たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  089


墓守り人の宮殿内部




side ソプラノ




「じゃあ皆、相手は各自自分で好きな相手を選んでボコってね。

私と千草は準備で動けないから。」

「・・・ソプラノはどこまでも他人任せですね。」

「まぁ、先輩と千草さんに期待できるのは造物主の相手だけみたいだし。

私達は適当に死なないようにするさ。」

「ふむ・・・せめてソプラノが光鷹翼といてくれたら

空とび猫ぶち込んでやるのだけどネ。」

「私も仕様書見たが あんな物騒なものこんな所で使うなよ・・・

皆巻き込まれるだろうが。」

「オラ、嬢ちゃん達ごちゃごちゃ言ってね~で殺るぞ。

坊主の従者はもうヤル気満々だっつ~のに。」

「元々私達は全員頭脳労働派なんだよ・・・

おっさんみたいな脳筋連中と一緒にするな。」

「貴様ら・・・グダグダ言ってないでささっと敵の一人でも討ち取って来い!」


「では最初に貴様の首を刈り取ってやろう、闇の福音!」

「まず創造主の掟を主の元に!」 「・・・了解。」 「行くぜオラァ!」




造物主PT vs 即席千草PT の戦いが始まる。


コチラは千草がリーダーだと言ってあるが

敵はやはり私達のメンバーで最も厄介なのは

エヴァ、ラカンさん、

そして創造主の掟を持つ夕映と本屋ちゃん達だと認識したらしく

エヴァが千雨達にお説教している隙にセクンドゥムが

エヴァの首を刈るように攻撃を仕掛け、

更に この中でも最も戦力の低い夕映、本屋ちゃんコンビを集中的に狙うように

3人の敵が夕映と本屋ちゃんに攻撃を仕掛けてくる。




「見え見えの攻撃だ馬鹿者。」

「ユエ!」「のどか!」     「はい そっちは攻撃禁止~。」

「ぐぁっ!」 「ぶふっ!」 「もげっ!」 「ぽへらっ!」

「よっしゃ、行くぜガキ共!!」




エヴァはセクンドゥムの攻撃を合気でいなした後

重心を崩したセクンドゥムを蹴り飛ばし

ラカンさんがそれを追うように敵陣中央に突っ込んでいく。


私は光鷹翼を使ってハエ叩きの容量で夕映と本屋ちゃんに

攻撃を掛けた3人を殴り飛ばす。




「ちょっ! ソプラノ! どうせ攻撃するなら今ので

3人とも倒してくださいよ!」

「私が今の攻撃であっさり倒しちゃっても

どうせ造物主がすぐに復活させそうだし

月詠ちゃんの獲物とっちゃ可哀想じゃない、ねぇ。」

「流石お姉さまやわぁ、ウチの事ようわかってはりますなぁ♪」

「だったら どうしようもね~じゃねーか!

倒せてもすぐ復活するんじゃやってらんねーぞ!」




私がはたき落とした3人に月詠ちゃんが妖刀ひなで斬りかかり、

千雨が闇の魔法で雷の暴風を取り込みスターライトブレイカーの準備に入る。


超は魔法使いがいないネギ先生の従者である古ちゃん達の方に援護に行っている。

小太郎君も高畑先生とクルトの3人組でラカンさんの後を追うように特攻。


エヴァはそれぞれをサポートするように動いているようで

光鷹翼1枚と自身の魔法を使って暴れまわっている。


そんな中、墓所の主ちゃんがトコトコと普通に歩いて私のそばまでやってくる。




「ん? 貴女向こう側じゃないの?」

「妾は彼奴らの同士であった覚えなど無いぞ?

お主らには彼奴らに代わる代案があるのであろう?

それが完全なる世界以上の案なら耳を傾けるのも悪くない。」

「・・・・」

「ん? どうした? 妾は何かおかしなことを言ったかや?」

「・・・・キ・・・キターーッ!!」

「お・・おぉ!?」

「古臭い言葉遣いのロリっ娘キター!」

「・・・はぁ?」

「「「またソプラノ(先輩)の悪い病気が始まった・・・」」」

「・・・コホン、其方らの案が優れておるなら耳を傾けるのも悪くないぞ?」

(・・・なかったことにしたですよ。)

「まぁ、簡単に話すと魔法世界維持に足りない魔力をよそで補って

火星自体を人が住める星にテラフォーミング・・・改造して

最終的には魔法世界と旧世界、地球と共存できる体制を作ることだよ。」

「・・・ふむ、ならば妾は其方らの案に乗ろう。」

「えらくあっさりしてるね。」

「魔法世界が無くなるよりは良かろう?

それにわざわざここまで来て造物主と相対してまで 偽りということなかろう。

ならば魔法世界が無くなるより残ったほうが良かろう。」

「たとえそれが貴女の役割上看過できないことでも?」

「・・・どういうことじゃ?」

「貴女の名前、墓所の主と言うことは墓所を守ってるんでしょ?

その墓所を無くすとしても?」

「・・・お主、何を知っている?」

「私は予想しただけ、それをこれから造物主に問うて確認するんだよ。

・・・・のどかちゃん! イドの絵日記で造物主の思考を読んで!!」

「あ、す すいません。

実はさっきからやろうとはしてるんですけど

魔法で防御されて造物主の名前がわからないんです!」

「これから私が言う名前で調べてみて。

・・・・もちろん協力してくれるわよね?

ナギ・スプリングフィールド!!」


「「「「「「ナギ・スプリングフィールド!?」」」」」」


「・・・・え? お・・お とう・・・サン?」




私が名乗った造物主の名前で皆がびっくりしている中

本屋ちゃんが言われたとおりにイドの絵日記で調べた所。




「う、ウソ・・・・本当に、ネギ先生の お父さん?」

「まず私の予想が一つ当たったわね・・・

書類上ナギ・スプリングフィールドが死亡したとされる日時。

そしてネギ先生は6年前に父親に合っていること。

ラカンさんがナギと仮契約したカードが今も尚生きていること。

超の情報で入手した アルビオレ・イマが麻帆良世界樹で監視していた造物主。

今も姿を表さず どこにも情報がないネギ先生の母親。

そして私が直接見た20年前、紅き翼の最終決戦時に倒したはずの造物主が

フィリウス・ゼクトの姿で復活した事。

黄昏の姫巫女、ウェスペルタティア王国に伝わると言われる始祖の血筋。

コレはさっきデュナミスが証明してくれたわね。

私が20前入手した Grand Master Key を

エヴァと超に解析してもらって調べたデータ。

数百年前から調査した魔法世界の歴史資料。

そしてフィリウス・ゼクトとは明らかに違う造物主の容姿や身長。

この中から私はある仮設を立てた・・・・。」

「・・・・」

「「「「「「・・・・・・・・」」」」」」

「この魔法世界を最初に作った始まりの魔法使い、始祖の血統・・・

血筋が残るということは寿命等が確かに存在する。

故に何れは滅び行く存在である始まりの魔法使いは

何らかの目的を持って魔法世界を作り

その住人を作った時にある役割を持った 所謂管理人を作る。

それが魔法世界を管理する造物主、墓を管理する墓所の主、

そして人を管理する始祖の血筋辛なる王家、そこから生まれる黄昏の姫巫女。


最初は順調に管理できていたはず。

しかし ある時期から旧世界人、

地球の人達が急激に魔法世界に増えることになる。

元々幾つもの国家にわかれて争いをしていた魔法世界に

地球の科学文明が魔法世界に流入し

さらに旧世界人と魔法世界の住人との争いが始まり

戦争の中で魔法科学が発達し星が生み出す魔力が

生み出すよりも消費される魔力の方が多くなる。

おそらくこの事に誰よりも怒りを覚えたのが

世界を管理していた造物主。


更に魔法世界の魔力減衰のもう一つの理由、

墓所の存在・・・コレは魔法世界に今まで生きていた

人、動物、魔法生物等の生命を記録する場所、もしくは機関。

墓所では魔法世界で生まれ死んでいく生命を記録し保存する為に

大量の魔力を使用しているはず。


旧世界人の流入や戦争の激化、魔法科学の進歩で

やがて魔法世界を維持できなくなると予想した造物主と墓所の主は

完全なる世界を作りそこに魔法世界の住人を強制避難させる計画を立てる。

それが『完全なる世界』計画。


しかしそれが魔法世界の崩壊を加速させる。


完全なる世界に魔法世界の住人を保護する際、

その生物自体が持っている固有情報や魔力をそのまま保存している。

その魔力を魔法世界の魔力から使用しているため魔法世界崩壊を加速させてしまう。

おそらくコレは今後 長い時をかけて火星の環境が変わるか

地球上の人類が絶滅するかした際に再度 魔法世界を作りなおすためだと思う。


私はオスティア襲撃の時に月詠ちゃんが大量の魔族を強制召喚した時に違和感を感じた。

そもそも月詠ちゃんは剣士であって魔法使いではない。

鍵と魔力のバックアップがあってもアレだけ大量かつ強力な魔族を

喚び出すことなど出来ないはず。

それに夕映と本屋ちゃんがラカンさんの強制召喚に成功したこと。

そして何より完全なる世界の構成員が殺すのではなく

リライトで完全なる世界に強制的に移動させていることで分かった。


そしてナギ・スプリングフィールドとアリカ・アナルキア・エンテオフュシア。

彼らは大戦以降 様々な調査をしてこの答えにたどり着いた・・・・が

大戦を終結させた本人でもあり、造物主を倒した本人でもある

自分が今更造物主に協力できるわけもなく

また造物主自身が人類に絶望していたこともあり、

さらに彼らの感性からも完全なる世界への強制避難は看過できない内容だった。

・・・しかし対案も用意できない。


やがて苦悩した彼と妻は一つの答えを出す。

自分にできないならせめて仲間や他の人間、そして後の世代・・・

ネギ先生 貴方に託すため自身が生贄になること。

そして失敗したとしても人類、旧世界人に絶望し憎悪を抱く造物主が

旧世界人に対して刃を向けないように、

また 向けたとしても彼を打倒できるように。


そもそも造物主は役割であって固有の人物ではない。

その為 仮に倒してもすぐに魔法世界の住人の中から変わりの造物主が生まれてしまう。

コレは墓所の主にしても同じなのかわからないけど、

少なくとも造物主に関しては

フィリウス・ゼクトに代替わりしたことでそうであるといえる。


ナギにもそれがわかっていたので最悪の事を考え

始祖の血統であるアリカ女王と協力して

造物主を旧世界人の自身に取り込む、又は取り憑かせることで

自身が死ぬと同時に造物主も消滅するようにする。

おそらくこの際にアリカ女王も造物主と一緒にナギに同化したか

完全なる世界に取り込まれたんだろうね。

まぁ、コレは私の勘だけど。


こうしてナギは造物主と一体となることで

造物主がコレ以上魔法世界の住人に転生(?)出来ないようにし

自身が一体となることで完全なる世界の実行開始まで

少しでも時間を稼ぎ、犠牲者を少なくしようとする。


6年前、MMの過激派の指示でネギ先生の住む村を

大量の悪魔が襲った時はおそらく一時的に

自身の人形か分身体を作ることで助けに行ったんだろうね。


さて、ここまでで何か的はずれなことはあったかな?」

「・・・・・・」

「・・・・本屋ちゃん、確認して見て。」

「・・・あ、はいっ!

・・・・えぇっと・・・大体合っているみたいです!」

「・・・・父さん。」

「・・・ソプラノちゃん・・・凄い。」

「・・・・・ガキ共がなにを感動しているか解からんが

それは姉様一人で考えたことではないぞ。

私と超と葉加瀬で一緒に考察した結果だ。

そこでドヤ顔している姉様は初期の発案こそしたが

途中ではまるで役に立たなかったぞ。」

「ちょっとエヴァ!! 黙っとけば私の評価がうなぎのぼりだったのに!!」

「ソプラノちゃん・・・・」 「「「「・・・・」」」」

「・・いや、でも 初期のソプラノさんの

発案があったからたどり着いたわけで

そんな事思いつくだけでも凄い・・・ですよ・・?」

「・・ネギ先生だけだよ、私の味方は。」




エヴァが余計なことを言ったお陰で

せっかく私の知性を皆に理解させることができるはずだったのに

いまや、皆呆れた目で私を見つめる。


だが少なくとも造物主本人の思考を読んだのかは分からないが

ナギ・スプリングフィールドがたどり着いたところまでは同じようだ。




「ま、まぁ ともかく、そんなわけであそこの造物主をやっつけちゃえば

もう2度と造物主は復活できないんだよ!」

「ちょっとソプラノちゃん!

それって言わばネギのお父さんやお母さんを殺すってことじゃない!!」

「せや! そんなこと・・・そんな・・・」

「・・・・くっ。」

「せっかく・・・せっかくネギ君お父さんに会えたのに。」

「そうよ! 絶対にそんな事させないわよ!!」

「「「「「そうよ! そうよ!」」」」」




造物主の正体がネギ先生の父親ということが発覚したせいで

皆が造物主を倒すのにためらう。

それどころか なんとか倒さずに済ませようと

皆で考えているようだ。




「ふん、ガキ共が・・・ならばどうする?

アレを倒さんことには魔法世界は消滅、

ここにいる全員 火星の大気に放り出されて死亡、

魔法世界の生物は消滅し 超の居た未来同様

火星人と地球人との戦争が始まることになるぞ?」

「・・・そんな、そんな事言っても。」

「なんで・・・・何でこんな事に・・・」


「・・・・ギ・・・・ネギ。」


「と・・・父さん!」

「・・・俺を殺せ・・・・・それで全てが終わる。」

「父さん!!」

「ネギ君・・・・」 「・・先生。」 「ネギさん・・・」

「・・・・ネギ。」




ほんの一時、造物主に取り込まれたナギさんが意識を取り戻し

笑いながらネギ先生に自分を殺すよう指示する。


その様子を見た明日菜ちゃん達が涙を流しながら

ネギ先生を慰めようとするが、

どう声をかけていいかわからないようだ。




「・・・ぼーや、アレが貴様が憧れていた英雄の真の姿であり

今の貴様がまさに世界を救う英雄となるかの選択肢を突き付けられた状況だ。

・・・さて、貴様はどうする?」

「・・・・・ぐ・・・っうぅ!」

「エヴァちゃん!! ・・・それはあんまりにもひどすぎるよ!!」

「ネギ先生は・・せっかく・・・・会えたのに!」




現在戦闘中のラカンさんや小太郎君、千雨達も私達の話を聞いていて

ラカンさん以外は戦いに精彩を欠く状況になり、

アーウェルンクス達に押されている。


戦闘していない生徒達もどうしていいのかわからずに

ただ無言で立ち尽くす者や、

不甲斐ない自分に怒る者、

あまりの悲しい出来事に涙する者と

各々の感情に振り回されている。




「なぁ~~んてね♪ エヴァの授業&お説教はココでおしまい!!」

「・・・え?」

「っち・・・ぼーや達には今の内に

もう少し英雄の現実を噛み締めさせるべきなのに・・・」

「ネギ先生、そこまで予測していた私達がそんな事で終わらせるわけないでしょ?

そもそも私はハッピーエンドが好きなんだよ。

・・・・エヴァ、そろそろ千草の準備も完了する。

決めるよ!!!」

「任せておけ姉様!

ガキ共聞け! 私が一撃で終わらせてやる!

雑魚共を抑えておくがいい!!」

「っへ・・・闇の福音の本領を見せてみな。」

「エヴァにいいとこもってかれるのは癪だが

先輩と千草さんのためだ、しょーがねぇ。」

「のどか、ソプラノを信じるですよ。

きっとネギ先生のお父さんも助けてくれるですよ。」

「ゆえ~・・・グスッ。」

「それじゃあワタシ『達』も 本気で行くネ!」」」」」」」

「ケケケ イイカンジニ ノッテキタゼ!」

「千草・・・イイね?」

「はいな!」

「リク・ラク・ラ・ラック・ライラック!

契約に従い我に応えよ 闇と氷雪と永遠の女王

咲き渡る氷の白薔薇 眠れる永劫庭園!」




エヴァの魔法の詠唱に何か感じたのか

デュナミスとセクンドゥムの指示で一斉にエヴァの詠唱を妨害しようと

完全なる世界の構成員が飛びかかるが、

ラカンさんやチャチャゼロ、千雨、夕映、超、それにネギ先生の従者の皆や

小太郎君高畑先生にクルトが皆でエヴァの護衛に回る。




「氷れる雷もて 魂なき人形を囚らえよ!

妙なる静謐 白薔薇咲き乱れる 永遠の牢獄!」


「ぬ、イカン! あれは!!」

「アレはマズイ! ヤツを止めろ!!」


「おっと、邪魔はさせねーぜ!」

「ヘッ ゴシュジンヲマモルノハ オレノシゴトダゼ?」


「ぬぅ! 造物主の掟 『完全なる世界』全記録書庫より強制召喚!

再生・古龍龍樹!!」


「へっ、厄介な敵は召喚された直後に最大火力で送り返す!

スターライトブレイカーex!!」 『Starlight Breaker ex』

「「「「「「「ワタシ達も協力するヨ、『燃える天空』」」」」」」」

「へっ 悪りぃな龍樹。 ラカンWパンチ!!」




デュナミスさんにより龍族最強の龍樹が召喚されるが

千雨達やラカンさんに召喚直後にフルボッコにされる。




「馬鹿なっ! 龍樹が・・・

貴様ら 召喚直後を狙うのは汚いぞ!!」

「私達の世界には 勝てば官軍 って言葉があるの知らねーのか!」


「今だ! やっちまいなロリババァ!!」

「はっ! どうやら貴様も死にたいようだな。

いいだろう、仲間に入れてやるぞ筋肉ダルマ。

一緒にくたばれ 『終わりなく白き九天』 !!」


「ぬ・・・氷の竜巻?」

「冷凍雷撃だと? 闇の福音がどれほどのものかと思えば

つまらぬ術よ。」

「待て! アレは見た目通りのものではないぞ!!」




エヴァの『終わりなく白き九天』が発動し、

アーウェルンクスシリーズや初見の造物主の護衛達を

氷の茨が追い掛け回し

捕まったものは須らく永遠の氷柱に閉じ込められていく。




「馬鹿な! 我等使徒の多重障壁を無きが如く・・・」


「ハハハハッ! 貴様ら障壁頼りの性能馬鹿を

殲滅するために開発した独自呪文だ!

我が白薔薇の雷氷の蔓は貴様ら大量生産品を嗅ぎ分け

そのご大層な障壁ごと その周囲を凍らせ続ける!」


「ぐぁ~!!」 「きさっ!」 「・・・っ!」 「!?」

「く、クソッ!」

「ハハハハ 無駄だ!

我が雷氷の蔓 意思なき人形に逃れること能わぬ!!」

「クソッ・・クソッ! デ、デタラメだ!」


「ぬほあああぁ! なんだこの術!?

マ マジでやべえじゃん・・・シャレになんねぇぞ ババァ!」




エヴァの白薔薇の蔓が敵をどんどん凍りづけにしていくが

セクンドゥムは未だに逃げまわってる。


しかも宣言通りにラカンさんまで凍りづけにするつもりなのか

白薔薇の蔓がラカンさんも追い掛け回している。




「ままま 待て待て待て! はっ話しあおうじゃないか!

我々の目指す場所は最終的には同じハズォァ・・・ッ!?」



往生際の悪かったセクンドゥムを最後に凍りづけにしたところで

エヴァの魔法は解除され、最終的にはラカンさんはなんとか無事に生還できた。




「と、まぁ ざっとこんな感じだ。」

「・・なるほど、対象の周囲ごと凍らせ続けるから

奴らは死んでねーし再生も出来ないってわけか。」

「ちなみに精神はそのまま生かしてある。

もう姉様以外 術者である私にも解けんから

姉様が解く以外永遠に恐怖が続くというわけだ。

・・・オマエよく逃げ切ったな、

姉様に付く悪い虫をついでに駆除しようと思ったんだが。」

「マジで俺も殺ろうとしてたのかよ・・・」

「ふんっ、フェイトのような奴が大量に出てくるのは予想できてたからな。

こういう時のために練っておいたオリジナル呪文だ。

人形限定の呪文だから使いどころが難しいんだが

今後は人形以外でも殺れるように改良しておくか。」

「改良しなくていい・・・・って待てよ ババァ!

人形限定ってことは・・・」

「・・・そうだ 『ヤツ』 は残してある。

そもそも 『ヤツ』 は千草の獲物だ。」




そうして全員の視線が造物主が立っていた場所に集まる。




「・・・・見事な呪文だ。」

「・・・お褒めに預かり光栄だ。

だがあいにくだが 私は貴様の相手はせんぞ?

貴様にはふさわしい相手がいるからな。」


「千草・・・」

「・・・はい。」

「・・・・天ヶ崎 千草か。」

「・・・今こそ20年前の大戦で散っていったウチの両親の仇。

伐たせてもらいますえ。」




千草の抱えるアーティファクトの殺生石は

普段はただの石ころに過ぎないが

千草が嫌悪したり 憎む相手には悍ましい気配を放つという。

それが今はどうだ・・・私でも目で見えるほど禍々しい気配を放ちながら

千草の手を離れ千草の胸のあたりに浮いていく。


それを見た皆の表情は明らかに不快感や恐怖に染まる・・・

(月詠ちゃんだけが恍惚とした表情でいるが。)

あのエヴァでさえ脂汗を流している。


その憎しみの対象たる造物主の表情こそ変化はないが

少なくとも舐めてかかれる相手ではないと確認したようで

攻撃体勢に入り黒い魔力光の魔方陣を複数千草に向けている。


造物主が右手を千草に向けると同時に

千草も右手の指に挟んだ呪符を造物主に向ける。

私も千草の横に立ち千草の左手を右手で握り左手を造物主の方にる。




「・・・・」


「・・お札さん お札さん ウチの憎い・・・憎い、ニクイ・・・相手を


     (お父ん・・・お母ん)


・・・ウチの憎い相手を呪ぉておくれやす! 」


「・・・ふっ!」

「光鷹翼展開・・・(同時に空想具現化発動) 『天ヶ崎千草の呪いに逆らうこと能わず』 。」

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  1. 2012/06/10(日) 13:22:13|
  2. 二次創作小説 ネギま
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