たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  088


墓守り人の宮殿内部




side ソプラノ




私と火のアーウェルンクスとの戦いも終わり、

千草の護衛をしていたが

エヴァの方も戦闘が終わったようでアーティファクトの

ウエディングドレス姿で私の所まで降りてきた。




「私は終わったが姉様の方も終わったようだな。」

「まぁね、あの手の精霊だったり精霊化出来たりする相手は

苦手なんだけど まぁ、何とかなったよ。」

「だから姉様も もう少し対精霊や本体を持たないタイプの敵を

相手にする時の魔法なり武器なり用意するべきなんだ。

アレだって相手が精霊化できる人形だったから

光鷹翼で潰せばよかったが、本物の精霊だったり霊だったら

なんともならなかったぞ。」

「まぁ、その場合はエヴァに丸投げということで。」

「・・・・まったく。」




私とエヴァで話しをているが

3-Aのノリだったら私やエヴァになにか聞かれてもよさそうだと思ったが

私達の周囲には若干の空間が空いて誰も近づいてくる様子はない。




「ん~ちょっとやり方がまずかったかな?

もしかしてみんな・・引いてる?」

「姉様は殺ると決めたら容赦しないからな、まぁしょうがないんじゃないか?」

「・・・あの、ソプラノ達の戦い云々よりも、

単純に寒いんですよ・・・特にエヴァンジェリンさんが。」

「ん? もう闇の魔法は解除したんだがな。」

「触ったら即凍るような体温でいた奴が

数分たったくらいでまともな体温になるかよ!

おまけに辺り一面氷漬けじゃねーか! ココは南極か!?

次はペンギンでも召喚するのか!?

エヴァはしばらく私達に近づくなよ、

って言うかお前は夕映の障壁内に居なくても平気なんだから出てろ!」




私はエヴァに凍りづけにされるのは慣れてるし耐性もある、

千草は私の魔法結界で保護してるから大丈夫だが

それ以外の人達にはエヴァの闇の魔法 『氷の女王』での

温度変化は耐えられないようで

超が魔法で出した火に皆であたりながらネギ先生や小太郎君達の戦闘を見ている。

そんな中・・・




「はぁ~~ん、ソプラノお姉さまぁ♡

さっきの光の羽で 今度ウチと斬りおうてくださいなぁ♡。

お姉さまの眼つき、それに太刀筋、ウチ ゾクゾクしましたわぁ♡」

「・・・え~と、ま また今度ね。」

「約束ですぇ♪」




皆は寒い寒いといっている中、

ハァハァと鼻息荒い上に縄でぐるぐる巻にされてる月詠ちゃんが悶えながら

怪しい目付きで私を見つめてくる。

・・・どうやら厄介な娘に目をつけられてしまったようだ。


さて、とりあえず現実逃避するためにネギ先生達の戦闘を見てみると

ちょうどネギ先生とフェイト君がお互い握手をして

魔力を集中させている所だった。





「・・・どうなった!?」

「いきなりワンハンドシェイクデスマッチか!?

あの二人が あの間合いでデカいの撃ちあったら

どっちかが消し飛んじまうぜ!!」




と、オコジョ妖精のカモが皆に説明している。

ネギ先生とフェイト君を中心に魔力の過剰な集中で衝撃波が起き、

戦闘中にできた瓦礫等がコチラにも飛んでくる。




「ヴィシュ・タル・リ・シュタル・ヴァンゲイド!!」

「ラス・テル・マ・スキル・マギステル!!」


「ふむ、ココがぼーやの正念場か。」

「エヴァンジェリンさん! そんな呑気なこと言ってる場合じゃ!」

「ネギ君!!」 「ネギく・・」 「先生!!」




詠唱が完了したネギ先生とフェイト君が

お互いの最大火力魔法である

千の雷と引き裂く大地を撃ち合う。


その衝撃でお互い足場にしていた場所が

雷と溶岩の熱量で一気に蒸発し、

エヴァが氷の女王で作った氷も一気に解凍、蒸発し

辺り一面を蒸気が覆うがそれも一瞬のこと、

ネギ先生とフェイト君の魔法の衝撃波で蒸気は吹き飛び

すぐに魔法を撃ち合う二人が視認できる様になる。


小太郎君達もそれに触発されたのか、

クルトと小太郎君が一気にセクストゥムちゃんとの間合いを詰め

それを援護するように高畑先生が後方から

今までとは比にならない密度で居合拳での攻撃を開始する。




「む、あの二人・・・限定空間内に過剰魔力が集中したことで

術式が暴走仕掛けているな・・・

魔力を使用する時は精神の力で制御するわけだが

アレだけ膨大な魔力となると制御する際の精神力を引き出すために

精神の奥深く・・魂と言われる場所とより強固にリンクすることがあるが、

その魔力を打ち合っているんだから

もしかしたら混線してお互いの魂の記憶と呼べる部分を覗いているかもな。」

「そ、そんなことがあるんですか?」

「さぁ? 私は昔の書物でそんな現象が複数発見された記録が残っているのを

見たことがあるだけだ。」

「夕映もエヴァンジェリンもそんなこと今話していなくていいかラ

魔法障壁張るのに集中するヨ!

あの二人が馬鹿魔力で打ち合っているから障壁が持たないヨ!」




ネギ先生とフェイト君の魔法の余波、更には小太郎君達の攻撃の余波で

夕映のアーティファクトで張っている障壁が危なくなるが

皆が頑張って障壁を維持している。


ネギ先生達、小太郎君達、の2ヶ所で一際大きい爆発が起きた所で

先ほどまでの辺りの魔力の高まりがウソのように静まりかえる。




「・・・・っち、どうなった?」

「ぷはっ・・熱ッ・・今度は熱すぎるよ!!」

「ネギ先生!!」 「ネギ坊主!!」 「ネギ!」 「せんせ!」 「ネギ君!」

「小太郎君!」 「・・・煙い。」




先ほどまでのエヴァが創りだした当たり一面の氷の世界とは打って代わり

今度はネギ先生とフェイト君が創りだした灼熱の世界。

宮殿の床が溶け出し溶岩になっている。


その中心でネギ先生とフェイト君がお互い握手した状態で立っている。


小太郎君達の方は・・

高畑先生の渾身の居合拳でセクストゥムちゃんの魔法障壁を破り、

小太郎君がセクストゥムちゃんの拳を両手で受け止め

クルトが弐の太刀で小太郎君をすり抜けて

セクストゥムちゃんを斬った状態だった。




「ネギ・・君。」

「あの珈琲の女の人・・」

「何?」

「なぜかよくわからないけど・・君の記憶に触れた・・・あの女性、

いや、それだけじゃないのはわかっている・・つもりだ。

でも・・・それでもフェイト、

僕に・・僕達に力を貸してくれ!

そして・・この危機を越えたら、

僕が君達に力を貸す。

ただしその時は造物主の力なんか借りず、

・・僕達の力でやろう!」

「・・ネギ君、何度言えばわかるんだい「わかってる! ・・・だから」」

「力づくなんだろう?

正真正銘 最後の一撃だ。

君が負けたら 僕に従ってもらう。」

「よく言う・・・父と師匠それに友・・

さらには自分の生徒達の力まで借りて 勝負が聞いて呆れるよ。」

「いいんだ それで。

君を仲間にできるなら、カッコ悪くても 子供でも。」

「君は何も知らない10歳のガキだからね。」

「君だって12歳だったじゃんか。」

「・・・・・・・」

「・・・・・・・いや、やめておこう。

君の勝ちだ・・ネギ君。」






先ほどまでの剣呑な雰囲気とは変わり

今度は穏やかな雰囲気で二人は握手をしている。




「ふむ、どうやら勝負はついたようだな。

犬の方も片がついたようだ。」

「どうなったの!?」

「ぬぬっ!!」

「二人共さっきと同じように握手してるけど・・何か雰囲気が違うね。」

「先生・・」

「フェイト様・・」

「よかったよ~。」

「夏美、小太郎君の方も無事のようだよ!」

「・・・うん、うん!」

「ふ~・・・何とかなったみたいだな。

だが まだ終わりじゃねぇぞ。

神楽坂達も助けたし鍵も取ったが

まだ私達が地球に帰るのと消された魔法世界の人達のこともある。

その辺をあのガキとデュナミスにおっさんに聞いて何とかしねーとな。」

「そ、そうですね。

さぁ、もはや貴様のカードは尽きたぞデュナミス。

我々の勝利だ、これから貴様達には魔法世界の住人の復活に手を貸してもらうぞ。」

「・・・フフ。」

「・・っ? 何がおかしい?」




ネギ先生とフェイト君の決着が付き、

小太郎君達も戻り木乃香ちゃんの治療を受けている。


皆が勝利に酔いしれる中 刹那さんがデュナミスさんに

今後の事について問いかけるが

デュナミスさんの様子がおかしいことに不信感を持つ。


その様子を見たフェイト君が完全なる世界の構成員で

唯一ココに居ない調さんの居場所をデュナミスさんに問い詰める。




「フフ・・クックック。」

「・・・っ!? まさか・・デュナミス! 調さんはどこだっ!?」




その時、大気を揺るがすような膨大な魔力と

威圧感が私達の遙か上の方から発せられる。




「ククク、何を焦っているんだテルティウム?

この状況はむしろ我等にとって好機ではないか。」

「僕達はネギ君に負けたんだ!

これ以上戦闘の必要はないし

時間を掛けては取り返しがつかなくなる!」

「負けたのは貴様だテルティウム、

私は・・我等はまだ負けてなどいない!!」

「な・・何を・・・?」

「フフフ・・・ハッハッハッハ!!

術式は準備済みとはいえ 使った鍵が Grand Master Key だったので

一か八かの賭けではあったが・・・我等の勝ちだ!!

テルティウムが時間を稼いでいでくれたお陰で!

麻帆良学園中枢への直接経路の確保!

器の肉親の魂がこの宮殿内、祭壇の丁度真下の位置にあること!

その血肉を戦闘でこの場にばら撒き、調に持たせて術式を行使させたこと!

全てこれ以上ないタイミングであった!」

「これ以上何を!?」

「フフフ・・・見るがいい、我が主! 造物主様の復活だ!!」




デュナミスの宣言と共に宮殿上部からネギ先生やフェイト君とは

比べ物にならないほどの巨大な魔力を持つ

黒いローブを深くかぶった長身の人影が現れ、

その人物を守護するように幾人もの人影が魔方陣から現れる。




「あ・・あ・・・・」 「うそ・・・・」 「そんな・・ここまで来て。」

「くっ・・・!」




造物主を守護するように現れたのは

先程 私やエヴァ、小太郎君が倒したアーウェルンクスシリーズ。

更に同じ制服を来た見たことのない成年や

亜人種の少女であったり屈強な男性であったり。

しかも その一人ひとりがフェイト君に匹敵する魔力を持っている。




「2(セクントゥム)・・なぜ・・?」

「魔法世界全土の魔力が この宮殿に集中し

祭壇に充満する今、神たる我等が主に不可能はないんだよ。」

「くっ・・・っ!」

「すでに魔力も尽き 障壁も使えまい?

くっくっく みっともない姿だよなぁ テルティウム。」




あのセクントゥムと呼ばれる成年はフェイト君と何やら因縁があるようで

執拗にフェイト君を挑発する。




「・・待て。

お前たちの相手は僕だろ 忘れたのか?

僕達の代替プランが存在する以上

君達の計画に正当性はもはやない!

これ以上は僕が・・父の・・千の呪文の男(サウザンドマスター)の

思いを継いだ この僕が!

お前たちの好きにはさせない!!」

「・・・・・」

「奴の息子か・・その傷・・この戦力差

この状況で・・・何を戯言を!!」

「・・・くっ!!」





セクントゥムがネギ先生に向けて無詠唱で魔法攻撃を仕掛けようとしたその時・・


私の光鷹翼がネギ先生とフェイト君を守るように展開される。





「・・・何ぃ!!」

「っ・・・コレは?」

「・・・コレは・・・この光る羽根は ソプラノさん?」

「フフフ・・・まんまとおびき出されたとも知らず・・哀れなものね、造物主。」

「・・・・・・」

「貴方が麻帆良の世界樹に封印されていたのは超ちゃんからの情報で知っていた

だからさっきは調さんを わざと 見逃がした。

この宮殿を覆う魔法世界中から集めた魔力の奔流・・

その影響がこれ以上 外部に出ないように

光鷹翼を3枚使って今現在も保護しているが

貴方が麻帆良から召喚されるようにわざわざ穴を開けておいた。

最悪 私が無理やり引っ張りだそうと思っていたけど

調さんがうまくやってくれたようね。」

「・・・・・・」

「この女・・我が主に向かって生意気な口を叩く・・何者だ!?」




私はセクントゥムの問いかけを一切無視して話を続ける。




「悪いんだけど、ネギ先生 主演の舞台はここまで。

・・・ココからは 千草に主演を変わってもらうよ。」

「ぼーやは白髪の人形・・・いや、 『フェイト』

ぼーやと一緒に下がっていろ。

どのみちぼーやがこれ以上闇の魔法を使用すれば

良くて死亡 悪くて魔族化だ。」

「・・・死・・・・しかし今ココで引いたらこの世界が!!」

「だから後は私と姉様、それに千草に任せておけ。」

「先生、後は私達に後は任せて木乃香ちゃんの治療を受けて。

生徒を信頼するのも良い先生の重要な要素ですよ。」

「ソプラノさん・・・」

「まぁ、私達だけだと華が無いから ネギ先生の従者も借りるんだけどね♪

・・・そう言うわけで古ちゃん、楓ちゃん、刹那ちゃん、それに明日菜ちゃんも

力を貸してもらうよ。」

「なんかよく解からないが任せるアル!」

「拙者も同じく!」

「お任せ下さい! 」

「とりあえずソプラノちゃんの手伝いをすればいいわけね!」




私が明日菜ちゃん達に声を掛けた後

自分達も忘れるなと言わんばかりに 私の従者達も立ち上がる。




「先輩、私達も忘れんなよ?」

「当然ワタシもネ♪」

「私達は皆を守ればいいんですね。」

「任せろ!」 「おまかせです!」 「・・・きつくない?」

「ふむ、悪魔が世界を守る戦いに参加するとは・・・それも一興か。」




更には先程まで水のアーウェルンクスと激しい戦闘をしていた

小太郎君達も治療を終え前に出る。




「おいおい姉ーちゃん、俺もまだまだやヤれるで?

ネギは一人でフェイト倒したんやから

俺も一人であいつらの一人くらいやらんと

ネギのライバル失格やで。」

「僕も協力しよう。

生徒達だけを危険な目に合わせる訳にはいかないからね。」

「私も手伝いますよ。

・・・手伝わないと後が怖そうですし。」




更に 私はとっさに閃いた案と以前から練っていた案を実行に移す。




「つ~く~よ~み~ちゃん♪

あそこに斬りごたえがありそうな人達がいるけど~

・・・・斬りたくない?」

「犬と呼んでください! お姉さま!!」

「夕映! 本屋ちゃん!

ついでにおまけだぁ! ラカンさんも呼んでやれ!!」

「えっ? えぇっ!?」

「のどか、私の言う通りにやればいいですよ。」

「う、うん わかったよユエ!」


「「造物主の掟! 「完全なる世界」 

全記録書庫より ジャック・ラカン 強制召喚!!」」


「・・・うおっ! なんだココ!?

・・あぁん? 随分懐かしい奴らが揃ってやがるな。」


「「「「「「ラカンさんっ!?」」」」」」


「ホレ、ラカンさん、途中で拾った Master Key 。

コレがあれば敵のリライト防げるでしょ?」




夕映と本屋ちゃんに完全なる世界から強制召喚されたラカンさん。

皆がその様子に驚く中

私はココに来るまでの途中で拾った Master Key を

エヴァ作の魔法のポーチから取り出して投げて渡す。




「おぅ、サンキュ ソプラノの嬢ちゃん。」

「それの賃貸料金分は働いてよね。

わざわざ昔の自分のお尻拭く機会をあげたんだから。」

「任せとけって、ガキにてめぇのケツなんか拭かせられるかよ。

それにこんな美味しいバトルに参加できるんだ。

こっちが金払いたいくらいだぜ。」




造物主を頭首とした完全なる世界。

千草を主役とした即席の千草パーティー。


それぞれのメンバーが向かい合い臨戦態勢に入る。




「千草・・・私は約束を果たしたよ。」

「・・・・ほんまおおきに。

・・旦さんはウチの最高の旦さんやわ。」

「私達が援護する、後は千草の積年の恨みをアイツにぶつけてやりなさい。」




魔方陣の中心に正座で座る千草は

自身の周囲に大量の呪符を撒き

アーティファクトの殺生石を取り出し

まるで人形の様な完全な無表情で造物主を見つめる。






「・・・・今こそ、両親の仇を・・・伐たせてもらいますえ。」



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  1. 2012/06/09(土) 12:31:48|
  2. 二次創作小説 ネギま
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