たいちの仮設避難所

某小説投稿サイトの規約改定による 仮設の避難所です。

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雑記


5月31日


こんにちわ

先程ネギまss最終話である91話を今書き終わりました。
91話にて本編は終了し
あとは後日談的な小話を開いた時間に少し書くかもしれません。

今日以降の作品アップは
以前書き込んだ通り週に数回程度程度のペースで
上げていきます。


書き終わってみて思ったことは
当初の予定よりかなり長くなった事。
なんとか初作品を最後まで完成させることが出来た事。
あと肩が異様にこった事等・・・

書き始めた時は31か32巻くらいまでしか単行本が発売しておらず
最後がどうなるのか、
また魔法世界編が終わってまだ続くのが
ビクビクしていましたが
ネギま本編が終わり、
色々設定とかで難儀しましたが
なんとか終わることが出来ました。



読んでくれている人に。

最後までなんとか書き上げることが出来たので
安心して最後まで御覧ください。

エターナってませんよ!

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  1. 2012/05/31(木) 18:04:01|
  2. 雑記
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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  081




新オスティアから旧オスティアへの移動中

飛行船内




side 千雨


現在、ネギ先生は通信室でクルトさんへ

皆との意見調整をした結果を伝えている。




「皆さんへの説明、それと超さんの話は聞きました。

僕たちはできる限り協力させていただきます。」

「それは良かった、

では具体的な作戦連携について・・・・」




その後 ネギ先生とクルトさんはお互いの配置や作戦について話し合い、

その結果、私達は予定通り墓守人の宮殿上部から侵入した後

下降し比較的警備の薄い箇所から侵入。


クルトさん達連合軍はその露払いと、

厳選した特殊部隊を墓守人の宮殿上部から最短で牽制、

及び侵入するということで落ち着いた。




(多分その上部侵入部隊に先輩達が居るんだろうな。)


「そういう事で・・・・・っ!!」

「・・・・ちっ!」 |||

『どうしました?』





お互いの話が終わりに近付いた時、

私達の上部の方で強烈な殺気と魔力反応が突然現れた。


それを感じたネギ先生は呪文詠唱しながら瞬動で甲板へ、

私は正確な位置までわからなかったので

とりあえずアーティファクトを召喚しながら

ネギ先生の後を追うことにした。




「長谷川!」 「千雨さん!」




移動中に同じように殺気と魔力反応を感じた

龍宮、長瀬、古、桜咲と合流し、

ネギ先生が向かった甲板へと移動する。




「ネギ坊主!!」 「何事アル!?」 「・・・なっ、月読!」 「「っち!」」




私達が甲板についた頃には既に戦闘が始まっており

甲板には宮崎をはじめアリアドネーのメンバーをアーティファクトの結界で包む夕映。


闇の魔法を発動したネギ先生は 強襲してきたと思われる月詠を殴り飛ばし、

周囲の魔力の影響で浮いている岩で

月読が体制を整え直し ネギ先生が月詠を追って行くところだった。




「月詠さん、あなたは僕に勝てないと思います。

お金で雇われた傭兵なら・・・ここで降服していただければ助けます。」

「・・・・・・・・」





月詠は呼吸を整えながらネギ先生を睨んでいるが

呼吸が落ち着きそうになったと思ったら

徐々に頬が紅潮し、まるでこれから恋人にでも抱かれる女の様な表情に変化していく。




「あ・・・♡

あかんあかん あきまへんえ。

この子はフェイトはんのモノや。」 ///

「・・・・!?」

「フフ・・・ネギ君はウチがお金目的でやっとるとお思いで?

ウフフ・・・子供ですなぁ。

・・・この世界に意味はなく 我が求むるは ただ血と戦のみ。」

「・・・ッ!?」 |||

「この世にはそ~ゆ~人間もおることを知っときなはれ。

まぁ、その意味ではフェイトはんもカワええもんや。

・・・伝言があります。

 待っている。 と。」

「!?」

「全く エラいモテようで妬けますわぁ。」




ネギ先生に伝えることだけ伝えた月詠は

造物主の掟を取り出し、ネギ先生から少し距離をとる。


その後すぐに月詠の背後に巨大な魔方陣が現れ

月詠が出した魔方陣を中心にしてまるで空を浸食するかのように魔方陣が増え、

その大きさは私達乗る飛行船よりも巨大になっていく。




「造物主の掟!?」|||

「辿りつけるかわかりまへんけど

頑張ってフェイトはんを失望させんへんでな。

さぁ、みんな出番やで! 億鬼夜行!!」

「くっ、ハルナさん、ジョニーさん!

発信してください、今すぐに!!」




ネギ先生の指示で早乙女とジョニーさん(?)の船が

魔力炉をフル回転で回して発進するが

月詠の喚び出す魔物のほうが早いようだ。




「マズイな、総督府の再現か。」

「造物主の掟の力で喚び出したな。

どれだけアレが出てくるかわからんぞ・・・」|||

「っち・・・オイッ龍宮は一番近いのから落としていけ!

古と桜咲は船と私を守れ! 長瀬は遊撃、夕映!宮崎を守れ!

アリアドネーのチームは龍宮と同じく近いのからかたっぱしから撃ち落せ!」

「お前はどうするんだ長谷川?」

「こう言うのは私向きなんだよ。

向こうの召喚陣がでかいと言っても出てくるところは今のとこ一箇所だ。

だったら私の砲撃で出てきたところを一気になぎ払う!」




私は闇の魔法で雷の暴風を取り込み

防御を完全に捨てて固定砲台として魔物が召喚され続ける

魔方陣に向かって砲撃魔法を打つ準備をする。




(先輩の魔力が尽きる・・・・のは無いか。

敵陣に乗り込むのが先か私の集中が途切れるのが先か・・・

とにかくやるしか無ぇ!)


「・・・ネギ先生当たるなよ?

カートリッジフルロード! コレが 私の 全力全壊っ! 」




レイハさんのカートリッジが6発分打ち出され

私の足元と目の前に何層もの魔方陣が描き出される。

ネギ先生も魔力の収束を感じたのかコチラを見た後すぐに

私と月詠の召喚陣との射線から離脱。

その様子を確認、レイハさんの方の機械詠唱も終了し 後は撃つだけ!




「  Starlight   Breaker  !!」

《Starlight Breaker》




私は一気にレイハさんを振り下ろし、月詠の召喚陣へ向かって砲撃する。


雷がすぐ近くに落ちたような轟音と共にラカンさんとの修行のおかげで

威力と効果範囲が強化された私の砲撃が月詠が召喚した悪魔をなぎ払っていく。




「こ・・・コレは京都の本山でスクナノカミに傷を負わせた・・・」

「威力だけならネギ先生の千の雷にも匹敵・・・

いや、魔力が収束されてる分効果範囲は落ちるが貫通力はこちらが上か?」

「ニンニン♪」

「・・・? 楓もしかして知っていたアルか!?」

「さて、何のことやら?」

「ぼ~っとしてんな!

カートリッジ装填して次撃つまで私と船を守れ!」

「はい!」 「「「了解(ネ)!」」」




こうして私達の船は墓守り人の宮殿上部に向かって最短距離を直進する。






side ソプラノ






私はエヴァと千草、チャチャゼロ、葉加瀬、ラトナ ピュラと

皆で連合艦隊旗艦の甲板上で千雨達の戦闘を観測している。




「動き出したみたいだね。」

「あぁ、ならばコチラも予定通り行動を開始とするか、姉様。」

「そうだね。

葉加瀬、ラトナ、ピュラ、連合艦隊の方は任せたよ。」

「任されました!

フフフ・・・・ついに今までの溜め込んだ兵器のお披露目が出来るんですね・・・フフフ。」

「・・・・あ~、ラトナ、ピュラ、葉加瀬が暴走しないように抑えててね。」




なにやら葉加瀬の眼鏡が怪しく光り、

肩を震わせながら笑っている。




「「かしこまりました。」」

「ラトナ! ピュラ! 空飛び猫の発射権限茶々丸から貴女達に委譲!

超長距離射撃で攻撃、敵の気をコチラに引いた後は

防衛戦に以降します!」

「「了解。」」

「フフフ・・・・後は近づいてきた敵は

私と超さんでこの日のために開発した完全被甲弾、徹甲弾、純銀弾、装弾筒付翼安定徹甲弾、

火炎、氷結、雷、酸、毒、炸裂、クラスター等・・・ありとあらゆる弾、

それにレーザーから聖水、ソプラノに止められた核と劣化ウラン弾以外でもござれですよ!!

データが・・・大量のデータが集まってすごいことに!!

フフフ・・・クックク・・・アーッハッハッハッハ!!」




なにやら葉加瀬は両手を空に向かって上げ

高笑いを続けている。




「なんや、チャチャゼロはんと月詠はんの同類みたいやな。」

「・・・・おい、アレは大丈夫なのか姉様?」|||

「あ~・・・大丈夫じゃない? ・・・多分。

敵味方の識別はちゃんとするように何度も釘を差しておいたから。」|||

「オレニハ イマイチヨクワカラネーナ?

キッタホウガ タノシイダロウニ・・・」

「ま、まぁ、多分撃つのが楽しいっていうより

今までの自分の研究の成果が出るのが楽しいんだと思うよ?

葉加瀬はあくまで科学者だから。」

「頭に 《マッド》 が付くがな。」

「・・・彼女は何をやっているんだい?」|||




甲板の出入口の方から高畑先生がやってきた。

どうやら葉加瀬の様子を見ていたようで

頬を引きつらせ冷や汗を流している。




「彼女はそっとしておいてあげてください・・・

色々あってストレスが溜まっていたんですよ・・・きっと。」

「そ・・・そうかい? ・・・んっ?」

「姉様、どうやらお出迎えのようだぞ?」






高畑先生と話をしている間に魔物の群れを振り切ったネギ先生達の船が

連合艦隊に合流・・・・しかし進行方向に魔力反応を感じた

エヴァと高畑先生の指示で進行方向を見てみると

多量の魔族で埋め尽くされ、こうしている今現在も増え続けている。




(・・・やはりただの悪魔召喚にしては数が多すぎるし

召喚速度が速すぎる・・・正式な悪魔召喚じゃない?)




「うわ~、ご丁寧にあない大量にお出迎えを用意してくれなくてもええですのに。」

『ソプラノさん、見ていますか?』

「ん~、クルト?

目の前のお出迎えのこと?」

『えぇ、敵はどうやら造物主の掟で魔物を召喚、

一部は Master Key を装備していると思われます。

概算ですが50万はいるかと思われます。』

「ふむ、面倒ではあるが Master Key を稼ぐいいチャンスじゃないか?」

「ウチも一本欲しいですな~。」

「じゃあ千草さんよ用に何本か拾っていこうか。」

『そんな余裕があるのはあなた方だけです・・・

連合艦隊では MMや私の部隊はそんなに多くないんですから。』

『すいませーん、かなり大変でしょうけど

あいつらお任せしてもいいですか?

しばらく持ちこたえてくれれば どうにかしますんで!』

『何ですって?』




私達とクルトの通信に早乙女さんが割って入る。

どうやら当初クルト達と情報交換し打ち合わせたとおり

墓守り人の宮殿を覆う魔力の結界上部から突入するとのことだ。




『ふむ・・・・どうします?』

「いいんじゃないか?

本人達がやるって言うんだから突っ込ませてやれ。

その道を作るくらい貴様達でできるだろう?」




エヴァの声は早乙女さんへの通信には入っていない。

向こうには連合軍で相談しているように聞こえていることだろう。




『・・・・わかりました。

ネギ君達の船の進路を連合艦隊の主砲で確保、

早乙女さん達の突入に合わせてコチラの陽動、侵入部隊も向かわせます。

その後連合艦隊でこの空域を確保。

連合の方々もよろしいですね?』

『MM リカード了解した。

雑魚の露払いは任せておきな!』

『セラス帝国 テオドラ、妾も了解した。

ハルナといったか? ネギをよろしくな。』

『アリアドネー セラス、コチラもOKよ。

20年くらい前も似たような事をした記憶があるけどね。』

『では通信終了後突入準備後待機、

攻撃の合図とともに早乙女さんと随伴の船は突入してください。』

『了解っと!』




その後早乙女さん達の船との通信が切れ、

旗艦館内の秘匿通信に切り替わる。




『これでよろしかったので?』

「多少予定より早まるけど誤差の範囲だからいいんじゃない?

ネギ先生達の突入に合わせて私とエヴァ、千草、チャチャゼロでこっそり付いて行くよ。

ついでに途中で Master Key を拾っていくから後で高値で買ってね♪」

『えぇ、そこはきっちり全て買わせてもらいますよ。

後でMM、帝国、アリアドネーにふっかけますから。』

「 Master Key を各国で持って抑止力にするか・・・

いっそ全部姉様が持っていたほうがいいと思うんだがな。」

「それも考えたけど、超が言うには

抑止力として力は分散させたほうがいいんだって。

私が全部鍵を持ってたら、

それを狙って各国の馬鹿が暴走したりするらしいし。

各国家で鍵を持ちつつ、さらに魔法世界全体の警察組織みたいなのを作って

そこで鍵の使用を監視しつつ、各国もその組織を監視する。

さらに私達がその両方を監視して三つ巴の状況を作るのががいいらしいよ。」

「あいつも学園祭で計画が成功した時に世界を監視する、

と言うだけのことはあるということか・・・

それなりに政治や組織再編のこともきっちり考えていたんだな。」

「これが終わって隠匿生活に入った後は

超と葉加瀬、茶々丸、ラトナ、ピュラで監視システムを構築するって言ってたし

千雨も協力するとか言ってたから そのへんは皆にお任せしようかなと。」

「まぁ、そうだな。

面倒なことは奴らに全部任せて、私は姉様とのんびり過ごすとするか。」

「ウチは旦さんとのんびり生活組に入らせてもらいますえ。」

「千草のお仕事は私の世話だもんね~。」

「ね~。」

「ね~・・・じゃあ無い!

全く雌狐め・・・。」

「ッケ。」




エヴァや千草とそんなことを話している間に

連合艦隊の攻撃準備が整ったようで

クルトの攻撃命令が下り、連合艦隊による一斉射撃が行われた。




『ソプラノさん、後はお願いしました。』

「お願いされました。

じゃあ、葉加瀬達はネギ先生の進路を妨害する敵を第一目標に頑張ってね。」

「はい!

行きますよラトナ、ピュラ!」

「「了解しました。」」




連合艦隊の一斉射撃で墓守り人の宮殿上部への道は開けたが

依然造物主の掟持ちと周辺の魔物が進路を塞ごうとする。


それを確認した葉加瀬は甲板の先端に腕を組んでガ○ナ立ち。

彼女の両脇をラトナとピュラ固め戦闘準備が完了。

葉加瀬の背後の空間が水滴を落とした水面のように波立ち

様々な弾丸が姿を表す。




「行きますよ~!」




葉加瀬は掛け声と共に眼球が目まぐるしく動きだし葉加瀬の眼鏡に赤い点、

照準のようなものが次々と現れ始める。





「ロックオン完了・・・行けっ!

私の愛と研究の結晶達よ!!」




葉加瀬は組んでいた腕を解き放ち

ネギ先生達の船の進路を塞ぐ魔族の群れに向かって右手を指し向ける。

その瞬間葉加瀬の背後の空間から一気に大きさの様々な弾丸が打ち出される。


その弾丸が着弾した魔族は穴が開いたり燃えたり凍ったり爆発したりと

様々な効果を見せる。




「ハハハッ、私の弾丸達には超さんとエヴァさん特製の

障壁貫通の紋様が刻まれているのです!

魔法使いだろうが魔族だろうが私の弾丸の前では敵ではないわ!

ハーッハッハッハ!!

さぁ 完全な世界、魔族の貯蔵は十分かぁ!?」

「・・・何気にエヴァも葉加瀬に手を貸していたんだね。」

「ほんま、エヴァはん・・・なにしてますんや。」

「いや・・・弾丸を撃ち出しても

障壁で防御されてはアレだと超が言うから障壁突破の紋様と、

それを大量生産するため必要な知識を貸してくれと言われて

つい面白そうだったから・・・な。」 |||

「はぁ・・・まぁ、葉加瀬が嬉しそうだからいいけど

技術流出とか気をつけね。」

「あぁ、そのへんはもちろんだ。」




流石にエヴァも葉加瀬のトリガーハッピーもどきの様子を見て

やり過ぎたと感じたのか、少しは反省しているようだ。




「じゃあ、私達も行きますか。」

「はいな。」

「あぁ。」

「キリキザムゼー!!」

「「行ってらっしゃいませ。」」

「フフフ・・・ハーッハッハッハッハ!!」




こうして私達は認識阻害結界を張りながら

先行するネギ先生の船に隠れて墓守り人の宮殿上部からの侵入に向かうのだった。



  1. 2012/05/31(木) 17:51:00|
  2. 二次創作小説 ネギま
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雑記


5月29日


更新履歴にも書きましたが
80話をUPしました。

コレ以上時間を掛けてやってもだらだらしそうだったので
一気に書き上げてネギまのssを完結させようと思いました。

世界樹4発売まで特にやるゲームもないので
それまでに完結させて、
できたら次回作のUPの目処を立てるのが目標です。



前に にじファンの活動報告の方にも書き込みましたが、
次回作予定は
恋姫
H×H
のどちらかになる予定です。

恋姫だと完結までプロット完成済み。
H×Hだと現在連載している選挙終了までは完成済みです。


投稿するとしたら
にじファンとコチラの同時か
にじファンである程度溜まったらこっちで
バックアップを取るかのどちらかになると思います。


・・・ただ恋姫は大丈夫だと思うけど
H×Hはまた3.15みたいに消される可能性があるから不安ではありますね。



pm22:15 追加

先程90話を冒頭まで書いてみた感じ
ネギまssはおそらく90話か91話で終了し
その後は開いた時間に後日談を数話書くかも?
といった感じになります。

完全に終わりが見えた状況になったので
これ以降は週1か数日に1話は投稿できると思います。

一時期は更新時期が空いて途中で止めるかも?
と 自分自身思った時期もありますが
初作品をなんとか完成という形で終了できそうです。




  1. 2012/05/29(火) 19:14:44|
  2. 雑記
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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  080


新オスティアから旧オスティアへの移動中

飛行船内




side 千雨




「新オスティア総督から念話通信ですって?」

「うん、とりあえず細かい説明はいいから早く早く!

向こうに待ってもらっているから。」

「は、はい!」




ネギ先生と神楽坂、龍宮 それに私が魔法球から出てくると

ほぼ同時に早乙女がネギ先生宛に新オスティア総督から

念話通信が来ている という連絡があったので

すぐさまネギ先生達と私は通信を受けている端末に急いだ。




「ネギ先生、コチラです。」

「ありがとうございます茶々丸さん。」

『や・・ネギ君大丈・・かい?』

『周囲の魔素が不安定で・・信状態が悪・・今調整中だ。』

「タカミチ! 大丈夫だったの?

それに・・・その後ろの人はクルトさん・・・?」

『ネギ君か やっと連絡が取れましたね。』


通信映像の高畑先生は、服が多少煤けているものの

特に目立った外傷はないが、

クルトさんが暴走状態のネギ先生にボコボコにされた時の傷が

まだ完全に治っていないようで、

所々に絆創膏のような物が貼ってあったり

服の下には包帯を巻いているようだ。


『さて・・・以前 君達と話した内容や

その場所にいるなら気づいていることでしょうが、

完全なる世界の残党が 廃都最奥部で何かを始めたようです。』

「 ! 」

『観測される魔力の総量から推定されるのは・・・

あの20年前の再現です。』

「・・・・まさか・・・あの映像の。」


ネギ先生と神楽坂も以前 総督府の特別室で見せられた

魔力減衰現象をネギ先生の母親が

自国と引換に防いだ映像が思い出されるようで顔色が悪い。


『先ほど 特別室で魔法世界の崩壊について聞かれましたが

数年前まではたしかに存在しましたが現在はすでに解決に向けて作業が進行中です。

・・・しかし今現在、完全なる世界の残党が起こしている

この現象を放置した場合、この魔法世界は崩壊します。』

「・・・そんな。」

『この事態に対し現在 帝国 連合 アリアドネー全ての勢力が手を結び

混成艦隊を編成して そちらに向かってます。

世界の危機・・・ですが 君も気がついているかもしれませんが

我々、オスティアとMMの艦隊以外の戦力はあまり当てに出来ません。

先行している君達は ある意味貴重な戦力です。

言っている意味はおわかりですね?』

「!」


今現在 この船と随伴している船に乗っているのは

ほとんど旧世界、私達にとっては現実世界だが

その中でもネギ先生達や私達は

単純に魔法使いとしてもかなり上位の戦力として考えられる。

ましてやネギ先生は拳闘大会であのラカンのおっさんと

あそこまで戦えた人間だ、クルトさんとしても是非とも戦力として使いたいところだろう。


『そこで、不躾ではありますが、

我々の作戦と共同歩調をとっていただきたい。』

「・・・・・」

『ネギ君・・・すまない。

こんなことは本来 我々大人だけで解決するべきなんだろうが

君達の目的や 現在の状況から考えても

ここは連携をとったほうがいいと思う・・・僕は出来れば巻き込みたくはないんだが・・・』

『・・・・・』

「・・・・わかりました。

でも ちょっと時間をください。」

『あまり長くは取れませんが、どういう事でしょう?』

「僕たちはそもそも夏季旅行中の学生の集団で

この世界の人間じゃありません・・・僕個人の話ならともかく

生徒の皆を説明も同意もなく危険に巻き込むことは出来ません。

皆の意見を聞く時間を頂いていいでしょうか?」

『・・・いいでしょう。

ですがその前一人、そちらに送りたい人がいます。』

「どなたなんですか?」

『ネギ君もよく知る子です。

魔法世界崩壊の危機を防ぐため、私に協力してくれた協力者の一人でもあります。

彼女に話を聞けば 現在起きている完全なる世界の起こした危機さえ乗り越えれば

魔法世界の崩壊が防ぐことができるという説明を受けることができるでしょう。

それに彼女は君達と私達と共同歩調を取る時には

きっと力になってくれる人です。』

「そんな人が僕の知り合いに?」

『今からそちらに転移しますので、

船の座標データと船の魔法障壁を一時解いてくれませんか?』

「わかりました・・・ ハルナさんお願いします。」

「アイアイサー、茶々丸お願い。」

「了解しました。」


茶々丸が端末を少しいじると船に張っていた魔法障壁がなくなり

その数秒後、私達のいる部屋の床に魔方陣が現れ

そこから人影が浮かんでくる。


「・・・っ!?

・・・あなたは・・・まさか・・・」

「ニーハオ ネギ先生。

お久しぶりだネ。」

「「「超ちゃん(鈴音)!?」」」

『・・・超さん、転移は私の連絡を待ってからじゃなかったですか?』

「ゴメンゴメン、皆の話が長かったかラ

私の方で通信から座標を割り出しテ 障壁が解かれたと同時に飛ばしてもらったネ。」

『まぁ いいです。

それでは説明の方はお願いします。』

「了解ネ。」

『それではネギ君、相談が終わったら通信で呼び出してください。』

「・・・・・あ、はい・・・」


ネギ先生達はここで超が出てくるとは予想外だったようで

思考停止状態だったがクルトさんの声で我に帰り

応対はなんとかこなせたみたいだ。




とりあえず ネギ先生達と私は 皆に現状を説明し、

今後の計画を練る為 皆が集まっている甲板に向かう


「しかし超さん・・・どうしてあなたがここに?

麻帆良にいたんじゃないんですか?」

「学園祭での私の計画は潰されてしまったけド

この魔法世界を救うことを諦めたわけじゃないヨ?」

「だけど超ちゃん、どうやってクルトさんと協力なんてできたのよ?」

「クルトサンには私の協力者から話をつけてもらっただけだヨ。

そんなに難しいことじゃなかったネ。

だけど その協力者のおかげでこの世界の崩壊を防ぐことができそうだから

結果的に学園祭の計画を潰されたのはよかったネ。」

「その話ですが、いったい超さんとクルトさんはどうやって

この世界の問題を解決するつもりなんですか?」

「それは皆が集まってから説明するヨ。

そのほうが説明が一回で済むからネ。」

「・・・そうですね、分かりました。」

「・・・フフ♪」


ネギ先生と話が一旦終わり、

ちょうど甲板の扉が見えたのでネギ先生達が先に甲板に出るとき、

超がちょうど私を見てニヤニヤしていたのが何故か無性に気になった。


『おや? 千雨サンどうかしたカ?

眉間にシワが寄ってるヨ?』

『なんでもねーよ・・・』

『そうカ? でも千雨さんは元気そうでよかったヨ。』

『体は健康でも、精神もそうとは限らねーよ・・・

こっちは気苦労が多くてな。』

『私とは逆だネ、私は心は充実しているけド

日頃使わない筋肉を使ったせいか腰のあたりが筋肉痛で・・・

昨晩はソプラノが激しかったから・・・』


「・・・なん・・・だとっ!!」 #


超が聞き捨てならない事を吐かしたので

つい反射的に怒鳴りながら超の肩を掴んでコチラを向かせたが

超の方はしてやったりという顔で ニヤニヤしている・・・


「「「「っ!?」」」」

「千雨さん・・・どうかしましたか?」

「あ・・・いや、なんでもない・・・」 //

「クックック・・・」

「・・・超てめー・・・騙したな。」

『さて? 何のことだカ。

ソプラノは千雨サンには手を出しても私には出さないから

ちょっと憂さ晴らしにからかっただけだヨ。』

『まったく・・・時と場所くらい選んでくれよ。

・・・先輩は変な括り (?) があるみたいで

私が抱いてもらえたのも 魔法球での時間を合わせて

かなり時間がたった時だったからな。

別にお前のことが嫌いってわけじゃないと思うが

しばらくは我慢することだな。』

『今時考えが古いヨ。

私は研究と訓練でそんな余裕はなかったけド

私の時代だと生理が来たらすぐにでもOKだったヨ。』

『それは・・・・さすがにまずくねーか?』 lll

『私の時代は魔法世界と旧世界との戦争や火星の環境問題で人口が減っていたからネ。

産めよ増やせよって感じで奨励していたヨ?』

『あ~ そういう理由か・・・なんか お前も大変だな。』

『でも研究や訓練漬けのおかげで 初めてはとっておけたから結果オーライネ。』

『・・・お前とは一度 ゆっくり 話し合う必要がありそうだな。』

『この件が終わったらいくらでも付き合うヨ・・・フフフ。』

『そうだな・・・フフフ。』


「・・・・あ、あの・・・千雨さんも超さんも甲板に行かないんですか?」lll


夕映からあとで聞いたら

この時の私達は 他の人から見たら剣呑な雰囲気の中

私と超がずっと睨み合いながらニヤニヤと笑っているので

誰も近寄りだがらなかったようで、

数分ほど経った後 しょうがなく皆の代表で

ネギ先生が私達に声をかけてきたようだ。


「あ、悪ぃ すぐに行く。

超、行くぞ。」

「わかったネ・・・・続きは また後デ。」




甲板にはもう一隻の船を横付けして

関係者が全員揃い ネギ先生の話を聞いている。


甲板に超が姿を現せた時、私達以外は皆 驚いた顔をしていたが

魔法世界の人間以外は知った顔ということもあり

ネギ先生があとで説明すると最初に話したので

超の件は特に問題なく話が始まった。


まずはネギ先生がクルトさんと通信で話した内容と

現在 掴んでいる情報を神楽坂の件を除き説明し

自分達の置かれた状況を確認。


「と いう訳で、以上のように

知らない間に なんだか大変なことになってたみたいです。

ですが、あくまで僕達の目的はアーニャの救出!

そして 創造主の掟 最後の鍵 の奪取。

・・・最後の鍵を手に入れられれば

結局 敵の野望を阻止することになりますし

何よりも消されてしまった人達を取り戻すことが出来ます。」


「「「「「・・・っ。」」」」」


「ええんちゃうか?

恩人助けて ついでに世界まで救えるゆーんならもうけもんや。」

「くうぅぅぅっ!

けど いよいよ来ちゃったね 世界の危機!」

「盛り上がってきたよー!」

「で、でも何で今なんだろ、私達タイミング悪いよねー。」

「それは・・・・」


(神楽坂の件にかかるから説明するのはまずいか・・・)


「・・・・ま、まぁ 敵の組織にもいろいろ都合があんだろ!

それより本題だ、茶々丸 頼む!」

「はい。」


私の意図を組んでくれたのか、単に支持に従ってくれたのか

茶々丸が空中に映像を映しだし

佐々木や他の人間が余計なことを言い出す前に作戦の話に移る。


「ではお願いします、朝倉さん ハルナさん。」

「オッケー この5時間、

全力の観測の成果を見てよ。」


茶々丸が映しだした映像には 旧オスティア王宮跡、

目標のゲートポートを中心に

横から見た図を映し出しているが、

魔力を失って墜落したはずのオスティア周辺の浮遊島が浮かんでおり

旧オスティア市街地、墓守り人の宮殿も現在浮かんでいる。


もうひとつの映像では

私達の現在位置は 映像ではそこから少し離れた場所だが

実際の距離はまだ少しありそうだ。


「魔力の奔流の影響で 墜落してた島があらかた浮き上がっちゃてるわ。

大スペクタクルよ。」

「下の図が 私達と中心部の位置関係で 上のが拡大図ね。」


早乙女と朝倉の説明を聞きながら

皆 映像のほうを真剣に注目している。


「アーニャちゃんの発振器の反応はここ、

墓守り人の宮殿からでてるわ。

敵の幹部連中もここにいるはず。」

「つまり、ここが私達の最終攻略目標ね。

で、目的果たしたらゲートポートからトンズラって寸法よ。」

「補足しておくけド、別にゲートから逃げなくても

オスティア総督に連絡をとれば普通に来た時と同じように

修復の終了したゲートから変えることも可能ダヨ。

ゲートの修復作業の方はあと1週間もあれば完了する予定だかラ。」

「なんで超ちゃんがそんなこと知ってるの?」

「ゆーなさん、その辺もあとで説明しますので、

まずは作戦の話の方をお願いします。」

「ん、りょーかい♪」

「で、全体を覆ってる白い光の膜はなんなんや?」

「これ?

膨大な魔力で編まれた 超大規模積層魔法障壁・・・つまりバリヤーね。」

「計算したところ 連合主力艦の主砲も効きません。

私の空飛び猫でも おそらく破壊には至らないかと・・・

どうでしょうか? 超鈴音。」

「そうだネ、全エネルギーを集中して撃てば抜くことはできるけど

その場合空飛び猫は自壊して使用不能になるネ。」

「・・・あのー ハルナさん、

その件ですが・・・その一番上の部分、

光の膜の上から光の柱のように出てる部分なら

スルッと入り込めますわよ。」

「へ? ・・・・ここ?」

「えぇ、 魔力が台風の目のように凪いでいるので障壁もないのです。」

「何でアスナがそんなこと知ってるの!?」

「何でって・・・・あっ!      (コラ ちょっと!)」 lll


いつもと違った口調、そして神楽坂らしからぬ知識で情報を話してしまったせいで

内部の別人格、ルーナと神楽坂が言い合いをしているようで

他の人間から見たら一人舞台でもしているような奇妙な光景を繰り広げる。


「少し落ち着くネ。」


そんな神楽坂の頭をどこからか出したハリセンで超が後ろから叩き

神楽坂とルーナを落ち着かせる。


「その話はさっきオスティア総督とネギ坊主が話をしていた時に

アスナサンが聞いた話じゃないカナ?」

「え・・・・・あぁ! そ、そうそう、そこだけ何故か覚えてたのよ!」

「そうです さっきオスティア総督と通信で話をしていた時に・・・その。」

「そんな事話してたのパル?」

「ん~・・・・そういえば話してたね♪」


早乙女がネギ先生を見て怪しく笑っている、

これはネギ先生弱みを握られたな・・・

あとで早乙女からどんな無理難題を付きつけられることか。


「うっ・・・・と、とにかく今の話を纏めるとこうです。

まずバリヤーを突破して、突入。」

「あ、ネギ坊主、墓守り人の宮殿に侵入するなら下からのほうが警備が薄くていいヨ。」

「わかりました。

ではバリヤーを突破した後、一度一気に下降してから墓守り人の宮殿に下方から侵入、

アーニャを救出し、最後の鍵を奪取、後はゲートポートから脱出、

もしくは連合艦隊に合流し帰還、となります。」

「おおぉ~~っ

なんか話で聞くと やること事態は簡単な気がしてきた。」

「そ~かな~?」

「ここはネギ君のお父さんが戦った場所やし

なんやか感慨深いなぁ。」

「では、今回の作戦に当たって事前に魔法球内で皆さんと打合せし

検討した結果、全体を4班に分けたいと思います。

1 比較的安全な空域で待機する班。

  のどかさん達と一緒に来てくれたジョニーさんの操縦するフライマンタ。

2 宮殿周辺で滞空し脱出路の確保をするグレートパル様号

3 宮殿突入班A 作戦目標 アーニャ救出。

4 宮殿突入班B 作戦目標 最後の鍵奪取

メンバー構成は配ったプリントのとおり

意見や要望があれば言ってください。」

「では早速注文をつけさせてもらうネ。」

「超さん、なにか問題がありましたか?」

「問題は無いが一つ注文が、私を宮殿突入班Bに配置してほしいネ。」

「・・・超、正直お前の戦闘能力は評価しているが

他の班ならともかく、激戦が予想される班に志望するにはな・・・。

今、この状況ではお前の能力では宮殿突入は厳しくはないか?」

「フフッ・・・真名は私の能力に不満がある言うのカナ?」

「単純な近接格闘能力では もう古菲に及ぶまい、

魔法に関しても呪紋の特性上、持久力に問題が有る。

お前がこの程度のこと認識していないとは思えないが?」

「フフ、そうカ。

では・・・・・」


超の奴が不敵に笑ったと思ったら、

この場の誰もが反応できない速さ・・・いや、

あいつの場合はアーティファクトを使ったんだろう。


誰にも認識できない速度で龍宮の背後に立ち、

アーティファクトで武装し、ネギ先生と犬上、桜咲 長瀬 古菲といった

戦闘要員に空中に自在に浮遊する思考制御の魔法銃を背後から突き付け

龍宮には超自身が首筋に手刀を突きつけた状態で現れた。


「・・・これで どうカナ?

私がその気なら この瞬間にも主力は全滅だったネ♪」

「お前・・・カシオペアは世界樹の魔力がないと使えないはずでは・・・」 lll

「科学は常に進歩するものだヨ。

それに私は戦闘要員じゃなく、宮殿内の構造分析や罠の解析

鍵の解錠等のサポート要員だから 荒事は真名達に任せるヨ。」

「・・・わかりました。

超さんは宮殿突入B班に入ってもらいます。

他には何かありませんか?」

「・・・しょうがねー、じゃあ私から一つ・・・いや、二つか。

ホラ、これをアリアドネーの奴らに渡してやってくれ。」


私は先輩から預かった創造主の掟を取り出しネギ先生に向かって放り投げる。


龍宮がなにか怪しいものでも見るかのように私を睨みつけてくるが

エヴァの睨みと比べたらまだマシなのでそのまま無視することにした。


「・・・ち、千雨さん・・・これはまさか。」

「お察しのとおり、創造主の掟、Master Keyだ。

これがあればアリアドネーのメンバーも戦力として十分だろ?」

「それはそうですが・・・これを一体どこで・・・?」

「そこは秘密だ、あえて言うならクルトさんと超の協力者の援助ってところかな。」

「・・・超さん。」

「千雨サンの言うとおりネ、

ちなみに、夕映さんは Grand Master Key を持ってるヨ。」

「なっ!? 超さん!!」

「今更隠したって無駄だろう、諦めろ夕映。」

「・・・ゆえ~。」

「・・・・うぅ。

のどか、そんな目で見ないで欲しいです。」 lll

「私からの二つ目の話は 夕映を宮崎と一緒にさせて欲しいってことだ。

宮崎は敵にも私達にも最重要人物の一人だ

夕映が創造主の掟を持って護衛していれば心強いだろう?

ちなみに夕映は創造主の掟の使用方法を把握しているから

戦闘能力に多少問題があってもそこは鍵でカバー可能ろう。」

「・・・そうですね、では夕映さんには

のどかさんの護衛をしてもらうということでいいですか?」

「はいです! のどか、私がちゃんと守るですよ。」

「うん、ゆえお願いね・・・・・でも後で何で隠していたか教えてもらうからね。」

「・・・あぅ。」


「ちょっとまって下さい!」

「え・・っと、アリアドネーの委員長さん?」

「違います!

いや、違わないんですけど エミリィです!

ちゃんと名前で呼んでくださいまし。」

「す、すいません!

ちょっとエミリィさんに似たような人で

その人も委員長と呼ばれていたのでつい。」

「旧世界にも委員長という役職名で呼ばれてる人がいるなんて・・・

何か親近感を覚えますわね。」

「・・・・そうですね、

ネギ先生に異常な好意を持っているところも合わせてそっくりですよ。」

「ユエさん、なにか言いましたか?」

「いいえ、何も言ってないです。」

「コホン、話を戻しますが、先ほど物騒なことをなさった

そこのお団子頭の女性について そろそろ話を聞かせていただきたいのですが?」

「そうですね・・・突入作戦の方の話も区切りがついたので説明しますが

彼女は新オスティア総督、クルトさんより協力者として派遣された人で、

麻帆良学園で僕のクラスの生徒でもある、超鈴音さんです。」

「はじめましてカナ?

エミリィ・セブンシープサン。」

「私の名をご存知なのですか?」

「ベアトリクスサンやコレットサンのことも話を聞いているヨ、

そちらの夕映サンからネ。」

「ユエさんから?」

「まぁ、その話は後で夕映サンにでも聞いて欲しいネ、

私の話よりも重要なのは、この魔法世界の危機の話だヨ。」

「この世界の危機とは、完全なる世界の起こしている事件ではないんですの?」

「完全なる世界はある意味 この世界を救おうとしてる集団だヨ。

ただその方法が少々強引で独善的だけどネ。」

「では、完全なる世界の目的とはいったい・・・」

「それを説明するために私はここに来たネ。」


その後 超から語られるこの世界崩壊の危機。


魔力の減衰によって魔法世界を覆っている結界が綻び始め

観測の結果 最短では数年後、長くても10数年後にも結界が崩壊し

魔法世界の住人が消滅、旧世界から移ってきたMMの国民も

火星の大気に放り出され その後、

生存の為 移民先として旧世界に移ろうとするが

魔法の存在や移民人口の問題で

問題が起き、やがてその問題が戦争に発展し、

旧世界との戦争で凄惨な未来になるという内容が語られる。


流石にこの話をある程度知っていたとはいえ

超から未来まで語られたとで3-Aの生徒達といえども

いつもの明るさが全く見えない。


「私はその戦争を回避するために未来から来た火星人だヨ♪」

「その話が本当だとして・・・、

では、完全なる世界を倒したとしても、

この世界の崩壊は止められない・・・」 lll

「それは違うヨ、既にその崩壊の危機は解決策が講じられていて

完全なる世界を止めさえすれば この世界は安泰だヨ。」

「超さん・・・僕もそのことが気になっていたんですが

クルトさんと超さんはどうやってこの世界の崩壊を回避するんですか?」

「簡単に説明すると、旧世界にある世界樹とリンクが可能な木、

世界樹の子供みたいな木だけど、この木を魔法世界に大量に植林して

世界樹とリンクすることで世界樹から送られてくる魔力と

この木自体が生成する魔力で

減少する魔力を補給して魔法世界の結界を維持、

その間 私が未来から持ってきた技術で本来の火星と

魔法世界をテラフォーミングして環境を整備、

これの副次的効果で魔法世界に様々な生命があふれるようになると

さらに魔法世界自体で生産される魔力が増えるネ。

そして将来的には世界樹の子供を火星全土に植林し

最終的には本来の火星自体を魔法世界にスル。

それまでには国家関問題を解決して

MMの旧世界人と魔法世界の人間との交流をして行けば将来的には

長期的に見れば魔法世界の住人の問題も解決するヨ。」

「・・・そんな遠大な計画が。」

「細かいデータを希望するなら見せてもいいけド

理解できるかわからないし、

理解できても全部読むだけで数カ月は掛かるけど・・・読むカ?」

「・・・この後で時間が許す限り拝見させてもらいます。」 lll

「では、この魔法世界は崩壊しないと考えてもよろしいんですね?」

「そこは私の研究者としての誇りをかけてもいいヨ。

最も、世界樹の子供はそれ自体 魔力を生み出すことができるから

それを狙って国家観で利権争いが起きたりしたら大変だけどネ。

そのへんはアリアドネーのセラスサンにも帝国の皇女様にも話はしたから

・・・彼女達が生きている50~60年は大丈夫じゃないカナ?

 私達 も監視はするから 少なくともあなた達が生きている間は大丈夫ネ。」

「50~60年って・・・」 lll

「この計画は 試算した所 約150年、

ナノマシンの散布状況次第では長くて数百年かかる計画だヨ。

その地盤作りは政治の力が必要だからそこはクルトサンの腕の見せどころだけど

政治はクルトサン、科学的分野は主に私、それと葉加瀬

魔法科学で一人、世界樹に関して一人専門分野の人員がいるネ。

魔法世界の崩壊については皆が心配することはないヨ。

安心して完全なる世界の計画を潰してほしいネ。

あ、あと消されてしまった人達も復活させる案は複数あるのでそっちも心配ないネ。」

「わかりました・・・私もこの後でデータを見せていただいてよろしいかしら?」

「ドウゾドウゾ、わからない所はネギ坊主にでも聞くといいヨ♪」

「そ、そうですわね! ネギさん、よろしくお願いいたしますわ。」 //

「は、はぁ・・・」 lll




「では、作戦開始は約30分後、

クルトさんとの通信後すぐです。

食事やトイレは済ませておいてくださいね。」

「やだー ネギ君、トイレの話だなんて。」

「あわあ、す、すみません!

コホン、それではみなさん・・・・この世界の事もありますが

まずは自分達が無事作戦を完了できるよう頑張りましょう!

クルトさん達 連合軍とも協力体制が取れています、

僕たちは孤立無援じゃありません。

まずは僕達の仲間を取り戻し、最後の鍵を奪取し

消されてしまった皆を助け出しましょう!

僕達の作戦の結果、世界が崩壊の危機を免れるかもしれませんが

世界を救うだなんて考える必要はありません。

僕達の仲間や お世話になった人達を助けることだけ考えましょう!

必ず・・・必ず皆を助け出しましょう!!」




「「「「「おおぉっ!!」」」」」




ネギ先生の掛け声と共に皆に鬨の声を上げ気合を入れる。

私は精神年齢で言えばこの中で最年長かもしれないが

やはりこういう時は心が踊る。


不本意ではあるが私の働き次第で、

助かる人が助からなくなる可能性もあるので

今回は私も気合を入れて全力で作戦成功に向けて最善を尽くそうと思った。






(本当はこういう時は先輩が側に居てくれたらいいんだけどな。)






side ソプラノ


「超の方は無事予定通りの配置になったって?」

「はい、先ほどラトナとピュラに通信があって

無事最後の鍵奪取の班に配置されたとのことです。」

「じゃあ、私達も予定通りネギ先生達の突入に合わせて

こっそりと侵入しますか。」

「なんや、旦さん楽しそうですな?」

「スニークミッションは漢の浪漫だからね~。

葉加瀬、例の超特製の光学迷彩は有るの?」

「それは超さんが持ってっちゃいましたよ。」

「え~、光学迷彩は浪漫装備なのに~。」

「姉様には必要ないだろう?

魔法はろくに出来ないくせに、あんな反則臭い認識阻害結界貼れるんだから。」

「ろくに出来ないって言うな!

高等魔法の飛行魔法が使えるんだから。」

「・・・習得に何十、すまん何百年だったか?」

「千草~ エヴァがいぢめる~!」

「はいはい 旦さん、ウチの胸でいくらでも泣いてくれてもええからな~。」

「・・・あの、ソプラノさん、私の胸でよかったら・・・いつでも言ってくださいね。」 //

「バカヤッテナイデ サッサトシタクシロヨ。

コンカイハ ヒサシブリニ オオアバレデキルンダカラ サッサトジュンビシロ。」

「全く世界の危機だというのに緊張感がない人達ですね・・・」


私が千草の胸に顔をうずめて甘えていると

クルトがノックも無しに入ってきた。


「あ、クルトさん、航路の方は大丈夫ですか?」

「はい、そのことを伝えに来たんですが・・・これは・・・

私の直属の部下でも皆 緊張で硬くなっているというのに。」

「あはは・・・まぁ、重要な作戦まに緊張で硬くなるよりは

リラックスしているようが・・・」 lll

「私にはイチャついているようにしか見えませんが?」

「・・・す、すいません。」

「葉加瀬さんが謝るようなことではないですよ。

とにかく航路の方は予定通り、30分もすれば敵の制空権内に入りますので

戦闘に備えてくださいね、

特に葉加瀬さんやラトナさん、ピュラさんは我々の主力なんですから。」

「はい、わかりました。」

「「了解しました。」」




こうして私にとってもこの世界に来て、

最後にして最大の仕事が始まろうとしていた。

  1. 2012/05/29(火) 18:57:47|
  2. 二次創作小説 ネギま
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5月23日 雑記


こんにちわ


本当はGW中に1話上げたかったんですが
遅れて今日になりました。

ネギま本編も終了し、
単行本の最終巻が出ていたのを完全に忘れていたので
今日amazonで別の本とまとめて注文し、
79話の投稿をしておきました。


いい加減ネギまssの方も終わらせたいんだけど
いかんせん時間がない。

私の場合、
何日かに分けて書くとわけがわからなくなる時があるので
書く時は1日で一気に書くですが
その為に時間を取らないと駄目なので
なかなかうまく進まない・・・1話辺りもう少し短くしようかとも思ったけど
昔読み専だった時他の人のss読んでて
もう少し1話あたりのボリュームがほしいと思ってたので
ネギまssに関してはなるべく多めに取るように気をつけています。


寝る前とかの開いた時間には
にじファンの活動報告でもチラッとか書いた
恋姫とかH×H物のネタとか脳内で考えてみたり・・・
考えてるのでそっちも書きたい気持ちはあるんですが
まずは初作品ののネギまを終わらせないと。


で、にじファンの3.15の後で個人的に好きなネギまやGS美神物のSSが
読める場所が分散、消滅してしまい
更に連載終了で数がどうしても減っているため
なかなか探すのが大変なのですが
なんか良いサイトやおすすめSSとかありますかね?

arcadiaやOTR、後は個人サイト幾つか見てるんですが
やっぱり連載終了するとどうしても数か減るからしょうがないのかな。


  1. 2012/05/23(水) 13:49:56|
  2. 雑記
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にじファンからの仮移転

こんにちわ

ここに来ている人なら既にお分かりかもしれませんが、
某小説投稿サイトの規約改定で投稿していた二次小説が削除されることになりました。

その為、ココのブログを一時的にお借りして
仮設の避難所として利用させていただきたいと思います。



3月18日 追記

移転作業の方を徐々に進めていますが
今一度誤字などの推敲しながら作業しています。

1日10話程度を目処に作業していますので
にじファンで投稿していた最新話まではまだ4~5日ほどはかかると思いますので
気長にお待ちください。



3月23日 追記


移転作業の方は明日くらいには終わる予定です。

コメント欄やWEB拍手のコメントのほうで
色々と温かいコメントをいただいています。

ありがとうございます。


コメントなどで地理の件や
改行の件で何件か指摘を貰いました。
私は最初にtxtファイルに文字を打ち込んでから
そのまま全てコピーしてペーストで貼付けています。
ですのでにしファンの時やこのFC2ブログで表示がずれて
おかしくなることがあると思いますが
流石に移転作業中の現段階で全てチェックしていると
時間が無いのでそのままペーストしています。
時間があるときにでも直すつもりですが
現段階では生温かい目で見てやってください。
誤字や地理の件についても同様で
私の思い違いでおかしいところもあると思いますが
後で時間があるときにでも直します。

以前から不自然な改行をする、と言われたことがありますが
txtファイルで作業してるので文字が密集すると見にくい、
という個人的な理由で改行を多めにしていました。
次回作を作ることになったらその点も直していこうとは思いますが
今回の二次創作では最後までこのままの改行で行くつもりです。




3月24日


本日にてにじファンからの移転作業を終了しました。

明日77話、その数日後に78話UPできたらする予定です。



3月25日


本日77話をUPしました。

続きは数日後に78話、その後ストックがたまり次第
次の話ということになります。



3月29日


本日78話をUPしました。

これ以降の続きはストックができ次第UPということになります。


38と39話が見れない。
という方が居らっしゃるみたいですが、
目次の方のリンクの方を確認し、
私も自分のPCで確認しましたが、特に問題なく見ることが出来ました。

たまたまその時間にFC2のサーバーに何か問題があったか、
データの受信時に何かトラブルがあってファイルが破損したか、
くらいしか私には思い当たりませんので
一度インターネット一時ファイルを消して再度確認してもらうか
しばらく時間を置いてからもう一度試してみてください。


誤字修正の報告を頂いていますが、
今はあまり時間が取れず、
できるだけ完結を目指すほうに時間を取っていますので
修正は完結後、時間が取れた時にまとめてやろうかと思っています。

ですので報告自体はありがたいのですが
すぐには修正はできないと思いますので
その辺はご了承ください。


この雑記も長くなってきたので
次の更新辺りで一度整理する予定です。


5月23日 整理
  1. 2012/05/23(水) 13:18:05|
  2. 雑記
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ネギま! 神様から頼まれたお仕事。  079



新オスティアから旧オスティアへの移動中

飛行船内




side 千雨


「ふ~・・・ったく、酷い目にあった。」 lll


エヴァの疑似人格が闇の魔法を更に使いこなすために

ネギ先生をワザと闇の魔法の暴走状態にし、

桜咲や長瀬、それに私を巻き込んで4人でネギ先生との戦闘を開始、

4人がかりで何度かネギ先生を戦闘不能状態にしたが

一向にネギ先生が改善する様子が見えない。


そこでエヴァが一度休憩を入れるということで

なんとか私は死なずに魔法球から逃げ出すことができた。




「あれ? 千雨ちゃん?」

「ん? あぁ、明石達か、なんだ お前らの休憩の順番だったか?」

「うん、それもあるけど ネギ君の様子をついでに見ていこうかと思ってね、

早めに来たんだ。」


私が魔法球から出たのとほぼ同時に明石と佐々木、和泉、大河内の4人が

魔法球が設置してある部屋に入ってきた。


「千雨ちゃん ネギくんまだ中に居るの?」

「あぁ、今中で~・・・・・特訓中・・・って言うのか?

桜咲や長瀬、エヴァの仮想人格と派手にやってるよ。」

「こんな時まで特訓って・・・ネギくん大丈夫なの?」

「今の先生がやってる訓練はどうしてもやっておかないと

後で大変になるからしょうがないんだ。

まぁ、どっちにしろ目的地に着くまでには終わるだろうから

お前達は休憩するなら 先生達が訓練してる場所から離れた場所で休憩しろよ。」

「うん、ちょっと様子を見たら 邪魔にならない場所に行くよ。」

「あぁ、じゃあ私はちょっと用事があるから行くよ。」

「じゃあね~。」


明石達はそう言うと 魔法球の魔方陣の上に立ち

内部に移動していった。




(さて、私は綾瀬と茶々丸を探さないとな。

まずは二人に念話で・・・)




side 夕映


飛行船の甲板の上でコレット達とのどか達が談笑する中、

不意に千雨さんから念話で話があると呼ばれたので

私はのどか達に断りを入れ、千雨さんの部屋へ向うことにした。


「え~ゆえ もう行っちゃうの?」

「そうだよ~、ここで席をはずすなら

ユエの昔の恥ずかしい話をノドカから聞き出すよ?」

「やめてくださいよ・・・

とにかく千雨さんから大事な話しがあるそうなので、

悪いですけど席を外すですよ。」

「千雨さんと?

ふ~ん、私もいかなくても大丈夫?」

「えぇ、むしろエヴァンジェリンさん絡みの話なので大丈夫ですよ。」

「エヴァンジェリンさんか~・・・

あ、そうだ、エヴァンジェリンさんに会ったら

ナイフありがとうございました、って伝えておいてくれる?」

「ナイフですか?

よく分から無いけど伝えておくです、それじゃあ行ってくるです。」




千雨さんの部屋へ移動する途中、

同じように呼ばれた茶々丸さんと合流し 千雨さんの部屋へ入る。


「おまたせです。」

「お待たせしました。」

「悪いな、急に呼び出したりして。」

「何か大事な話だと聞きましたが、どういう話ですか?」

「実はな・・・」


それから千雨さんから 先ほど千雨さんが魔法球内で起きた出来事を

掻い摘んで説明した後、魔法世界崩壊の件や

クルトさんとソプラノの事をどこまで話していいものか 相談された。


「う~ん、難しいですね。

クルトさんの反応の事もありますが、

いっそソプラノ本人に確認したらどうです?

こっちで自由に動いて良いと言ってましたが

いい加減私達の手に余るですよ・・・

完全なる世界の話といい、魔法世界崩壊といい。」

「そうだな・・・一度連絡を取ってみるか、

新オスティアに方には居るんだよな・・・・って茶々丸どうしたんだ?」


私と千雨さんが話し込んでいると、

茶々丸さんが不意に虚空を見つめ、どうやら念話か通信で話をしているようです。


「今 丁度そのご本人達と通信をしていました。」

「ご本人 達?」

「はい、マスターとソプラノ様達はクルトさんの船に乗り

こちらに向かっているそうです。」

「クルトさんと? じゃあ新オスティアの方は片付いたのか。」

「そのようです、映像と音声を出します。」


茶々丸さんがそう言うと、茶々丸さんの耳の機械部分から光が出て

ソプラノやエヴァンジェリンさんの映像が映し出された。


『やほー、皆元気?』

「元気? ・・・・じゃないですよ。」 lll

「さっきエヴァの擬似人格にボコられたばっかりだよ・・・・」

『ほう、・・・ならばぼーやの闇の魔法の後遺症の件か?』

「察しがよくて助かるよ。」

『アレを作ったのは私だからな。

闇の魔法を習得後に アレを使うとなったらそれくらいだろうからな。

拳闘大会前は予想外の使い方をしたようだがな。』

「そっちの方は~・・・エヴァ2号に任せたとして、

丁度こっちも少し相談したいことがあったんだよ。」

『エヴァ2号だって・・・・・プッ。』

『姉様もくだらんことで笑うなっ! コラ、超鈴音! 貴様達も笑うな!!』

『フフッ エヴァみたいなのが2人もいたら この世の終わりだヨ。』


なにやら映像から見えないところで、

超さん達がエヴァンジェリンさんが二人居るところを想像したらしく

笑いをこらえる声が聞こえてくる。


『まぁ、エヴァ2号の件は良いとして、相談したいことって何?』

「あぁ、実は・・・・」


エヴァンジェリンさんが映像から見えないところで暴れている間に

千雨さんが先ほど私達に話した内容と同じ内容の話をソプラノに聞かせる。


『へ~、ネギ先生達や千雨達は独自にそこまで調べたんだ、

それで・・・魔法世界崩壊の件はどうなっているのかが聞きたいのかな?』

「あぁ、完全なる世界の事は旧オスティアに居る連中の話だからまだいいとして

魔法世界関連の話は私達にはどうしようもないし、

ネギ先生達も気になって作戦行動時に支障が出そうだから

作戦決行までに できるだけハッキリとした回答が欲しいんだよ。」

『そうだね・・・・

まず クルト達と私達で魔法世界崩壊を阻止するという件は事実なんだけど、

多分その事を伝えたとしても信憑性が薄いと思う。』

「話だけじゃそうだろうな・・・・」

「なにか証明できるデータのような物はないんですか?」

『あるにはあるんだけど、そのデータが正しい事を証明するのも大変なんだよ。

少なくとも、ネギ先生達が旧オスティアに着くまで というのは無理だね。

クルトが話したとしても それだけだと弱いんだよね・・・・』

「・・・・そうですか。」

『・・・・・・・ふむ、少し予定より早いけど、

超に動いてもらうか、超そっちの方は準備は大丈夫?』

『コラ、エヴァンジェリン手を離すネ!     ・・・コッチは大丈夫だヨ~。』

「超がなんかやるのか?」

『うん、旧オスティアに着く前くらいに そっちに超を応援に行かせようと思ってね。

今、墓守り人の宮殿周辺に 魔法世界中の魔力が集まってるのは知ってる?

20年前の大戦時に同じ現象が起きた後、

アリカ・・・当時は姫だったか王女だったか、

とにかくアリカさんがオスティアの全魔力を使ってそれを押さえ込んだんだけど

今回はその魔力を逆にこっちが利用してやろう って案があって、

クルト達MM・オスティア艦隊とアリアドネーやヘラスとの連合艦隊が

墓守り人の宮殿に今向かってるんだ。

当初はクルト達の艦隊だけの予定だったけど

まぁ、国の威信っていうのか・・・連合艦隊で行くことになってね。

で、クルト達の艦隊でオスティアを襲ったような魔物を外で押さえている間に

ネギ先生達は墓守り人の宮殿に突貫する予定なんでしょ?

その援護要員に超をつけて

別口で私とエヴァ、千草で隠密潜入をかける予定なんだ。』

「吶喊って・・・まぁ、コッチはまだ細かい作戦は何も決まってないんだけど・・・」

『まぁ、その辺の作戦の事は今はいいとして

問題のネギ先生達を納得させる方法は

クルトと超二人掛りでなら大丈夫だと思うんだよ。』

「二人で・・・ですか?」

『ネギ先生の特訓が終わった頃に クルトに今回の私達の作戦の事を話させる、

その補足として超の正体・・・はネギ先生達は知ってるけど

一応 他のメンバーにも明かしてもらって

超がクルトと協力して魔法世界崩壊の危機は

すでに回避の方向に向かってることを説明してもらう。』

「先輩達の事はあくまで話さないつもりなのか?」

『うん、千雨も私やエヴァの過去事は知ってるでしょう?

政治的にも私達みたいな元賞金首や魔物に分類されるタイプの人間・・・生き物は

今回みたいなことには表に出ないほうがいいんだよ。

それに私もこれが終わって学校卒業したら

どこかで静かにのんびり暮らしたいからね。』


以前からソプラノは度々のんびり暮らしたいと口にしていたのは覚えていますが

かなり以前から計画的に準備していたんですね。


「・・・・わかった。

ただし! ・・・・・・・・学校卒業した後 引越しの時は私もちゃんと連れていけよ。」

「わ、私もですよ!」

『わかってるよ、もちろん茶々丸も連れていくからね。』

「はい、私がお二人のお世話をしなかったら家事関係は悲惨な事になるでしょうし。」

『ハハッ、そうだね、エヴァと私達だけだと

まともな家事出来る人がいないからね。

一応私も少しはできるけど茶々丸の家事能力を体験しちゃうと

もう自分でヤル気がおきないしね。

で、話を戻すけど、超には以前の学園祭の事件の時に

世界樹の種でも手に入れた~ とか

未来で拾ったとか適当に苗木の件はごまかしてもらって

後はクルトに私達の名前を伏せて話してもらえば

ネギ先生達がこれからの戦闘で敵に何か言われても

魔法世界関係で迷いが出ることは無いと思う。

完全なる世界に囚われた人の件に関しても

造物主の掟 最後の鍵と私とエヴァのサポートで多分

超か夕映でも解放できるからその辺も超に任せてあげて。』

「・・・わかった、だけどいいのか?

超の実力は知ってるけど、正直あいつら相手だときつくないか?」

『私は応援に行くとは行ったけド

何も戦闘をするわけじゃないヨ。』

「じゃあ何しにくるんだ?」

『私の役目はネギ坊主が造物主の掟

Great Grand Master Key 入手の時、

墓守り人の宮殿の内部構造の解析、

罠の解除、鍵の解除等の補助要員だヨ。

私なら単独で何かあっても時間跳躍で逃げれるからネ。』

『超の持ってる未来の知識とエヴァの魔法知識を利用すれば

いくら完全なる世界が強固な罠や鍵、魔法の封印を用意していても大丈夫。

超にしたら時代遅れの代物だからね。』

『そういうことだヨ♪』

「なるほどな・・・確かに超のアーティファクトや

そう言った知識があれば造物主の掟入手の時にかなり頼りになるな。」

『あと ついでに言っておくけど、

二人に預けた下位の造物主の掟はそっちで立てる作戦内容によっては

ネギ先生達に渡しちゃってもいいからね。

特に千雨に渡した方はアリアドネーの娘達に渡せば

彼女達も戦力として考えられるようになるし、

夕映はどうせ本屋ちゃんと一緒に行動するだろうから

いっそ二人で使えばかなり有効に使えるはずだしね。』

「・・・そうですね、向こうが鍵を持ち出してきた以上

こちらの優位性はなくなりましたが 機能は素晴らしい物ですからね。」

「私としては魔法具としてかなり優秀だから持っておきたいんだけど

確かにアリアドネーの奴らに渡したほうが戦力になるからいいのか・・・」

『まぁ、その辺はそっちで考えてよ。

じゃあ結講時間も経ったし、エヴァがソファーで膨れてるから

このへんで通信を切るよ。』

「わかった。」

「それではソプラノ、また後でです。」

「それでは失礼します。

マスターの方よろしくお願いします。」

『ん、じゃ~ね~。』


ソプラノ達との通信も切れ、空中に映し出されていた映像も切れる。


「じゃあ私は先生の修行の様子を見に行ってくるよ。

結構時間も経ったし 終わってるかもな。」

「分かりました、私はのどか達のところに行って休憩の順番が来るまで待ってるです。」

「では、私は食堂で軽い食事でも作って来ます。」


こうして、ソプラノ達との通信で

魔法世界崩壊の件や今後の私達の行動の方針を決めるのに

必要な情報をもらい、ネギ先生の修行や皆の休憩を済ませることにした。






side 千雨


私が魔法球に戻ってみると

砂浜の方で蒸気が上がっているのが見えたので

そちらに移動してみたら、

ネギ先生の修行が丁度終わった時のようで

私に気がついた二人がこちらに向かって来た。


「先生、修行は終わったのかよ?」

「ハイ、おかげ様で。」

「聞いて驚くなよ千雨、このぼーやはとんだスケコマシだぞ?

お前が外に出ている間に一気に3人と仮契約を済ませたぞ。」

「・・・・・私の近くに寄るな! これからは3mは離れろよ先生。」

「そ、そんな! 誤解ですよ千雨さん!」

「誤解も何も仮契約したのは事実だろうが!」

「あぅ・・・・・・」 lll


ネギ先生は反省しているような態度を取ってはいるが

この姿に騙されるのは危険だ・・・


ひと月もたったら さらに仮契約者が増えてました~

と 言ってもおかしくないのだから。


「で、先生の闇の魔法を制御する為の答えはなんだったんだ?」

「はい・・・結局 闇の魔法の暴走を僕一人で食い止めるのは無理だと分かりました。

だから、僕は僕にできる最善を尽くして、

後は皆の力を借りて何とかしてもらおうかな・・・と。」

「・・・・そうか。」

「このぼーやは守るものが多いほうが力が出るタイプみたいだからな

せいぜい生徒全員守ってやって その分力を借りるがいいだろう。」

「アレ? 千雨さんには怒られるか、笑われると思ったんですけど・・・」

「私だって闇の魔法を使ってるんだ、

先生の修行がどんなものかは知らねーけど

闇の克服に何が必要かは知ってるよ。」

「・・・ちなみに、千雨さんが闇の魔法を習得した時は

どんな答えを見つけたんですか?」

「・・・・・・独りよがりで人を好きになっても

お互い幸せになれないって事だよ。

言わせんなよ恥ずかしい。」 ///




「わ~ 千雨ちゃん、恋する乙女の顔だぁ!」

「千雨ちゃんの好きな人って誰!?」


声のする方を見てみると、

大河内と和泉が顔を赤くして、

明石と佐々木が目をキラキラさせながらこっちを見ている。


「げ・・・・・・・・」 lll

「ね~ね~、千雨ちゃんの好きな人って誰よ?

私達の知ってる人?」

「う、うるせーな明石! 誰だっていいだろう!」 //

「え~そんな教えてよ~。」

「何でそんな事いちいち教えなきゃいけねーんだよ!

佐々木も大河内達も休憩の順番は終わってるだろ、

さっさと魔法球から出て他の奴らと交代しろ!」

「エー アキラも亜子も気になるよね? ね?」

「わ、私は・・・別に・・・そんな。」 //

「ウ、ウチも別に・・・・なぁ 千雨さん。」 //

「あ~もぅ、めんどくせぇな、私は逃げるから後は任せたぞ先生!」

「あ、千雨さん!」


面倒事は先生に任せて 私は気まずい場から逃げ出したが、

先輩の事なんかあいつらに言ったら

同性愛だとか からかわれるに決まってるし

かと言って本当の事を言うわけにもいかないし・・・・


「全く・・・・面倒な連中に聞かれちまったな・・・・・ハァ。」






こうして、なんとかネギ先生の闇の魔法の後遺症の件も解決 (?) し

私達のやることに関しては、

クルトさんからの連絡を待ち、超と合流して作戦を立てた後、

墓守り人の宮殿に突入、本物の神楽坂とネギ先生の幼なじみ、

それに造物主の掟の奪取と旧世界への帰還を果たすだけとなった。

  1. 2012/05/23(水) 13:16:47|
  2. 二次創作小説 ネギま
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