たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  010



翌日



「そういうわけでエヴァにゃん、千雨たんに魔法教えてあげてよ。」

「イ ヤ だ !

なんで浮気相手になるかもしれん女の指導などせねばならんのだ!

にゃん とか たん とか言うな!」

「浮気相手って・・・・もうすぐ600歳にもなろうという大人の女が

十数歳の幼女に嫉妬してどうするのよ・・・

嫉妬してくれるのはうれしいけど。」

「黙れ、女なんてものに年は関係ない!

年が幾つだろうが これと決めた相手には容赦はないものだ。」

「容赦無いって、なんの話に変わってるのよ・・・」

「とにかく私は嫌だ。」


チャチャゼロに目線を送って合図をする。

向こうも気がついたようで頷いた。


「・・・・しょうがない、じゃあ、私が 『マンツーマン』 で教えるしかないか。」

「ふん、勝手にしろ。」

「イイノカヨ ゴシュジン 、アイツトソプラノガ フタリッキリデ スゴスンダゼ?」

「・・・・なん・・・・・だと?」

「ソプラノガ フタリッキリデ アノガキトイテ ナニモセズニイラレルカ?」

「それは無理だ、姉様のことだ半日ともたずに手を出すに違いない。」

「ちょっ、そんなわけないでしょう!」

「これはまずいな・・・・」

「お姉ちゃんの話を聞きなさいよ!」

「オゥゴジュジン ココハアエテ ゴシュジンガ 

キッチリト キョウイクスベキ ナンジャネーノカ?」

「どういう事だ?」

「ダカラヨ ゴシュジンガ マホウヲオシエナガラ ジブンノ タチバッテモノヲ

キッチリト オシエコムンダヨ。」

「そうか、それだっ!

チャチャゼロでかしたぞ!

フハハハハ! 待っていろ長谷川千雨!

この私が直々に貴様の立場というものを教え込んでやるわ!!」


エヴァが机の上に仁王立ちして高笑いを始めた。

エヴァ家では割とよく見ることの出来る光景だ。







私は約束の日まで時々千雨にあって細かい質問を受けていた。

やはり記憶をいじられるのは嫌だが、魔法を覚えて身を守ろうとすると

戦闘になりお互いがケガをしたり、時には死に至らしめるので

そのあたりで葛藤があるようだ。


実際この世界の魔法は戦闘に使われる魔法が多い、

防御や逃げることに特化しようとしても

どうしても足止めのために攻撃する必要などが出てくる。



まだ小さい上に優しい子なので難題ではあるが

できるだけ自分で考えて結論を出して欲しい。


私もできるだけ話をして後悔の少ないようにしてあげたい。









そして約束の一週間がたち、千雨が私たちの家に来た。



「よく逃げずに現れたな、長谷川 千雨!!」

「えっ?・・・何?」

「何をグズグズしている!

さっさと魔法の修行を始めるぞ!!」

「・・・は?

私まだ返事してないんです・・・けど?」

「黙れ、私が貴様に魔法を教えると決めたのだ、さっさっと付いて来い!」

「は、はぁ・・・・・・あの先輩?」

「ごめんね、エヴァにゃん何か変なスイッチが入っちゃってるらしくて。」

「うるさいぞ姉様、長谷川千雨は私についてこればいいんだ。

何だそれとも記憶を消されたいとでも言うんじゃないだろうな?」

「い、いや、魔法は習おうと思っているんですけど・・・

今日は返事を聞いてくれるんじゃ・・・??」

「魔法を覚えようというなら何も問題はないな。

こっちだ、さっさと付いて来い。」

「オ、オイ、引っ張るな。」

「グズグズするな時間が惜しいんだ。」

「痛いって! なんでお前そんなに偉そうなんだ!

年だってそう変わらないくらいだろう?」


あまりのエヴァの傍若無人さにとうとう千雨も地が出始める。

うんうん、いいことだ。


「お前の五〇倍以上は生きてるわ!」

「嘘つくんじゃねーよ、明らかに私と同じか年下じゃねーか!」

「私の方が全てにおいて遥かに上だ!」

「何が全てにおいてだ、明らかに私より背も小さいじゃねーか。」

「なんだと貴様!

それが師匠に対する態度か!」

「いつどこで誰が師匠になったんだよ!」

「貴様に魔法を教えるのは私なんだから私が師匠だろう。」

「お前じゃなくて先輩に教わるからいいよ。」

「なん・・・・だと・・・?

貴様、やはり姉様を狙っていたのか!!」

「なんの話だよ!」

「言い訳は無用だ!

とうとう本性を表したな、貴様からはいやらしい雌の匂いがする・・・

やはり、私がきっちりと自分の立場というものを教え込まないといけないようだな。」

「何が雌の匂いだ!

女の私が先輩に何をするって言うんだ!」

「ナニをする・・・だと・・・?

きさ ま・・・・その年で・・・もう・・・・・・?」

「何の想像をしてるんだ!

あ~~ もう!! 先輩! この女なんとかしてくれ!!」

「姉様まで・・・まさか貴様達、もう そういう関係なのか・・・?」


「あ~、この妹面白いけどメンドクセー。」






千雨にとって運命の日とも言えるこの日は、

このように有耶無耶で終わった。



この日からエヴァによる千雨矯正計画 (エヴァ談) が開始され、

かなりスパルタな魔法教育が始まった。


まず私のチート能力が炸裂し、以前作った世界樹の指輪を改造し

指輪を嵌めている間なら老化が一時的に止まるようにした。


この指輪を千雨に渡すときに、またエヴァと一悶着あったが

私が三日間エヴァに弄ばれることによってなんとかなだめることができた。



千雨の持っている魔力は一般人より若干少なく、

魔力の効率運用が直近の課題となった。


本人の意向もあり、攻撃よりも防御優先で魔法を覚え、

魔力が少ないため攻撃魔法は中級に止め、魔法の射手などの初級魔法で

魔力をあまり込めず無詠唱で弾幕を張るように撃ち、

その隙に逃げる、と いうような戦法を基本とするようにした。


もちろん、大火力主義のエヴァが難色を示した。


しかしエヴァも教える以上無駄死をされるのが嫌なのか千雨用に

雷属性の魔法の射手を改造し、威力を落として障壁貫通能力を持たせ

当たることで数秒~ 体が麻痺する、魔法の痺矢 を開発してくれた。




私は嬉しさのあまり、その晩エヴァを寝かさなかった。




千雨の修行をエヴァと一緒に見ている傍らで

学園の方に千雨を私たちの身内と認識するよう働きかけ、

学園長の頼みもあって、

交渉の結果私とエヴァが中学から学園に籍を置くようにした。


この交渉は当初千雨を引き抜いた形になったため

私たちが不利に進んだが、その原因を作ったのは学園側の

魔法や生徒の管理のずさんさが引き金となっていたので

そこを突き、どちらにも貸を作らない形で収めた。


貸しを作ることができたらこの段階から京都の千草さんの件で

調査を依頼しようかと思ったが、なかなかうまくいかないものだ。


木乃香を守るという方向で貸しも作れたが

そうなると私の原作介入が本格的にネギに近くなってしまうので

その方向では貸しを作らないことにした。


千雨に魔法を教えてる時点でダメだとは思うが

あのタイミングで偶然出会って放り出すこともできなかったので

そのへんのバランスを取ることに注意する。



「そういう事でエヴァにゃんと私は中学から学校に通います。」

「私はお断りだ。

あと、にゃんって言うな。」

「そんなこと言わないで一緒に学園生活を送ろうよ。」

「なんで今更ガキ共と学園生活など送らねばならんのだ。」

「今さらも何も、エヴァ学校行ったことないじゃない。」

「必要な知識は習得しているという意味だ。」


このままじゃ埒があかないので別の方向から攻めてみることにする。


「・・・お姉ちゃん、エヴァのかわいい制服姿が見てみたいなぁ。」

「じゃあ、今から着てやるから行く必要はないな。」

「・・・・・エヴァと学園で青春ドラマみたいな学園生活送りたいなぁ。」

「っ・・・べ、別に学園じゃなくてもいいんじゃないか?」

「エヴァはお姉ちゃんと一緒に登校したり

一緒にお昼食べたり部活を一緒に楽しんだりしたくない?

二人の学生が夕日の沈む中肩を寄せ合って学校から帰るんだ、

帰りに寄り道してお茶を飲んだり、遊んだりして、そんな時不意に気がつくんだ

『私この人の事好きなのかもしれない・・・』 そしてお互いを意識しだして

不意に手が触れた時に顔を赤くして 二人は・・・・・」

「ゴクリ・・・・     続きは?」 //

「エヴァと一緒に学園に通えたら実際に体験してわかるんじゃないかな?」

「くっ・・・・・」

「ほかにも、エヴァも弟子の千雨ことが心配でしょう?」

「私はアイツのことなんか心配してない!」

「そう?お姉ちゃんは心配だな。

・・・・じゃあ、そんなに嫌なら私だけ学校に通うよ。」

「・・・・・」

「それで千雨とドラマみたいな学園生活を送ろうかな?」

「ちょっと待て!!

私も行くぞ!」

「でも、エヴァ行きたくなかったんじゃないの?」

「で、・・・弟子のことが心配だからな!」

「でもさっき・・・」

「私が育ててるんだからそこら辺の奴にやられるか!

だ、だが奴もまだまだこれからだ

中途半端なところで潰されてはかなわんからな、一応保険として付いていくだけだ!」

「エヴァの弟子になれた千雨は幸せだね。」

「・・・・・そんな目で私を見るな。」 ///


(そんな目で見られたら奴を放って置くわけにはいかなくなるだろう・・・)


「優しい妹を持って、お姉ちゃんは嬉しいです。」


エヴァを包み込むように抱きしめる。


「姉様・・・」 ///

「キティ・・・」

「姉様は卑怯だ・・・こんな時だけその名で呼んで。」

「一緒に学校行こうか?」

「・・・うむ、一緒に行こう。」





「よ~し、そうとなったら制服買いに行こうっぜ!」

「・・・っは?」

「ほらほら、立って制服を買いに行こう!」

「え? 今の雰囲気は?

すごくいい感じだったから今日はこのまま・・・あれ?」

「ほらエヴァ~行くよ~!」

「行くから! 行くから今の雰囲気をもう少し!!」

「HAHAHA! エヴァにゃんは甘えん坊だなぁ!」

「もう一回! もう一回さっきのをやれぇ~!!」






戦闘訓練中の千雨とチャチャゼロ



「なぁ、チャチャゼロ、今かなりイラッときたんだがなんだったんだ?」 #

「オマエモ ゴシュジント ソプラノニ ドクサレテ キテルンジャナイノカ?」

「何言ってるんだ! 先輩は女の人だぞ!」

「・・・オマエコソ ナニイッテルンダ、

イロボケシテンノカ?」

「・・・・・・っ~」 ///


(ッチ、大体あの人達が悪いんだ!

いつもいつもイチャイチャと・・・色ボケ姉妹め・・・・・・・・でも先輩と・・・) ////


「セントウチュウニ カンガエゴトトハ ヨユウダナ!」

「っち、 待て! チャチャゼロ!

お前今本気で狙っただろう!!」

「イロボケシテル ガキニ カツヲ イレテヤッタ ダケジャネーカ。」

「ちょっとまて! タンマ タンマ !」

「ホラホラ ドンドンイクゾ!」

「ちょっ、当たるって、・・・・・きゃぁぁぁっぁあっぁぁ!?・・・・・」







千雨が小学校を卒業し、春休みを利用して集中的に修行をしていた頃、

ある少女二人が、エヴァを訪ねてきた。


「お初にお目にかかるネ、私 超 鈴音というネ。」

「私は葉加瀬 聡美といいます。」

「私を訪ねてきたなら挨拶はいらんな。」

「エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル サンでよろしいかネ?」

「あぁ。」

「そちらの方は初めてお目にかかるガ、名前をお聞きしてもよろしいカ。」

「私は、エヴァちゃんのお家でお世話になってる、 『山咲 椛』 といいます。

よろしくお願いします。」


『・・・また、姉様の悪い癖が始まったか・・・・

思いつきで偽名を名乗る癖はなんとかならんのか?』

『今回は思いつきじゃないよ、ちょっとこの子は注意が必要な娘だからね。』

『・・・・・まぁ、いい。 私に用事のようだから私が対応してもいいな。』

『えぇ、まかせるよ。

私は目下の扱いにしておいてね。』

『くくく、じゃあせいぜい可愛がってやるか。』

(あれ?まずった・・・・?)


「もみじサンネ、こちらこそよろしくネ。」

「よろしくお願いします。」

「さて、早速話に入らせてもらいたいんだけど、出来ればエヴァンジェリンサンと

私たちだけで話がしたいネ。

悪いけど人払いをお願いできないカ?」

「なんの話かわからんが、こいつは私のモノだ。

姉様がいなければできない話なら用は無い、帰れ。」

「あらラ、それはちょっと困ったネ。

・・・・裏の話なのだ、がもみじサンも関係者かネ?」

「問題ない、姉様も知っている。」

「・・・ならばしょうが無いネ。

このまま話を続けさせてもらうネ。」

「さっさと話せ。」

「まずは、簡単に要件のみ説明させてもらうト、

私とこの葉加瀬とで作っているガイノイド、簡単にいえば人形ロボットなのだが

コレの魔法科学の分野でエヴァンジェリンサンの力を借りたいネ。

あと実際の試運転もそちらでお願いしたいネ。」

「ほぅ、なかなか面白い物を作っているな。

それで、私がそれに協力することにより利益はなんだ?」

「まずはこのガイノイドを作成する上での科学分野の技術を提供、

それから、この機体を作成後、試運転や実戦データなどを取り

ある程度の目処が立った時点で所有権を完全にエヴァンジェリンサンに譲るネ。

その後のメンテナンスも基本的に私たちの方で引き続き対応するネ。」

「ふむ・・・悪くない話だが、こちらの理が多い気がするな。

何を隠している?」

「・・・・・さすがにエヴァンジェリンサンには隠しきれ無いカ、

・・・私はある計画を立てているが、そちらの方で協力して欲しいね。」

「それは私に貴様の下につけということか?」

「そう言うことではないネ、その計画を実行するときに

機体を一時的にこちらで優先的に使用させて欲しい、というのと、

エヴァンジェリンサンには何もせずに傍観していて欲しいネ。」

「計画の内容は今は話せないということか。」

「こちらに協力してもらえるならその時に話すネ。」

「・・・・よし、詳細を話せ。」

「わかったネ。

葉加瀬、書類とデータの見れるPCを用意するヨ。」

「はい、もう用意出来ています。」

「それではこちらを見て欲しいネ・・・・・」



それから数時間に渡りエヴァと超、葉加瀬の話は続いた。


(・・・・・・トイ・・・花を摘みに行きたひ・・・)







「よし、だいたいの事は話終えたな、

姉様・・・って、どうしたそんな青い顔をして。」

「な、なんでもないよ。

エヴァちゃんも話は終わった?」

「あぁ、私はこの話に乗ろうと思うが姉様は何か言うことは有るか?」

「私はエヴァちゃんがいいならそれでいいよ。

私自身には何も頼まれたりしてないし。」

「あ、もみじサンにも一つお願いがあるヨ。

ここで話したことを一切他言しないで欲しいネ。」

「はい、わかりました。」

「ありがとうネ。

もみじサンには口止め料として、何か欲しい物とかあったら

行ってくれれば出来る範囲で用意するヨ。」

「わかりました、何かできたらその時にでもお話します。」

「姉様のことについては私が保証しよう、

私とこうして一緒にいるんだ、その手の事は慣れているからな。」

「了解したヨ。

それでは明日にでも早速こちらの研究室に着て欲しいネ。」

「わかった、では明日の朝に迎えに来い。

案内しろ。」

「わかったヨ、それでは明日の朝。」

「あぁ。」






side 超



「エヴァンジェリンさんの協力が得られてよかったですね。」

「そうネ、ある意味一番神経を使う所だったからネ。

それにしても問題は あの山咲 椛と言う人ネ。」

「何か問題になりそうなんですか?」

「ある意味大問題ヨ、私の知る知識の中じゃ今の時点で

エヴァンジェリンの従者は自動人形が一人、あの人はいないはず・・・」

「・・・・・超さんの介入で過去が変わっている、ということですか?」

「その可能性はあるね、私は過去に来て表立った動きはほとんどしてないガ

それでもあの人が現れたということを考えると、計画を慎重に進めないと

大変な事になりかねないネ。」

「そうですね、計画を少し練り直す必要がありそうですね。」

「慎重にいかないとダメだガ、時間も限られているネ。

・・・とりあえずあの人の事を調査することが先決ネ。」

「研究所に戻ったら早速調査してみます。」

「大至急頼むヨ。」


(あの人を見ていると、何か嫌な予感がするネ。

何か今の段階で見落としたことがないか、もう一度調べ直す必要があるネ。)





思いつきで名乗った偽名のためか、その後超たちが全力で調査したにもかかわらず、

山咲 椛の情報は何も集まらなかった。





次の日からエヴァも参加した茶々丸開発が進み、

素体の方はほとんど出来上がっていたので

エヴァによる魔力回路の出力増加、エネルギーの効率化、

魔法や気の使用の可能性追求が主な研究になった。


何回かの起動実験も順調に進み、

魔法や気の使用については引き続き研究するということで

とりあえずの試験運用と実践データの収集を始めることにした。


名前は原作通り、絡繰 茶々丸 に決まった。





茶々丸起動予定日





「さて、早速茶々丸を本格的に起動するヨ!」

「了解です、すべての数値安定値を記録しています。

魔力の供給量も問題ありません。」

「よし、でわ早速起動スイッチを押すぞ!」

「エヴァちゃん私に押させてくださいよ。」

「だめだ!コレはマスターとなる私が押すんだ!」

「ちょっと待つネ、総指揮をしている、私が押すのが普通ヨ!」

「何言ってるんですか、ここは一番開発に携わっていた

私が押すのが科学的に見ても正しいんですよ!」

「こういう時くらい私に押させてくれてもいいじゃないですか?」

「だめだ、姉様にも貴様ら二人にもこれは譲れん!」

「こちらこそコレばかりは譲れないネ!」

「科学的に見ても研究時間を計測しても私が押すのが最も成功率が高いんです!」

「じゃあ、しょうがないから私は遠慮しますね。」

「私も大人気なかった、ここは譲ろう。」

「何言ってるカ、私が遠慮するネ。」

「私もデータと起動時の観測をすることにします。」

「いや、私が譲りますよ。」

「私が遠慮じてやると言ってるんだ!」

「私が今回は譲るって言ってるネ!」

「私が見てますから誰か起動スイッチ押してくださいよ!」

「もうっ、しょうがないから私が押しますね!」

「「「どうぞ、どうぞ。」」」


「ポチっとな!」




ヴーーーン


「「「あれ(レ)?」」」







「━━問おう。  貴方が、私のマスターか!?」









再度起動実験後、茶々丸は無事起動し

エヴァの住み込みの従者として家に来た。









中学校入学式当日


「エヴァにゃ~ん、茶々丸ぅ~、用意できた?」

「ん、できてるぞ。

あと学園では にゃん なんて絶対に言うなよ!」

「こちらも用意できました。

私の事は茶々丸とお呼びください。」

「わかってるよ。

あ、私学園では病弱な薄幸の美少女で売り出す予定だから

エヴァも茶々丸もあわせてね。」

「了解しました。」

「なんでそうワケの分からないことをするんだ?」

「面白そうじゃん。」

「・・・・・はぁ~。」

「設定はこうだよ、

エヴァの遠い親類で、今年から中学に通うためにエヴァの家に居候していて、

体が弱く、今まで入退院を繰り返していたけど

中学から休みがちながらも健気に学園に通う美少女。」

「普通に私の義理の姉ではだめなのか?」

「それは普通すぎる。」

「目立たなくていいじゃないか。」

「色々と細かいところで不都合なんだよ。

学校や体育を休んだり、身体測定とか肌を晒すイベントを回避したりするためには。」

「あぁ、そういうことか。

そんな形でも一応男だったな。」

「男の娘と言って欲しい。」

「男の子だろう。」

「オトコノコ。」

「・・・何が違うんだ?」

「とにかく、学園長には話を通してあるから問題ないはずだよ。」

「あのジジィがよくそんなこと受け入れたな。」

「結構ノリノリで協力してくれたよ。」

「何考えてるんだ・・・」


三人で家を出て学園に向かう。


「それにしてもエヴァちゃん、少しスカートが短すぎませんか?」

「・・・・もう演技入っているのか。

制服を発注した店で聞いたが、これが標準らしいぞ。」

「制服の規定を考えた人は何を考えているんでしょう・・・」

「校則では膝上5cm、膝下5cmとなっています。」

「姉様は長めなんだな。」

「膝下5cmは乙女の嗜みですよ。」

「ご丁寧にストッキングまで履いて・・・・」

「これはストッキングじゃないですよ、ガーターです。」

「お前は何を考えてるんだ!」

「肌を隠せて、トイレに行く時に都合がいいと思っていますよ。」

「・・・・っぐ!」

「理由の八割はこっちの方が可愛いからですけど。」

「・・・・・もう  いい。

行くぞ・・・。」





なにやら元気のないエヴァと一緒に校舎に行き、

掲示板でクラスを確認したあと教室に向かう。


事前に学園長から報告を受けているので

クラスメイトは確認してあるが、原作通り+私で構成されていた。



入学式も無事?(話が長いためエヴァが学園長に殺気を叩きつけたりしたが。)終わり

クラスでの自己紹介で私は完璧な演技で病弱薄幸美少女を演じ、

千雨とエヴァ、超、葉加瀬がそれぞれ妙な態度を取ったが

新しく学園生活を始めることとなった。






千雨の魔法修行も順調に進む中、魔法を利用したコスプレができないか

エヴァと相談していたので、私も参加し某管理局の悪魔をベースに開発を開始、

超や葉加瀬の協力もあり、魔法発動体としての機能を持ったAI搭載の杖

レイハさんや、SLBを模した魔法の開発した。


この魔法は主人公ネギが使う雷の暴風のような直進性のある魔法に

私の魔力を一部送り込み暴走状態にして、

雷をショートさせ、無理やり威力と射程を跳ね上げる

私との契約者か世界樹の指輪を装備した状態での専用魔法となった。


バリアジャケットは作れなかったので、おとなしく千雨制作の衣装で補うことにした。



早速魔砲を実験するために着替え、

レイハさんを構える千雨の表情は 輝いていた。


魔砲自体は成功したものの、中距離ではまず回避され長距離でも

射程はずば抜けているが相手に感知される外から狙撃するくらいしか

現段階では運用できそうもなかった。




学園での生活は特に目立った動きはない、

超と葉加瀬は計画を進めているようだし、私とエヴァ、茶々丸は

私の看病をネタに休みがち、千雨はクラスの人間とは積極的に関わろうとしない。


千雨にはウチのクラスの人間が、

意図的に集められたクラスではないか? と疑問をもっているので

学園の魔法使いや組織に不信感を持っている千雨は

私達以外のクラスの人間と関わることに、警戒感を抱いている。


時折高畑先生が話しかけているようだが、逆に情報を探りに来たのでは?

と不信感を煽る結果になってしまっている。


高畑先生におそらくその気はないのだろうが・・・。





そして待望の夏休みに突入。



エヴァは北海道の方に行きたいと言い出したが

茶々丸のメンテナンス等の理由で断念。


千雨も交えて四人でエヴァの別荘で修行を兼ねて避暑を満喫していた。



「ちうたんも もう二十歳以上になるんじゃない?

これだけ別荘利用としてると。」

「精神的にはそうだけど、肉体的に十二歳なんだから一二歳なんだよ。」

「辛い現実と戦わないと。」

「うっせー。

そういえばエヴァンジェリン、昨日教えてくれた内容に仮契約とかいうのが

あったけど、お前も誰かと契約したりしてんのか?」

「あぁ、私は一応契約してるぞ、ほら。」

「・・・・・・やっぱり先輩との契約か、だけどなんでこんなドレスなんだ?

これどう見てもあれだろ?  ウエディングドレス。」

「やはりそう見えるか。」 //

「なんで少し嬉しそうなんだよ・・・」

「エヴァは嬉しいんだもんね~。」

「だ、黙れ!

私は嬉しくなんかないぞ! //

「・・・・お前らやっぱりそういう関係なのか? 百合か?」

「ちょっと待て長谷川千雨!!

それはどういう事だ! 私は断じて百合なんかじゃないぞ!!」

「いや、どう見てもお前ら怪しいだろ。」

「どこがだ! どこも怪しくなど無いだろう!!」

「ちうたんちうたん、エヴァは百合じゃないよ。」

「いや、だって・・・・なぁ。」


千雨が茶々丸に視線を合わせる。


「マスターとソプラノ様の関係が何か問題あるのでしょうか?」

「あ~・・・・・茶々丸じゃわかんねーか。」

「エヴァはちゃんと好きな男の娘がいるよ。」

「ちょ、マジか!」

「姉様っ!?」 ///

「こんなちんちくりんの癖に、色気付きやがって。

へー、お前がねー。」

「黙れ 長谷川千雨!」

「そんなに怒るなよ、別にからかったりしないから。」

「ちうたん誰か聞きたくない?」

「姉様っ!!」

「さすがにそこまで野暮じゃねーよ。

あといい加減ちうたんって言うな。」

「ちぇー、千雨がどうしても聞きたいって言うなら教えてあげようと思ってたのに。」

「私も同じ状況になった時そこまで突っ込まれるのも・・・ちょっとな。」

「お二人が好きなのはソプラノ様じゃないんですか?」

「「ぶふぅぅうぅーーー!!」」


茶々丸の意外な方向からのツッコミに二人が吹き出す。



「ちょ、なんでそうなるんだよ!。」 ////

「茶々丸! 貴様という奴はぁ~!!」 ////      ギリギリ

「あ、  あぁ・・・    そんなに螺を巻いてはいけません。」

「茶々丸はどうしてそう思ったの?」

「お二人の視線、体温の上昇や発汗、脈拍、動悸、などから判断しました。」

「私はそんな趣味じゃないぞ!

そ、それにほら! エヴァが好きな人が男なら先輩だとおかしいじゃないか!」 ///

「ソプラノ様は男性ですから問題ないと思いますが。」






「・・・・・・っは?」





「ソプラノ様は男性ですから問題ないと思いますが。」

「・・・・・ナニ、イッテルンダ?」


私は笑い転げ、立ち直ったエヴァもお腹を抱えてうずくまっている。



「え?・・・・お  とこ?」

「千雨、こっちを見て。」


私は千雨に近づいて頬をそっと撫で、こちらを向かせる。


「・・・・・せ んぱい ?」

「千雨は私のことが好きなの?」

「え? ちっちがっ!   ぅ・・・・」


千雨が直ぐに目をそらせる。


「千雨、私の目を見て、私を 「嫌いって」 言ってみなさい。」

「そ、そんな・・・・事言えるわけ・・・・・・・」

「じゃあ・・・・好き?」

「・・・っう。」 ////

「どっち・・・?」


(先輩のことは好きだけど私は女で先輩はお   んな・・・・?  あれ男?

でも、そう言うのは関係なく先輩は・・・・・・・・好き・・・だけど。)


「あ、・・・・・あぅ。」 ////

「千雨・・・・」


私は目を瞑って千雨の顎をそっとこちらに引く。

千雨は反射的に私の胸に手を置いて服を掴む。


(あ・・・・先輩の唇・・・近づいて・・・・・・・・)

「せんぱい・・・・」




ギリギリで千雨の顎を引くのを止め千雨の動きに任せる。


「んっ・・・・・・・・ちゅ・・・・・」

「・・・ん・・・・・っちゅ・・・・・」


(あ・・・・先輩とキスしてる・・・・・・・柔らかくて・・・きもち ぃ・・・・) ////


「・・・・・んぅ・・・ぷはっ」

「千雨・・・・・」

「せんぱぁぃ・・・・」



「フフッ・・・・千雨?」

「な、なん・・・だよぅ。」 ///

「千雨・・・・ もう男とキスはしたのかい?

まだだよなァ 初めての相手は女ではないッ! このソプラノだッ! ーーーーッ」

「・・・・・・・・・・うん。」 ///




「・・・え?」

「私の・・・・・初めてのキスは、先輩 。」 ///



「え?    ・・・ネタにマジレス???」 ////

「私の・・・ファーストキスが先輩・・・・」 ///

「どうやらまだスイッチが入ったままらしいな。」 #


私は数歩後ずさる・・・


「・・・・・・・・見るなぁ!そんな目で私を見るなぁ!!」 /////

「姉様はどうしたんだ?

腹は立つが、ここは喜ぶ所じゃないのか?」

「ソプラノ様には素直に態度を表したほうが効果があるようですね。」

「やめろ!  そんな純真な目で汚れた私を見るなぁ!!?」  orz










数時間後、スイッチが切れた千雨



「あぁあああぁぁっぁぁっぁっぁああぁあ~~~~~~~!!!?!?」 ////////






千雨が頭を抱えながら床を転がりまわる。

見かねたエヴァがそっと千雨の肩を抱く。


「千雨、そう恥ずかしがるな、私も通った道だ・・・・」

「エヴァンジェリン・・・・・も?」

「あぁ、私にも同じように・・・・・」 ///

「エヴァンジェリン・・・」

「エヴァでいい、お前の苦悩はよく・・・わかる。」

「エヴァ・・・・」

「千雨・・・・・強く・・・強く生きていこう!」

「エヴァァ~~~~!!」

「千雨っ!!」










「新しい友情が生まれるって素晴らしいですね、姉さん」

「アレハユウジョウ ッテイウノカ?

タダ キズヲナメアッテル ダケジャネーノカ?」

「友情です。 マスターに千雨さん、素晴らしい友情が 今 生まれたんです。」












「わたしはぁ~~ダメな にんげんだぁ~~~・・・・・・」 llllorzlll



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  1. 2012/03/17(土) 00:41:25|
  2. 二次創作小説 ネギま
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