たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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後日談1


麻帆良学園
エヴァンジェリン邸 庭




sideソプラノ


魔法世界でのお祭り騒ぎは未だに続いている。
それもしょうがないだろう、
20年前大戦の首領が生存しており、
そして再びあの悪夢が蘇り、魔法世界が崩壊するその時、
20年前世界を救った英雄が再び姿を変え現れたのだ。

その英雄は本人ではなくその息子、10歳あまりの子供ではあるが
その力は かの英雄と匹敵・・・いや、かの英雄を凌駕し
20年前の英雄すらかなわなかった
完全なる世界の首領を討ち取り、この世界を救ったのだ!

世界を救った英雄の帰還、それを祝う祝宴が
1~2週間で終わって良いはずがないのだ!


「姉様が何をボケたことを考えているか解からんが
そこのジュースを取れ、喉が渇いた。」
「・・・・いま壮大な英雄の物語を考えていたのに
それは酷いんじゃない?」


私はエヴァが指示した通りにジュースを取り、
ストローの先端を彼女の口元に持っていく。

なんで私がこんな事をやっているかというと、
私の膝の上にエヴァが陣取って本を読んでいるため、
私は動けず、エヴァも本を読む手を止めるつもりは無いからだ。


「大体、私がこんなになってるのは姉様のせいなんだぞ?
調子に乗って好き放題やりおって・・・
真祖の吸血鬼が疲労で腰が動かんとはどういうことだ?
私も途中で意識が殆ど無かったが姉様は何をしたんだ?」
「何をってナニを?」
「・・・・術式兵装 『氷の女お「冗談! 冗談だって!!」・・・っち。」


こんなエヴァを膝に抱えた状態で『氷の女王』なんて起動されたら
私が氷の椅子になってしまう。


「それにしても皆 帰ってこないね~。
明日には始業式だっていうのに。
このままじゃ始業式の日にいきなり学級閉鎖だよ。」
「別に構わんだろう?
むしろ もう二度と帰ってこんでもいいくらいだ。
そっちのほうが静かでいい。」
「エヴァはそれでいいかもしれないけど、
私は千雨達には帰ってきてほしいな~。」
「・・・まぁ、アイツらなら・・・
20年後くらいになら帰ってきてもいいだろう。」
「どんなけだよ・・・・」
「アイツらがいない間は私が姉様を独占できるからな。」
「私は愛されてるね~。」
「フフン、その分私にも返せよ?」


こんな感じで魔法世界から帰ってきてから
私達はまったりと過ごしている。

千草は精神的にかなり疲れたようで
城で休みつつ、造物主を調教している。
調教といっても千草の気が済むまでこき使って
シバキ上げるだけだが。


「お主らはいつもこんな感じなのか?」
「っち、邪魔なのが来た。」
「あ、主ちゃん、おかえり~。
何処行ってたの?」
「うむ、この街にはなかなかうまいものが揃っておるのでな、
久方ぶりに食事を楽しんでおるのじゃ。」
「墓守り人の宮殿じゃ食事で無かったの?」
「出てはいたが・・・アイツら揃いも揃って
自分の好きなモノしか作れん。
デュナミスにいたっては豆を煮てそのまま食えとか抜かしおる。」
「あ~・・・それは酷いね。」
「だがココはいいのぅ。
魔力は満ちておるし 平和じゃし、
何より食事が美味い!
妾はもう二度と彼奴らには手を貸さん!!
あんな食生活は二度とゴメンじゃ!」
「そうしてくれるとこっちも助かるよ。」
「うむ、まぁ、お主らの計画より良い計画で、
飯が美味い組織が出て来ぬうちは
お主らに協力してやろう。」
「じゃあ、茶々丸達に頑張ってもらわないとね~。
あ、そうだ、今度 超達がまた、
超包子開店するらしいから食べに行くといいよ。
あそこの中華は麻帆良1だから。」
「ほう、では開店次第すぐに食事しにいかぬとな。」
「その時は皆で食べに行こう。」


私と墓所の主、あらため、主ちゃんと話していると
エヴァが横から割り込んできた。


「貴様の食道楽はいいが、
やることはちゃんとやっているんだろうな?」
「お主と一緒にするな、妾はきっちり仕事を済ませてから
後顧の憂い無く 遊ぶ主義じゃ。
とうの昔に終わらせておるわ。」
「だったら次の工程の仕事をしろ!」
「妾だけ突出して仕事しても意味があるまい。
次の妾の出番まで仕事は休みじゃ。」
「・・・・っち、だったらさっさと飲み食いでも好きにしてこい。
私と姉様の邪魔をするな。」
「お主はほんに、姉にべったりじゃのう。
子供に聴かせるおとぎ話にもなった
闇の福音が聞いて呆れるわ。」
「わ、私は別に好きで姉様にベッタリしているわけではない!
腰に力が入らんのだからしょうがないだろう!」
「お主ら・・・女同士で不毛だと思わぬのか?」
「アホか!! 私を同性愛者と一緒にするな!
姉様はこんな見た目でもしっかり男だ!!」
「・・・・・・・・・」
「な、なんだ・・・?」
「闇の福音よ・・・いくら姉が好きだからといって
女に生やすのはどうかと思うぞ?
流石に倒錯的すぎる。」
「なっ!? バ、バカ、違う!
姉様は元から男だ!」
「・・・冗談じゃ。
ソプラノが男だということは知っておるわ。」
「く・・・・このガキ!!」
「見た目はお主もガキではないか。」
「・・・・殺す!」
「ソプラノ~、お主の妹に殺されるのじゃ~。」


腰に力が入らないが魔法は普通に使えるエヴァは
飛行魔法で浮かび上がって
魔法の射手を主ちゃんに向かって撃ちまくるが
主ちゃんは障壁で防御しながら
エヴァとの間に私を配置して盾にしようとする。


「なんで私を盾にするのよ。
主ちゃんの障壁なら防御できるでしょうに。」
「そんなことをしたら、疲れるではないか。」
「姉様を盾にするな! 墓所のババァ!!」


エヴァは主ちゃんが自分よりはるかに年上だと知って以来
何かある度に彼女をババァと呼ぶが、
主ちゃんはどこ吹く風だ。


そんなことをしていると玄関の方でベルがなる音が聞こえた。

だが、今家の中には誰もいないので
応対に出るものがいないのだが
庭の騒ぎを聞きつけたのか
玄関の方から庭の方に回ってくる人物がいた。


「・・・なにやってんだお前ら?」
「ソプラノ、ただいまです。」
「あ、二人共おかえり~。」


現れたのは千雨と夕映の二人だった。
茶々丸は修理のために私達と一緒に帰ってきていたため
彼女達二人だけがネギ先生達と一緒に
魔法世界での祝宴に参加してきたのだ。


「待て! 墓所のババァ!」
「待てと言われて待つ愚か者は居らぬ、」
「はいはい、二人共一時休戦~、千雨達が帰ってきたよ。」
「っち・・・もう帰って来たのか。」
「お主らは・・・宮殿でおった小娘どもか。」
「私はこんな見た目でも生きてる年齢は十分大人だ。」
「私はもう少しで20ですよ。」
「なんじゃ随分若作りしておるの~。」
「お前に言われたくねーよ・・・オマエどう見ても
エヴァよりガキに見えるじゃねーか。」
「しょうがなかろう、妾とて好き好んでこの容姿でおるわけではおらぬ。」
「主ちゃんはそのカッコが可愛いんだからいいんだよ!
可愛いは正義なんだよ!!」


墓守の主ちゃんはフードを取ったら
アスナちゃんの子供の時のような姿をしており、
特徴的なゲシゲシな眉以外は
ほとんどアスナちゃんとそっくりなのだ。


「先輩、そいつ出しといていいのかよ?
暴れたりしねーだろうな?」
「大丈夫だよ、主ちゃん可愛いし。」
「理由になってないです。」
「主ちゃんの話はいいとして、
帰ってきたのは千雨達だけ?」
「いや、一応 皆帰ってきたぜ。
今頃寮で夏休みの宿題を皆で分担してやってんじゃねーか?」
「千雨達はやらなくていいの?」
「もちろんやるですよ、これからエヴァンジェリンさんのお城に篭って。」
「お前ら・・・」
「そこは先輩との契約の利点を生かさねーとな。
今から篭れば14~5日はあるだろうから
夕映と分担してゆっくりやるさ。」
「そういうことです。」
「ふ~ん、でも今お城に造物主と千草が居るよ?
それにアスナちゃんも寝てるし。」

「「はぁ!!」」

「ちょ、先輩アイツらエヴァの城に放り込んでたのかよ!?
封印とかしなくていのかよ?」
「千草の言うことよく聞くから別に問題ないよ。
・・・・ただ、ちょっとネギ先生には見せられないかな。」
「・・・千草さん、無茶してないといいですけど。」
「四つん這いにさせて3回回らせてワンって鳴かせてたよ。
ビデオにも取ってたし。」
「「あ~~~・・・・」」
「アレは妾も笑ったのう、造物主のあの悔しそうな顔。
今思い出しても笑えるわ。」
「どうせなら素っ裸でやらせればよかったのに、
千草め・・ 「ウチは旦さんの裸しか見とうありまへん。」 とか
ぬかしおってからに。」
「何にしてもしばらくは、ネギ先生には合わせないほうがいいと思うよ。」
「そうだな・・・流石に姿だけとはいえ
アレだけ探し求めた父親の醜態を見せるのは可哀想だよな。」
「でも、あとで本人が復活した時に
皆でビデオで上映会開くんだけどね♪」

「「最悪(だな)(です)。」」

「まぁ、そういうわけで、お城で夏休みの宿題やるなら
千草にそろそろ戻ってくるように言っといてよ。
夕食くらい皆で食べたいし。」
「了解、伝えとくよ。」
「ん、お願いね~。」


そう言うと二人はエヴァの家に入ろうとしたのだが、
千雨だけ戻ってきて、私のそばに来て耳元で囁いた。


(先輩・・・・その・・今夜だけど。)
(ん、OK。 ・・・久しぶりだし千雨は頑張ったから
ご褒美あげないとね♪)
(ば、バカ! そんなんじゃなくて・・・その・・・まぁ、いいけど。)


今夜は千雨とハッスルだ!!




さて、千雨とハッスルした翌日、
性格にはエヴァの魔法球をつかったので違うのだが、始業式の日。

私達は皆で登校し、クラスに着くとそこにはいつも通りの日常が繰り広げられていた。


「みんな元気だね~、でもコレでこそ3-Aだよね。」
「ガキ共が騒ぎおって、少しはおとなしくなるかと思ったら、
うるさくてしょうがない。」


私達は席についてHRの為にネギ先生が来るのを待っている。
しばらくすると鐘がなりHRの時間になったのだが、
ネギ先生が現れる気配がない。
いつもは結構時間に正確なのだがどうしたのかと思っていたら、
廊下から人が走る音が聞こえてきたかと思ったら、
いきなり扉が開けられ、鳴滝姉妹と美空ちゃんが張った罠を全てコンプリートするネギ先生が現れた。


「ぼーやはなんでいまさらあんな罠に引っかかるんだ?」
「少し気が抜けてたんじゃない?
超の話によると魔法級に篭って、魔法世界救済計画の計画書を読みふけってたらしいよ。
同時にエヴァが渡した造物主の情報を読んで、
お父さんとお母さんを救出するための魔法を組んでるらしいし。」
「私達に任せておけばいいものを・・・その内ぼーやは高畑みたいに一気に老けるんじゃないだろうな?」


私達がそんな事を話していると復帰したネギ先生が、
教壇に立ち、礼を済ませた後、周回の前に大事な話があるとかで、
廊下にまたせている人を呼び出した。


「今日から新しくこのクラスで一緒に勉強することになった月詠さんです。」

「「「「「「「えぇ~!?」」」」」」」

「京都から着た月詠ですぅ、よろしゅうお願いします・・・・あは♪
お姉さまぁ!」

「「「「お姉さま!?」」」」


そう言うと月詠ちゃんは私の所に向かって駆けてきて、
私の手を握りしめてきた。


「月詠ちゃん久しぶり、元気だった?」
「お姉さまに会うまでは、全然ダメやったけど、
今はもう元気ですえ~!」


こうして私達のクラスに月詠ちゃんが新たに加わることになった。


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  1. 2012/06/26(火) 10:25:54|
  2. 二次創作小説 ネギま
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コメント

No title

> アスナちゃんも寝てるし
アスナ姫の方ですか……。
月詠もマクダウェル邸に転がり込んで来そうな気がしますし、実力バレしたソプラノと手合せしたがる面々が何人か思い浮かびますし、本人の意向に反して、今後しばらくのんびりできなさそうな、素敵にカオスな予感がします。
後日談の続き、のんびり楽しみにさせていただきます。
  1. 2012/07/03(火) 17:40:57 |
  2. URL |
  3. 折房 #0RWk/jTI
  4. [ 編集 ]

No title

最初から最後まで読みました。
長かったですが中だるみもせず面白かったです。
アリカ女王って最後まで出番なかったのね。
アスナと明日菜、特に人形ボディの明日菜は人間として生きていけるんでしょうか?
  1. 2012/07/19(木) 03:03:17 |
  2. URL |
  3. 匿名さん #-
  4. [ 編集 ]

 面白かったです。
 また続きが見れる事を、期待しています。
  1. 2012/08/19(日) 21:50:59 |
  2. URL |
  3. ミオ #vXeIqmFk
  4. [ 編集 ]

 もっと後日談が見れる事を期待しています。
  1. 2012/08/23(木) 01:25:58 |
  2. URL |
  3. 匿名さん #vXeIqmFk
  4. [ 編集 ]

続いて欲しい

後日編、というか日常編をちょこちょこ書いてくれたら嬉しいなー。

もっとイチャイチャが読みたい。
  1. 2012/09/19(水) 19:53:29 |
  2. URL |
  3. yosaku #-
  4. [ 編集 ]

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