からそう呼んで♪ 私も夕映って呼ぶから。」

「はいですっ!」 ///

「これで、またすこし夕映と仲良くなれたね、

お互い、コレが恋なのか友情なのかわからないけど、ね。」 //


そう言うとソプラノは頬を染め、はにかむように笑った。


私は、何も言葉が返せず、ただボーッとソプラノの笑顔を見つめる。


その笑顔をみると頬と胸が熱くなり、

私の心のどこか、よくわからないけど大事な場所にソプラノがいることに気がついた。


(まだ私には恋愛感情や恋という物はわからないです・・・

でも、ソプラノが私にとって大事な人だという事だけは はっきりと分かったです。

それがのどかやハルナと同じなのか、それとは違うものなのか・・・)




この日、結局私の疑問はわからないまま・・・

だけど それ以上に大事な事がわかった。







しかし・・・同時に新たな悩みも増えた。



(違うんですっ!! 私にはソプラノが大事な人だということはいいんです!!

でも、決して私はそういう趣味じゃないんです!!

女の子が趣味だとかそういう事じゃなく人間としてソプラノが大事な人なのであって

ソプラノとそういう事がしたいわけじゃっ・・・・・でも、もう少しくっついていたいとか・・・

あ゛ああぁぁっっぁ~~~違うんです! 違うんですよぉ!!

でも、最初に手を握ってきたのはソプラノで・・・あぁ~~!くぁwせdrftg~~~~!!) ////




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  1. 2012/03/17(土) 16:27:58|
  2. 二次創作小説 ネギま
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